MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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皆さま、明けましておめでとうございます。2021年の営業は今日からです。

年末年始は静かに過ごしておりました。例年、おせちの食材の買い出し、年始の集まり、初詣、駅伝の応援などあちこちへ出かけるのですが、今年は近所の散歩と初詣は近くの小さな神社へ出かけたくらいで、あとは自宅にこもってNETFLIXで「コブラ会」と「愛の不時着」を一気見しておりました。

皆さんはどんな正月だったでしょうか? コブラ会、オススメです(特に同年代の方に。ご存じなければググってみてください)そんな感じですっかりのんびりしておりましたが、今朝からランニングとトレーニングで再始動です。

しばらくの間、頭の中をからっぽにしていたおかげで、昨年考えていた様々なことがほどよくリセットされております。少しのあいだ「忘れる」というのもたまには良いことのようです。

新年からテレビでもネットでもニュースを見ると何かと気が重くなるような話題が多く、逆風の中での新しい年のスタートのようでもありますが、今年もしっかりと前を向いて毎日を過ごしていきたいと思います。

私たちサーファーはとにかく、キープサーフィン、サーフィンを続けよう、です。続けていくためにはどう考えて、どう行動すれば良いのか?そんなことをいつも考えていれば、自分も回りも自然と良い方向へ進んでいくと信じております。

昔からそうです。サーフィンにはそんな力があるのです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

景気付けて行きましょ。



020年の営業は今日までです。毎度時間が経つのは速いものですが、いろいろとありがとうございました。今年はショップをオープンして20年目でした。コロナに始まって、コロナで終わったような一年でしたが、振り返ってみるとそんなことにも負けずにいろいろとやっております。

2020年の一発めはニーボード。ずっとやってきたニーボードですが、少しずつ進化して今年はフェイズ3に入ったかなと考えています。



もう一本のラウンドピンが多いにヒントになりました。もう少し、細かい改良を加えてみようと思っています。2021年の課題1です。

ニーボードに続くのはロングボード。9フィートジャストのプリモです。



外出自粛要請や緊急事態宣言やらで時間がかかってしまいましたが、納得いくフィンセッティングも完了しました。お気に入りの一本です。

それから次は長いフィッシュです。

最初は思い付きから始まりましたが乗ってみたらこれが面白くて、活さんも結構な本数をシェイプ。次のアイデアはまだ形にしていませんので、これが2021年の課題2です。(皆さんにお作りしているロングフィッシュは私以外のところでテストしていますのでご心配なく)

それからまたまたのニーボードはシングルフィンです。

シングルのニーボードはとにかく速い。小さいフィンでスライドさせてみたりと、いろいろ遊べそうです。


短いニーボードの次は長くなります。9’6”のログです。



ロッカー、ボトムシェイプをそれまでのログとは変えてみました。動きも滑りもスムースで、これまでのログよりも軽く反応してくれます。


もう一本ロングボード。9フィートちょうどのオールラウンドシングル。

フラットに近いごく浅いシングルコンケーブからVEEが入ったテールにダウンレールという、活さんのラインアップには無いシェイプの9フィートです。

一回乗っただけですが、普通に乗れるシングルフィンです。いろんなコンディションで楽しめると思います。ログのようにクラシックな身体の使い方で乗ってあげようと思ってます。




こんな感じだったかなあと思ったらもう一本ありました。お気に入りの8’4”です。

このボードはもう何の問題もありません。楽しむだけです。


こうやって改めて見返してみると、いつだかのブログにも書いたように今年の自分の潜在意識には「じじいになっても楽しめる」ということがあったみたいです。

だって全部そうですもん 笑。楽して遊べる道具です。「楽して」というのは、波のキャッチが簡単で動きが軽いということ。そういう意味では、今年の目標は達成しているみたいです。とりあえずこんだけあったら老後は安心です 笑。

安心したので、2021年は短くなる予定です。7’4”MINI GUN、6’4”ダイアモンドシングルあたりから始めようと思っています。長いのはグライダーか。その他にもいろいろと考えておりますのでご期待ください。

それでは皆さま、一年間どうもありがとうございました。良いお年をお迎えください。







ユーズドボードが入荷しました。カツカワミナミサーフボードのBONITO 5’8”です。活さんお得意のボリュームがあるダウンレール。必然的にデッキはフラットでクラシックな雰囲気たっぷりです。

