MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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先日のロックボックスのリペアは、めり込んでしまったフィンベースを無事サルベージして、復元することができました。

これがベースが破損してしまっていたら、修復不可能となってしまうところでした。ロックボックスのフィンシステムは、かつてクリステンソンのフィッシュや、C-BUCKET、フィッシュシモンなどでたくさん作りましたが、今ではフィンやフィンベースなどの部材は、手に入りませんので、失くさないよう壊さないよう、ご用心ください。

聞くところによると、ロックボックス用のフィンが足元を見るような高値で売られていたり、詐欺だったりすることもあるようです。代金を振り込んだけれど、それっきり連絡がつかなくなってしまったという話もそのご本人から聞きました。ひどい話です。

今ではネット通販はすっかりポピュラーなもの、というよりは誰もが気軽に利用できて、世の中には無くてはならないものになっています。

ネットショップには必ず「特定商取引法に基づく表示」というページがあるのはご存知だと思います。ネット通販を行う上で、必ず表示しなければいけない内容を表示しているページです。法律で定められていることですので、ネットショップには必ずなければいけない表記ページです。

ここには、運営者の名前、住所、連絡先が書いてあります。それから、送料、支払い方法、商品の受け渡し時期、返品・交換に関するお約束事などが書いてあります。法律で定められていることですので逆に取ると、ショップ側は購入者がこれを読んで理解した上で利用していると主張することもできるわけです。ちゃんと読んで、納得した上で利用する必要があります(私はこの表記をしっかり読まないと安心して買い物はできません)。

ここがあやふやなショップは、それなりのリスク覚悟での利用になります。それから、支払い方法です。クレジットカード、代金引換え配送、銀行振り込みなどが選べるようになっていても、最終的に銀行振込やクレジットカードのみの選択になってしまうようなところはかなり危ない。

いろいろと面倒なことが書いてあるぺージですが、そのショップの誠意が現れるところでもあります。分かりやすく、しっかりと書かれているところは、大抵においてきちんとした対応をしてくれるものです。

話がかなり反れましたが、ロックボックスのお話です。フィンを失くした(壊した)、フィンのベースを壊してしまったとしたら、どういう方法があるか考えてみました。

まず、フィンを作ることができるか?ということです。これは職人次第ですが、可能だと思います。以前、ニーボードに使っていたフューチャーフィンはハンドメイドでした。同じ方法でベースとフィンに角度を付ければ良いと思います。おそらく作れると思いますが、費用的には先に書いた「足元を見た価格」と同じくらいになってしまう可能性は多いにあります。足元を見ているのではなくて、そのくらい手間がかかることだとお考えください。

フィンのベースが破損して再使用が不可能になってしまっても、フィンが残っていれば、そのフィンだけ、ボードのボトムをリペアして、そのフィンをグラスオンする方法があります。

あとはフィンシステムを換える方法です。フィンベースを抜いて他のベースをインストールします。自分でやらないので簡単に書いてますが、これもかなりの手間ですので、費用もそれなりです。フィンの形状を揃えるには、全てのフィンを換える必要が出てきます。

先日のリペアボードは、クリステンソンのC-BUCKETでした。C-BUCKETなら、クアッドはあきらめてセンターフィン用のフィンBOXを埋め込んで、シングルフィンで乗るという方法もあります。シングルでも作っていますので、十分機能してくれると思います。これが費用的には一番低く抑えられるかな(それでも、それなりにはかかりますが)。

おそらく、ボードによりますがシングルフィンにしちゃうと言う方法と、フィンが残っている前提で、壊れたところだけをグラスオンにしちゃうという選択が現実的だと思います。

まずは、壊さない、失くさない、です。


さて、今朝の早い時間は風はオフショアの予報でしたが、朝の潮回りが良くなくて、潮が比較的引いてくる時間帯はオンショアになりそうだったので出動せずでした。昼前くらいは、まだ弱いオンショアで出来たと思います。

明日も早朝はオフの予報です。風は西風に変わってくるので、朝早い時間は良いかもしれません。勤労感謝の日はとりあえず早起きですよ。

その後はしばらく西風が続きそうです。この季節のオンショアサーフィンもまた一興かな。

明日はいつも通り営業しております。

気持ち良さそう。じじいでも出来るか?




サーフボードのカラーリングで何か新しいアイデアになりそうなものが無いかと探していたら、こんなのを見つけました。カラーは全然関係ありません。


クアッドのリアフィンの位置とそれぞれの性格を、ドライブ、ピボット、ホールドに分類してそれぞれのセッティングのステイタスを表現しています。面白いので借りてきました。

クアッドフィンのセッティングは良く尋ねられますが、説明するのは結構ややこしいのです。

上のふたつはリアフィンの左右の位置で、下のふたつは前後の位置の変化でボードの性格がどう変わるかを表しています。

リアフィンがレールに近くなるほど、ドライブするようになって、ターンは大きく、ホールドが強くなり、後方へ移動していくとそれと同様の変化が起こるということですが、後方へ移動する方が変化はより大きくなると読み取ることができます。

