MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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オーダーいただいたボードが出来上がりました。プリモは6’8”。私の5’6”のフィッシュと同じカラーでというご希望で仕上げました。
微妙な色合いですが、ほぼ同じ色で出来上がっていると思います。ハンドシェイプと同じで人間の手によるものですから、まったく同じにとはいきませんが、色のニュアンスをくみ取ってツボを押さえた発色で再現してくれるので、毎回どの色にするか悩み甲斐があります。
ラミネートの方法でも雰囲気は変わってきます。ここ最近、私がよく使う方法が上のプリモのように色の濃淡が出ないやり方です。レールで色をかさねないで、ボトム側につなぎ目がくるようにしてもらっています。
ボトムにつなぎ目のラインが見えていると思います。ピンラインみたいに見えますが、これをデッキ側にもってくることもできます。
レールで重ねるようにラミネートすると、その部分が濃くなります(こっちの方が一般的ですか)。デッキやフィンまわりにパッチを入れて濃く見えますので、色の濃淡でアクセントが出てきます。同じ色使いでもラミネート方法で雰囲気変わってきます。
レールで違うカラーを重ねて、違う色を出すこともできます。色を混ぜるのと同じ理屈です。たとえば、ボトム側から黄色のティント、デッキ側から青色のティントでラミネートすると…黄色と青が重なるレールには緑色が出てくることになります。
これを上のプリモと同じ方法でラミネートすると、デッキとレールが青色、ボトムが黄色になります。デッキ側にクロスのつなぎめをもってくると、デッキが青色、レールとボトムが黄色になります。
ラミネートするクロスの端っこは色がはみ出さないようにマスキングするのですが、意図的にマスキングせずに色をはみ出させる手法もあります。こんな感じですね。
それからもう一本はニーボード。川南正さんのシェイプです。ネイビーのティントで、仕上げはつや消し、ウェットサンディング仕上げです。仕上げでも雰囲気変わります。
こちらは素直に(?)レールでクロスを重ねているので、その部分の色が濃くなっています。
ちょっとだけ普通じゃないのは、クロスをカットするラインです。デッキ側のノーズ、クロスが重なって色が濃くなっている部分の幅が他よりも少し太くなっているのが分かると思います(ボトム側はロッカーで分かりにくいですが同様になってます)薄い色だったら、もっと目立つかもしれません。
樹脂カラーですので、ラミネートの工程内という制約が出てきます。その範囲内で何ができるかということを考えるのが面白いのですが、夜眠れなくなる危険性があったりします。
自分のボードはクリアが続いていますが(6.8のフィッシュ、8フィートのプリモ)、決して考えることをあきらめたからではありません。考えて、悩んだ結果のクリアなのです。
カラーのお悩みはまずはご相談ください。一緒に悩みましょう。
微妙な色合いですが、ほぼ同じ色で出来上がっていると思います。ハンドシェイプと同じで人間の手によるものですから、まったく同じにとはいきませんが、色のニュアンスをくみ取ってツボを押さえた発色で再現してくれるので、毎回どの色にするか悩み甲斐があります。
ラミネートの方法でも雰囲気は変わってきます。ここ最近、私がよく使う方法が上のプリモのように色の濃淡が出ないやり方です。レールで色をかさねないで、ボトム側につなぎ目がくるようにしてもらっています。
ボトムにつなぎ目のラインが見えていると思います。ピンラインみたいに見えますが、これをデッキ側にもってくることもできます。
レールで重ねるようにラミネートすると、その部分が濃くなります(こっちの方が一般的ですか)。デッキやフィンまわりにパッチを入れて濃く見えますので、色の濃淡でアクセントが出てきます。同じ色使いでもラミネート方法で雰囲気変わってきます。
レールで違うカラーを重ねて、違う色を出すこともできます。色を混ぜるのと同じ理屈です。たとえば、ボトム側から黄色のティント、デッキ側から青色のティントでラミネートすると…黄色と青が重なるレールには緑色が出てくることになります。
これを上のプリモと同じ方法でラミネートすると、デッキとレールが青色、ボトムが黄色になります。デッキ側にクロスのつなぎめをもってくると、デッキが青色、レールとボトムが黄色になります。
