MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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お知らせ:東京都が主催する「TOKYO元気キャンペーン」が開催中です。期間中、PAYPAYを使用してのお支払いで10%分のポイントが還元されます。お買い物金額の上限は¥30.000です。予算額に達する見込みになったら早期終了予定とのことです。期間は3月31日(日)まで。店頭での各種お買い物にお使いいただけます。



すっかり暖かくなって、軽いウエットスーツの季節が見えてきました。ウェットスーツ各社さんとも、オーダー料無料でフルサイズオーダーを承ります。

毎度言っていることですが、ウェットスーツは信頼できるショップでしっかりと採寸をしてもらい、身体に合ったものを使いましょう。サイズが合わないウェットスーツはウェット本来の役割を十分に果たさないだけでなく、耐久性も低くなります。

ウェットスーツはしっかりと作られていれば、快適にフィットして動きやすく保温性があり、生地へのストレスも少なくなります。その分、長持ちするものです。

AXXE CLASSICは5月6日(月)まで。


すでに定番となったハイブリッドU-ZIPをさらに動きやすく、着心地良く進化させた「U-ZIP EVO」モデルが新しくラインアップに加わっています。

上がU-ZIP EVO、下は従来のU-ZIPです。二つを比べてみると、上のスーツの方が生地の合わせ目が少なくなっているのが分かると思います。肩の後ろから始まって、胸まわりにはジッパーが入りますがヒザまでは一枚の生地です。背中側は首の下からモモの横まで。お尻は波待ちでストレスがかかるため、丈夫な生地が使うため生地を変える必要があります。。つなぎ目を減らすことで、ウェットを構成する生地パーツを約三割減らしています。




ウェトスーツは身体の形に立体的にフィットするように、いくつものパーツを組み合わせて作られています。ウェットの生地同士は接着され、ウェット生地専用のミシンで縫い合わされてつながります。

接着は防水の役割で、縫製することで接着部分を補強しています。合わせ目の強度は十分ありますが、つなぎ目が無い方が伸縮性の面や耐久性の面ではよりアップします。使用する接着剤は縫製糸の量も削減することができ、さらには製造に必要なエネルギーも削減することができます。

従来のU-ZIPよりもさらに動きやすく、着心地も向上しているはずです。実際にサンプルで作られたスーツを見てそう感じました。来週には自分用のサンプルスーツが出来上がってくるので実感できると思います。



胸から両肩に伸びていたジッパーは内側(首側)へ入っています。これによって肩と腕へのストレスが大幅に減っていることと、胸と肩回りに余裕を持たせた作りが可能になっています。

パドルはほぼノーストレスだと思います。使用できるのはブラックジャージのみになりますが、脇のパーツにはアクセントでカラージャージを使うことができます。私は久しぶりに色を使ってみました(地味ですが)。

AXXE CLASSICのオーダーフェアは5月6日(月)までになります。採寸はいつでもOKです。上の東京都のキャンペーンと合わせてさらにお得にしちゃってください(早期終了の場合は連絡が来るようですが、東京都のキャンペーンのご利用は早目が良いと思います)

もうひとつのトピックは、ZEROウェットスーツです。マグナムシリーズという新しいラインアップが登場しました。

使用している素材は、通常素材のEXTENDです。素材の質は落とさずに製造過程でコストを落としリーズナブルプライスを実現しています。ジッパーレスタイプのみの展開ですが、従来のジッパーレスである「スナイパーシリーズ」よりも防水性は向上しています。

使用できるカラージャージはブラックを含めて6色と少な目になっています。ジャージだけでなく、ラバータイプもチョイスできます。



それからSTEAMERウェットスーツですが、今季も価格据え置きでご提供させていただきます。

私は今年はロングジョンとジャケットかな。セットアップでも普通の3ミリと同じ動きやすさです。そのあたりは保証したします。

久しぶりにデザインでも入れてみましょうか?ストライプを入れたり、ジャージで切り返しを入れたりとお好きなようにカスタムもできるところも、ロカールのウェットメーカーならではです。価格は都度お見積りになります。アイデアがある方はご相談ください。