フラットボトムとツインスタビで、ルースでスピーディな波乗りが楽しめるモデルです。

MENEHUNEウェブサイトご覧ください。


プレミアムブラックを使用した、ショートジョンインナー入荷しました。伸縮発熱は本当です。

インサイドまで波に乗って、パドルで戻るあいだに発熱して、沖では自分の身体を動かした発熱以上に暖かさを感じます。

ウェットと同じクロロプレンラバーを使っているので水を通しません。何シーズンか使って縫い目からなんとなく水が染みて来て冷たい、というようなウェットには侵入してきた水を直接肌に触れさせないので効果的です。(実際に、あえてそういうウェットを着てテストしました。年明けには春秋用の3フルでもテストしてみようと思います)

破れていたり、そもそも水がどんどん入ってくるようなウェットスーツでは無理ですが、暖かさは想像以上だと思います。

ラバーと起毛で厚みが1ミリほどになるので、既成サイズのウェットでサイズが合っていなかったり、体重が増えてしまったりでウェットがきついというようなときには、さらにきつくなってしまうのでお勧めしませんが、採寸して作ったウェットならアンダーとして着用して問題はありません。(これもいろいろなスタイルのウェットで試しました)

これから寒さが本格的になります。冬の海を快適に、身体のパフォーマンスを落とさないためにも防寒対策はしっかりとしておきましょう。

収穫した作物を蓄え、渡り鳥は南へ旅立ち、人々は長い時間を屋内で過ごす冬がやってきます。ごく自然な時間の流れのままに生きられることは幸せなことだと感じさせてくれる曲です。


これも好きな曲。
朝食のときに女房が、シダーローズって知ってる?と言うので、話を聞いてみたらどうもヒマラヤ杉の松ぼっくり(杉ぼっくりか?)のことらしく、欲しいというので朝のさんぽがてら探しに行ってみました。

ヒマラヤ杉と言われて、生えている場所がすぐに思い浮かぶ人もなかなか珍しいかと思いますが、私はその珍しい人だったりします。いつもトレイルを走っていますが、ただ走っているだけじゃないのです。


これがヒマラヤ杉。日本の杉と同様に真っすぐ伸びて建材に使われたりもするそうです。


根元を探してみると…。


ありました。これがヒマラヤ杉の実です。開いたところがバラの花のようなので、シダーローズと言うらしいです。


ヒマラヤ杉の実、でかいです。赤ちゃんの頭の大きさくらいあります。これが松ぼっくりみたいに開いて、根本からバラバラに外れた先端がバラの花のように残ります。


クリスマスの飾りには遅くなってしまいましたが、たくさん拾ってきました。


いつもは横目で観察しながら走り抜けるトレイルですが、足元を見ながらゆっくり歩くのもいろんな発見があって面白いものです。ここのトレイルは野鳥もたくさんいて、鳥好きの私はそっちも楽しめます。今朝はトラツグミ発見しました。

年末、年始は午前中はトレイルウォッチングで午後から夜は薪を焚いて、映画を楽しもうと思います。

さて、こちらはヒマラヤ杉では無くてアメリカ杉をストリンガーに使ったノーズライダーのユーズドボードです。レッドシダーのストリンガーは今では珍しくなってしまいました。3/4インチ幅のストリンガーは木目もきれいです。


コンディションはベリーグッドの新品同様。MENEHUNEウェブサイトでチェックしてください。



お知らせ:年内は12月28日(月)まで営業いたします。年明けは1月4日(月)から営業いたします。どうぞよろしくお願いします。

2020年最後の納品は、プリモが三本。今年も人気でした。調子が良い証拠です。

まずは、ノーロゴのコークボトルティント。サイズは9フィートジャスト。私の9フィートと同じにシェイプしました。


6フィート代から8フィート4インチ、それから9フィートとこの方もプリモにかなりハマっておられます。

9’2”くらいまでのプリモは、コンケーブボトムでスピードが出て動きが良いシングルフィンのロングボードのイメージで、それ以上の9’6”~10’2”はグライダーのイメージで考えるとそれぞれのサイズの性格の違いがはっきりしてきます。

私は9フィートの次はグライダーです。

それから定番サイズの8フィート4インチ。ノーロゴ、グラスオンフィンはシンプルでかなりCOOLです。デッキはパッチではなく、全面にクロスを追加しています。


10フィートクラスがグライダーなら、このサイズはトラッカーというところですね。速いテイクオフ、軽い取り回しとスピードが魅力です。

グラスオン、やっぱりいいですね~。かっこいい。


そして、さらにハマっている人のプリモ8’4”は私の三本目です 笑。私もグラスオン派で、本当はグラスオンしたいのですが、リペアボードや出来上がったボードの隙間に積み込みやすくBOXです。


