MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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ロングニーボード、フィッシュニーボードの次は、自分のカラダのお話です(一昨日からまだ続いております)。

先日は5か月ぶりの波乗りでした。その前に海に入ったのは4月です。その間、皆さんご存知のようにピラティスインストラクターの勉強に集中していました。途中、腰を痛めてしまったこともありました(焦りましたよ)が「還暦の年齢になる前に資格を取る」という目標を5日遅れて達成することができました。

60種類以上あるエクササイズのムーブとそれぞれの目的、使う筋肉を理解して「正しく動くこと」そして「それを伝えること」というのがピラティスの勉強です。

その資格試験をクリアしたことは、ひとつの通過点であって決してゴールではありませんが、今この時点で自分の波乗りにどんな変化が出るのか?ということに強い関心を持ちながら、5か月ぶりにパドルアウトしました。

一番の心配事はパドルです。5か月間にやっていたことは、本当にピラティスだけです。ランニングもしていないので心肺機能も気になっていました。



海に入っていたのは、トータルで2時間30分ほどです。横への流れが強くて、待ちのポジションをキープするためにひっきりなしにパドルさせられていたのですが、パドルの持久力や心肺機能には何も問題を感じませんでした。5’2”のフィッシュで流れにさからうパドルバックではさすがに、ハーハーヒーヒー言ってましたが腕も体幹もしっかり動いてくれてました。

パドルを意識したトレーニングなどは一切やっていません。

ライディングに関しては、今回はヒザ立ちのスタンスだけでしたが、一番感じたことは左右差が無くなってきたことです。

ニーボードはレギュラー側へ行くの方が苦手だと、このブログで良く書いていたと思います。レギュラー方向へ行くと、カットバックで正面を向いたままカラダの左側を使うのですが、その感覚でいまひとつ分からない部分がありました。(ニーボードのカットバックはフルレールでのカービングターンです。テールだけでクルンと回るターンじゃありませんので。念のため。)

それが無くなってました。体幹の筋肉を使う感覚からスタートして、骨盤、股関節を通して、ボードを押さえる膝とその先までの感覚が良く分かります。

体幹の側屈と回旋。股関節の屈曲と伸展の強さ。ヒザ関節の伸展と屈曲。ピラティス的に言うとそんな感じです 笑。

5’2”のフィッシュでは足ヒレを履いてキックも多いにやりましたが、フクラハギは澄ましたもので、攣りそうな雰囲気は最後までピクリともありませんでした。

波乗りの後の疲労感にも違いはあります。

まずは、首と腰。以前は首の後ろに嫌な感じが出ました。腰も重くなったり、痛みが出たりなどしていましたが、それらが全くありません。

これはパドルの姿勢が改善されたからです。パドルの姿勢は体幹を安定させて、胸を持ち上げることです。

パドリングのやり方として、ヘソを中心にバランスをとってボードを安定させて、胸を反らしてパドルするというような説明を見かけることがありますが、これは間違いです。

ヘソを意識して胸を持ち上げると、腰が痛くなる原因になりかねません。長いニーボードに乗った一昨日のブログで、パッドの段差でみぞおちが気持ち悪くなると書いたと思いますが身体を支えるのはそこからです。

胸椎(胸の背骨)はちょうど、みぞおちの位置の背中側から始まっています。ヘソからだと腰も反ることになります。(胸の背骨が硬いと胸を伸展出来ない分、さらに腰椎に負担がかかることになります。男性には胸の背骨が硬い人多いです。)

胸を持ち上げるのもみぞおちから上の背中を「反るのでは無く」伸ばす意識です。胸の背骨はもともと後湾、背中側へ丸くカーブしていますので反るというよりは、カーブを真っすぐ伸ばすイメージです。首もその延長上で自然に伸ばすと視線は前に向きます。

みぞおちから下、骨盤、脚はしっかりとデッキに置いてボードを安定させます。それが正しい伸展の姿勢です。

ニーボードでフィンを履くと、足首にモヤっとした嫌な感覚が残っていたのですが、それも無くなりました。足首が柔らかくなったからだと思います。(足裏、足指の動きは自分でも「劇的」と言えるくらい変わりました)これのおかげ

肋骨の脇が痛くなったのは、パドルで前鋸筋を使えるようになったからだと思います。肩甲骨まわりが柔軟になって、肩甲骨から腕を使えている証拠ではないかと思います。これって逆に、パドルすることで前鋸筋を強くできるということになるのか?そうなら嬉しいことです。

ざっとこんな感じですが、どれもピラティスのエクササイズに当てはめてみると「アレですね」と思いあたるものがいくつもあります。多いに意識して「正しく」動かそうとしているところです。


ここまで読んでいただけたら、ピラティスというのがどういうものか、なんとなーくイメージ出来たんじゃないかと思います。ピラティスってどんなものですか?と聞かれても説明するのが難しい理由でもあります。

次はスタンディングもやります。スタンディングは2月の時点ですでに違いを感じてます。カラダはいろいろな個所で2月のときよりも格段に強く柔らかくなっているので、何がどうなるか楽しみです。

木曜の波乗りで、日曜まで引っ張りましたが、私にとってはそれだけたくさんの注目すべきエレメントがあった波乗りだったのです。


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無題
メネフネさんのblogに触発されて
ピラティス大いにアリだと思います!!

身体の使い方、認識の仕方で
波乗りにプラスになるようカテゴリーが
たくさんありますね!
今後も引き続きピラティスについて
発信のほど宜しくお願いいたします。
松本 2024/10/06(Sun)21:22:40 [編集]
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