MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 3 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新コメント
無題(返信済)
(06/28)
無題(返信済)
(06/07)
無題(返信済)
(04/27)
プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
バーコード
カウンター
[5365] [5364] [5363] [5362] [5361] [5360] [5359]
どこのどなたなのか、面影はおぼろげでした。その人が大きなボードケースから取りだしたのは、一本の古いロングボードでした。

クリアのラミネートには全体的に日焼けが入っていて、ところどころに茶色くシミが入っています。それは壊れたところから入った海水が長い年月のあいだに、内部のフォームを茶色く変色させたものだと思われ、そのボードが使われてきた年数を物語っているかのようです。

日焼けと年齢を重ねてきたサーファーの背中と同じだと思いながら、そのボードを良く見るとある特徴あるディテイルに気が付いたのです。

これは昔乗っていた、マイク・イートンシェイプのノーズライダーじゃないか。記憶をたどると、すでに30年近い時間が経っています。

レッドウッドのストリンガーに組木のテールブロック。テールブロックには小さく’EATON’のサインが入り、何より一番特徴的なのがテールまわりのボトムの形です。そのボードを手に入れたサーフショップのオーナーは「船底ボトム」なんて呼んでいたけど、正式名称はあるのかしら?などといろんなことが浮かんできます。(いまさら二郎ですが、どなたかご存知でしたらご教示ください。)

使っていたフィンは…フィンは…?

というところで目が覚めました。もちろん夢です(って、タイトルに書いていたでしょ)。でも、そのノーズライダーに乗っていたのは事実です。今も入っているポイントの、隣の隣の隣くらいのポイントでよく入っていた頃です。ノーズへ片足を近づけ、タイミングを見計らいながら「今!」と思い切って両足を揃えてはひっくり返っていた時代です 笑。

どうしてそんな夢を見たのかは良く分かりません。でもあの茶色いシミの感じと独特のテールのボトム形状の手触りは、目が覚めてもしっかりと残っていました。

どうしても思い出せないのはフィンです。どんなの使っていたっけ?まだ会社勤めをしていた頃ですが、当時からいろいろ試してみる人だったのです。気に入っていたのは、ウッドコアのDA CATフィンだったからそれかもしれません。

あの頃は、60年代に作られたボードがヴィンテージボードとして扱われていました。それと同じくらいの年月が過ぎた今、どこかであのボードが残っていればもうヴィンテージボードです(DA CATフィンはあそこのテトラの隙間にまだ沈んでいるかも?それとも折れたボードにくっついたまま海をただよって誰かに拾われたか?)。

どちらにしても分っているのは、マイク・イートンシェイプのサーフボードは新しくはもう手には入らないということ。

2025年7月2日


明日は未来。シェイプルームへ行ってきます。新しくシェイプされたボードが待っています。





昔良く聞いていたシリーズ(というタイトルでしたっけ?)



もう一曲、ブロンディ





MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト

カツカワミナミサーフボード、AC SHAPE
AXXE CLASSIC、ZERO、STEAMER、AIDENTIFYウェットスーツ
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
Visitor Map
Create your own visitor map!