還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
8’3”と1/2のこのPIG、ちょいと改造してみようかと思っております。ピンク色はとても気に入っています。もしかしたら、自分に似合う色かも…なんてひそかに思ったりもしています。
改造してみようかと思うところは、この「フィン」です。オンフィンを外して、フィンBOXを入れてみようかと…。
Dフィンは、ヴィンテージも含めて何本か乗っているので、あまり深く考えずにDフィンのログをそのまま縮めるイメージで作りました。でも、何度か乗ってみて、これはどうもフィンが合ってないんじゃないかと思う部分がでてきました。
フィンのテンプレットを作るとき、かなり縮めたつもりだったのですが、それでもまだ大きすぎたかもしれません。フィンを削って小さくしてみようかとも思いましたが、フィンの大きさに加えて、このボードのフィンの位置はここじゃないんじゃないかとも思うようになりました。もう少し前寄りの方が良さそうです。
BOXフィンならフィンを替えられるし、位置も前後に動かせますが、こういうときグラスオンは身動きとれません。
普通、ログではテールを踏んでしっかりと沈めながらターンさせます。このボードでそれをやろうと思うと、ログとは違う反応が返ってくるのです。
約1フット短くなっただけでログとはずいぶん違う感じになったのは、やっぱり短くなったから?テールはあまり踏まないで、レールから入れていくようにすると、スムースに曲がっていきます。
コントロールするコツは覚えたと思います。でもテールをしっかり沈める、ログっぽい乗り方を短くしたピグでやりたかったので、それからはちょっと外れます。小さくした分、こんな動きがこじんまりとできるかなあと考えていたのです(イメージだけですよ)。
shortboard is too small, log is too big…まさにそれ。
ちなみに、同じような感じで作ってくださいということでおつくりしたこのもう一本のMINI PIGは、大丈夫みたいです(私のMINI PIGのフィードバックをもとに、使うブランクスやフィンなどを考えました)
MINI PIG、ピンクにホワイトのDフィンの組み合わせが結構気に入っているのですが、やっぱり改造してみようかと思います。
オーダーいただいたウェットスーツが出来上がってきました。ゼロウェットスーツの3ミリフルスーツです。ゼロウェットスーツはご存知、川南活さんのお兄さん、川南正さんが主宰する鎌倉発のウェットスーツメーカーです。
デザインはシンプル、そして丈夫です。私自身で着用している、真冬用のエアドームの3ミリは2014年から着用しているものですが、まだまだ平気そうな勢いです。そろそろ作りません?と営業さんにいつも言われてます 笑。
ウェットメーカーはどこもそうなのですが、ラバー素材の原反の値上げで値上げを余儀なくされています。ゼロは明日、4月1日から価格が変わります。とりあえずは、エアドーム以外はほぼ据え置きで頑張っています。
フルスーツはバックファスナー回りの防水加工をオプションにして、使用する季節で選べるようにしましたので、逆に価格を下げることもできます。
フルオーダーでもオーダー料は引き続き無料でお作りしています。
そして、オーダーいただいていたナルトトランクスも出来上がってきました。
海でももちろんですが、ウォークショーツとしても快適な履き心地です。私のは下の二つ。
昨年の秋に作ったグレイのTHE BANDは陸専用です。
海用の目下のお気に入りは、MIKEというモデル。クラシックなデザインで、Dフィンにはぴったりです。
もちろん兼用もOKです。ナルトトランクス、お考えの方はお早目にどうぞ。
明日、新しい元号が発表になるようですね。予想がさかんですが、私には見当もつきません。平成というのが発表されたときには、「へーせー」ってなんか締まりがない感じだなあとも思いましたが、いつのまにか昭和と同じ様に慣れ親しんで、それも来月いっぱいで終了と思うとなんとなく寂しい気もします。
明日の11時半ごろに発表になるらしいですが、こんどはどんな元号になるのか興味しんしんです。昭和がますます遠くなります。
ジミー・ガンボアのディスプレイスメント・ハルです。70年代のフィルムに登場する、ハルの生みの親の一人である、スティーブ・クラジャウスキー(E.ボホーケス)のライディングを彷彿とさせるスタイルです。
