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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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お知らせ:4月27日(土)はお休みいたします。よろしくお願いいたします。



抜けた低気圧からのうねりはハラちょっとくらい。潮の引きで割れる春らしい波です。チカラはありません。

こういう波はロングボードが最高ですが、私にもチカラがありませんでした 笑。プリモ9フィートです。


脚が疲れてるなあーと思っていたのですが、前回はそこから絶好調だったので今日も大丈夫でしょと波に乗ったら、脚がぜんぜん動かない。ボードをなんとか波のフェイスにセットしたら、あとは棒立ち 笑。

カットバックしようなんて気を起こしたら、脚がもつれて落ちました 笑。

何度かやってもライト、レフトともに同じ状態です。でも、不思議なことにパドルは絶好調。うねりが緩いところから、少々強引にグイっと乗せていけるんですが立ち上がったら、棒立ち。

なんで?と考えてみて、思い当たったのは前日の脚の外転筋トレーニング。脚の外転というのは、脚を横方向に開く(身体の中心線から遠ざける)動きです。中殿筋や小殿筋なんかがそうです。

思うところがあったせいか、少しハードにやり過ぎちゃったかもしれません。

仕方が無いので真っすぐ滑って遊んでいましたが、なんだか面白くないし落っこちるしで、立ち上がらなくても良いニーボードにチェンジしました。

緩い波でも遊べるようにと持ってきた、5’8”のシングルフィンです。


でも、大間違いでした。ニーボードもぜんぜんダメです。というか、ニーボードの方がもっとダメでした。

ニーボードの方がレールコントロールは繊細なのです。脚にチカラを入れる感覚がおかしくなっているので、いつものように波に合わせて滑らせようとするのですが、レールのコンロトールがうまくいかず、引っ掛かって落っこちたり失速してしまったりで、まともに滑れやしません。

ヒザ立ちのおかげで、安定していろいろな動きが容易にできるんだと考えていましたが、ニーボードってこんなに難しいんだと多いに実感させられました。慣れてしまっていたせいかもしれません。脚の感覚がいつもと違うので、上体で加重しようとしたら失敗ばかり。

ヒザ立ちはスタンディングと比べると、より強い加重を容易に素早く行うことができます。でも逆に、体重が乗りやすいヒザ下を微妙なチカラ加減で使って、繊細さを要求されるレールやフィンのコントロールを行うところに難しさがあるんじゃないかと思いました。

横乗りと正面乗りの違いで、同じ筋肉でも目的は違いますが、スタンディングもニーリングもライディングに大切な筋肉は同じのようです。

横に滑っているときの、あの足が動いてくれない棒立ち感は初心者のころを思い出しました。ニーボードもしかりです。ボードのコントロールがもっと上手になりたければ、脚(股関節)の外転筋と内転筋の強化は効果的だと思います。スクアットだけでは不十分です(昨日はその動きはぜんぜん出来ましたから。)

外転筋と内転筋は、内旋と外旋の動きも協働で行っていますからそちらの動きも良くなるはずです。

昨日は、ずいぶんと情けない波乗りをしていたと思いますが、そんな経験も役に立つもんです。転んでもタダでは起きませんから 笑。

あ、トレーニングのやり方はご自分で研究してください。股関節の外転、内転で検索すればいろいろ出て来ます。自分に合うやり方でやってみてください。

私の場合はピラティスです。まだまだ弱いということを実感させられました。その分、伸びしろがあるということでもあります。前向きでしょ 笑。


昨日は新しいウェットを試してみるという目的もありました。STEAMERのチェストジップです。


パドルは絶好調と書きましたがその通りです。まともに乗れない割りにテイクオフはたくさんやったと思いますが、腕の動きにストレスはありません。防水性も完璧です。

私、首が太くなったみたいです。以前から着ているAXXE CLASSICとZEROのウェットの首回りがキツイく感じるようになって、同じサイズで作ったこのSTEAMERもなんだかキツイ。ピラティスで首を使っているからだと思います。

シーズンが終わったら、首を少し切って低くしてもらおうと思います。ちなみにこれと同じ防水のダブルネックを着ていて首が苦しいときには、折り込みを深くすると楽になります。

いずれにしても、STEAMERのこのチェストジップは自信もってお勧めできます。税込み¥68.000はコスパ最高だと思います。(5月6日までは、オーダーフェアで10%OFFです)

