MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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次世代新幹線の試験走行のニュースをテレビでみました。時速382㎞。怖いくらいのスピードです。デザインがまた凄い。先頭車両はほとんどがノーズ。中には何が入っているんでしょう?
ネットから借りてきた画像ですが、注目したのは長いノーズの先端です。イメージだけで考えたら、一番先端はロケットみたいに丸く尖っている方が抵抗は少なそうに思えますが、そうではなく多面体で構成されています。抵抗が少なくて安定する形状がこれなんだと思います。
これを見ていて思い出したのがこのボードです。
ジョージ・グリノウが作った、バックヤードスペシャルと呼んでいるセイリングボードのノーズの形です。ジョージ・グリノウはこのノーズの形について、こんなことを言っています。
「どう見てもおしゃれではないが、しかしながら、無骨でぶ厚いこのノーズの形状は空気力学から導き出された結果である」
ウィンドサーフィンは速い時で、50~60㎞くらいでしょうか。西のどん吹きのときにすごいスピードでプレーニングしているのを目にすることがあります。ALFA-Xの380㎞とは次元が違いますが、自然の力を使ってそれだけのスピードで海面をプレーニングさせるには、次元は違っても同じような考え方が当てはまるのかもしれません。
活さんのシェイプにだって同様のものがあります。
これです。ブギーです 笑。
サーフボードとなるとさらにスピードは遅くなります。速くても時速30㎞くらいです。比べることは出来ないと思いますが、与えられている動力の範囲で最大限に効率よくスピードを得るという観点から見れば、次元は違っても考えることは同じ方向を向いています。
ブギーだって、ノーズまわりのレールをボトムの形はいろいろとテストされています。その結果があの形です。ジョージ・グリノウが言うのと同じです。どうみてもおしゃれではありませんがこれが一番良いのです。
私たちみたいな普通のサーファーが波乗りする上でいちばん大事なことは、「スピード」だと思います。ネットの動画に出てくるような波から飛び出しちゃうようなマニューバをする訳じゃありません(それをやるならまた話は別ですが…)
シングルのミッドレングスが…なんて言っている時点でマニューバは限られてきます。ダウンザラインのスピードにカットバックの動きが出来るマニューバ性能があれば十分だと思います。そうなるとやっぱり面白いのは、スピードが出るボード、気持ちよく滑ってくれるボードです。
夏過ぎから、プリモ、ロングフィッシュ、ニーボードなどを試してきましたが、つくづくそう感じました。思い出しているとまた波乗りしたくなってきます。そんなボードたちです。
スピードが出る形というのは、どこか共通しているのかもです。
1964年。時速200㎞がのんびりに感じます。サーフボードはDフィン、PIGの時代ですね。
ネットから借りてきた画像ですが、注目したのは長いノーズの先端です。イメージだけで考えたら、一番先端はロケットみたいに丸く尖っている方が抵抗は少なそうに思えますが、そうではなく多面体で構成されています。抵抗が少なくて安定する形状がこれなんだと思います。
これを見ていて思い出したのがこのボードです。
ジョージ・グリノウが作った、バックヤードスペシャルと呼んでいるセイリングボードのノーズの形です。ジョージ・グリノウはこのノーズの形について、こんなことを言っています。
「どう見てもおしゃれではないが、しかしながら、無骨でぶ厚いこのノーズの形状は空気力学から導き出された結果である」
ウィンドサーフィンは速い時で、50~60㎞くらいでしょうか。西のどん吹きのときにすごいスピードでプレーニングしているのを目にすることがあります。ALFA-Xの380㎞とは次元が違いますが、自然の力を使ってそれだけのスピードで海面をプレーニングさせるには、次元は違っても同じような考え方が当てはまるのかもしれません。
活さんのシェイプにだって同様のものがあります。
これです。ブギーです 笑。
