MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
55
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば50歳もなかばに近づきつつありますが、浮力を頼りにしながらもカラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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朝に夕に火を焚いて暖を取っている。燃やしているのは森から間伐された広葉樹の幹だ。一定の長さに切りそろえた丸太を斧で割って薪にする。

丸太を切るのは会津若松の鍛冶屋が作ってくれた、刃の間に木屑を掻きだすマドという隙間を入れた昔ながらの大きな鋸。太く重い丸太を台に載せ、自分の腕で挽く。鍛冶職人が魂をこめて鍛造してくれた鋸は硬く、指で弾くと高い澄んだ音がする。何本丸太をこの鋸で切ったのか忘れてしまったがその切れ味は少しも衰えない。太い幹でも尺四寸の鋸の全体を使い、大きな動きで挽いているとそれほど時間はかからず丸太を載せた台の両側に鈍い音を立てて落ちる。

樹は小さな芽を地上に出したときから二酸化炭素を取り込み光合成を行い自ら作り出した栄養分を蓄え、大きな樹へと成長する。寿命に達した樹や他の植物との生存競争に負けた樹は枯れて倒れ、微生物や昆虫によって分解される。放出される二酸化炭素の量は薪として燃やしたときも自然界において分解されるときも同じだ。また、間伐された森は健全に保たれ、新しい樹木を育む。

別に環境に優しい生活をしていると胸を張るつもりは全くない。樹が60年蓄えているかもしれない二酸化炭素を15年で放出させてしまっているだけのこと。生活を営む上で環境に負荷を与えず生活することなど不可能なことだ。そもそも環境への高い負荷の上に成り立っている社会だ。私たち個人が環境のためにできることをストイックに実践しても根本的な解決には至らない。

そんなことは最初から判っていること。でも始めなければ何も変わらない。

樹から暖かさをもらい、つねに樹に触れていると森で生活してみたくなる。エコロジーの話は忘れてしまいそうになる。樹も波と同じように人間の気持ちに強く働きかけてくる。

森に住んでみたい。



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