オーダーフェアに関しては、MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトをご覧ください。

おまちかね、10’6”グライダーが出来上がりました。明日はこいつをご紹介いたします。カッコイイです~。




うねりが続いています。さぼって海へ行ってしまいたいのは山々ですが、そうも行かないので大人しく仕事しています。海のライブ映像を見ながらひと息入れるのも、それなりに和めて悪くないもんです。海を見ていて思ったのは、潮の引きが大きくなってきたなということ。

気が付けばもう春の潮回りになっています。陽も長くなってきて、寒い中にも季節が変わってきているのを感じます。今年は例年と比べて水温が高めだったので、4月に入ればウェットスーツも軽くなりそうです。

シーズン的には3ミリのフルスーツで波乗り出来る時期が一番好きかもしれません。暑くもなく寒くもなく、ウェットも薄くて動きやすい。冬の装備から解放されて、ひと息つける感じが春だなあと思います。

今年はこのジャーフルを試してみようと思っています。AXXE CLASSICのU-ZIP EVOというモデルです。


アップサイクルの素材を使用し、可能な限り1枚の生地の面積を多くとることで、生地の縫い目を減らし耐久性と動きやすさを向上させています。同じU-ZIPでも、ジッパーを3ミリのフルスーツにのみ可能なレイアウトに変更して、肩回りのストレスをさらに軽減しています。

サンプルスーツは今月の中旬に到着する予定です。到着と同時にオーダーフェアの第一弾を開催いたします。

それから、STEAMERウェットスーツは今季もお値段据え置きで行きます。もちろんウェットのクオリティはそのままです。いろいろと値上がりしているご時勢にありがたい限りです。


3ミリフルスーツが、フルオーダーで税込み¥58.000。ご推奨オプションはストレッチジッパーです(¥2.000アップ)。背中が軽くなって、パドルと動きやすさが違います。バックジップは一昨年から改良を重ねてきましたので、首回りのフィット感や防水性(調節可)には自信アリです。


ジャケットとロングジョンのセットアップは税込み¥62.000(もちろんフルオーダーです)。生地厚は3ミリ、2ミリどちらでもOKです。

ジャケットを重ね着すると動きにくくないですか?と聞かれることもありますが、その心配はご無用です。重ねて着用することによるストレスは全くありません(自分で試しております)。ロングジョンを3ミリにしてジャケットを2ミリにすればより動きやすくなります。秋冬でも水温が高めの昨今ですから、ロングジョンもジャケットも2ミリというチョイスもありだと思います。

ジャケットは襟付き、丸首、どちらもチョイス可能です。丸首は夏場に長袖タッパーとして使うときには良いのですが、水温と気温が下がってくると首回りがヒヤッとすることがあるので、寒がりの人は襟付きが良いと思います。

AXXE CLASSICもSTEAMERもご不明な点はお気軽にご相談ください。

そしてもうひとつのZEROウェットスーツです。新しく、マグナムシリーズというラインアップが登場しました。


生地のカット数を減らすことで制作の手間を減らし、その分のコストを下げることで低価格を実現しています(画像の価格は税別です)。生地はもちろん通常使用している、EXTEND素材です。

画像はジャージですが、ラバースキンでもOKです。ZEROウェットスーツの詳細は来週改めてお知らせいたします。

ウェットスーツは海に入る上では無くてはならない必需品ですが消耗品でもあります。原材料は値上がり傾向の現状ですが、各社さんとも素材の質を落とすことなく、ウェットに求められる性能はキープしつつできるだけ低価格を実現しようと頑張っておられます。

採寸に要する時間は10分~15分程度です。使用している素材やウェットの性能が高くても、サイズが合わないウェットは、本来の性能を発揮できない(動きにくい、保温性が低いなど)のと同時に、生地にストレスがかかりやすくウェット自体の寿命も短くなります。しっかり採寸して、身体に合ったものをお届けいたします。



MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト

ZERO ウェットスーツ、STEAMERウェットスーツ、AIDENTIFYウェットスーツ、オーダー料無料にてお作りします。
AXXE CLASSIC フルスーツをオーダーいただいた方に、もれなくウェット専用ハンガープレゼント!