分かりやすいと思いますが、これはサーフボードを作る側、製作サイドの理屈です。

ユーザーはサーフボードを購入、もしくは出来上がってきた時点でフィンの位置は決まっています。もっとドライブさせたいからと言って、プラグの位置を動かすことは簡単にはできません。変えるのはフィンの位置ではなくフィンそのものです。

フィンの大きさを変えることで、フィンの位置を動かすのと同じ効果が生まれます。

たとえば、一番上の性格をその下の性格へと変えたければ、リアフィンをレール側に動かす代わりにひと回り大きなフィンを使うことで同じ変化を生み出すことができます。一番下にしたいと思う人はあまりいないと思います(曲げるの大変だと思う)が、より大きなリアフィンを使えばそれに近づいていきます。

直進性が強すぎると感じる場合は逆のこと、リアフィンを小さくすればいいのです。

フロントフィンも関係してくるし、クアッドは自分に合うセッティングを見つけるのが結構ややこしくて嫌う人もいるみたいですが、セッティング次第でスピードを強調したり、スピードと動きをバランス良くしたりとトライには無い性格を作り出せるところに特長と面白さがあります。

クアッドだけでなく、トライでも同様のことは言えますし、シングルフィンも同じです。それぞれにこのクアッドと同様のセオリーがあって、フィンの形状とサイズ、取り付ける位置によってサーフボードは変わらなくても、違う性格をサーフボードに与えることができます。

フィンのことをあまり気にしてない人も結構いますが、サーフボードのボトムからあんなに大きく飛び出しているものです。一番気にしてもいいパートじゃないかと思います。唯一、自分でいじれるところでもあります。

今使っているニーボードはトライフィンですが、センターフィン用にプラグを追加してもらって、プラグ一個分後ろへ下げたら劇的に良くなりました。シングルフィンのプリモはBOXの横にフィンの位置の目安をマーキングしてお渡ししてます。だからグラスオン仕様もできるのです。

Dフィンだけは例外。乗り手がボードに合わせることで「らしさ」が生まれてくると思うと、いろんな意味でフィンは重要だと思います。

FIN

9’9”グライダーのフィンはこんな感じです。高さ(エーゴでは「深さ」という表現になります)は、10インチ。いまさら言うことでもありませんが、サーフボードにとってフィンは重要なパートのひとつです。フィンひとつで、ボードの性格が大きく変わったりすることはよくあることです。

その変化をまさに今、多いに実感しているのが自分自身です。

ここしばらくDフィンやら何やら、古くさい形の大きなフィンばかり使っていたので、いまいちまだこのフィンに馴染んでいません。ボード自体は重たいグライダーですが、反応と動きはそれをほとんど感じない軽さです。

その軽さを作り出しているのは、ボードのアウトラインとレールのエッジ、そしてこのフィンです。スムースにターンさせたいとは言え、9’9”の長さですからどうしてもテールを沈めた、ピボット的な動きになってきます。

それをつい今までのDフィンと同じようにやってしまうと、どうもぎくしゃくした動きになりがちです。より軽く動かせるはずなのに、ターンに苦労しています。

フィンの話というよりは、愚痴になってきました。

だからと言って、Dフィンを付ければ良いという話にはなりはしませんが、若干とまどってはいます。サーフボードはそれぞれがひとつの機能として存在していますから、それに合わせるのは乗り手の方です。

スラスターに乗っている人が、シングルに乗ってリッピングができねーと言ってみたところで仕方ありません。そのボードに合わせるのは乗り手の方で、どこまでそのボードを理解して、そのボードに合った乗り方をできるかというのが、本当の技量だと思います。

今回はロングボード同士ですが、性格が違うふたつのボードです。短いボードに乗り換えるときと同様に、意識を変えることが必要になってきます。

まあ、今回はそんなに難しいお話しじゃありません。

1966年にワールドチャンピオンになったナット・ヤングが、ボードのサイズを10フィート以下にして、それまでの大きなフィンの代わりにジョージ・グリノウのフィンを使っていたというのは有名な話です。サーフボードが短くなるきっかけと言われています。

でもナット・ヤングもフィンをグリノウフィンに代えたとき、ボードをうまく操るためコソ練したそうです。(秘密兵器のフィンですから)人目が無いブレイクで新しいフィンに慣れたという話を何かで読んだことがあります。

人目をはばかる訳ではありませんが、今まさに自分がその状況なのです。きっとナット・ヤングも最初はずいぶん不安定になるフィンだなあと思ったに違いありません(これは勝手な憶測)。

とりあえず次回は、フィンをもう少し後方へずらしてみようと思います。(それだけでも変わるもんなのです。今回はシングルですがボンザーなんかだったら、それで豹変したりします。)


さて、画像は6’9”のプリモです。デジカメでは再現しにくいブルーなのでただの青に写ってます(本当は気持ち薄めの藍色です)が、こんな感じです。出来上がっても結局のところ、デジカメですから微妙な青の識別は困難な模様。でもかっこいでしょ。デッキのパッチは入れずに正解。