サーフボードとなるとさらにスピードは遅くなります。速くても時速30㎞くらいです。比べることは出来ないと思いますが、与えられている動力の範囲で最大限に効率よくスピードを得るという観点から見れば、次元は違っても考えることは同じ方向を向いています。
ブギーだって、ノーズまわりのレールをボトムの形はいろいろとテストされています。その結果があの形です。ジョージ・グリノウが言うのと同じです。どうみてもおしゃれではありませんがこれが一番良いのです。
私たちみたいな普通のサーファーが波乗りする上でいちばん大事なことは、「スピード」だと思います。ネットの動画に出てくるような波から飛び出しちゃうようなマニューバをする訳じゃありません(それをやるならまた話は別ですが…)
シングルのミッドレングスが…なんて言っている時点でマニューバは限られてきます。ダウンザラインのスピードにカットバックの動きが出来るマニューバ性能があれば十分だと思います。そうなるとやっぱり面白いのは、スピードが出るボード、気持ちよく滑ってくれるボードです。
夏過ぎから、プリモ、ロングフィッシュ、ニーボードなどを試してきましたが、つくづくそう感じました。思い出しているとまた波乗りしたくなってきます。そんなボードたちです。
スピードが出る形というのは、どこか共通しているのかもです。
1964年。時速200㎞がのんびりに感じます。サーフボードはDフィン、PIGの時代ですね。
少しだけ冷たく感じる風と柔らかい日差し、湿度が低くなってきたので山の稜線がくっきりと見えます。丹沢の向こうに山頂だけ見えている富士山は薄く雪化粧です。暑くもなく寒くもない最高のお散歩日和です 笑。
去年は残暑が続いて、秋らしい日が無かっただけに久しぶりの秋晴れが気持ちいい朝です。
大事にしているマユハケオモトの鉢植えも時期を違えずに花を咲かせました。
水温も順調に下がって、3ミリフルスーツで快適です。海も気持ちが良い季節です。
夏前ぐらいから気が付かれていると思いますが今年は海の中、いつもより人が多いです。コロナでリモートワークになって通勤時間の分だけ海に入れるようになったという人や、健康志向やアウトドアスポーツとして波乗りを始める人も増えているようです。
そのせいかどうかは不明ですが、サーフボードとウェットスーツの製作現場にも影響が出ています。
シェイプに必要なブランクスが届くのにいつもより時間がかかっていたり、ラミネートの工程もいつもの倍以上の時間がかかっています。それだけの本数のサーフボードが作られているということです。
私のところは普段と何ら変わりありませんが、そんな周囲の事情でご注文いただいたボードの出来上がりにいつもより少々時間がかかってしまっています。
ウェットスーツも同様です。AXXE CLASSICやZEROは一か月ちょっとかかっています。ボードもウェットもこの時期に何やらちょっと異常な感じがしないでもありません。
じきに落ち着くとは思いますが、もし真冬用のセミドライを作ろうとお考えでしたら今のうちにオーダーしていただくのがお勧めです。もしかするとそろそろ年内納めが…なんてことにならないとも限りません。
煽るつもりは全くありませんが、ウェットは冬の海の必需品です。必要なものは今のうちに準備をするのが良いようです(特に今年は)
AXXE CLASSICのU-ZIPはもう何度か海で試しました。私のは3フルです。春秋用なのでネックは防水ではありません。それでも首、手足首の防水性はかなりあります。セミドライはさらに良いのではないかと思います。
ZEROのエアドームも防水性は同じです。そして動きやすい。
AXXE CLASSICは今年はキャンペーンは開催しませんが、お店独自のプレゼントでささやかですがZEROとAXXE CLASSICのフルスーツをオーダーいただいた方にウェット専用ハンガーをプレゼントします(すでにご注文いただいた方にも差し上げます)
以前のブログでおすすめウェットを紹介しています。参考にしてください。http://menehune.blog.shinobi.jp/Entry/4202/
ロングボードフィルムの最高傑作。JbrotherのLONGER。2000年の作品です。DVDももう無いし、見られるうちに見ておきましょう。
今と同じでいろいろ持ってましたが、この頃は確か PAPA JOE 9.4に乗ってました。
今と同じでいろいろ持ってましたが、この頃は確か PAPA JOE 9.4に乗ってました。