復刻ロゴをラミネートしました。8’4”のサイズが三本目とは言っても、今回の8’4”は前の二本とはロッカーやコンケーブの入り方が違います。そのあたりも楽しみです。

出来上がったボードをピックアップして、波乗りして町田へ戻ろうかと準備しておりましたが、リーフ方面は午前中の引きの時間で終了してしまった模様でそのまま帰還。次はもう来年です。

年内は週明けの月曜(28日)までの営業です。年末年始は自宅近辺でおとなしく過ごすつもりです。コロナなんぞは、早いところやっつけたいものですが、奴らもなかなかしぶといです。改めて気を引き締めて気を付けたいと思います。

皆さまも年末年始、気を緩めずお過ごしください。




PIGだ、フィッシュだ、シングルフィンだなんてばかり言っておりますが、いちおうはサーフショップなのでいろいろなボードがリペアで持ち込まれます。

今回はショートボード。ストリンガーレスのEPSフォームのカーボンラップ。60年代、70年代でくすぶっている私なんかから見たら、超ハイテクボードです。普段見慣れない(笑)ボードだけにいろいろと勉強になります。

今回のリペアはフィンプラグの交換です。FCS2のプラグが陥没気味に破損してしまいました。


どうも水が入り込んでいる気配で、 リペア工場へ持っていくまでに少しでも水を抜いておくほうが良いかと立てかけずにキズを下に向けて台のうえに置いております。


水が出てきます。ポタポタと垂れてくるくらいで、かなりの浸水量の模様です。FCSプラグは内部のフォームと直接接している部分が大きいので、水もたくさん入ってしまったようです。

余談ですが、EPSに限らずフィンBOX周りのキズも水が廻りやすいので早めのリペアをこころがけてください。そのまま使っているとストリンガーに影響が出てしまうこともあります。

一般的には水を吸わないと言われているEPSフォームですが、発泡のセルに衝撃が加わってセル同士に隙間が出来たために水を吸い込んでしまったのではないかと思われます。

リペア職人の話では、水がなかなか抜けないものもあって、水の入り具合によってはリペアに取り掛かれる状態になるまで数週間かかることもあるようです。物によっては一か所のキズから広範囲に浸水してしまうこともあるそうです。

うちに限らず、リペアに出したEPSのボードがなかなか出来上がってこない、なんていう方がいたらそんな理由だと思います。サボっているわけではないのです。(どうも、サーフショップというのはそう思われがちで…笑)

このブログを読んでいただいている方でEPSに乗っている方は、あまり多く無いように思いますが、お友達が知らなかったら教えてあげてください。EPSフォームも水入ります。もしクラッシュしてしまったら、速やかに海から上がりましょう。どんどん、水吸っちゃいます(その分、リペアにも時間がかかります)


根が90年代のロンガーな私は、EPSフォームというとどうもモールドのロングボードを思い浮かべてしまいます。硬くてしなりが無くてウレタンとはずいぶん感覚が違うというイメージが強いのですが、こういうショートボードを見ていると何やら興味がわいてきます。

一般的には「硬い」イメージのEPSボードですが、このショートボードはストリンガーを無くして、軽く丈夫でしなりがあるカーボンクロスでラミネートすることで、強度とフレックスを両立させているのだと想像しますが、実際に海の上ではどんな感覚になるのかというのは想像がつかない世界です。

活さんもEPSフォームはシェイプしています。さすがにすぐにストリンガーレスでカーボンラムという訳にはいきませんが、EPSのエポキシラミネートとマッチングするモデルで、例えば、ツインスタビのBONITOのようなモデルでシェイプしています。小波でパフォーマンス発揮しそうです。

私の場合はニーボード。実際に80年代に活さんがシェイプしたEPSフォームのニーボードがあるので、試してみる価値はありそうです。








先週のシェイプルーム。活さんがシェイプ中だったボードです。アウトラインを整えている途中なので、ガタついている部分がありますが、ダイアモンドテールのシングルフィンです。レングスは6フィート4インチ。

テールはまだダイアモンドになっていませんが、シングル好きにぜひ乗ってもらいたいのがこのボードです。最近、このシングルフィンが仲間内でちょっとした話題になっています(もちろん、調子いいよ~という話題です)。