先日、ご紹介したAXXE CLASSICのU-ZIP EVOモデル。そろそろ3フルを新調しようかと考えられている方に、強力オススメのウェットスーツです。

一見、これまでのU-ZIPと同じように見えると思います。私もそうでした。でも説明を聞いて、ウェットスーツを触っているうちに、これはSUL素材のフルスーツを着たときと同じくらいの衝撃があるんじゃないかと思うようになりました。

SUL、覚えてますか?ブログを見返してみたら、2011年ですって。もう13年前ですよ。SULは、スーパー・ウルトラ・ライトの頭文字で名前のとおりにとても軽い素材で、ウェットを着ているとは思えないくらいの着心地でした。(今も店の奥の方にぶら下がってますから、確かめてみてください。)

素材は「PCX+」と言って、ジャージ素材に漁網からのリサイクルと、ジャージの製造過程でこれまで廃棄されていた端切れを再利用したプレコンシューマーリサイクルのふたつの素材を使っていて、売りは決して「軽さ」ではありません。

でもこれは着心地良さそうだと感じたのは、ウェットスーツの作りです。

上のフルスーツはこんなカット(生地のつなぎ目)になっています。


お分かりいただけますか?前身ごろはひざ上から、肩、背中にかけて一枚のパーツで構成されています。U字型のジッパーのレイアウトは、腕と肩へのストレスを最小限にした、U-ZIPライトと同じですが、今まで外側に出ていたネック部分のパーツをウェットの内側に配置することで、ヒザから肩にかけて一枚の生地でのカットになっています。

ウェットスーツの生地を身体の形にするのですから、生地を縫い合わせないとウェットスーツにはなりません。でも生地同士の合わせ目である縫い目は伸縮性を多少なりとも低くしますし、伸び縮みや圧迫などのストレスがかかり続けると、浸水や破損の原因にもなるところです。

これだけの広い範囲が一枚の生地で構成されているのですから、動きやすさはもちろん、軽量化と耐久性も向上しています。

いやはや、良く考えるなあと思ったのが正直な感想です。


ジッパーのレイアウトはU-ZIPライトと同じですが、見事に縫い目がありません。

このジッパーのレイアウトは、通常のU-ZIPよりも内側(首側)に近いところを通っています。ジッパーが肩から遠くなるので腕を動かしやすくなっているのと同時に、肩回りの構造は腕を斜め前方へ伸ばした姿勢(パドルで腕を伸ばした姿勢)の形状に作られています。

パドルはとても楽だと思います。加えて、身体にフィットする作りだけだったライトモデルに、腕回りに余裕を持たせた作りにするオプションを選ぶことが出来るようになりました(通常のU-ZIPと同じくらいで、だぶつきはありません)

この構造は、このU-ZIP EVOとライトモデルだけのもので、通常のU-ZIPでは構造上もう少し肩に近いところにジッパーがくる必要があります。通常のU-ZIPでもパドルが軽いのは、着ていただいている方は実感されていると思いますが、それよりもさらに軽いパドルになるということです。

春夏カタログは、来月には出来上がるそうです。それと同時にオーダーフェアを開催する予定です。私は久しぶりに、オールブラックじゃなく色を入れてみようかと思っております(地味目だとは思いますが)。



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ZERO ウェットスーツ、STEAMERウェットスーツ、AIDENTIFYウェットスーツ、オーダー料無料にてお作りします。
AXXE CLASSIC フルスーツをオーダーいただいた方に、もれなくウェット専用ハンガープレゼント!