ラミネートするクロスの端っこは色がはみ出さないようにマスキングするのですが、意図的にマスキングせずに色をはみ出させる手法もあります。こんな感じですね。
それからもう一本はニーボード。川南正さんのシェイプです。ネイビーのティントで、仕上げはつや消し、ウェットサンディング仕上げです。仕上げでも雰囲気変わります。
こちらは素直に(?)レールでクロスを重ねているので、その部分の色が濃くなっています。
ちょっとだけ普通じゃないのは、クロスをカットするラインです。デッキ側のノーズ、クロスが重なって色が濃くなっている部分の幅が他よりも少し太くなっているのが分かると思います(ボトム側はロッカーで分かりにくいですが同様になってます)薄い色だったら、もっと目立つかもしれません。
樹脂カラーですので、ラミネートの工程内という制約が出てきます。その範囲内で何ができるかということを考えるのが面白いのですが、夜眠れなくなる危険性があったりします。
自分のボードはクリアが続いていますが(6.8のフィッシュ、8フィートのプリモ)、決して考えることをあきらめたからではありません。考えて、悩んだ結果のクリアなのです。
カラーのお悩みはまずはご相談ください。一緒に悩みましょう。
シェイプができあがったプリモのボトム。レングスは6’11”。ボトムとレールのかたちが良くわかります。レール近くの丸く盛り上がっているところが元のロッカー。それよりもフラットなラインをセンターのコンケーブによって作り出し、そのままテールへスムースに抜けていきます。
レールにはっきりとエッジが見えます。このラインもコンケーブと同様に元のロッカーよりも直線的に作られています。プリモに乗っていただいている方は、みなさん速いと言っていただいていますが、速さの秘密のひとつです(丸見えですから秘密ではないですね…)。
シングルフィンのプリモが、シングル以上に動いてくれる理由もこのあたりにあります。シングル好きな私がこのモデルを手放せない理由でもあります。個人的には7フィート前後に加えて8フィート台のサイズががお気に入りです。
さかのぼってブログを見てみるとプリモは2009年ごろから作り始めています。それから少しずつ進化しつつ、ずっと人気があるモデルのひとつです。
最初のインスピレーションはハルからではなかったかと思います。
一番最初にシェイプしていただいたハルです。日付は2008年7月になっています。すごい形ですが、調子いいボードでした。
ハル、私だけでも7~8本作ってもらったと思います。いろんな方たちが乗っていますので全部でどのくらいシェイプしたのかは分かりません。かなりの本数だということだけは確かです。
きれいな形なのは、5’10のハルです。
レングスは5フィート台から7フィート台で、テールはラウンドピン、スカッシュ、ダイアモンドなどなど。ボトムは丸いコンベックスボトムから、トライプレーンハル、フラットに近いもの、コンケーブを入れたものなど多種多様のハルがありました。
それぞれ独特の滑走感で楽しませてもらいましたが、そのハルとプリモのいいとこ取りをしたハイブリッドが、現在作っているスタビーになるんじゃないかと考えています。
ハルと違ってレールとボトムも使えるデザインですが、ハルと同じなのはフィンの位置とアウトラインのバランスが前方にあること。同様のしゃもじみたいなアウトラインで、MINI5(ミニファイブ)というボンザーモデルがありますが、それもむちゃくちゃ調子いいのです。
なにやら新しいものができるんじゃないかと思っています。名前も考えてみようと思います。
先週始まった、活さんのニューシェイプ。アウトラインが出来上がっていました。テールはなにやら、ラウンドスカッシュ(角を丸めたスカッシュテール)っぽい形です。先週のブログはこちら
外へ持ち出して、アウトラインをチェック。いい感じです。
MINIのアウトラインを修正しつつ作った新しいアウトラインです。ノーズとテールの赤いラインの部分が新しいラインです。
同じサイズのMINIやプリモよりもストレートなラインが増えて、速そうで走りそうな形です。ボトムはコンケーブが入って、テール付近はフラットになります(これが速いのです)。当初はバリバリのハルの予定でしたが、活さんのおススメの通りにシェイプしてもらうことにします。
