MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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AXXEクラシックの春夏のニューカタログが届きました。表紙はアンドリュー・キッドマンのカットバック。バーディなスタイルでかっこいいカットバックです。丸っこいボードは何だろう?今年もクリステンソンも変わらずサポートしていきます。クリスはかなりAXXEがお気に入りの模様です。
秋もやったAXXEクラシックのノンジップモデルの早期受注キャンペーンを3月20日からまた開催します。ジャージのフルスーツ、シーガル、ロンスプなどかなりお得なキャンペーンです。
キャンペーンの詳細はまた改めてご紹介しますが、AXXEのカタログで気になったのは新しい素材のこと。ウェットスーツの素材はほぼ100%石油が原料ですがAXXEウェットスーツでは今期、原材料の約半分を炭酸カルシウムを99.7%含有する岩石から生成した「ラバー」と植物由来の繊維とペットボトルを再生した繊維を90%以上使った「ジャージ」というふたつの素材を提案していますが、とても意味のある取り組みだと思います。
それが無いとサーフィンすることもできないサーフボードとウェットスーツ。サーフボードは元になるブランクス、ラミネートするためのクロスやレジンは石油を原料としています。ウェットスーツも然りです。エコロジーに強い関心を持ちながら一方では石油を使いたくさんのサーフボードを作りだす。サーフィンは環境に良くないのです。おそらく多くのサーファーが感じたことがあるジレンマだと思います。私もその一人です。
じゃあサーフィンなんかやらなければ…という理屈になるのでしょうが考えてみてください、サーフィンできない生活を。サーフボードに乗っかって海へ漕ぎ出し波を捕まえて乗る。それだけのシンプルなスポーツですがその行為が人へ及ぼす影響というのは大きいものがあります。サーフィンは簡単に健康で体力と気力に満ち溢れたポジティブな人間を作り出すことができます。いい波、大きい波に乗れば精神は高揚し大きな満足感が得られます。サーフィンできない生活でそれらを得るのはかなり難しいことだと思います。
お気に入りのシェイパーに自分の理想に近いサーフボードを作ってもらう。シェイパーは一本ずつ乗り手のことを考えながら心を込めてサーフボードを削る。ラミネート、サンディング、フィンアップ、ポリッシュなどたくさんの工程とたくさんの職人の手を通って作り出される自分だけの一本のサーフボード。それを大切にできるだけ長く使う。環境に負荷を与えるサーフボードであればそんな付き合い方が正しいと思いますし、資源を有効に使っていると言っても良いのではないかと思います。
オーダーウェットスーツもサーフボードのカスタムシェイプと同じです。必要な人に必要なものを作ります。大衆を対象としたマスプロダクションのプロダクトは時として無駄なものも作ってしまいますが、それとは違う文化だと思います。
サーフィンとエコロジー、奥が深いテーマです。
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