MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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今日から3月。毎月1日は町田天満宮の、がらくた市です。風はまだ冷たいですが、日差しには春を感じます。梅も満開です。
もともと古い物は好きなので、(財布を持ってると思わず買っちゃうので)財布は持たずによく冷やかしに行くのですが、今日はちょっと面白いことがありました。
天満宮の境内は結構広くて、たくさんの古物商が露天にがらくたを並べています。古道具、キモノ、おもちゃ、骨董らしきもの、絵、石、ちょっと懐かしいものなど、和洋の区別なく雑多に並べられています。
ベースも近いので外人さんの姿も多く、何に使うのか、透かし彫りが入った大きな欄間なんかを嬉しそうに抱えて歩いていたりします。
ひたすら、こけし
時間があったので、いつもよりじっくりと見ていると面白いものが目に付きます。織部の皿、備前のぐいのみ、どこかの料亭かお屋敷で使われていたような、桐の箱にはいった漆器、子供の頃に遊んだおもちゃ、木彫りの熊などなど、きりがありません。新しいものには無い、怪しさが面白いのです。
うれしいと眼鏡がおちる人
欲しいなあと思うものが幾つかありましたが、ガラクタはガラクタの中にあると何倍にも魅力的に見えるのは、かつてアメリカのフリマも渡り歩いた私ですので、よっぽどのモノでないと自宅に持って帰ると色あせてしまうのはよーく分かっています。
ある年代以上の人にはとっても懐かしい柄に違いない、ホーロー鍋。
そんな中で妙に気になる焼き物の人形を見つけました。信楽焼の小さな人形です(タヌキではありません)。顔をじっと見て、全体の色と大きさを見て、これは自宅のテレビ台の上に置いたら、なんだか面白そうだぞ…。
などと考えながらしばらくその人形の顔を眺めていましたが、何しろ財布を持っていないので、先へと足を進めることに。
だれかこれでSUPやりません?
いろいろと見つつ、午後1時に近くなってきたので、ふたたび鳥居をくぐって会場の外に出ましたが、さっき見た人形がどうも気になります。
天満宮から店までは、信号を渡るだけです。
大抵はすぐに欲しい気持ちは消えてしまうのですが、店へ戻ってもなんだか気になります。そこで財布を取り出し、もう一度行ってみてもしまだ売れていなかったら買っちゃおうか…と行ってみると、そいつはまだそこにあったので、無事に私のものになりました。
前フリ長いですが、話はここからです。
戻って店を開けてから、いつものようにメールをチェックし、いくつかメールを書いたあと、ふと思い出して店の前で厚すぎるフィンの根元をBOXにあわせるため、しゃりしゃりとヤスリで削っておりました。
そうすると、誰かが声をかけてきました。
顔を上げてみるとさっきの骨董屋のおばちゃんです。店の前はコインパーキングなので、そこへクルマを停めていたようです。
おばちゃん「どこかの業者さんかと思ったら、お店やってたんだね~。サーフィン屋さんなんだ。へ~」
と店の中を見回しながら、「私の仲がいい友達の息子さんも湘南でサーフィンしてるのよね~、知らないかな~」
私(口には出さず)「絶対、知らない…」
おばちゃん「○○さんって言うだけど」
私「あれ?その名前知ってる…でも同じ苗字の人でしょ?湘南でサーフィンってだけで、60年代じゃあるまいし、どんだけ人口いると思ってんの」と口には出さずにいます。
だってそうです。いくら同じ苗字だと言っても、たまたま変な人形を買った店のおばちゃんですよ。
おばちゃん「○○ジョージくんっていうんだけど」
私「え? ジョージくん?」「もしかして、サーフボード作ったりしてます?」
おば「そうみたい」
私「だったら知ってるも知らないも、彼がサーフボードの職人を始めた頃から知ってますよ~」と。
ジョージくんというのは、BIRDS CREATIONのジョージくん。カツさんのウッドフィンを作ったり、皆さんのボードを綺麗に直してくれる職人さんです。
http://bokubirds.com/index.html
なんだか笑っちゃいました。おもろいです。
今日たまたま時間があった、いつもは買わないガラクタ、それをわざわざ戻ってまでして買い、そのガラクタを売っていたのがジョージくんのお母さんの友達、しかも場所は町田、たまたま外に出てフィン削っていた。
そういえば、10年くらい前にこんなこともありました。(文中の「職人さん」はジョージくんのこと)http://menehune.blog.shinobi.jp/%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96/%E3%81%88%E3%81%AB%E3%81%97
それで買ったのはこの人です。信楽焼のどぜうすくい、ほっかむりのひょっとこ顔に、ザルのどぜう。安来節です。引き寄せたのはキミかい…?
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