MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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カウンター
サーフボードの製造工程で、シェイプされた状態のフォームをガラスクロスとレジンで包み込んでいくグラッシングという作業があります。柔らかいフォームの状態のボードを樹脂とガラスクロスでカバーしつつ、シェイプの形を忠実に(エッジなどは強調しつつ)再現するというサーフボードの造形には欠かせない作業です。
このときに使っているラミネートクロスはボードに合わせて、4オンス、6オンス、ロングボードやデッキのパッチでは8オンスのボランクロスなどを使います。クラシックなロングボードでは、10オンスなんていうクロスを使って重ーく仕上げるものもあります。
通常は4オンスか6オンスになってくるのですが何の話かと言いますと、サーフボードの重さです。クロスのオンス表示は、単位面積あたりの重さです。重いということは厚みが多いという事です。厚みがある分、樹脂が多く染み込むので重くなります。
ここの所、私の頭の中を占めているのはボードの重量ことです。さらに言うなら、重量があってかつ、浮力が大きいボードです。
重くてボリュームがあるサーフボードというと、思い浮かぶのはブギーです。乗ったことがある方ならお分かりいただけると思いますが、小波でもスピードを付けやすく良く走ってくれるボードですが、サイズがある波でテイクオフから波を滑り降りるスピードは、一度経験すると結構クセになる感覚です。
この感覚を生み出しているのは、ブギーのボリュームとボードの重量です。6オンスのクロスで三層、一層でラミネートしています。ブギーに限らずシングルフィンやツインフィッシュ系などでは、スピードを付けやすくするため重めのラミネートにしています。
なんでこんなことを考えているのかと言うと、まーたニーボードなんです。どうもすいません。でも今はニーボードですが、これで機能性を確かめることができれば他のシェイプにも可能性が広がると思います。
考えているのはこんな感じです。70年代のシングルフィンの時代のニーボードを見ているとこんな感じのアウトラインで、フィンBOXの後ろ辺りにステップが入ったシェイプがあります。ステップボトムです。
ステップボトム、諸先輩方には懐かしい響きかもしれません。スティングデザインのちょうど「くびれ」のあたりのボトムに付けられていた段差です。
それで考えたのが、下の記事の画像のこれです。
段差は何のため?と言うと、ボトムの滑水抵抗の軽減です(フレックスもありそう)。このボード、最初はトライプレーンハルのボトムにコンケーブを入れて、レールはテーパー気味のダウンレールみたいな感じがいいかなあと、小奇麗なことを考えていました。
それが突然のインスピレーション、閃きで最初の話に戻ります。このシングルフィンのニーボードに自分が求めるものは何か?と改めて考えてみると、その答えは「スピード」でした。
そうしたら多少不細工でも、まずはとにかくそのスピードでしょうというところへたどりついたのです。そのためのステップボトムですもん。(それが機能するかどうかはこれからです)フィンはいつも言っていますが、自由にコントロールできるシングルフィンです。さらにニースタンスなら大抵のものはコントロールできます。
だからボリュームと重量なのです。と言っても特別なことをするのではなく、シェイプはシンプルで、多めのボリュームでしっかりと重量が出るラミネートにするだけです。
それで、このボトムのスピードを純粋に楽しんでみたい。波の高い所から滑り降りてみたいのです。…とここまでが私の考えで、後は実際に形にしてくれるAC SHAPEの新井くんの出番です。彼もニーボードにはまっているようです。
AC SHAPE、BLUEマガジンにノーズライダーとVEEボトムが紹介されています。
よろしくお願いします!
