MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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お知らせ:10月13日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。

波は少しだけ残ったみたいですが、今日はランニング。波乗りばかりで腰が痛いし、波乗りとは違う身体の使い方をしたかったのです。波乗りやっていれば身体はOKですが、動きを変えるというのも大事だと思っています。

裏山トレイル、8キロ/1hくらいのゆるラン。走っていると涼しい北風が汗をかいた身体にかなり気持ちがいい。身体が喜んでいるのが良く分かります。丹沢から秩父山系までの稜線がくっきり見えるようになってきました。秋の空気です。


足元は変わらず、ベアフットです。ソールがあるシューズよりも細かいところの足の筋肉を使います。波乗りにはこれが一番。画像のアースサンダルとフィンガーシューズを使ってますが、地下足袋でもOKです。


自宅へ戻って、体幹とプッシュアップ(正月から続けてます)。海に入っているとこういうのも調子良くできます。アップしているのを実感。シャワーで汗を流してから瞑想を15分。これで仕事前のフルコース終了です。

マユハケオモトが花芽を出し始めました。毎年10月。時期を間違えずに出てきます。この花が出てくると秋本番です。


ウェットのリペアを承りました。お尻のパーツ交換です。この方はお尻の骨が出ているのかこういう消耗のしかたになります。ヒジが破れやすい人など、人それぞれのクセがあります。


作っていただいてから、まるまる四年のウェットですが、生地は全然柔らかいです。リペアでもう少し着られると思います。時間が経つとだんだんリペアも難しくなってきます。古い生地と新しい生地と貼り合わせが、生地の経年劣化で難しくなってくるからです。

そうなってくると寿命です。見た目はしっかりしていても、生地の合わせ目から水が浸みこんできたりするようになります。水温が高い時期に使うウェットなら多少の浸水は気になりませんが、水温が低い時期には体温を下げることになります。

使っていて最初に浸水が始まることがいちばん多いのはお尻の周辺でしょうか。波待ちでボードに跨るので伸び縮みが大きいのと、体重とボードの浮力の圧力とが上下からかかるポイントなのでラバーがつぶれやすいのです。

ラバーの中には独立した小さな気泡の粒がたくさんあります。これが保温してくれるのですが、古くなってくるとこれが潰れます。気泡が潰れるとラバー自体もつぶれたように薄くなります。そうなると破れていなくても水が浸みこんでくるようになります。

波待ちしていてお尻から水が入ってきて冷たいから、そのあたりの縫い目をボンドでくっつけてみても水が浸みてくる。そうなったら修理が必要になってきます。縫い目からの浸水じゃないのです。

生地の劣化はどうしても避けられないことですが、リペアすることでまた保温性を回復することができます(冬場の波待ち中の尻からの浸水は本当に冷たく、冷えの原因です。震えが止まらなくなってしまったら低体温症の初期症状ですので、要注意です。)

冬、波待ちが寒くてもう寿命かと思ったら、ウェットを作ったショップにいちど相談してみてください。リペアすることで寿命を延ばすことができる可能性ありです。

うちで取り扱っているウェット、AXXE CLASSIC、 ZERO、AIDENTIFY、STEAMER、どれもリペアできます(これらのメーカーでしたら他店で作ったものでもOKです)。セミドライを冬に着ていて、そういえば…と思い当たることがあれば、本格的な冬のシーズンになる前にご相談ください。決してお安くないセミドライです。少しでも長く使えるようご協力させていただきます。


ウェットは生地同士を接着して、縫い合わせることで縫い目の防水性と強度を確保しています。接着だけではすぐに破れるし、縫うだけでは水が入ります。防水性を高めているのが接着ですが、使っているとこの接着剤も劣化してきます。

身体のあちこちから、なんとなく水が浸みこんでくるようになるのは接着剤の劣化です。浸みこむ量が多くなるとこれも体温を奪うことになります。

こうなってくるとウェットの寿命が近づいているサインですので、リペアで浸水を減らすのは難しくなります。

新しいウェットを作ることをお勧めしますが、どうしてもあとワンシーズンだけ使って来シーズンに作りたいという方には、インナーを使うという方法があります。0.5ミリと裏起毛の二種類の「水を通さない」インナーがあります。

「水を通さない」というところが重要です。以前、実際に実験くんしていますので、過去ブログご覧ください。どのインナーが良いのか、いつでもご相談にのります。

ここまで読んでいただいて、リペアでもインナーでも無く、今年はセミドライ作るぞーという方は、ぜひ一度ご相談ください。ボードと同じでウェットにもずいぶん投資している私です 笑。真冬でも暖かくて動きやすいウェットとアイデアがあります。

明日(13日・火)はお休みいただきます。




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