フィンは普通のシングルフィンよりも̘前寄りで、アウトラインのバランスはノーズ寄り。ハルの特徴もミックスされていますが、ハルではありませんのでMINI HULLという名前は少々違ってきてしまいます。とりあえずはKKスタビーと呼ぶことにいたします(このアウトラインそのままでハルも作ることができると思います)。
新しいアウトラインは新しいテンプレットになります。つまりニューモデルです。
スタビーのシェイプ、これからどうなっていくのかかなり楽しみです。
バードウェル#310のネイビー、遅れて到着しました。ご注文はもう少しお待ちください。
バードウェル、本国カリフォルニアでは10ドル値上がりしてしまいましたが、私のところは今シーズも昨年と同じプライスで頑張っております。
サイドフィン付きのTIKIが続きましたが、シングルフィンのプリモも変わらず人気です。ちょっと太めのストリンガーで作った、Sさんの6’8”プリモです。
プリモもTIKIも、このボトムです。シングルは反応が良い。その反応の良さにスムースさがプラスされるのがサイドフィン付き、しかもどちらも速いという、ホントのようなウソのようなボトム(ホントです)
このボトムとレールに、アウトラインとロッカーとボリュームの配分など、いろいろな要素がバランスよく組み合わされて、ひと目で、活さんのボードだと分かる特徴が生まれるのです。
こちらは、まだアウトラインだけ。6’11”のプリモです。
来週にはシェイプ、出来上がる予定です。Kさん、お楽しみに。
さて、プリモから話は変わりますが、上のボードたちと同じようなレングスで、「MINI」というエッグボードのモデルがあります。6’8”が基本の長さですが、幅が広いロングボードのようなノーズが特徴です。
このMINIをベースに、テールのアウトラインをちょっと変えてシェイプしたHULLが調子良いよと活さんが絶賛するので、先日の自分用にオーダーしたMINI HULLもそれと同じアウトラインで作ってもらうことにしました。
MINIのワイドノーズ、調子いいのです。似たようなアウトラインのボードを見ることもありますが、MINIはアウトラインの一部としてノーズが丸いだけではありません。プロトタイプのMINIはもうずいぶん昔のことですが、初期のころよりもノーズが大きくなっています。
エッグのノーズだから丸い、というだけではなくてMINIにはそこに必然性があるから丸くてボリュームがあるのです。
ブログ的には話がそれてくるのでノーズの話はこのくらいにしておきますが、つまり、シェイプルームでそういう話をしていると盛り上がってきて、こうなります。
じゃあ、実際に形を作ってみようと、その調子が良いMINI HULLのアウトラインを書き始めました。テンプレットはMINIのもの。MINIは6.8でフルテンプレットがあります。15年も使っている、一番古いテンプレットのひとつです。書き込みがすごいです
このMINIのテンプレットで、テールだけを違うものと組み合わせて作ったのが絶好調らしく…乗り手がいいのかとも思います(私じゃないですよ)が、いままで考えていたMINI HULLのプランはすっきり止めて、新しいMINI HULLに乗っかってみようと思います。
と、ここまで書いておいて、続きはまた来週です。なにか形になったものが出てくるかどうかは活さん次第 笑。楽しみにしていてください。私も楽しみです。
こういうのが楽しいのです。
シェイプルームの後は海です。前日から吹いていた風による波がまとまってきました。サイドオフが強めで若干面は荒れていますが、コシハラ、セットでムネちょっとの波が来ています。
春休みだからなのか、すごい渋滞でなかなか進まず、待ちきれなくなっていつもと違う、途中の駐車場にドロップインです。
ボードは8フィートのプリモです。
ボードはとてもいいです。少し重量が増したからだと思いますが、それまでの8.4とは違う感覚で滑ってくれます。それが気持ちいいのです。8.4で重くしても面白そうです。
フィンは前回よりも少し後方へ移動してみましたが、あんまり違いが分からず…。もしかしたら、前回の方が良かったかも…。
フィンは違うサイズと形のものを含めて、もうちょっと試してみようと思います。
ユーズドボード…じゃありません。新品未使用のクーパーフィッシュのマリブフォイルが入荷しました。
タイガーストライプがお見事のグラッシングです。もうずいぶん昔のことになってしまいましたが、うちの店でも扱っていました。私はホーネットとノーズデビル、それからコメットに乗っていました。
