還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
ジミー・ガンボアのディスプレイスメント・ハルです。70年代のフィルムに登場する、ハルの生みの親の一人である、スティーブ・クラジャウスキー(E.ボホーケス)のライディングを彷彿とさせるスタイルです。
レールは薄いピンチレールでボトムは丸く、フィンはやたらと前の方についている独特な形をしています。一般的なサーフィンのパフォーマンスよりも波を滑る感覚を重視したデザインです。
よくハルは難しいと言われますが、そう言われる原因はそこにあります。感覚を重視したデザインのハルでは、他のサーフボードとは違う乗り方が要求されるのです。ボトムターンひとつをとっても体重の乗せ方が違ってきます。それが難しいボードだという印象につながっているのだと思いますが、「乗り方が違う」ということを理解すればとても面白いボードだと思います。
古いサーファーズ・ジャーナルで、ハルのコントロールについてクリス・マロイが面白いことを書いていたことがあります。
それは、「右のお尻と肩を左側よりも高くすることを習得できれば、そのボード(スタビー)に乗ることができる…」というものです。
ハルに乗っている人ならきっと理解できると思います。そうでない人は、そう意識しながら上のガンボアの画像を見ると、なんとなく分かるかもしれません。
昨日のブログで書いた、MINI HULLはそれとはちょっと違います。もっと普通に乗れていろいろなコンディションをカバーしてくれるデザインです。同じようなものも作ることはできますが、ガンボアさんのハルの良いところをいただいて、乗り方を意識しなくても楽しめるハルを作ろうということです。
活さんがMINI HULLでのライディング映像を送ってくれました。茅ケ崎カントリーラインの森田氏のライディングです。映像ありがとうございます。
レングスは6’8”。小ぶりな波でも良く走ってます。同じサイズレンジのシングルではプリモがあります。昨日ちょっと書きましたが、やっぱりMINIのワイドノーズには意味があると思います。
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