ストックボードやユーズドボードが入荷してきています。現在、アップロード作業中です。もう少しお待ちください。店頭ではご覧いただけますので気になる方は見に来てください。ストックボードはPRIMO8.4とKK FISH5’8”。ユーズドはAC SLIDE9.2、PRIMO8.4、HOT MANGO6.4です。


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AXXE CLASSICオーダーフェア開催中 オーダー無料でお作りします。
STEAMERウェットスーツ オーダーフェア開催中 3/3、3/2ミリフルスーツ、ロングジョン&ジャケットが10%オフ
どちらも5月6日(月)まで。

ZERO ウェットスーツ、AIDENTIFYウェットスーツ、オーダー料無料にてお作りします。













こんなものを買いました。何だと思いますか?



こんな感じで、足指で木球を掴んで押し出して、握って、引き寄せて、開いて、のように動かしてそれで、鍛える、整える、といろいろあります 笑。


足裏は母指球、小指球、踵の三点、三角形で身体を支えています。そしてその三角形の各辺がアーチ状になっています。アーチをコントロールするのは筋肉、筋膜、腱、全部は覚えていませんがいろんなものが関係しています。

身体の動きの支点は足裏です。ボトムターンもカットバックも、ウォーキングもノーズライドも、身体を引っ張る地球の重力に対して足裏が支えているから、その上に乗っている身体を動かすことができます。

足の裏って私たちが考えている以上に、身体のパフォーマンスに大事な役割を果たしているのです。

これまで、足指が分れたフィンガーシューズを履いてランニングをして足裏は使ってきたつもりでしたが、これを使うと親指から小指まで、さらに繊細な動きで一本ずつしっかりと使うことができます。

サーフィンは他の多くのスポーツと違って、シューズを履きません。基本はベアフット、裸足です。冬のブーツはより素足に近い感覚の方が好まれます。そう考えても足裏の大切さが良く分かります。

このちょっと変わった器具で自分の足がどう変わるのか?続けてみようと思います。

明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。


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STEAMERウェットスーツのジッパーレスのウェットスーツが出来上がりました。チェストジップタイプです。


スキン仕様でヒザ下をジャージにしました。ヒザ下までスキンにすることもできます。そのほかには、下半身(ウェストから下)をジャージ、全身ジャージなどお好きな組み合わせが可能です。

生地の厚みはオール3ミリ、3/2ミリ(袖が2ミリになります)どちらでもOKです。首回りはダブルネックの防水仕様が標準仕様です。

チェスト(胸)ジップという通り、ムネに配置されたジッパーを開閉して着用します。ジッパーは身体の動きに柔軟に追随してくれるストレッチジッパーです。


インナーのネックパーツは薄く良く伸びる生地を使っています。ここから着脱します。


早速、試着してみました。一般的なジッパーレスと着脱は同じです。


自撮り 笑。慣れないもんで、こんな写真ですいません。ニョロっとしたロゴマークは、STEAMERの「S」。こんなロゴもあります。


胸回りはダブつかない作りです。脇の部分に余っている生地が、腕を斜め上前方に挙げたときのパドルの姿勢をとったときにちょうど良い感じになります。背中の伸縮性もたっぷりとあるので、いろんな姿勢をとってみましたがストレス無く動くことができます。次の波はこのウェットで出動です。

チェストジップは3ミリフルスーツのスキン仕様で税込み¥68.000です(3/2ミリも同価格です)。フェア期間中はここから10%オフになります。もちろんフルサイズオーダーです。有名ブランドと同等の高品質生地を使っています(店頭で触って比べてみてください)。

決して激安ではありません。素材のグレードを下げれば価格も下げることはできます。でも着心地や耐久性に何かあれば結局は、だと思います。コスパが良いと言うのはこういうことです。


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チャーリーおじさんのファンガン。楽しそうです。


そろそろこいつに乗ってやろうと思います。8’6”のガンです。ビッグウェィブに挑戦するわけでは無く(笑)、チャーリーさんみたいに楽しめたら最高です。


アウトラインはガンですが、ボトムはVEE PINとでも呼べそうなディープVEEです。サイズは、8’6”x20”x2”7/8。ブランクスは高密度発泡の3/8インチのダークウッドストリンガー。ボードの前方にバランスがあるので、前よりに乗って細いテールをコントロールできそうなのが面白そうです。