今日のブログはまたロングボードにしようか、それとも制作中のフィッシュにしようかと考えていたら、ユーズドボードが4本もやってきました。ユニークなボードもあります。いろいろなボードを見るのは楽しいものです。
まずはロングボード。マイカ・ウッドのHODADというモデルです。
HANSENの50/50(フィフティフィフティ)という60年代のボードをモチーフにしたシェイプで、短めで幅が広いという当時の50/50のコンセプトそのままに、9.3 x 23 1/2というサイズでシェイプされた取り回しの良いノーズライダーです。
50/50というのはその通りのコンセプトで、10フィートオーバーが普通だった当時のボードを短くして取り回しを楽にして幅を広げてノーズへ行きやすくという、動きもノーズもイーブン(50/50)に良いというのが売りでした。そのコンセプトで作られたのがこのHODAD(陸サーファー みたいな意味)です。
それからクリステンソン。インヴィジブル・ポリスマンです。
アウトラインは70年代初期のミニガンそのままです。強いノーズロッカーでロールボトムからテールへストレートにつながる当時のデザインを元に、現代のロッカーとコンケーブ、それにVEEでチューンアップしています。
ノーズのロッカーとロールボトム、ボリュームがあるレールに70年代の名残りを残していますが、センターコンケーブの入れ方は絶妙です。さすがクリステンソンです。
そして、毎度絶賛(笑)のプリモ8’4”です。このオーナーさんは8.4を2本所有されていました。そのうちの1本を放出です。
乗っているのでヘコミはありますが、ぜーひこのサイズ体験してみてください。
それからブギー。長いボードばかり乗っていて出番が少ないということでユーズドです。出番少なかったので使用回数少ないです。当然、きれいです。
ブギー、小波最高です(このブギーはお取り置きになりました。)
ユーズドボード MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト チェックしてください。
まずはロングボード。マイカ・ウッドのHODADというモデルです。
HANSENの50/50(フィフティフィフティ)という60年代のボードをモチーフにしたシェイプで、短めで幅が広いという当時の50/50のコンセプトそのままに、9.3 x 23 1/2というサイズでシェイプされた取り回しの良いノーズライダーです。
50/50というのはその通りのコンセプトで、10フィートオーバーが普通だった当時のボードを短くして取り回しを楽にして幅を広げてノーズへ行きやすくという、動きもノーズもイーブン(50/50)に良いというのが売りでした。そのコンセプトで作られたのがこのHODAD(陸サーファー みたいな意味)です。
それからクリステンソン。インヴィジブル・ポリスマンです。
アウトラインは70年代初期のミニガンそのままです。強いノーズロッカーでロールボトムからテールへストレートにつながる当時のデザインを元に、現代のロッカーとコンケーブ、それにVEEでチューンアップしています。
ノーズのロッカーとロールボトム、ボリュームがあるレールに70年代の名残りを残していますが、センターコンケーブの入れ方は絶妙です。さすがクリステンソンです。
そして、毎度絶賛(笑)のプリモ8’4”です。このオーナーさんは8.4を2本所有されていました。そのうちの1本を放出です。
乗っているのでヘコミはありますが、ぜーひこのサイズ体験してみてください。
それからブギー。長いボードばかり乗っていて出番が少ないということでユーズドです。出番少なかったので使用回数少ないです。当然、きれいです。
ブギー、小波最高です(このブギーはお取り置きになりました。)
ユーズドボード MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト チェックしてください。
昨日の波乗りを反芻中です。プリモはもちろんですが、改めて思い出して、新しく作ったこのログが面白くてたまらなくなってしまっております。ワクワクが止まらないというやつです 笑。
これがアウトライン。ノーズは細いし、テールも今まで作ったどのログよりも絞り込まれています。ユニークなアウトラインだと思います。