レングスは10’2”。クーパーフィッシュ、やっぱりかっこいいです。アップロード、少しお待ちください。
波はヒザくらい。日差しが暖かくてクルマの中は暑いくらい。波はアレですが、冷たい水が気持ちよさそうです。もう春の海の雰囲気たっぷりでした。
私はお仕事(笑)今日は海入ってません。
TIKIのシェイプが二本、出来上がっていました。
これは、8’4”。
そして、7’10”。
シングル好きの私ですが、TIKIは9.0、8.4、6.8と乗っています。それぞれのサイズでそれぞれの楽しみがあるモデルです。
アウトラインはTIKIの方がラウンドノーズですが、ロッカーやレール、ボトムのシェイプはプリモと同じ。テールのロッカーだけが微妙に違いますが、プリモのサイドフィン付きバージョンと考えていただいて、ほぼ間違いありません。
サイドフィンが付いて、テールまわりを少し変えているので、プリモとはかなり違う操作感になります。
プリモはフィン周りのレールとエッジを意識して使いながらターンさせていく感じですが、TIKIはもうほんとにスムースにターンしてくれます。身体を軽く入れていくだけで、行きたいラインをトレースしてくれます。
出来上がりの二本もTIKI。人気です。
お約束の8’4”。
これは、9’6”。ノーズコンケーブを入れた、トライプレーンのボトムとはちょっと違うTIKIです。ラウンドピンテールノーズライダーのTIKIです。動きはやっぱりスムースです。
カワミナミカツサーフボードですが、現在のところ出来上がりまで、いつもより少し余分に(ひと月ほど)時間がかかっています。
活さんのシェイプのスピードは変わらないので、オーダーが集中するとどうしても時間がかかってしまいます。
一本ずつじっくりと取り組むのが活さんのスタイルです。シェイプするご本人も楽しんでいます。シェイプも仕事ではあります。でも仕事に追われてしまっては良いものもできません。納期を気にしていない訳ではありません(というか、結構気にされてます)。
それでもやっぱり一本ずつ、それぞれしっかりとシェイプしております。
私は、6’8”のMINIハルをお願いしてきました。これからシェイプが始まるまでの時間、ハルの動画を探したり、あれこれ妄想したりすることにいたします。
どうしても待てない向き(笑)には店置きもありますので。
以前にご紹介したこのボードが出来上がりました。サイズは8’0 x 22” x 2”7/8。シングルフィンのプリモです。もう、おとといから嬉しくってたまりません。
きれいな流線形のアウトラインです。
デッキにボランクロスでパッチを入れました。通常の二層ラミネートにさらに重ねているので、しっかりとした重量が出ています。
重くすることで、スムースでグライドする感覚がより強くなり、スピードをつけやすくなります。6.8のフィッシュといい、波の斜面を真っすぐ滑っているときの気持ち良さしか考えていないみたいですが、シングルフィンとしてのマニューバ性能も十分に備えています。
それが、プリモです。
ボトムはカツさんお得意の、プリモボトム。コンケーブとレールとエッジの入れ方に秘密があります。
8’4”のプリモは一番のお気に入りですが、そのプリモの長さを4インチ短く、幅は1/2インチせまくしてみました。
波のキャッチは8フィートあれば、ロングボードと同じ感じですが、コンパクトになった分、コントロールする楽しさが少しだけ増えるんじゃないかというイメージです。
いずれにしても、波に乗りすぎ注意の8フィートです。
このプリモ、出来上がったばかりなのですが明日波がありそうなので、我慢できずに乗っちゃおうと思っていたら、予報が変わって明朝の波のサイズがどんどん落ちてきてしまいました。
北風(オフショア)強すぎです。
しばらくは我慢です。プリモ8フィート、店に置いてありますので見に来てください。
かっこいいです 笑。
6’9”のシングルフィンで波乗りしていた先週のことを考えていました。朝一のセットはアタマちょっと。ストロングカレントは想定外でしたが、久しぶりにサイズがあったのが面白い海の中でした。
6’9”のプリモはあんなときに頑張れるボードなのですが、少し違う選択肢があったらなあと考えていました。8’4”を持ち出せば楽勝なのは分かってますが、そこまで長くしないで…というところで思い出したのがこれ、ホームページのラインアップにはまだ加わっていない、ミニガンのラインアップです。

