MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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サーフショップのオヤジが、文学好きでもいいでしょってことでたまには読書の話をしてみたいと思いますが、そんなん興味ねえよ、という人は飛ばして昨日のハーバーVEEボトムの続きを見てくださいませ。

今読んでいるのはコレ。夏目漱石の「それから」

ここ数年は歴史小説にはまっていたのですが、本屋でなんとなく手にとって文字を追ったら読んでみたくなった夏目漱石の「坑夫」。読み終わったら他の作品も読みたくなり、蘆美人草、三四郎と読んで今はこの「それから」です。

本は小さな子供の頃から大好きでした。思い出せば、中学二年生の夏(1978)。九州の片田舎に住んでいた私のまわりにやってきたスケートボードという遊び。欲しくて欲しくて、親にねだってやっとお金をもらったものの、なぜだかそのお金で新潮文庫だか角川文庫だかの日本文学全集全50冊を通販で買ってしまった私でした(親はそっちの方が喜びましたが…)

おかげでスケートボードで遊ぶはずの中二の夏休みは引きこもって読書…。

歴史小説は史実に基づいて、そこから歴史上の人物の人間像を作り出して物語にしている点が面白く、立場や解釈の違いによって様々な見方ができるところが興味をさらに深くしてくれます。

くらべて、夏目漱石のような文学はほぼ作者の創作なので最近は興味を失っていました。加えて、文体が難しい。なのでとりあえずは読書力が上がるかと頑張って読んでいたら、面白いじゃないですか(当たり前じゃ)

創作ではありますが、書かれた時代の雰囲気が伝わってきます。例えば、三四郎は日露戦争直後の時代に書かれた小説です。戦争に勝って、自国の独立を勝ち取った喜びがあるかと思えばそういう訳でもない。その後の日本がたどる道を予言するような一節もあります。

そんなことを想像しながら読んでいると、登場人物に血肉が通ってきます。知らない場所、知らない時代への想像が大きく広がります。

人間、生きてせいぜい80年です。経験できることはわずかなものです。けれども、本の中にはたくさんの人生や経験が詰まっています。想像の力次第で、何百年、何千年もの経験をすることができるのです。

中二の夏、本ではなくスケートを選んでいたら何か変わっていたのか?

まあ、骨折の経験がひとつ増えてたくらいでたいして変わりはしてないでしょうね。


さて、ここからはサーフボードのお話。昨日のハーバーのVEEボトムの続きです。どんなボードなのかチェックしてみましょう。

サイズは、6’10” x 22” x 3”1/4。

どうもちゃんと乗れるかどうか自信がいまいちなので、リーシュを付けられるようにEZプラグを貼り付けました。

まずは、レール。ノーズからずっと60/40くらいのソフトレール。


テール近くです。テールにかけて薄くなっていきますが、基本的なレールの形は同じ。エッジはありません。エッジはダウンレールとペアですから、もう少し後の時代になるんでしょう。


そしてボトム。ノーズ近辺です。


センターあたり。かなりコンベックスが強いですが、まだこれくらいで驚いてはいけません。


テール…強烈です。


ロッカーはほぼフラット。強いVEEが入っているのでレールラインのロッカーは強くなっています。

これはちょっと想像つきません。

思わずEZプラグ貼り付けてしまったの分かるでしょ。

これがフィンBOXです。前と後ろのネジでフィンを固定するようになっております。


デッキパッチはハート型。この時代のボードは遊びゴコロがあって楽しいです。


ニーパドルしろ、ということのようです。





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