AXXE CLASSICでお馴染みのシ・ワールドさんが春夏物の説明に来てくれました。新しいU-ZIP、肩回りの作りや新しいカットなど、見るからに軽くて動きやすそうな作りです。


ジャージに二種類のリサイクル素材を使い、廃棄物の再利用とエネルギーの低減に貢献しています。


シンプルなデザインの中に最先端が隠れているウェットスーツだと思います。詳しくは、また後ほどウェットマニアで語りたいと思います。

明日は定休日です。


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ZERO ウェットスーツ、STEAMERウェットスーツ、AIDENTIFYウェットスーツ、オーダー料無料にてお作りします。
AXXE CLASSIC フルスーツをオーダーいただいた方に、もれなくウェット専用ハンガープレゼント!





お知らせ:11月13日(月)は都合により、午後2時30分に開店予定です。よろしくお願いいたします。

昨日から急に気温が下がりました。水温はまだ高めなので3フルで大丈夫ですが、気分的にはそろそろ暖かいセミドライが欲しいところですが、ちょうど良いタイミングでSTEAMERが出来上がってきました。

バックジップのセミドライスーツです。昨年から改良を重ねて、防水性と動きやすさが向上しました。福島に近い北茨城で作られるウェットです。必要な保温性は備わっています。東北で使っていただいているユーザーさんもおられます。


この背中のスッキリ感。動きやすさが伝わってきそうじゃないですか? 笑。首の後ろのフィットを調整すれば、首回りからの浸水はほぼ防ぐことができます。


インナーバリアとストレッチファスナーは今のところはオプションとしてご用意していますが、セミドライにはほぼ必需品だと思います。快適さが全く違います。


STEAMERは今は3~4週間ほどかかっております。セミドライのご注文はお早目にどうぞ。

AXXE CLASSICオーダーフェアは本日までです。たくさんのご注文ありがとうございました。オーダーフェアは終了しますが、引き続きAXXE CLASSICのオーダーをいただいた方にはウェットハンガーをプレゼントいたします。AXXE CLASSICはオーダー料が不要の既成サイズのバリエーションも増やして用意しています。サイズに関しましてはお気軽にお問い合わせください。

ストックの8’4”プリモ、アップロードしました。MENEHUNEウェブサイトをご覧ください。かっこいいです。





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お知らせ:10月31日(火)は午後1時30分開店です。よろしくお願いいたします。


AXXE CLASSICのグラフェンブーツが入荷しました。いままでのSURF GRIPのプロダクツにAXXE CLASSICのロゴマークを付けたものですが、これから入荷するアイテムはこちらのロゴマークに切り替えて行こうと思います。

サーフブーツでは珍しく、撮影した画像をいろいろと加工して遊んでおります。いつもはそんなことはしないのですが、このブーツの全体の造形がきれいなのです。サーフボードと同じです。妙なブーツです 笑。

グラフェンという名前の由来は、インナーに使っている素材の模様からでしょうか。熱伝導率が低く(冷たさが伝わりにくい)、蓄熱性が高い起毛素材です。もちろん速乾性です。



ソール。足の裏です。従来のブーツのようなトレッドは無く、つるりとしたラバーだけです。ラバーなのでこれで滑りませんが、引っ掛かり過ぎもしません。5/6mmのブーツでもサーフソックスの感覚だと、これが評判なのです。

足入れの部分にはスムースラバーが取り付けられています。

このパーツが浸水を多いに減らしてくれます。そして良く見ると、足入れの切り口が真っすぐではありません。こうすると広がりやすく、生地へのストレスも軽減されます(耐久性が上がります)ジッパーレスのエントリー部分と同じ理屈です。


後ろ姿もなんか良いでしょ? 笑 ソックスの感覚ですが、ヒールカップでカカトをしっかり保持してくれます。足の甲部分は非対称にソールのラバーとつながって、足をホールドしています。