レールは薄いピンチレールでボトムは丸く、フィンはやたらと前の方についている独特な形をしています。一般的なサーフィンのパフォーマンスよりも波を滑る感覚を重視したデザインです。
よくハルは難しいと言われますが、そう言われる原因はそこにあります。感覚を重視したデザインのハルでは、他のサーフボードとは違う乗り方が要求されるのです。ボトムターンひとつをとっても体重の乗せ方が違ってきます。それが難しいボードだという印象につながっているのだと思いますが、「乗り方が違う」ということを理解すればとても面白いボードだと思います。
古いサーファーズ・ジャーナルで、ハルのコントロールについてクリス・マロイが面白いことを書いていたことがあります。
それは、「右のお尻と肩を左側よりも高くすることを習得できれば、そのボード(スタビー)に乗ることができる…」というものです。
ハルに乗っている人ならきっと理解できると思います。そうでない人は、そう意識しながら上のガンボアの画像を見ると、なんとなく分かるかもしれません。
昨日のブログで書いた、MINI HULLはそれとはちょっと違います。もっと普通に乗れていろいろなコンディションをカバーしてくれるデザインです。同じようなものも作ることはできますが、ガンボアさんのハルの良いところをいただいて、乗り方を意識しなくても楽しめるハルを作ろうということです。
活さんがMINI HULLでのライディング映像を送ってくれました。茅ケ崎カントリーラインの森田氏のライディングです。映像ありがとうございます。
レングスは6’8”。小ぶりな波でも良く走ってます。同じサイズレンジのシングルではプリモがあります。昨日ちょっと書きましたが、やっぱりMINIのワイドノーズには意味があると思います。
BOOGIE 6'0のユーズドボード、アップロードしました。レッドアイカラーのティントラミネートで、とてもきれいなコンディションです。
ブギー、浮力あります。パドルもテイクオフも楽々なので、ほとんどの人がすぐに乗れると思います。フレンドリーなボードですが、ボリュームのバランス、ロッカー、フィンの形状とセッティングなどなど、シェイパーである活さん自身が長い時間をかけて作り出したモデルです。入口は広いですが、それと同時に奥行きも深いボードです。
小波は最強、ミドルサイズの波を走らせると、まるで別人の性格が顔をのぞかせたりもします。
MENEHUNE BEACH STORE ホームページご覧ください。
お迎え待ちの二本のTIKI(ティキ)。シングルフィン好きの店主ですが、そんなことは関係ありません。プリモに負けず、サイドフィン付きのTIKIも多いに人気があります。
定番の8’4”。カメラのせいでブルーに写ってしまってますが、実物はご指定どおりのきれいなターコイズグリーンです。ご安心ください。
もう一本は、興味しんしんサイズの7’10”。自分でも試してみたくなっています。二本とも色もいいですが、かっこいいアウトラインだと思います。
8’0のプリモのブログで、プリモのボトムは一見しただけでは本当に良く動いてくれるかどうかギモンに思うかも…と書いたと思いますが、このTIKIのボトムはもう見るからに動いてくれそうなボトムをしています。
基本的なロッカーとボトムの形状ではプリモとTIKIは同じです。違うのは上の画像のパート。サイドフィンが付いた分、そのフィンを使った角度があるターンが可能になっています。TIKIのテールはそれを想定して、よりスムースにボードの動きをサポートするようにシェイプされています。
シングルのプリモはレールを意識しつつターンさせていきますが、このTIKIは軽く体重を乗せていくだけで、このテール回りが働いてくれ、本当に軽くスムースにターンしていってくれます。
それでいて滑りはプリモ同様に、しっかりと入っているコンケーブのおかげでスムースで速い。8.0のプリモで味を占めてしまったので、同じくらいのサイズでTIKIが欲しい欲しいになっております。
しばらく長さで悩むことにいたします。
以前もご紹介した、TIKI8’4”での活さんのクルージング。
7.3くらいの長さなら、こんなこともできる?
DEVON HOWARD SURFING A 7'2" EGG from erik derman on Vimeo.