このときに使っているラミネートクロスはボードに合わせて、4オンス、6オンス、ロングボードやデッキのパッチでは8オンスのボランクロスなどを使います。クラシックなロングボードでは、10オンスなんていうクロスを使って重ーく仕上げるものもあります。
通常は4オンスか6オンスになってくるのですが何の話かと言いますと、サーフボードの重さです。クロスのオンス表示は、単位面積あたりの重さです。重いということは厚みが多いという事です。厚みがある分、樹脂が多く染み込むので重くなります。
ここの所、私の頭の中を占めているのはボードの重量ことです。さらに言うなら、重量があってかつ、浮力が大きいボードです。
重くてボリュームがあるサーフボードというと、思い浮かぶのはブギーです。乗ったことがある方ならお分かりいただけると思いますが、小波でもスピードを付けやすく良く走ってくれるボードですが、サイズがある波でテイクオフから波を滑り降りるスピードは、一度経験すると結構クセになる感覚です。
この感覚を生み出しているのは、ブギーのボリュームとボードの重量です。6オンスのクロスで三層、一層でラミネートしています。ブギーに限らずシングルフィンやツインフィッシュ系などでは、スピードを付けやすくするため重めのラミネートにしています。
なんでこんなことを考えているのかと言うと、まーたニーボードなんです。どうもすいません。でも今はニーボードですが、これで機能性を確かめることができれば他のシェイプにも可能性が広がると思います。
考えているのはこんな感じです。70年代のシングルフィンの時代のニーボードを見ているとこんな感じのアウトラインで、フィンBOXの後ろ辺りにステップが入ったシェイプがあります。ステップボトムです。
ステップボトム、諸先輩方には懐かしい響きかもしれません。スティングデザインのちょうど「くびれ」のあたりのボトムに付けられていた段差です。
それで考えたのが、下の記事の画像のこれです。
段差は何のため?と言うと、ボトムの滑水抵抗の軽減です(フレックスもありそう)。このボード、最初はトライプレーンハルのボトムにコンケーブを入れて、レールはテーパー気味のダウンレールみたいな感じがいいかなあと、小奇麗なことを考えていました。
それが突然のインスピレーション、閃きで最初の話に戻ります。このシングルフィンのニーボードに自分が求めるものは何か?と改めて考えてみると、その答えは「スピード」でした。
そうしたら多少不細工でも、まずはとにかくそのスピードでしょうというところへたどりついたのです。そのためのステップボトムですもん。(それが機能するかどうかはこれからです)フィンはいつも言っていますが、自由にコントロールできるシングルフィンです。さらにニースタンスなら大抵のものはコントロールできます。
だからボリュームと重量なのです。と言っても特別なことをするのではなく、シェイプはシンプルで、多めのボリュームでしっかりと重量が出るラミネートにするだけです。
それで、このボトムのスピードを純粋に楽しんでみたい。波の高い所から滑り降りてみたいのです。…とここまでが私の考えで、後は実際に形にしてくれるAC SHAPEの新井くんの出番です。彼もニーボードにはまっているようです。
AC SHAPE、BLUEマガジンにノーズライダーとVEEボトムが紹介されています。
よろしくお願いします!
いろんな規制が無くなって、皆さん解き放たれているせいだと思いますが、静かなゴールデンウィークのサーフショップです。私はヒマなのをいいことに、自分の世界にどっぷりと入り込んでおります(いつもか 笑)。
どっぷりというのはまだ早かったかな。まだヒザくらいまでですが、なんとなく自分の先に底なしの沼が広がっているように感じます。フィッシュから始まって、次はボンザー、そしてハルのときみたいです。どれも今ではポピュラーですが、最初は今回と同じで手探りでした。
今回の沼はこれ。エッジボードじゃありません。一番下です(まだ良く分かっていないので、これじゃない可能性もまだ多いにあり)。
これは確実。