ノーズライダーではちょっと、というくらいのサイズの波でロンガーさんが無理なく楽しめるのはプリモシリーズです。8フィートから9フィート前後のレングスがあればパドルスピードが速く、ロングボードと同じ感覚でローリングでアウトへ行けます。

これは9’0のプリモ。小波から幅広くカバーしてくれます。コンケーブボトムの感触は特別なものです。


グライダーに乗ってから、ロングボードをまた考え始めまています。少し前のブログを読み返してみると、腰と股関節の故障でロングボードに対してネガティブになっていたのが分かります。身体が整って、挑戦できることが広がっていろいろと面白くなってきました。




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昨日のブログは、寝ぼけて書きかけのままアップしてしまいました。読んでいただいた方は、なんか変だな~と思われたと思います。最後まで書きましたので、変だな~と思った方はもう一度ご覧ください。どうもすいませんでした。



5’2”のフィッシュがあまりにもユニークだったので、作ってもらおうかとも考えています。このフィッシュと同じような感じで、フィンはBOOGIEのダブルフォイルだと、さらにルースさが出そうで面白そうです。

しかしニーボードというのは、大きな可能性を秘めている乗り物だと改めて思います。この5’2”の反応にスタンディングで対応するのは無理だと思います。そもそも横乗りが出来るのかどうか?という感じです。ジョージ・グリノウのフレックススプーンも同じです。ニーボードだから可能なのです。

ニーボードだけはトライフィンの正統派で…のはずだったんですが、まずいです 笑。今まで乗ってきたトライやシングルが当たり前すぎて、物足りなくなりそうです。そのくらいのインパクトでした。

ま、しばらく頭を冷やしてみようと思います 笑。

グライダーもヤバいです。波を滑ることの気持ち良さ。波との調和なんて言うとカッコイイですが、波とのやりとりみたいなサーフィンができるのがグライダーだと思います。

そして、もうひとつ気が付いたのが自分の身体のことです。

大きなグライダーに乗っていても、身体のチカラを使っている感じがしないのです。筋肉を使っていないというと変に聞こえると思いますが、いわゆるアウターの筋肉がそれほど頑張っている感じがしないのに、自分が思うようにボードをコントロールできるのです。

その気になれば10’6”のグライダーで、9’3”のTOTOと同じように思い切りカットバックで戻ってくることが出来ます。それもチカラを使っている感覚が無くできてしまいます。一回だけやりましたが、グライダーでこれは止めとこうと思って封印しました。昨日のブログで書いた通りに緊急回避のときだけです。

波に乗りながら、「オレ、全然チカラを使ってる気がしないんだけど、何これ?」という感じです。自分でも分かりません。でも調子いいのです。

もうひとつは、疲れません。以前だったらあれだけ波に乗ったらだんだんと脚に疲労感が出ていたはずですが、ずっと変わらずです。ダレてこないのです。その後に5’2”のニーボードです。3時間くらい入ってましたが、その後の疲労感というか身体へのダメージは残りませんでした。翌日は朝からピラティスのレッスンを2コマ(2時間)も平気でした。

ブログを読んでいただいている方なら、私が昨年の10月から資格取得のためピラティスを優先させているのもご存知だと思います。10月~1月は波乗りやってませんでした。2月からも海は数えるほどです。

でもパドルできます。5’2”でパドルがきついと感じたのは、10’6”から乗り換えた直後だけ。5’2”でも結構な本数を乗りました。
以前なら波乗りのあとに背中の肩甲骨の間に疲労感が残ったはずですが、それも全く無し。どんだけパドルしたかは自分で分っているので、これもオドロキです。(五十肩後の肩関節の可動域制限はとっくに消えて、今はどうにでも動かせます)

良く分かりませんが、波乗りの他にやっているのはピラティスだけです。ランニングは昨年の9月からやってません(1月に5キロ走っただけ)。

やっぱりピラティスのおかげだと考えるしかありません。ピラティスは今月あたりから上級クラスのレッスンで、動きが柔らかくて強い感じになってきてますと言われるようになってきました。

自分で自覚がある部分もあります。それはチカラを使わない意識の方が身体が動くことです。チカラが抜けて、リラックスできているときの方が身体がよく動くんです。上級コースのエクササイズは、かなりハードです。動くためには筋肉を使わないはずは無いんですが、チカラを込めちゃうと動かない。