センター幅は22”1/2。細めです。
ロッカーはノーズ側を少しだけ調整してもらいましたが、テールはカタログ数値のまま。普通に入っています。
これと比べると以前に何本も作ったDフィンのPIGはかなりフラットです。まるでテーブル。盆栽を並べられそうです。
フィンは活さんのB52テンプレット。10”を少し切って、9”1/2にしてグラスオンしています。こうやって見ると、結構迫力あります。
ボトムはややしっかりとロールが入りレールはテーパー気味。これまではロールが緩めなのが多かったので、乗り始めにてこずったのは、これらの違いからだと思います。
最初に乗ったときの感想を「遅い」と書いていたと思います。実際、プリモなんかと比べてしまうと遅いのですが、おもな原因は自分がきちんと扱えてなかったせいだと思います。
ここ数年乗ってきたフラットロッカーにDフィンというのはかなり特殊だと思います。このログの方が一般的です。しばらくぶりに普通の世界に戻ってきたせいです 笑。
ロールボトムが波のフェイスを滑るときのなめらかさ。テールロッカーがあるのでそれほど体重を乗せていかなくても動きは軽くスムースです。
特にカットバック。ふわっと柔らかくボードが戻っていってくれる気持ち良さを思い出して、またやりたくて仕方が無くなっています。DフィンはDフィンの面白さがありましたが、普通のログの世界から離れすぎていたかも…と少々反省もしております。(入れ込み過ぎる性格なのです。独りよがりとも言います。おそらく多くのロンガーさんが付いてこれていなかったかと…)
もしかすると、フラットなDフィンにばかり乗っていたからこそ、このログの面白さに改めて気が付けたのかもしれません。そう考えることにします 笑。
実は、次のログのブランクスも二か月ほど前にオーダーを入れておりました。このログよりもほんの少しだけノーズロッカーは少なくして、テール側は同じロッカーです。そのブランクスが出来上がってきたみたいなので、今回のこのログを参考にしつつ、ごく普通のログを作ってみようと考えています。
これまではいかにヴィンテージボードに近いDフィンのログを作ることができるかということを考えていましたが、今度は普通のログのライディングの気持ち良さを考えて行ってみようと思っています。
最近はミッドレングスばかりでロングボードはすっかりご無沙汰というロンガーさんをまたログに乗りたくさせちゃおうと思います。
ソフトなレールに丸いボトム。単純なデザインのようでいてロングボードは奥が深いですね。
サンタ・クルズ プレジャーポイント健在という感じで嬉しくなってくる映像です。
Hot Dogs from Will McCarthy on Vimeo.
今年の春に作って、緊急事態宣言とやらで出番が無かったゼロウェットスーツの3ミリフルスーツ、台風へ吹き込む北風で急に気温が下がったせいで、秋にはちょっと早いタイミングでしたがやっと出番が回ってきました。
ごく普通のバックジップのウェットスーツです。形は昔ながらのフルスーツ。今の時代、海の中で回りを見まわしてみたら、バックジップというのは結構クラシックな存在なのかもしれません。最初からノンジップ、という人もいるんでしょうね。
まあそれはそれで良いとして、言いたいのはこのゴム何なんですか!?ということです。そのくらい気持ちが良いのです。裏地に使っているジャージ素材の肌触りと、心地よく締め付けてくるラバーのフィット感。違う意味でのウェットマニアになりそう(笑)な快適さです。
百聞は一触にしかずです。ショップにあるサンプルの手首からでも足首からでもいいので、腕を入れてみてください。肌触りの良さが実感できると思います。真冬用にはその肌触りが良いままでの暖かバージョンもあります。
もちろんジッパーレスバージョンもあります。個人的には会社勤めの時代から着ている老舗のZEROウェットスーツ、現在の納期は三週間ちょっとです。
さて、台風はだいぶ接近してきましたが、今日もクローズせずに出来たようです。明日は北風がさらに強まって波は今日よりも小さくなりそうな感じです。流れもあるし、オフショアで沖へどんどん押し出されますので初心者の方は注意です。
初心者で思い出しましたが、先週とおとといと海に入っていて気になったことがあります。ごく基本的なことです。
沖から他の人が波に乗ってきたらどう動けば良いのか?