これも関係してくるかもしれません。購入できたようです。到着待ちです。
訳わからずすいません。私もまだ分かってないのです。形になったらまたお話させてください。
AXXE CLASSIC オーダーフェアやってますので、よろしくお願いします。 5月14日まで
MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト
どっぷりというのはまだ早かったかな。まだヒザくらいまでですが、なんとなく自分の先に底なしの沼が広がっているように感じます。フィッシュから始まって、次はボンザー、そしてハルのときみたいです。どれも今ではポピュラーですが、最初は今回と同じで手探りでした。
今回の沼はこれ。エッジボードじゃありません。一番下です(まだ良く分かっていないので、これじゃない可能性もまだ多いにあり)。
これは確実。
これも関係してくるかもしれません。購入できたようです。到着待ちです。
訳わからずすいません。私もまだ分かってないのです。形になったらまたお話させてください。
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ニーボードコーナーを作りました!というのはウソですが、いつのまにか増えました。ブルーのラウンドテールはまだ未使用です。それ以外はどれもお気に入りでそれぞれの感触をはっきりと思い出すことができます(スヌーピーの隣のシングルフィンは除く)。
ここのところシングルフィンに入れ込んでいますが、もちろんのようにトライフィンもいい。ターンしようとするとき、ヒザから斜め前方向へ加重を始めるイメージで、そこのレールが波のフェイスをつかまえるのをきっかけに、レールを使う位置は身体の横に移動して来て、最後にフィンへと抜けていく感じ。波の表面を削るようにターンしていく感触。
体重の乗せ具合で、大きく弧を描くようにも、テールを押し出すように鋭角にもカーブしてくれます。ニーボードで一番やりたかったカービングです。ボードもそういう動きを目指してセッティングを模索してきました。
シングルフィンで同じことをやると、ノーズが入り過ぎて引っ掛ります。シングルフィンだったら、最初は身体の横方向の加重から始まります。そのままセンターフィンとレールを感じていると自然とボードはターンしています。フィンがベンドしている柔らかい感触を感じながら、スムースにターンしていくのがシングルフィンです。
トライフィンもシングルフィンも共通しているのは、ヒザのすぐ横のレールにダイレクトに加重できること。パワーハウスである体幹とボードが近いので、ボードコントロールが速い。
加えて、ヒザ立ちで視線が低く波に近いのでスピード感が増幅され、スタンディングよりも波のサイズがひと回り大きくなります 笑。
スタンスは両ひざをついて正面を向きますが、正座ではありません。両ひざは両側のレール近くに間を離すように着いて、体重を移動させるために尻は浮いた状態です。
ボードの幅が広いのはこのスタンスのためです。両ひざの間を開けている方が、股関節や体幹の動きがより大きくなるからです。ヒザを揃えた状態と開いた状態で、どちらが大きく動けるか比べてみてください。
ニーボードのそのスタンスでは、体側と足の内転筋の動きが重要になって来ます。
これが意外と左右差があります。正面を向いて滑るニーボードはレギュラーもグーフィも無さそうに見えますが、体側の体幹の強さや使い方で違いが出ます。
私はどちらかと言うとレギュラー方向に滑るのに苦手意識がありましたが、ピラティスのおかげか身体の部位ごとの動きを意識できるようになって来たらレギュラー側もスムースになって来たように感じています。
カットバックではただ戻るだけではなくて、最初に書いたようなヒザとレール、体側の動きを連動して使うイメージができて来ました。
これまでついつい得意なレフト方向へ行きがちだったのが、楽しみが倍になりそうです。
Albert's late season Indo trip from Legless TV on Vimeo.