デザインのモチーフは、60年代終わりから70年代のシングルフィンの時代にハワイで使われていた、7フィート~8フィートの「ショートボード」。活さんが持っている、マジェンタのボードみたいなやつです。
当時を思い出して作り始めたのがミニガンシリーズです。ガンとは呼んでますが幅を21インチまで出していますので、私が普段入るような波で使えるように考えられています。
プリモよりちょっとシュッとしたアウトライン(笑)が頼もしい雰囲気です。そして良く見ていただくと分かりますが、ミニガンは二つの種類があります。
一番左のブルーと左から三本目のグレイのベイビースカッシュテールの二本はボリュームのバランスが前寄りにあります。70年代風のクラシックなバランスのアウトラインです。
そして左から二番目のうすいブルーと一番右のマジェンタっぽいラウンドピンの二本は、ボリュームのバランスを後方に持ってきたモダンなアウトライン。
レングスは、7’2”と7’6”。これで波を滑り降りたら、気持ちいいでしょうということで目下、長さとどっちの形にしようかを考え中です。
こういうイメージです。昔のは細い。
6’9”のプリモはあんなときに頑張れるボードなのですが、少し違う選択肢があったらなあと考えていました。8’4”を持ち出せば楽勝なのは分かってますが、そこまで長くしないで…というところで思い出したのがこれ、ホームページのラインアップにはまだ加わっていない、ミニガンのラインアップです。
デザインのモチーフは、60年代終わりから70年代のシングルフィンの時代にハワイで使われていた、7フィート~8フィートの「ショートボード」。活さんが持っている、マジェンタのボードみたいなやつです。
当時を思い出して作り始めたのがミニガンシリーズです。ガンとは呼んでますが幅を21インチまで出していますので、私が普段入るような波で使えるように考えられています。
プリモよりちょっとシュッとしたアウトライン(笑)が頼もしい雰囲気です。そして良く見ていただくと分かりますが、ミニガンは二つの種類があります。
一番左のブルーと左から三本目のグレイのベイビースカッシュテールの二本はボリュームのバランスが前寄りにあります。70年代風のクラシックなバランスのアウトラインです。
そして左から二番目のうすいブルーと一番右のマジェンタっぽいラウンドピンの二本は、ボリュームのバランスを後方に持ってきたモダンなアウトライン。
レングスは、7’2”と7’6”。これで波を滑り降りたら、気持ちいいでしょうということで目下、長さとどっちの形にしようかを考え中です。
こういうイメージです。昔のは細い。
昨日。腰くらいの波があるだろうと思ってはいましたが、ボードもウェットも持たずにリペアに出すボードだけを積み込み、車の中で聞くCDを何枚か選んで自宅を出発しました。
トム・ウェイツもいいですが、最近はこの方も良く聞いています。
曲のバリエーションが多すぎて、何を貼りつければいいのか分かりませんのライ・クーダです。
そんなのを聞きながら高速の左車線をゆったり流してリペア工場へ到着。リペアマンのジョージくんはずいぶん長い付き合いです。最近、広い敷地へ引っ越してシェイプルームも作れそうで、これからが楽しみです。
それから活さんのシェイプルームへ。葉山、逗子、鎌倉と海岸線を走ってみます。前日に入ったポイントは予想通りにロングボードで滑りたくなる、コンパクトできれいなブレイク。
きれいな波と、それを気持ちよさそうに滑っているサーファーをおだやかな気持ちでながめていられるのは、身体のあちこちに残っているカレントと戦った疲労感がもたらす満足感(みたいな)。
それに、今入っても身体はイメージした半分も動いてくれないと分かってます。故に道具は最初から持ってこなかったのです。つまり早い話が、お歳のせい 笑。以前だったら、とってもじゃありませんが、穏やかじゃいられませんもの。
こういうのも意外といいものだと思うようになったこの頃ですが、次はやりますので。
活さんは変わらずキープシェイピン。
サーフボードの話をしていると、ハレイワで波乗りしていたときにマーク・リチャーズが乗っていたボードはリノ・アベリラのシェイプだったよーなどと、普通のことのように飛び出してくるすごい話は、私が本やインターネットで学んだ知識や歴史を裏付けてくれような話です。
活さんは実地でそれを見て、同じ波でサーフィンをしていたのです。活さんがシェイプするサーフボードが、他と違って見えるのはシェイプと一緒にそんな経験が詰まっているからではないかとも思います。