インサイドにいて、もしアウトから誰かが波に乗ってきたら、フェイスの方向ではなくスープ側へ避けましょう。スープが押し寄せてきたら波が崩れていない方向へ逃げたくなるかもしれませんが、それは間違いです。フェイス方向へ逃げたら沖から乗ってきた人を邪魔することになります。
偶然かもしれませんが、最近そうやって邪魔されることが何度かありました。本人は避けようとしているのかもしれませんが、波に乗っている方から見れば、自分が進んでいく方向へわざわざパドルしていって邪魔しているようにしか見えません。
じっと待って捕まえた良い波を途中で中断しなければいけなくなります。トラブルの原因になるかもしれません。波に乗っている方に技術が無ければ衝突という危険性もありえます。
沖から波に乗ってくる人がいたら、その進行方向とは逆の方向へ避けましょう。「人のライディングを邪魔しない」というお互いの危険回避のためのルールです。
いまさらこんなことを書くとは思いませんでしたが、やっぱり必要なんでしょうね。
相模湾は東南東のうねり、2.6メートル/10秒。 明日もできそうです。
最初は抜けた後に行くつもりでした。でも台風の進路予想がだんだんと東よりに変わってくるので、これはまだ抜ける前の方が良さそうだと、台風がまだ西の海上にあるうちに海へ行ってみました。
ゆっくり起床、のんびりドライブで昼頃に海に到着。まだ早かったかと思いましたが、緩いオフショアの穏やかな海にときおりセットが入ってきます。沖にスジ入っているのが見えます。
波はコシ・ハラくらいでセットはもうちょいあるかという感じ。サイズはありませんがしっかりしたうねりです。まだ潮が多くて波が厚いので、ポイントはロングボードばかりです。
予想通りのコンディションで、ボードのセレクトもばっちり(笑)プリモの9’0。8.0のロングフィッシュかと思いましたが、フィンのセットアップがコロナで中断していたのでこっちにしました。
こういうときには、ログよりもプリモみたいなロングボードです。緩い斜面から滑り出したらスピードが着くのを待って、波のボトムまでしっかり行ってからボードの向きを変えます。突然のセットが盛り上がったら、立ち上がる前からレールを入れつつ方向を決めて滑り降ります。どんな状況にも素早く応じてくれます。
フィン、少しだけ削って高さを低くしたのがいい感じです。しばらくこれでフィンの位置を変えつつ試してみることにします。
しかしプリモ、スムースによく走ってくれるし、動きは軽快です。シングルフィンの良いとこ取りと言う感じです。ロガーさんには8.4~9.2くらいのプリモ、絶対お勧めです。楽しめますよ。
どんどん乗っていたら、だんだん潮が引いてきたような波になってきたのでもう一本持ってきたシングルフィンと交代。
長さは、5’4”。これもニューボードのニーボードです。

今回はテールから11インチの位置。前寄りですが、ハルと比べればまだ後ろ寄りです。ハルは細長いフィンを使いますが、このニーボードも前寄りにするときにはそういうフィンの方が良いのかもしれません。
こんな感じ。ハルよりさらにすごい事になってます。こういうのもそのうち試してみようと思います。
9.0から5.4になると急に沖が遠くなります 笑。でも、テイクオフはそんなに変わりません。ニーボードって凄いのです。
ニーボードはトライフィンばかりでしたが、シングルの挙動にもだいぶ慣れました。
動きは全然悪いです 笑。反応はかなり鈍いです 笑。だから無理には動かしません。それがシングルフィンの乗り方だと立って乗っているときには分かっているくせに、座ると突然忘れてしまうのです 笑。
シングルフィンに乗りたがらない人の気持ちが少し理解できたかもです。
なので乗り方と意識を変えます(意識を変える、久しぶりに登場しましたね)シングルフィンの気持ちいいところはダウンザラインでサイドフィンの干渉が無いこと。抵抗をほぼ感じずに滑っていきます。
ターンはトライフィンみたいにサイドフィンがレールの補助輪になってくれないので、スピードをキープしたままのドライブするターンは難しいです。同じようにやろうとすると身体にボードが付いてこずに失敗します(できれば、それはそれでスゴイと思います)
なのでシングルフィンの方向転換に切り替えます。トライでは波の途中からレールを入れ替えつつ波を上がって行きますが、シングルではそのタイミングを少し遅らせます。波を上がっていく角度が緩いからです。
波の高いところへ向かうときのアプローチが違うのです(たぶん)。
まだうまく言えませんが、フワッと波のトップへ上がって行って、波の高いところでボードの方向を変えてそこからの高さを利用して「次の動き」のためのスピードを得ていくようなイメージです。「次の動き」というのは、先に進むか、カールへ戻るカットバックのような動きです。
この「フワッと」という感覚が面白いのです 笑。