ソックス感覚のブーツですが、5ミリの厚みでしっかりと保温してくれます(つま先が6ミリです)。

ブーツも進化してます。

STEAMERサーフスーツ オーダーフェア開催中 明日10月31日(火)まで 5/3ミリ、3/3ミリ セミドライスーツ 10%OFFでお作りします。
AXXE CLASSIC オーダーフェア第二弾 開催中!!
ZERO ウェットスーツ オーダー料無料にてお作りします。
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11月12日まで、AXXE CLASSICオーダーフェア開催中です。SURF GRIPのウェットハンガーをプレゼントします。



肌寒い日もちらほらとあって、少しずつ秋が深まっていることが実感できる今日この頃です。そろそろフルスーツの季節ですが、ウェットスーツの準備はお済でしょうか?夏に第一弾を開催して、ご好評だったAXXE CLASSISオーダーフェアですが、第二弾を10月28日から開催します。

対象は秋冬モデルです。一番人気はこのU-ZIP。特長ある胸回りのジッパーのデザインは、海で見かけることも多いと思います。


ジッパーレスからスタートして、ジッパーがネックインスーツ、ロングチェストジップと進化してきたアイデアがスーツのあちこちに活かされています。

オプションや仕様変更など、私が自分自身で身をもって(笑)試してきた経験もあります。どんな仕様が良いのかは何でもご相談ください。

もうひとつの私のオススメはこのバックジップスタイルのオートジップシステムです。


何がオススメかと言うと、まずは昔ながらのバックジップスタイルです。やっぱりコレが、という方も多いと思います。

昔ながらのスタイルですがこのバックジップ、中身はなかなか。

オートジップシステムはジッパーとインナーバリアネックが連動するので、インナーパーツが行方不明になることはありません。そのインナーパーツでジッパー部からの浸水はシャットアウトされます。

背中のジッパーには柔軟性と伸縮性があります。背中にジッパーが無いジッパーレスとなんら遜色無い動きやすさです。パドルのストレスもありません。

気になるのは首回りの防水性ですが、これも首の後ろのフラップの調節具合で、外からの浸水をほぼシャットアウトできます。必要が無いときは緩めることもできます。動きやすく、防水性が高いという画期的なバックジップモデルです。

バックジップ派は迷わずこれです。

オーダーファアの期間中は、オーダー料が無料になります。期間中にご来店が難しければ、事前のご相談も承ります。

AXXE CLASSICオーダーフェア、11月12日(日)までです。

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STEAMERウェットスーツのオーダーフェア開催中です。対象は冬用のセミドライスーツです。数年前から首回りや、インナーネックの取り付け方、ストレッチファスナーなどに改良を加えてきました。価格に影響が出ないように、というのも重要なポイントです。

新しいウェットスーツは昨年の冬から今年の春先にかけてテストしましたが、以前のセミドライと比べて、首回りの身体へのフィットと防水性、動きやすさが格段に向上しています。AXXE CLASSICとZEROとローテーションで使ってみましたが、有名メーカーにも負けない動きやさと保温性だと思います。


首回りです。首の後ろにパーツを必要最低限にして首へのストレスを減らしました。首の横のマジックテープで固定しますが、固定する位置を調整する事で首の後ろの密着度を自由に調節することができます。首の後ろに密着させると、ドルフィンでも水はほとんど入ってきません。


インナーネックはジッパーからの浸水をシャットアウトします。



裏地の起毛素材は昨年度と同じライテス素材です。スポンジラバーは昨年度のDTラバーが進化したスーパーDTラバーです。柔らかさと伸びが向上し、硬くなり難い性質を持っています。保温力もしっかりとしています。

加えて今季からストレッチファスナーオプションをご用意しました。パドル時の背中へのストレスがさらに軽減されます。


オーダーフェア期間中は、3/3ミリ、5/3ミリセミドライスーツが10%オフになります。推奨のバリアネックオプション(4.000円)をお付けして、3/3mmセミドライが¥70.600、5/3mmセミドライが¥77.800です。いずれも消費税込みのフルオーダー価格です。(バリアネックが不要の場合はマイナス¥4.000してください)