これのフィンは最初の画像と同じ形の8インチです。こんな感じ。こちらは問題無しです。
お知らせ:4月28日(金)は午後1時30分の予定です。少しだけ遅くなります。よろしくお願いします。

今日はさかな。身欠きにしんです。モモが軽く筋肉痛ですが、快調に薪割りして今日も体調いいです。


またまたユーズドボードが入荷しました。サンディエゴのマイカ ウッドサーフボードのシングルフィン。ジプシーというモデルです。幅が広いです。ロンガーさん向けですね。

詳しくはショップサイトをご覧ください。MENEHUNE BEACH STORE ウェブサイト

フィンは付いておりませんが、皆さんならこのボードにどんなフィンを選びますか?

シングルフィンはその通りですが、フィンがひとつ。それだけにフィンの形状に乗ったときの感覚が多いに左右されます。

一般的にはこんなフィンを選ぶ人が多いのではないかと思います。

カツさんのWAHOOというテンプレットのフィンです。高さは8.5インチ。シングルフィンのMINIやダブルエンダー、それにプリモ、たいていのボードで使える形です。

個人的に好きなのはこのカタチ。

70年代風の三角形のテンプレット。高さは7インチで、ちょっと小さめです。

小さすぎるように思えるかもしれませんが、使えるはずです。実際私は、同じようにテール幅があるカツさんのダブルエンダーというモデルやダイアモンドテールのシングルフィンで使ってみたときには、このフィンが一番好きでした。

ターンのときは上のWAHOOフィンは、長いティップの部分がサポートしてくれます。カットバックではターンのあいだ、フィンが効き続けてくれているのがよく分かります。

くらべると下の三角形のフィンは、ルース。でもレールをしっかり使ってターンさせているときのルース気味のコントロールが面白いフィンです。小さいですが、抜けるということはありませんでした。

ダウンザラインはこの小さなフィン(下のフィン)の方に軍配を上げます(私がです)フィンが小さく、抵抗が少ない分、波を滑り降りるスピードが速いのです(これもルースとも言えます)

ターンのときのホールドを選ぶか、ルースなコントロールとスピードを選ぶか、どうも私は後者の感覚が好きなようです。

一般的には上の細長いフィンが付いていることが多いと思います。雑誌の写真や、動画を見ていてもそうなので、細長いフィンの方が良いと思われていることが多いのかもしれませんが、試してみる価値は多いにあります。

そしてもうひとつのシングルフィン用は、プリモにお付けしているプリモフィンです。

これは、8インチ。プリモフィンは、上の二つの中間的な性格です。

フィンのサイズは、8、9、10インチの三種類。上のマイカウッドには、8インチか9インチどちらでもOKです。8インチなら一つ上の三角形のフィンに、9インチなら上のWAHOOの性格に近づきます。

フィン自体の大きさでも変わってきます。プリモの10インチはロングボード用です。クラシックなログに付けると、操作性が軽くなります。


カツさんのボードには、これらのオリジナルのテンプレットを使っています。カリフォルニアのレインボウフィンカンパニーでフォイルしている、MADE IN CALIFORNIAです。

KATSU KAWAMINAMI FINS いいフィンあります。









撮影したり、画像を加工していたりしたらすっかり遅い時間になってしまいました。今日、書こうと思っていたこともあったのですが、変更してフィンのお話にすることにします。

KK FINS入荷してまいりました。

FU、TA、CAPTAINFINなどなど、フィンメーカーはたくさんありますが、どうせ取り扱うのなら自分たちが、普段使ってよーく分かっているフィンをおすすめするのが一番ではないかと考え、カツさんにお許しをいただいて、カツカワミナミサーフボードで使っているオリジナルテンプレットのフィンの販売を始めることにしました。

まずはプリモフィンを中心に集めてみました。


プリモフィンと70年代調のレトロな形のフィンです。普段使っているので、それぞれの違いはよーく分かっているつもりです。

たとえば、この二つのフィンの違いは?と言いますと…。





ダウンザラインでスピードが速くなるのは上のフィンです。その代わりに、レイクが少ない分、ターンがルースになります。ダブルエンダーやボンザー、サイドフィンが付いているボードなどとの相性も良いフィンです。

下のフィンはプリモフィンですが、これはレイクがある分、上のフィンよりもルースさが少なくなり、ターンをキープしてくれます。プリモモデルの動きを支えてくれているテンプレットです。

それぞれ個性があって、どちらも好きなフィンです。

プリモフィンは8インチ、9インチ、10インチの大きさがあって、6フィートのシングルフィンから9フィートプラスのロングボードに合わせて使うことができます。

10インチのフィンは、クラシックタイプのロングボードに使うと面白いと思います。ノーズライディング用の大きなフィンとは違う、軽い動きをしたいときに使ってください。自分の次のロングボードは9’9”の予定ですが、この10インチを使う計画です。

KK FIN これから増やしていきます。ホームページでチェックしてください。


プリンスまで死んじまうなんて…。






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