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いつものパーキングが入り口ゲートの故障で入れず、隣の駐車場に入りました。ブレイクが遠くに見えています。潮が多いですがセットが入ると良さそうな波が崩れているようです。
ボードはこの二本。ロングボードサイズのプリモとニーボードです。
潮が多いので、とりあえず9フィートのプリモを抱えて行きましたが、テイクオフのポイントが狭い場所に急に盛り上がる波で、これは小さいボードの方が良さそうだとすぐにクルマへ戻りニーボードと交換です。
昨日がお初だった5’6”もシングルフィンです。最初に作ったシングルフィンのニーボードが少し大き過ぎたように感じたので、ノーズを絞り、レングスを2インチ短くしました。
厚みは薄めで2”1/4。ロッカーはかなりフラット。試験的に使ってみたブランクスから作りました。テールにシェイプでロッカーを加えていますが、センター部分はもう一本の5’8”と比べるとかなりストレートです。
本当は5’8”と同じブランクスで作って欲しかったのですが(笑)、私の場合は実験台でもあるし、ブランクスを変えるとどう変わるのかという興味も大きいです。
ボトムはプリモなどと同じトライプレーンボトムで、いくつかのロッカーを組み合わせたコンケーブボトムです。フラットなロッカーで厚みも少ないので、ボトム形状が同じでも、厚みがある5’8”と比べると自然と直線的、平面的なボトムになります。そのせいかダウンザラインでレールの反応がかっちりとしていてスピーディな印象です。
ロッカーがフラットでマイナスに感じるところは無いみたいです。テール周りのエッジをより明確に感じるように思います。
いやしかし、シングルフィンのニーボード、ヤバいです。小さくなったからなのか、それとも自分がシングルフィンの扱い方を会得してきたのか、ボードの反応が面白く、最初に感じたシングルフィンの鈍さ、遅さという印象はすっかり消えました。
その面白さを感じたままに言葉にしてみれば「自由さ」みたいなものです。
パフォーマンス的には優れているであろうトライフィンですが、その三本あるフィンにボードの動きを制限されているように感じてしまうのです。フィンに制限されるトライフィンは誤解を恐れず言ってしまうとマニューバがワンパターンになりがちです。そうマニューバしやすいようにデザインされているからです。
シングルフィンはサイドフィンがあるトライフィンと比べると横滑りするレールを使ってボトムの水流をコントロールし、センターフィンはボードが横滑りしないように柔らかくしなりながら支えています。
ヒザ立ちで重心が低く安定していると、横滑りやテールが流れるといったようなスタンディングではネガティブに感じるかもしれない部分を容易にコントロールして、それもマニューバにしてしまうことが出来ます。
ボードに両ひざを着き、低い重心でこれらをコントロールすると、スタンディングとは比べ物にならないくらいにサーフボードとの一体感を感じます。これが強烈に気持ちいいんです 笑。それをさらに増幅させているのがシングルフィンの自由な感覚です。
ニーボードはトライフィン派です、などと公言していた自分が恥ずかしい 笑。でも、これで楽しみが増えましたよ。
ヒザ立ちでもスタンディングでも、シングルフィンは面白いのです。
STEAMERサーフスーツ 価格改定前の10%オフのオーダーフェア開催中。4月30日(日)まで。
AXXE CLASSIC オーダーフェア 第二弾開催。
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ニューマシーンが完成しました。ラウンドテールでレングスは5’7”。昨年の秋に作ったスワローテールがとても良かったので、それと同じブランクスを使いました。
ラウンドテールは回転性が高くなります。スワローよりもテールが入って行きやすいので、より鋭角なターンが可能です。
今使っているラウンドテールはボリュームが多めです。小さめの波や緩いマッシーな波の場面でも良く滑ってくれます。それが調子良くて楽しめるボードなので、それを元にロッカーを変え、ボリュームを落として作ってみたのです。
実際に触っていただくと分かるのですがかなり薄いです。センターの厚みは2”1/4です。ノーズとテールは薄く、テールなんかスゴイです。
ラミネートも軽く、4オンスでラミネートしています。前から使っているラウンドテールは6オンスラミネートでしっかりとした重量があってボリュームも多めですが、それとは正反対で薄く、軽く、今までに無い感じに仕上がっています。