すごいパラドックスですが、動きに必要な主動筋を使わずに動いている感覚です。重要なのは呼吸です。

先日の波乗りもそんな感じでした。チカラを使っている感じは全く無いのに出来ちゃうんです。そして疲れない。そんなことある訳ないと思うかもしれませんが、それは自分も同じです。自分が一番ビックリですもん。

歳を取っても波乗りを調子良くつづけたかったら、ピラティスは多いにお勧めできます。波乗りとピラティス、相性はとても良いと思います。

本格的にピラティスの資格の勉強を始めて約半年です。上級コースのエクササイズについて行けるようになって、やっとスタート地点に立てた気がしてます。呼吸の意識だけで身体の動きが変わってしまうのを経験してしまったら、まだまだ知らないこと、気が付いてないことはいくらでもあるということに気が付かされました。

ヒトの身体の可能性って無限に近いものがあると思います。小さな宇宙みたいなものです。自分でも知らない自分の身体です。この先で何を見つけることができるのか?と考えるとワクワクしてきます。

波乗りを続けていくためもありますが、ピラティス自体が面白くてたまらなくなってきています。

でも、サーフィンしたい。なんだかいろいろと最高なのです 笑。



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うねりは小さそうで海へは行かないつもりだったのですが、なぜか朝の4時半に目がぱっちりと目が覚め「海行くぞ」と、10’6”のグライダーと傍にあった5’2”のニーボードを積んで出かけました。

着いてみたら波はコシくらい。ロングボードなら普通に出来そうな波です。10’6”だったら十分に楽しめそうです(木曜日の朝のお話です)。


セット待ちのポジションよりも少しインサイド寄りで待っていると、緩いモモくらいのうねりが波待ちの人たちをすり抜けて近づいてきます。これは行けるなあと、パドルでタイミングを合わせるとそれだけでもう滑り出していました。

浮力が大きなボードが緩い斜面を滑り出すときのなんとも言えない独特の感覚。フワッと滑り出す感じは、無重力感とでも言えばいいんでしょうか。ロングボードが滑り出すときの感触をさらに柔らかくしたような、なんとも言えないグライダーならではの感触です。

ヒザ立ちになって滑りながら、波が立ち上がってくるのに合わせて立ち上がります。オレ流のグライダーのテイクオフのひとつです。波を滑る感触とスピード感が気持ちいいのです。

そこからは、崩れそうな波のリップと追いかけっこの真っすぐなダウンザラインです。大事なのは滑ること、滑らせること。そしてスピードです。ボードの上での身体の「型」を決めたら、そのまま真っすぐ。波に合わせる必要があれば次の「型」に移ってトリミング。そして戻って、また真っすぐの「型」。余計な動きは滑るラインを乱します。

大きなボードのグライド感とスピードが最高に気持ちがいいのです。派手な動きはありません。波に合わせて滑らせるだけ。そんなのがグライダーです。

そんなことをたっぷり楽しんで、岸まで乗り継いだらプルアウト。ゆっくり沖へと戻って、待つ間も無く来たうねりにパドルして岸まで…の繰り返しでもう何本乗ったか分からないくらいたくさん波に乗りました。

このグライダー、10’6”と長いですがコントロールはとても軽いのです。その気になれば、9’3”のTOTOと同じ動きができると思いますが、それは緊急時だけにしておきます。人が多いところで乗るつもりはありませんが、大きくてスピードが出るので急には止まれません。危険回避の技術は必須です。

この大きなボードが軽く感じるのは、ボードのデザインに加えて別の理由がありそうです。それはまた別の機会に書いてみようと思います。

そんな感じで、たっぷりお腹いっぱいに波に乗りました。やっぱりグライダー最高です。老後ボードとしてキープ決定です 笑。

小さい波でしたが、潮の上げのせいか入ったときより少し上がってきたので、お腹いっぱいのグライダーから、5’2”のニーボードにチェンジです。



前回サイズアップしたときにうまく乗れずに振り落とされた、じゃじゃ馬です。乗れなければプローン(腹ばい)で滑るのも面白そうだと再トライです。絶対に攻略してやると言ったでしょ。

前回の感触から、乗り方をなんとなくイメージしていました。ぺらぺらのノーズと極端に厚いテール、内側に入ったダブルフォイルのキールフィン。ポイントはテールのボリュームの使い方ではないかと考えていました。