まだ、このくらいまでしか分かりません。でもスタンディングのシングルと同じで、シングルならではの面白さが確実にあるように感じます。
そんな感じではじめは9’0、それから5’4”のシングルフィンで足がつるまでたっぷり楽しませてもらいました。定番の8.4プリモやロングフィッシュでも楽しめたと思います。
今の季節、ウェットはこれが活躍してます。ZEROのコブラシリーズ 2/1mmです。
この日は左のフルスーツ。袖と肩口の縫い目からは普通に水が浸みてくるので水温が高くても暑くなりません。日差しがあればロンスプです。
水温はまだ高めですが、気温は確実に下がってきています。秋から冬への準備の季節です。秋に着る3ミリフル、冬用のセミドライ、オーダー承ります。ウェットマニアカテゴリーのブログを参考にしてください。おすすめウェット 7選
そして、昨日の定休日は活さんのシェイプルームへ。
クラシックなボードが出来上がりました。またのちほど詳しくご紹介します。
ゆっくり起床、のんびりドライブで昼頃に海に到着。まだ早かったかと思いましたが、緩いオフショアの穏やかな海にときおりセットが入ってきます。沖にスジ入っているのが見えます。
波はコシ・ハラくらいでセットはもうちょいあるかという感じ。サイズはありませんがしっかりしたうねりです。まだ潮が多くて波が厚いので、ポイントはロングボードばかりです。
予想通りのコンディションで、ボードのセレクトもばっちり(笑)プリモの9’0。8.0のロングフィッシュかと思いましたが、フィンのセットアップがコロナで中断していたのでこっちにしました。
こういうときには、ログよりもプリモみたいなロングボードです。緩い斜面から滑り出したらスピードが着くのを待って、波のボトムまでしっかり行ってからボードの向きを変えます。突然のセットが盛り上がったら、立ち上がる前からレールを入れつつ方向を決めて滑り降ります。どんな状況にも素早く応じてくれます。
フィン、少しだけ削って高さを低くしたのがいい感じです。しばらくこれでフィンの位置を変えつつ試してみることにします。
しかしプリモ、スムースによく走ってくれるし、動きは軽快です。シングルフィンの良いとこ取りと言う感じです。ロガーさんには8.4~9.2くらいのプリモ、絶対お勧めです。楽しめますよ。
どんどん乗っていたら、だんだん潮が引いてきたような波になってきたのでもう一本持ってきたシングルフィンと交代。
長さは、5’4”。これもニューボードのニーボードです。
今回はテールから11インチの位置。前寄りですが、ハルと比べればまだ後ろ寄りです。ハルは細長いフィンを使いますが、このニーボードも前寄りにするときにはそういうフィンの方が良いのかもしれません。
こんな感じ。ハルよりさらにすごい事になってます。こういうのもそのうち試してみようと思います。
9.0から5.4になると急に沖が遠くなります 笑。でも、テイクオフはそんなに変わりません。ニーボードって凄いのです。
ニーボードはトライフィンばかりでしたが、シングルの挙動にもだいぶ慣れました。
動きは全然悪いです 笑。反応はかなり鈍いです 笑。だから無理には動かしません。それがシングルフィンの乗り方だと立って乗っているときには分かっているくせに、座ると突然忘れてしまうのです 笑。
シングルフィンに乗りたがらない人の気持ちが少し理解できたかもです。
なので乗り方と意識を変えます(意識を変える、久しぶりに登場しましたね)シングルフィンの気持ちいいところはダウンザラインでサイドフィンの干渉が無いこと。抵抗をほぼ感じずに滑っていきます。
ターンはトライフィンみたいにサイドフィンがレールの補助輪になってくれないので、スピードをキープしたままのドライブするターンは難しいです。同じようにやろうとすると身体にボードが付いてこずに失敗します(できれば、それはそれでスゴイと思います)
なのでシングルフィンの方向転換に切り替えます。トライでは波の途中からレールを入れ替えつつ波を上がって行きますが、シングルではそのタイミングを少し遅らせます。波を上がっていく角度が緩いからです。
波の高いところへ向かうときのアプローチが違うのです(たぶん)。
まだうまく言えませんが、フワッと波のトップへ上がって行って、波の高いところでボードの方向を変えてそこからの高さを利用して「次の動き」のためのスピードを得ていくようなイメージです。「次の動き」というのは、先に進むか、カールへ戻るカットバックのような動きです。
この「フワッと」という感覚が面白いのです 笑。
まだ、このくらいまでしか分かりません。でもスタンディングのシングルと同じで、シングルならではの面白さが確実にあるように感じます。
そんな感じではじめは9’0、それから5’4”のシングルフィンで足がつるまでたっぷり楽しませてもらいました。定番の8.4プリモやロングフィッシュでも楽しめたと思います。
今の季節、ウェットはこれが活躍してます。ZEROのコブラシリーズ 2/1mmです。