最近、ニーボードのオーダーをいただくことが増えて来ましたが、慣れてきたらこういうチューンアップを考えるのも良いと思います。
さっそくパッドを貼りました。今回のカラーテーマは、ブルーグレイ&ブラック(笑)。ボトムのロゴマークは赤と決めているので、そこは外せませんでした。
センターフィンはスワローテールよりも前に来るようにセッティングしています。スワローよりも動きが良くなるのがイメージできると思います。スワローと同じセッティングだと、テールが重くなります。
スワローテール、ラウンドテールなどのアウトラインと、それに伴うフィンのセッティング、そしてロッカーなど、何度も作ってFCSのプラグを追加してフィンの位置を変え、いろいろと試してきました。その蓄積が詰め込まれているのが、このラウンドテールとパープルのスワローテールの二本です。早く乗りたいです。
いろいろと書いておりますが、ひとことで言うと「やばい」のです。今までに無い感じに、テンション上がって仕方が無いのです。
テンション上がっているのには、実はもうひとつ理由があります。それはシングルフィンです。もちろん、ニーボードのお話です。
これです。これが何やら新しいものを見せてくれそうな気配なのです。
始まりは、スタンディングで作っているダイアモンドシングルのボトムが評判良いので、それをニーボードで乗ってみたら面白いんじゃねーか?というところからです。アウトラインのソースは70年代のシングルフィンのニーボードと、以前作っていたダイアモンドテールのハルやMINI5などのラウンドノーズの組み合わせです。
ニーボードはそれまでトライフィンしか頭に無かったのですが、一発でハマりました。
両ひざを着いて波を滑ると、シングルフィンが滑る感触がよりしっかりと伝わってきますが、その気持ち良さといったら、エッジが効いてフィンが三つもあるトライフィンとは比べ物にならなりません。とにかく柔らかく滑らかなのです。
それからターンです。柔らかく滑らかに滑りながら、フレックスフィンがフワッと押し戻してくれる感触で、波の先へとトライフィンでは感じることが無かったスピード感で飛び出していきます。想像を超えて、軽く良く動いてくれるのも驚きでした。
そんな感じで、かなり気に入っていたシングルフィンのニーボードですが、先日の波乗りでまだ何やらありそうなことに気が付いてしまいました 笑。
モモくらいの小波です。TOTOでたっぷり楽しんでから、大きなボディボード替わりにして遊んでやろうと、このシングルフィンを持ち出しました。
腹ばいで乗るつもりでも滑り出すとついヒザ立ちになってしまいます。でも、そのくらいの波でも良く走ってくれるしこれは楽しめるなあと、いろいろ遊んでいたら、それまでと違う反応があるのに気が付きました。
それまでは、身体の横あたりのレールとフィンを使って、真横方向への加重を意識しながらターンさせるのが、上で書いたように気持ち良く感じていたのですが、体重をテール寄りに乗せるとそれまでに無い機敏さを見せ始めたのです。
まだ良く分かっていないので、上手く表現できないのですが、もしかするとトライフィンとは違う面白い動きをしてくれるんじゃないだろうかと考えています。
スタンディングではシングルフィンばかりの私ですが、以前トライフィンに乗ってみて、トライフィンと比べると、シングルフィンって自由だなあと実感したことがあります。このときのブログです。
トライフィンは取説に従わないと本来の性能を発揮できないけれど、シングルフィンは何でもアリで、ご自由に 笑。トライフィンはスワローとラウンドでセンターフィンの位置が決まるけど、シングルはフィンBOXの中を移動させて、それぞれのポジションでそれぞれ楽しめる。
シングルフィンのニーボードは、まだまだ違う世界を見せてくれそうな予感です。まだ乗っていないもう一本のシングルがあるので、そっちにも乗ってみなくちゃいけません。
ロングボードも面白かったのですが、ニーボードもいろいろ面白いです。
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こんにちは、と入って来られた方。マスクで誰だか分からずにいたら「川南です」と。活さんのお兄さん、ZEROウェットスーツ棟梁の川南正さんじゃないですか。顔が小さいのでマスクで隠れて全然分かりませんでした。突然でびっくりです。
どうお呼びすればいいかと少し考えてしまいました。川南さんはその通りですが、もうひとり居るし(笑)なんか妙です。なぜかと言うと活さんも川南ですが、あまり自分のことを川南ですとは言いません。電話では「はーい、活です」です。