シンプルにロゴ無しでもOKです。私は今期、オール3ミリのストレッチファスナーで試してみようと思っています。

10%オフの対象はセミドライのフルスーツになりますが、秋物の3ミリフルースーツやジャケットとロングジョンのセットアップなどもオーダー料無しでお作りします。

こんなセットアップもOKです。ロンスプと同じ様に使えます。重ね着は動きにくくありませんか?と聞かれますが、それは全くありません。自分で実感していることですが、重ね着でも普通のロンスプと全く同じ着用感を保証します。丸首は水が入りやすいので、気になる方はエリ付きにするのをオススメです。もちろんショートジョンとジャケット単体でも使えます。


STEAMERサーフスーツ オーダーフェアは、10月16日(月)までです。
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お知らせ:8月29日(火)はお休みです。よろしくお願いします。


新しいウェットスーツを作っていただきました。ZEROウェットスーツのCOBRAというモデルです。スタイルは普通のフルスーツですが、中身はひと味違います。秘密は使用しているラバーの厚み。2ミリと1ミリの生地の組み合わせです。

夏場、台風が前線を刺激して雨が降っているようなときから、これからの季節、3フルを着るようになるシーズンまでの間に重宝します。春からの季節には、3フルでは暑くなってくるGW過ぎあたりからトランクスのシーズンまでの中継ぎ的に使います。

普通のスーツと違うところは袖回りです。袖付けの方法が身ごろとは違っているのが分かると思います。


肩から先は生地同士は接着されず、縫い合わされているだけなので防水性は低く、水が入ってきます。ですので肩から先の保温性はあまりありません。意図的に水を入れることでフルスーツでは暑いシーズンにも着用することができます。

長袖のシーガルのような感じで、ロングジョンよりは少し暖かい。そんな感じでしょうか。袖があるので、クラゲ除けになります。

ロンスプのスタイルもあって、スプリングと同じ感覚で使えます。私は秋口のクラゲやチンクイ除けに重宝しています。昔から妙に刺されやすく、かゆみがしばらく残る性質なので、個人的にはこのクラゲ、チンクイ除けという用途が一番ありがたいです。

台風のうねりが入っているけど雨でオフショアというようなときや、いつもの波乗りでのクラゲ対策、早朝のひんやりしている時間帯に入る方など、それぞれの目的で使えるライトウェットです。使い方はご相談ください。ブログを見ると、私は昨年は9月6日からこの2/1ミリのロンスプで入ってますね。

ZEROはこのCOBRAシリーズを含め、秋冬物もすべてオーダー料無料でお作りしています。オーダーフェア開催中のAXXE CLASSIC、新生STEAMERウェットスーツもよろしくお願いします。


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STEAMERさんの試作品が届きました。ご覧の通り、スタイルはロンスプです。試作したのは背中側です。背中のジッパーにストレッチファスナーを使ってみました。


AXXE CLASSICのU-ZIPモデルやオートジップシステムに使われているジッパーと同じ、柔軟性があるジッパーです。

最初は失敗しました。着てみたのはいいけれど、スライダーが引っかかってジッパーが下がらず脱げない 笑。一人で身体をクネらせながらなんとか脱ぎましたが、ただジッパーを替えればいいだけじゃありませんでした。

さて何がダメなんだろうと、ウェットマニアの本領発揮です 笑。あれこれ考え、職人さんと話し合った結果、ジッパーを固定する熱圧着テープの位置がダメなんじゃない?という仮説にたどり着き、考えた通りに修正してもらいました。

正解でした。ウェットマニアは伊達じゃありません 笑。今度は全く問題ありません。引っ張る方向を変え何度も上げ下げしてみましたが、上下の動き共にとてもスムースに動作するようになりました。