サイドフィン付きのTIKI(ティキ)モデル、パフォーマンスというよりも、大きなラインでのクルージングのためのサイドフィンとボードデザインです。
なんとなくヒザ・コシ、の波で、8フィートのシングルフィン乗ってみました。8フィートのシングルフィンなんていうと、どんなボードなのか想像つかないかもしれません。
それは、ちょっと小さめのロングボード。もしくは、ちょっと長めのミッドレングス。考え方次第で、どちらからのアプローチもできるサイズです。
いろんなコンディションをカバーしてくれます。カングーが仕事でお預かりしているボードで満タンでも、すき間に一本入れていけばそれでOK。一番出番が多かったお気に入りの8’4”のプリモの二号機として作った、8フィートちょうどのプリモです。
今回はオンフィンじゃなくBOXフィンです。お気に入りの8.4と少し変わっている部分があるので、いままでとフィンの位置や大きさを変えて試す必要が出てくることを考えました(それに、ボードで満タンのところへ滑り込ませるのは、フィン外せる方が都合良かったりします)
それで新しいプリモ8フィート、とてもいいです。コシくらいの波でもはっきり感じました。
デッキにボランパッチをプラスした分、少し重くなったせいか走りはさらにスムースです。スピードが出るので真っすぐ滑るのが気持ちいい。
そのくせ、レールの反応がとても良くなっています。「そのくせ」という接続詞を使ったのは、スピードとボードの反応という二つの要素は、ある意味で相反するものだからです。いままでのプリモもすべて同じなのですが、活さんがシェイプするこのシングルフィン群はこの相反する要素が両立している点がすごいところです。
ショップへ来ていただいて、プリモのボトムをみていただくと、スピードは出そうだけどこれで本当によく動いてくれるの?と疑問を感じるかもしれません。でも実際に波の上では上で書いた通りのことが起こります。
波のショルダーからカットバックを始めると、レールが働き始めます(そう感じるのです)
フィンまわりのエッジあたりを意識しながら体重を乗せていくような感じでターンをキープしますが、この8フィートは小さなサイドフィンが付いているの?と思ってしまうくらい、レールが自動的に波をつかんでいってくれる感じです。
途中で体勢を崩したときも、ボードは動き続けてくれて、まるでスープまで自動的に戻ってしまったような気がしました。ウェットスーツのオートジップじゃありませんが、オートカットバックシステムです 笑。
波はヒザ・コシですが、よりドライブしてくれます。
今回使ったのは、9インチのプリモフィン(下)です。使っていてレールがとても効いてくれるので、もう少し小さいフィンでもいいのかなと思いました。小さくしたら、レールの反応を確かめられるように思います。スピードは小さいフィンの方が速いというのはセオリーどおりです。
次回は同じ9インチのプリモフィンで少し後方へずらしてみる(9インチ→8.5インチ)のと、上に乗せている8.25インチの小さめのフィンで試してみようと思います(ベースも細くなります)。
それからこのフィンでも試してみます。WAHOOの8.75(左)、面白そうです。右は今回使ったプリモ9インチですが、レイクは同じくらいでもWAHOOの方がベースが細くなります。ベースが細くなる分を考慮しつつ、ティップが来る位置を考えて使ったら、面白いことが起きそうな気もします。
とりあえずは、8フィートのプリモ、これまで以上に良さそうな感触です。
フィンいろいろ入荷しました。カツカワミナミサーフボードで作っているフィンで、それぞれのモデルに合わせてお付けしているフィンですが、他のシェイパーさんのボードにも気に入って使っていただいているファンの方も多いフィンです。
8 1/4インチから9インチのサイズのものは、6フィート台からミッドレングス、そして9フィートちょっとくらいまでのロングボードのシングルフィンに使えます。ロングボードはプリモ系のスピードシェイプによく合います(クラシック系のロングにはB52のピボットタイプがあります)
7インチ(画像の真ん中の三角形のフィン)は、70年代に使われていたようなクラシックな形です。そんな時代をイメージしたレトロなシングルフィンやボンザー、シングルスタビのセンターフィンに使えます(TIKIのセンターフィンはこれです)
どれも、オリジナルのテンプレットでずっと使ってきたフィンです。
ボードに合わせてフィンをオリジナルのテンプレットで作っているところは、いまどきあんまり無いかもしれません。サーフボードはボードに合っているフィンがあってはじめて完成します。フィンは大事です。サーフボードはフィンで決まると言っても言い過ぎじゃありません。
例えば、当店でお渡ししているシングルフィンのプリモには、フィンを取り付ける位置をBOXの横にマーキングしています。あくまでも目安の位置ですが、いろいろと試した結果のベストポジションです。グラスオンするときにはその位置に取り付けます。フィンもオリジナルで作ってきたからできることです。
これも活さんオリジナルのテンプレットのバナナトライ。
私が乗っているボードでトライフィンなのはニーボードだけです。ニーボードでいろいろとフィンを替えて試してみましたが、このバナナフィンは波を走るときのスピードで抜群の性能を発揮します。ティップにボリュームがある分、トップアクションよりもスピードとドライブターンに向いているフィンです。
KK FINS、どれもMADE IN CALIFORINIAです。
人気は続くよ、のブギー。
活さんのお兄さん、川南正さんシェイプのニーボード。
そしてもう一本、ニーボード。
ヘヴィロテ間違いなしのプリモ 8’4”。
説明しなくてもお分かりだとは思いますが、活さんシェイプのニーボードとプリモは私のです。
このニーボード、すごくいいです。でも、もう一本とかなりかぶっちゃうんです。かなり悩みましたが、どなたか乗ってやってください。今ならお兄さんのニーボードもありますので、ニーボーダーになりたい方はチャンスです。
8.4のプリモは、新しく8.0が出来上がったので入れ替えです。これもかなりお気に入りです。三年間乗っていましたが、出番は一番多くて、たくさんいい思いをさせてもらったボードです。さすがにフットマークはついていますが、ほんの少しだけです。
ホームページとボードブログご覧ください。
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