実際に乗っていて調子がいいというのはもちろんのことです。
先日使った6’9”のプリモ。片づけるときにぶつけてしまったテールを修理しました。地面にゴツッとやってしまったのですが、太いストリンガーのおかげなのか、エッジが少し欠けただけで済みました。
とりあえず樹脂で形を作ってあげましたが、折を見てプロに直してもらいます。
シングルフィンは昔から好きです。中でもこのプリモは特に好きな板です。

6~8フィート代で長さはいろいろ乗っていますが、根がロンガーの私はそろそろ8フィートくらいがお喜楽に楽しめていいんじゃないかと最近強く思うようになったのは、やっぱりお歳 笑。
このレールが柔らかく波に入っていってくれ、コンケーブの中を水が流れていくのです。レールの形とボトムの曲面を触って確かめるのが好きです。
テールの作り方の理屈は、活さんならではです。実際のところ、波の上ではとても機能的に働いてくれるテールまわりだと思います。

新しく8フィートもできあがってくると思います。波が立ったらプリモならではの感触を楽しみながら乗ってあげようと思います。
トム・ウェイツもいいですが、最近はこの方も良く聞いています。
曲のバリエーションが多すぎて、何を貼りつければいいのか分かりませんのライ・クーダです。
そんなのを聞きながら高速の左車線をゆったり流してリペア工場へ到着。リペアマンのジョージくんはずいぶん長い付き合いです。最近、広い敷地へ引っ越してシェイプルームも作れそうで、これからが楽しみです。
それから活さんのシェイプルームへ。葉山、逗子、鎌倉と海岸線を走ってみます。前日に入ったポイントは予想通りにロングボードで滑りたくなる、コンパクトできれいなブレイク。
きれいな波と、それを気持ちよさそうに滑っているサーファーをおだやかな気持ちでながめていられるのは、身体のあちこちに残っているカレントと戦った疲労感がもたらす満足感(みたいな)。
それに、今入っても身体はイメージした半分も動いてくれないと分かってます。故に道具は最初から持ってこなかったのです。つまり早い話が、お歳のせい 笑。以前だったら、とってもじゃありませんが、穏やかじゃいられませんもの。
こういうのも意外といいものだと思うようになったこの頃ですが、次はやりますので。
活さんは変わらずキープシェイピン。
サーフボードの話をしていると、ハレイワで波乗りしていたときにマーク・リチャーズが乗っていたボードはリノ・アベリラのシェイプだったよーなどと、普通のことのように飛び出してくるすごい話は、私が本やインターネットで学んだ知識や歴史を裏付けてくれような話です。
活さんは実地でそれを見て、同じ波でサーフィンをしていたのです。活さんがシェイプするサーフボードが、他と違って見えるのはシェイプと一緒にそんな経験が詰まっているからではないかとも思います。
実際に乗っていて調子がいいというのはもちろんのことです。
先日使った6’9”のプリモ。片づけるときにぶつけてしまったテールを修理しました。地面にゴツッとやってしまったのですが、太いストリンガーのおかげなのか、エッジが少し欠けただけで済みました。
とりあえず樹脂で形を作ってあげましたが、折を見てプロに直してもらいます。
シングルフィンは昔から好きです。中でもこのプリモは特に好きな板です。
6~8フィート代で長さはいろいろ乗っていますが、根がロンガーの私はそろそろ8フィートくらいがお喜楽に楽しめていいんじゃないかと最近強く思うようになったのは、やっぱりお歳 笑。
このレールが柔らかく波に入っていってくれ、コンケーブの中を水が流れていくのです。レールの形とボトムの曲面を触って確かめるのが好きです。
テールの作り方の理屈は、活さんならではです。実際のところ、波の上ではとても機能的に働いてくれるテールまわりだと思います。
新しく8フィートもできあがってくると思います。波が立ったらプリモならではの感触を楽しみながら乗ってあげようと思います。
お知らせ:明日、2月19日(火)はお休みいただきます。よろしくお願いいたします。
ちょっと前にご紹介した、ジャスト8フィートのプリモ。
現在、ラミネート進行中です。デッキに8オンスのパッチを入れてみました。6オンス二層のデッキにさらに追加していますので、パッチの部分は都合三層のクロスが重なっていることになります(通常は二層です)