私がシェイプしてもらった同じボードの画像を探してみたら、もう8年も前のことでした。これもアウトライン切っただけですね。


ブランクスは(書いてありますが)オーストラリアのブランクスを使っています。これじゃないと作れない。


何種類かあるロッカーの中で、活さんがチョイスしているロッカーと、厚みのバランスはもうそのまんまシングルフィンです。アウトラインを切っただけで分かるくらいです。(写真では分かりません。すいません。)


シングルフィンの時代にリアルタイムでシェイプのキャリアを積んできた、活さんならではのシェイプがこのダイアモンドテールだと思います。

余りに調子いいので、私は同じ形でボンザーも作ってもらったのですが、8年経って、またこのシングルフィンに乗りたいと思っています。時代は回りますね。

これまでは、ホットマンゴーから派生したシングルという扱いでしたが、ニューモデルで、KATSU KAWAMINAMI SURFBOARDS 「DIAMOND CLASSIC」なんていうモデル名はどうでしょう?

繰り返しですが、シングル好きはぜひです。



最近耳にすることが多くなった、グライダーという言葉。自分の中での概念は、90年代にクロスカントリーサーフィンなどと呼ばれ、ポイントをパドルで移動しながら波に乗るサーフィンで使われていた、11~12フィートもある’超’長いサーフボードのこと。

最近はそれが少し変化しているようで、例えば「ノーズライダーではない」「ノーズコンケーブが入っていない」ようなポイントノーズの長めのボードをグライダーと呼んでいるように思います。

私の最初のグライダー。クリスンテンソンの11フィートで、グライダーにハマりました。


以前は11フィートという長さがネックになって、それまではなかなか定着しなかったのだと思います。個人的には少し違うよなあと思いつつも、それまでノーズライダーばかりだったログにグライダーという概念が入ってきたのは嬉しいことです。

9フィート6インチ~10フィートくらいのサイズなら、ぐっと親しみやすくなってきます。ノーズコンケーブが入らないボトムで、ボリュームを削ぎ落した細めのノーズでシンプルに波を滑るサーフィンです。

うねりをできるだけ早く捕まえて滑り出し(ノーズコンケーブが無いボトムはスムースです)、立ち上がってくる波に合わせ、ボードの一番良い位置に移動してレールをセットしたら、あとは真っすぐ。ボード上での動きは細かいトリミングだけで最小限に。

波の先まで出そうになったら、カットバックしてまた最初に戻ります。意識することは、最小限の動きでトリミングしながらスピードを得て、ひたすら真っすぐ滑っていくこと。

そう考えると、私がDフィンの他に必ず一本は所有している、クルーザー系のログもグライダーの部類に近いのかもしれません。

ちなみに、次のログはこの一番最初のログとほぼ同じに作ってもらおうと思っています。原点回帰というやつです。

サーフボードも多様性の時代です。11フィートでなくても、解釈は人それぞれで良いと思います。

ノーズライダーには無かったものとしては、レールエッジとスピードのためのコンケーブという要素もあります。

これは活さんにシェイプしていただいた、10フィートのグライダー。コンケーブとレールエッジが良く分かります。


これは9’9”。コンケーブは入っていませんが、レールエッジがきっちり入っています。


いろいろ試しています。どちらもグライダーらしく、貫通力があるスピードボードでした。(セクションのスープの下を勢い余って(笑)通り抜けていくスピードを貫通力と呼んでおります)

すこし軽量級になりますが、8フィート4インチと9フィートのプリモも同じような感覚で波を滑らせています。そういえば昔、クリス・クリステンソンのラインアップでは現在のC-BUCKET系のボードは「ミニグライダー」という名前でした。

グライダー、次は10フィート2インチで作ってみようと思っています。上の二本をミックスさせたようなデザインです。ヘヴィー級にしちゃおうと、じじいは腰と股関節に良くないのでミドルウェイトくらいにしとこうと思います。

今日のブログ、久しぶりのAOBカテゴリーだということにお気づきでしょうか?

うねりから素早く波をキャッチして、最小限のトリミングで波の良いところキープしながら真っすぐ立って滑って行くなんて、大人じゃないですか 笑。

なのでグライダー、AOB認定です。



Dフィンもアリ。


往年のドロップニーが出てしまうのは当然ですが、グライダーです。





私もたまにこうなりますが、波がこれだったら逆にスゴイ。



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