着た感じも背中はとても軽い感触です(2ミリというのもありますが)。あとは実際に海で使ってみるだけです。もうひと月も経てば出番になると思います。

このロンスプは、オール2ミリで作りました。ロンスプというと、これまでは3/2ミリやオール3ミリで作ることが多かったのですが、3ミリを使うとどうも暑いと感じるのは気温と水温が高くなっているせいなのでしょうか?オール2ミリで、10月中旬~下旬くらいまで快適です。その後は、年末近くまで3フルになります。

余談ですがロンスプ、つまりスプリングスーツのロングスリーブが多く着られるようになったのは90年代の中ごろのことです。

私個人としては、クラシックスタイルのロングボードのリバイバルと関係があるのではないかと考えています。それまでは秋口は(最近は少なくなった)半袖のシーガルが一般的でした。私も着ていました。

ロンスプを作ろうと考えたきっかけは、ジョエル・チューダーです。ロングボードの雑誌の中で、シングルフィンのロングボードに乗ったジョエルが着ていたブラックラバーのロンスプが、とてもクラシックな雰囲気に思えたのです。

それに加えて、昔からクラゲに良く刺される人だったこともあって(いるでしょ?そういう人 笑)、長袖だったらクラゲ除けにちょうど良いじゃんと飛びつきました。

それで当時、お世話になっていたショップに行き、長袖で半ズボンのウェット作ってくださいと言ったら「変わったの作るねー」と言われました。まだそんな感じだったのです。ジョエルの写真を見て私と同じように感じた人も多かったのか、それからロンスプを着ているロンガーさんを多く見るようになってきました。

長袖のフロントジップの襟付きジャケットもやっぱりクラシックロングのリバイバルがあったからです(ロングジョンとのセットアップも同時代です)。それまでは長袖タッパーでした。

話が反れましたが、そんなロンスプですが、これでテストしたら次はセミドライで試してみようと思います。

一昨年からSTEAMERさんと、首回りの作りやバリアネックの取り付け方、ヒザパッドの廃止(現在はタフジャージ一枚だけになっています)など、いろいろとリニューアルに取り組んできました。首回りが変わったことでストレスが減って防水性が向上しました。バリアネックのリニューアルは、背中の動きとパドルのストレス軽減にかなり貢献していると思います。実際、昨年作った5/3ミリのセミドライは防水性がかなり高く、動きやすいものでした。

加えて、今回のストレッチファスナーを使用することでさらに背中のストレスが少なくなっています。背中のストレス軽減は、パドルのしやすさに大きく影響します。

どうして、それほどSTEAMERのリニューアルにチカラを入れているかというと、一番の理由は最近のウェットスーツの値上がりです。ウェットスーツの素材もサーフボードと同様に値上がりしているのが現状です。セミドライスーツで、¥130.000~¥140.000という価格帯が当たり前になっています。

日本だけでなくそれが世界全体の動きなのですが、そんな中でできるだけ価格を抑えて、できるだけ良いものを提供できたらと考えています。細部の作り込みや最新の技術では、ウェットスーツの最先端の一翼である、AXXE CLASSICの洗練にはどうやったってかないません。ブレインがただのウェットマニアひとり(私)ですから 笑。

それでも、STEAMERは冬の海での保温性と動きやすさという必要最低限の要素は備えています。女性職人が一人で作り上げるウェットスーツです。有名メーカーのように大きな組織ゆえに発生するコストや広告費、ライダーの存在など諸々の費用が発生しない分、コストを抑えながら有名メーカーと同様の高品質素材を使うことが可能です。

素材の質を下げて、価格を抑えることも可能です。でもそれはやりたくありません。

シンプルで地味ですが、しっかりと使用に耐えてくれるウェットスーツを作っています。ロゴ無しオールブラックで、ノーブランドウェットでもOKです。STEAMER SURF SUITS、頑張ってます。よろしくお願いします。


やっぱり私はAXXE CLASSICよ、と言う方には、オーダーフェアを開催中です。秋冬ものオーダー料サービスいたします。


AXXE CLASSIC、STEAMERサーフスーツ、ZEROウェットスーツは、MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトをご覧ください。





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