これでっせ 笑。


長くなるので結論から言いますが、このニーボードかなり面白いです。そしてかなり変。

変で面白いのです。振り落とされたのは、ボリュームがあるテールを波のフェイスに入れることが出来ずに弾かれたからだと思います。なので今回はそこを意識して乗ってみました。波も前回とは打って変わってコシくらいの優しい波です。

どう変なのかは、変なのでうまくお伝えできません。ボリュームがある部分に重心を置きながらのダウンザラインは普通に滑って気持ちが良いです。そこからのカットバックは、いつものように戻る方向のレールは食い込ませず(そもそも厚いので食い込まない)、軽く滑らせる感じで回転させると、ぜんぜん軽快ではありませんがレールで反発しながらフィンに支えられてボードが回ってきます。

その感触がまず変。それからリエントリーですが、フィンがレールから離れているせいで抜けます。ずるずるとボトムへ横滑りしながら滑り降りて、ボトムでグリップしてまた走り始めます。このフィンが抜けている状態がコントロールできるルースさで、これがとても面白い感触なのです。ターンするときには、結構な量のスプレーがバシャッと飛ぶ音が聞こえてきます。

これは前方で波が崩れ始めるようなセクションでも同様で、崩れたところへ当てて先へ抜けて行こうとすると、フィンが抜けてボトムへ落ちます。そしてそこでグリップしなおして走り出します。

おそらくニースタンスだからコントロールできているとおもいます。スタンディングだったらひっくり返ってます。

こんなボード初めてです。波が大きいと怖い動きですが、このときくらいのコンディションならかなり楽しめます。そして変です 笑。

膝立ちできなさそうなときは、腹ばいです。腹ばいでは、ほとんど動けませんがよく滑ります。それも気持ち良い。すっかり気に入ってしまって、持ち主(川南正さん)が乗らなくなったら譲ってくださいとお願いしております。

T・K ニーボードシリーズ、次はシングルフィンに挑戦です。


10’6”も5’2”も小波でしたが、どっちも最高でした。グライダーはその大きさから、そしてニーボードはフィッシュという形とレールのボリューム、ニースタンスでのボードとの一体感、そして波への近さ。5フィート以上も差がありますが、どちらも波を滑る感触、グライド感は最高です。

どちらもグライド。滑ることを楽しむ。私にとってのテクニックは、気持ちよく波を滑るためのものだけで十分です。

波の上を滑ることの気持ち良さ、そんなシンプルな楽しみ方をあらためて教えてくれたグライダーとニーボードでした。


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4月19日(金)は午後2時開店です。よろしくお願いします。

今朝は10‘6’グライダーと、5‘2“ニーボードで小波クルージング。2本とも本性を現してきました。

グライダーはただただ楽しくて、ニーボードはかなり変 笑。詳しくはまた後ほど。




そろそろシェイプの順番が回ってきそうなので、オーダーの内容を改めて確認しています(自分のです)。ボードはニーボードとプリモ 8’4”。

そうです。何本目かは忘れましたが、まーた8’4”です 笑。サイズやシェイプは変わらずで形は同じですが、目立たない部分で変わってくると思います。どう変わるかは今の段階ではまだ分かりません。ブランクスを見て、そしてそれが実際に形になってからです。(という訳ですので、現在使っている8’3”をユーズドでお出しようと思います。興味ある方はお問い合わせください。)

ニーボードの方は新しいシェイプです。ボトムを変えてみようと考えています。これまでの一連のニーボードはシングルコンケーブオンリーでした(シングルフィンは別です)。それをVEEにしてみようと考えています。

アウトラインはシングルウィングのラウンドテール。フィンはトライで、レングスは5’8”です。ラウンドテールはスワローよりも細かい動きができます。VEEになるとルースさも出て、さらに反応が良くなると思います。

それにプラスしてスピードの要素として、アウトラインをできるだけストレートにするためにウィングを入れてみようと考えました。

スワローテールでは良い結果が出ています。最初のスワローはウィング無しでした。


ウィングを入れたアウトラインです。ウィングの前まではアウトラインがよりストレートになっているのが分かると思います。


このアウトラインの差で、走っているときとターンに入るときのメリハリがはっきりとします。ボトムターンを伸ばしたいときには、ヒザの横のストレートなラインの部分に伸びやかに体重を載せていく意識です。それでとてもスムースに波の先へと走ってくれます。そういうときのボードとの一体感もニーボードの面白さ、気持ちよさの一部分です。結構、繊細な感覚かもしれません。