画像のあの範囲だけですから、重量的には6オンスのパッチとそれほど変わらないかとは思いますが、クリアのボードにはボランカラーがアクセントになります。どういう仕上がりになるのか、重量や費用的なものを含めてお試しラミネートです。
ちなみに画像の太さのストリンガーなら、ダークウッドのストリンガーも追加チャージ無しでいまのところは出来ていますので、オーダーの際にご相談ください。(TIKIモデルだけは、このストリンガーは使えません)
写真はグラッシング工場の職人さんが撮影してくれていますが、工程的にはラミネートの一番最初の部分です。シェイプされたフォームの状態のボードをガラスクロスと樹脂で包んでいく工程です。
出来上がりまでは、まだまだ多くの工程を経なければいけません(工程は多様複雑で、とても書ききれません)それぞれの工程で、マスキングして樹脂の硬化を待って…という作業ですので、手間と時間がかかるのは言うまでもありません。
仕上がりの品質は、作っていただいた方、店頭で見ていただいた方ならお分かりいただけると思います。世界中どこへ持っていっても胸を張れるクオリティです。ジャパンクオリティ健在です。
出来上がりは来月の初旬になると思います。じっくりと待つことにいたします。
ちょっと前にご紹介した、ジャスト8フィートのプリモ。
現在、ラミネート進行中です。デッキに8オンスのパッチを入れてみました。6オンス二層のデッキにさらに追加していますので、パッチの部分は都合三層のクロスが重なっていることになります(通常は二層です)
画像のあの範囲だけですから、重量的には6オンスのパッチとそれほど変わらないかとは思いますが、クリアのボードにはボランカラーがアクセントになります。どういう仕上がりになるのか、重量や費用的なものを含めてお試しラミネートです。
ちなみに画像の太さのストリンガーなら、ダークウッドのストリンガーも追加チャージ無しでいまのところは出来ていますので、オーダーの際にご相談ください。(TIKIモデルだけは、このストリンガーは使えません)
写真はグラッシング工場の職人さんが撮影してくれていますが、工程的にはラミネートの一番最初の部分です。シェイプされたフォームの状態のボードをガラスクロスと樹脂で包んでいく工程です。
出来上がりまでは、まだまだ多くの工程を経なければいけません(工程は多様複雑で、とても書ききれません)それぞれの工程で、マスキングして樹脂の硬化を待って…という作業ですので、手間と時間がかかるのは言うまでもありません。
仕上がりの品質は、作っていただいた方、店頭で見ていただいた方ならお分かりいただけると思います。世界中どこへ持っていっても胸を張れるクオリティです。ジャパンクオリティ健在です。
出来上がりは来月の初旬になると思います。じっくりと待つことにいたします。
PIG、出来上がりました。今回は9’6”。いい感じに古臭く(笑)出来上がりました。使い込んで日焼けやキズが入ってきたら、さらにヴィンテージボードっぽくなってくると思います。
アウトラインは全体的に細身です。最大幅は22インチ。60年代のボードはだいたいがこんな感じです。
デッキは8オンスのボランクロスを二層して、さらにニーパッチを重ねていただきました。ごらんのとおり、ロッカーはかなりフラット気味です。

Dフィンは立ち気味のテンプレットを使いました。ピボット的な動きがやりやすい形です。
ボトムはノーズがロール。ノーズの少し下からセンター、そしてフィンの手前まで、その幅は場所によって変化していますがストリンガーに沿ってフラットな部分を取ってもらっています。テール近辺、フィンの周りはしっかりしたロールボトムになっています。
これまで作ったPIGとほぼ同じボトムの形です。全体的にレールへ向かって上がっていく形なので、フラットな部分を残すことでスピードコントロールなど、トリミングが容易になります。
これらの要素をまとめるのが、上で書いた22インチ幅のアウトラインです。
フラットな部分を意図的に残したボトム、フラットなロッカー、大きなDフィン。これらの要素を合わせると安定感という言葉が浮かんできます。
それを崩すのが、22インチ幅です。いつもの23インチ幅から1インチ狭くしたことで安定感を少しだけスポイルしてボードにコントロール性を付けています。意図的に不安定にしてその分は乗り手におまかせするから、そこはお好きなように楽しんでくださいというような感じです。
いつもの23インチ幅が良くないということではありません。それぞれに違う性格があって、その違いがそのボードの面白さになるということです。好みもあると思います。