この日は左のフルスーツ。袖と肩口の縫い目からは普通に水が浸みてくるので水温が高くても暑くなりません。日差しがあればロンスプです。
水温はまだ高めですが、気温は確実に下がってきています。秋から冬への準備の季節です。秋に着る3ミリフル、冬用のセミドライ、オーダー承ります。ウェットマニアカテゴリーのブログを参考にしてください。おすすめウェット 7選
そして、昨日の定休日は活さんのシェイプルームへ。
クラシックなボードが出来上がりました。またのちほど詳しくご紹介します。
KK サーフボードのユーズドボードが入荷しました。シェイパーの川南活さん自身が自分用にシェイプしたカスタムシェイプのトライフィンです。レングスは8’2”。
ノーズはTIKIのテンプレットを使い、テールはOKIDOKI。サイズが上がった波ではもちろんですが、テールを広めに取ってあるので普段の波から楽しめるトライフィンです。
MENEHUNEウェブサイトご覧ください。
RADIO RAO 小笠原のストリーミングです。江本陸さんと抱井保徳さんの対談、お聞きください。いまどきのフワッとしたサーフメディアでは聞けない内容です。
https://soundcloud.com/user-329356231/2020-09-12a-1
リペアでお預かりしたボードです。カラーフォームのテールブロック、リバースTバンドストリンガー、グラスオンされた赤いフィン。これだけ揃えばBINGのデヴィッド・ヌィーヴァ ノーズライダーだとお分かりだと思います。
ノーズライダーの名器です。現在のBINGではオリジナルノーズライダーと呼ばれています。ヌイーヴァの名前がつかないのはいまだに奥さまがうるさいからか 笑。90年代には自分でも乗っていましたし、かつて取り扱ってもおりました。
もちろんオリジナルは60年代。オリジナルはダン・ベンディクソンのシェイプで今はマット・カラバーニ。
Tバンドのストリンガーが少し変わったかな(昔は両サイドはウッドじゃなくてグルーラインたったような…)。ニーパドルパッチの入り方などは今どきの感じで、少しテールが広くなったかなあとも感じますが、やっぱり60年代の香りがぷんぷんです。
当時のBINGにはこれの他に、タカヤマモデル、ステップデッキのライトウェイト、ブリューワーのパイプライナーなどのシグネチャーモデルがあったと思います。イエローのインサイドカラーのライトウェイトなんて欲しくてたまりませんでした。
このBINGを見ていて思ったのですが、現在、クラシックなロングボードに乗っている人たちはどのくらい60年代のレーベルを知っているのかなあということです。
このBINGをはじめとして、JACOBS、 GORDIE、RICK、GREG NOLL、WARDY、WEBER、HANSEN、VELZY、挙げていったら切りがありませんがたくさんのサーフボードレーベルが存在しました。
90年代のクラシックロングのリバイバル時には、お手本はそのまま60年代でしたから、これらのクラシックレーベルのボードにあこがれたものでした。
最近ではマーケットにこれらの名前を目にすることが少なくなってきて、「クラシック」という意味もなんとなく変わってきたような気もしています。雑誌などのメディアに登場する機会も減って、60年代の元老たちもいなくなってきていますから、仕方が無い事かもしれません。1964年から56年も経っています(つまり自分は56ということか 笑)
物事は変化していくものですし、変化は大事です。でもシングルフィンのログのオリジナルが1960年代という事実は変わりません。自分たちが乗っているサーフボードのルーツがどこにあるのか目を向けることも大切だと思います。
根っこ(ルーツ)が無いと、風が吹いたらどこへ転がっていくか分かりませんから。
ちなみにこのボード、直すところはここです。見にくいのでコントラストを調節しました。ノーズのボトムに横方向にヒビが何本も入っています。
逆方向へのチカラが強くかかるとこうなることがあります。折れないまでも樹脂にヒビが入ってしまった状態です。乗ったまま砂浜に乗り上げてしまったり、やば目にパーリングしてしまったときなどです。ヒビだけですが、これは重症レベルのキズですのでクロスを乗せてきちんとリペアする必要があります。
いろんなボードがリペアで持ち込まれますが、こういうボードは思わず見入ってしまいます。
ちなみにTバンドストリンガーですが、呼び名の由来はいくつかあって、3本のストリンガーを貼り合わせた「three」の頭文字だという説や、最初にこのストリンガーを考案した職人の名前「Thomas」の頭文字から取ったTだなどと、いろいろな話があるのもクラシックボードの面白いところです。
私はThomas説を支持かな。
ユーズドのホットマンゴーが入荷しました。メネフネウェブサイトご覧下さい。

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