前方のウィングの位置にサイドフィンがあるのですが、ターンのときはヒザへの加重をきっかけにして、上体からリードするように体重を載せていくとスネから足先へかけてが自然と上体のひねりに引き込まれるようにレールとテールを押し込んでいきます。

そうするとその部分(ウィングのあたり)が自然と機能しはじめてドライブしながらターンしていってくれます。そこからは足先でのデッキへのプッシュの力加減でターンをトリミングしていきます。

ラウンドテールのアウトラインではこんなイメージです。分かりやすいようにアウトラインを大げさに描いてみました。ラウンドテールでは、テールが絞られるのでよりウィングの部分を感じやすいのではないかと思います。


ウィングの役割は、それぞれのデザインによって違う目的と役割があると思います。今回のこのニーボードの場合は、ウィングまでのラインをよりストレートなアウトラインにして、ウィングを入れることでそこからは違うライン(より細いライン)へとつなげることが主な目的です。

おそらくウィングはこのニーボードと同じように、アウトラインを作る二次元的な作業過程から考えられ、その後のシェイプという造形作業の過程で三次元化され、サーフボードのデザインの一部として、様々な機能を付加される存在になったんじゃないでしょうか?

このニーボードの場合は前方のウィングとサイドフィンは、ほぼ同じ位置になります。トライフィンはサイドフィンとセンターフィンが同時に働いてはじめてトライフィンとして機能するのは何度もこのブログで書いてきています。(そのための乗り手の役割も)

アウトラインを見ると、ウィングで絞り込まれる直前にサイドフィンがあって、絞られた後のそれでもワイドがあるポジションにセンターフィンがくるセッティングはニーボード独特のスピード、そしてルースさをポジティブにコントロールするラディカルなマニューバを生み出しているとも考えられます。これはニーボードならではのことで、スタンディングとは違う点でもあります。

シングルウィング ラウンドテール、そしてVEE。それがどんな感覚をくれるのか?楽しみです。そして、マイナーチェンジのプリモ8’4”にも多いに期待しています。

その昔、ジョージ・グリノウはスプーンと呼ばれるニーボードで、サーフボードを短く変えていく大きな動きを作りだしたのですが、ボードと身体の接点が大きいニーボードはサーフボードからのフィードバックをとても強く、かつ繊細に感じるものです。それだけボードとの一体感が強い道具なのです。











お知らせ:4月16日(火)はお休みいたします。よろしくお願いいたします。

AC SHAPEのロングボードモデル、SLIDEが出来上がりました。オーダーボードです。デジタルカメラはどうも赤が強くなってしまうのですが、実物は落ち着いた深みがあるバーガンディに仕上がってます。


このSLIDEというロングボードは、ログっぽさを残したオールラウンダーとでも言えば良いのか、なかなかユニークなキャラクターです。

まずアウトラインです。スマートなノーズからパラレル気味のアウトラインで、ワイドをキープしつつテールへと繋がります。全体で幅があるので安定性があります。ワイドテールは滑り出しの速さにもつながります。ひとつ上のクラスの長さのボードと同じような滑り出しです。

レールはボキシー気味のソフトレールで、テールに近づくにつれ、ボトム側にポイントを感じる形状になっています。ボトムは緩いロール基調ですが、ボードを滑らせる(SLIDE)ためのプレーニングエリアを確保しつつ、テールのVEEへとつながっています。

独特のレール形状はスムースでもしっかりと波をとらえ、テールのVEEでボードコントロールを軽くしています。

ノーズにはノーズライドのためのコンケーブが入っています。ノーズでの安定性は高く、ノーズライダーとしても優れた性能を持っています。ノーズライドに関してはポジティブなフィードバックをいただいています。

推奨フィンはグリノウ4Aの9.75。動きは軽いですがノーズライドもしっかりと支えてくれます。ピボットタイプのフィンを付けると、ログっぽい性格が顔を出してきます。フィンで性格の違いを楽しむこともできます。



と、ここまで書いて気が付いてみれば、このSLIDEが先日のブログで書いた「マジックサム」じゃないですか 笑。

ピラティスで股関節が戻ってきたと書いたのも昨日です。改めて過去のブログを検索してみたら、やっぱりそうです。腰と股関節が痛くてDフィンに乗れなくなって、作ってもらったのがこれと同じSLIDEの9’2”でした。すでに「マジックサム」に乗っているのに忘れてるんです。下のリンクがそうです。読んでみてください。
2022年12月「ロングボード」