まあ、こんな理屈は置いといて、現代のクラシックと呼ばれているログでは飽き足らなくなってしまった方にも多いに楽しんでいただけるボードだと思っております。
新しいPIG、かっこいいです。フォームのブルー、フィンのブルー、ボランクロスの薄いブルーは晴れた日に海の中でみるときれいだと思います。ショップにおいてありますので見に来てください(もちろん、販売してます)
そしてもう一本は、人気のBOOGIEのストックボードです。
ダークウッドのストリンガーを使いました。仕上げは、ウェットサンディングのツヤを抑えた仕上げです。
バフ仕上げのツヤはありません。でもショートボードのサンディング仕上げとは違います。バフと同じにトップコートと呼ばれる樹脂を塗ってあります。それをピカピカの一歩手前で止めた仕上げです。
使っているとケースなどに当たる部分はツヤが出てきたりします。サンディングフィニッシュよりも丈夫です。
こういうのもシンプルでいいと思います。
ブギー、小波から遊べます。見るからに浮力たっぷりで滑り出し速いです。大きなノーズのファットな外観を見事に裏切ってくれる軽い動きをしてくれるのは、活さんの長年の研究と実験の賜物です。
PIGとBOOGIE、ホームページご覧ください。
MENHEUNE BEACH STOREホームページ
アウトラインは全体的に細身です。最大幅は22インチ。60年代のボードはだいたいがこんな感じです。
デッキは8オンスのボランクロスを二層して、さらにニーパッチを重ねていただきました。ごらんのとおり、ロッカーはかなりフラット気味です。
Dフィンは立ち気味のテンプレットを使いました。ピボット的な動きがやりやすい形です。
ボトムはノーズがロール。ノーズの少し下からセンター、そしてフィンの手前まで、その幅は場所によって変化していますがストリンガーに沿ってフラットな部分を取ってもらっています。テール近辺、フィンの周りはしっかりしたロールボトムになっています。
これまで作ったPIGとほぼ同じボトムの形です。全体的にレールへ向かって上がっていく形なので、フラットな部分を残すことでスピードコントロールなど、トリミングが容易になります。
これらの要素をまとめるのが、上で書いた22インチ幅のアウトラインです。
フラットな部分を意図的に残したボトム、フラットなロッカー、大きなDフィン。これらの要素を合わせると安定感という言葉が浮かんできます。
それを崩すのが、22インチ幅です。いつもの23インチ幅から1インチ狭くしたことで安定感を少しだけスポイルしてボードにコントロール性を付けています。意図的に不安定にしてその分は乗り手におまかせするから、そこはお好きなように楽しんでくださいというような感じです。
いつもの23インチ幅が良くないということではありません。それぞれに違う性格があって、その違いがそのボードの面白さになるということです。好みもあると思います。
まあ、こんな理屈は置いといて、現代のクラシックと呼ばれているログでは飽き足らなくなってしまった方にも多いに楽しんでいただけるボードだと思っております。
新しいPIG、かっこいいです。フォームのブルー、フィンのブルー、ボランクロスの薄いブルーは晴れた日に海の中でみるときれいだと思います。ショップにおいてありますので見に来てください(もちろん、販売してます)
そしてもう一本は、人気のBOOGIEのストックボードです。
ダークウッドのストリンガーを使いました。仕上げは、ウェットサンディングのツヤを抑えた仕上げです。
バフ仕上げのツヤはありません。でもショートボードのサンディング仕上げとは違います。バフと同じにトップコートと呼ばれる樹脂を塗ってあります。それをピカピカの一歩手前で止めた仕上げです。
使っているとケースなどに当たる部分はツヤが出てきたりします。サンディングフィニッシュよりも丈夫です。
こういうのもシンプルでいいと思います。
ブギー、小波から遊べます。見るからに浮力たっぷりで滑り出し速いです。大きなノーズのファットな外観を見事に裏切ってくれる軽い動きをしてくれるのは、活さんの長年の研究と実験の賜物です。
PIGとBOOGIE、ホームページご覧ください。
MENHEUNE BEACH STOREホームページ

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