という訳で(笑)、すっかりSLIDEに乗りたくなってます。オーダーいただいたSさん、SLIDE良いですよ。ご期待ください。

VEEボトムももうすぐ出来上がりそうです。昨日、AC SHAPEの新井くんといろいろと話をしましたが、新しいVEEボトムもかなり良さそうです。


オリジナルのフィンもお願いしました。こっちも楽しみです。



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昨日の続きです。WALT PHILIPの’SURF MANIA'。往年のレジェンドたちのサーフィンがたっぷり見られます。こういう映像がネットで手軽に、しかもタダで見られるなんて良い時代だと思います。サムネはランス・カーソンですね。


見たくても、なかなか見ることが出来なかった時代を知っている世代でないと、この有難みは分らないのかもしれませんね。求めて探してやっと手に入れていた時代と、スマホの検索ですぐに見つけられてしまう時代とでは、モノに対する価値感が違ってくるのは仕方が無いことなんでしょうね。

ぜひ、有難く見てください 笑。


話は変わって、今年は花粉症の症状が出ていません。6~7年前くらいからスギ花粉には反応しなくなってきて、3月末くらいになってヒノキ花粉の花粉症でマスクとティッシュが手放せなくなってはいたのですが今年はそれがありません。

黄砂が飛んできたときは2~3日辛かったので、花粉症来た!と思ったのですが、その後はまた症状が無くなりました。

特に何もしていません、というか何かで治ったんだったら大発見です。世間一般で花粉症に良いと言われていることではヨーグルトは毎朝必ず食べています(かなり長い間)。ネットで検索してみても花粉症が自然治癒するのはかなり稀なことのようですので、歳を取って免疫のチカラが衰えてきたのかもしれません。ジジイということか? 笑

いずれにしても呼吸が楽だし、夜は寝苦しくないし、マスクもしなくていいし、ティッシュの山を作らなくなったし、鼻の脇が擦れて痛くもならないのはとても楽です。ブログもはかどります。

花粉症とは30年近い付き合いだったので、何だか変な感じもしていますが、ジジイの証(あかし)でも何でもいいのでこのままずっと出ないで欲しいもんです。

治ったと言うとここ最近、股関節の痛みが治ったからまたDフィンに乗れるかなあなどと書いています。痛かったのは後ろ足の股関節。私はレギュラーフッターなので右足の付け根です。

ロングボードは後ろ足を多いに使います。ボードが重かったり、その他、フィンやロッカー、ボトムやレールのシェイプなどなど動かしにくい要素があればかなりの負荷がかかってくる箇所です。それで痛めてしまったのだと思います。

ピラティスを始めて身体のことをいろいろと勉強していて分かったのですが、股関節を動かす筋肉の動きはとても複雑です。太腿と臀部の筋肉群、インナーでは腸腰筋群、そういうのが連動しあって股関節がいろんな方向へ動きます。

球状関節の股関節は動きの自由度が高い分、多くの筋肉が関係してきます(肩も同じです)。それらをまんべんなく使い、動かし伸ばす(ストレッチ)ということを続けていたらいつのまにか痛みが無くなってきて可動域が広がりました。股関節は、○○をストレッチすれば良い…というものでは無いみたいです。

そして、それらを正しく使うための身体の姿勢を保つことに、呼吸がとても重要な要素として関わっていることにも気が付きました。無意識に行っている呼吸ですが、呼吸のやり方を意識すると身体の動きを多いに助けてくれます(慣れるとそれも無意識にできるようになってきます)。

しゃっくり止めるのも簡単になりました 笑。

身体の動きは動かす部位だけでなく、それ以外の部位と関係があって、それぞれが繋がっていることを実感しています。

今ある身体の中の違和感としては左足の座骨神経痛っぽい、痺れる感覚がまだ少し残っています。だいぶ解消してきているようにも思います。これもいずれ消えてしまうことを期待しております。

効果を一番実感している部位は「腰」です。それから「肩」と「股関節」。それぞれが強くなるのと同時に痛みや動きが改善しています。ピラティス、いろいろと良いです。やらない手はありませんよ。

もちろん波乗りのパフォーマンスアップにも良く効きます。


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