でも「お兄さん」はもっと変。なのでやっぱりちょっと変かなあとおもいましたが、もう一人が「活さん」なので「正さん」と勝手に呼ばせていただくことにしました。
ご存知の方にはZEROの川南正さんですが、それより私にとっては、ニーボーダーの川南正さんなのです。何度かお目にかかってはいましたが、改まって話をするのは初めてです。
最初にニーボードを作ったのは1966年だそうです。折れたロングボードを削りなおして乗ってみようとしたら、立ち上がるには短すぎたので雑誌のニーボーダーを真似してヒザ立ちで乗ったら、乗れるじゃん、面白いじゃんで結果としてニーボードになったのが最初だそうです。
例のボードは1969年。レアなツーショットかもしれません。ニーボードの幅が取れる長いブランクスを切って作ったそうです。ボードもウェットも歴史あります。
もちろんウェットスーツのこともたくさん伺いました。特にずっと詳しく知りたかった素材のことなど、とても勉強になりました。
ZEROウェットスーツの春夏カタログも出来上がりました。
ウェットスーツもニーボードも、いろいろインスピレーションをいただきました。微力ながら自分もニーボードというものを繋いでいけたらと思います。
最初に登場しているのが川南正さんです。上のボードです。よーく走ってます。調子良かったそうです。
明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。
どうお呼びすればいいかと少し考えてしまいました。川南さんはその通りですが、もうひとり居るし(笑)なんか妙です。なぜかと言うと活さんも川南ですが、あまり自分のことを川南ですとは言いません。電話では「はーい、活です」です。
でも「お兄さん」はもっと変。なのでやっぱりちょっと変かなあとおもいましたが、もう一人が「活さん」なので「正さん」と勝手に呼ばせていただくことにしました。
ご存知の方にはZEROの川南正さんですが、それより私にとっては、ニーボーダーの川南正さんなのです。何度かお目にかかってはいましたが、改まって話をするのは初めてです。
最初にニーボードを作ったのは1966年だそうです。折れたロングボードを削りなおして乗ってみようとしたら、立ち上がるには短すぎたので雑誌のニーボーダーを真似してヒザ立ちで乗ったら、乗れるじゃん、面白いじゃんで結果としてニーボードになったのが最初だそうです。
例のボードは1969年。レアなツーショットかもしれません。ニーボードの幅が取れる長いブランクスを切って作ったそうです。ボードもウェットも歴史あります。
もちろんウェットスーツのこともたくさん伺いました。特にずっと詳しく知りたかった素材のことなど、とても勉強になりました。
ZEROウェットスーツの春夏カタログも出来上がりました。
ウェットスーツもニーボードも、いろいろインスピレーションをいただきました。微力ながら自分もニーボードというものを繋いでいけたらと思います。
最初に登場しているのが川南正さんです。上のボードです。よーく走ってます。調子良かったそうです。
明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。
お知らせ:4月4日(火)はお休みいたします。よろしくお願いいたします。

先日のブログでハイパフォーマンスちっくなシェイプの後ろ姿を見せていたのは、私の新しいニーボードでした。ウィングスワローと同じロッカーでブランクスを頼んでいたのが、先月入荷したので活さんがシェイプしてくれました。
かたちはラウンドピンテール。サイズは、5’7”x23”x2”3/8です。

これまでに無くボリュームを落としたレールの手触りです。このブランクスの特徴で、テールは自然と薄くなります。ノーズも薄い。前回のウィングスワローもそうでしたが、ブランクスが変わるとボード全体の雰囲気も変わってきます。

ボトムはがっつりシングルコンケーブでレールはノーズからテールまでフルエッジ。こんなやばいボトムもニーボードならではですが、今までのボードもシングル以外は全部コレなので私には普通です 笑。
ラウンドピンはもう一本、ボリューム多めで6オンスラミネートのしっかりした重量のものを一本持っています。これも面白いのですが、今回のラウンドピンは4オンスラミネートで薄く軽く、ロッカーも違うので、ボードの性格も変わってきます。実際に乗ってみないと分からない部分ですが、どんな世界を見せてくれるのか楽しみです。
今朝は波が少しありそうだったので海へ行こうかと思いましたが、昨日から珍しく腰が痛いのでピラティスでメンテナンス。明日はサイズダウンしそうですが、引きの時間ならロングボードでできそうなので午前中行ってみようかと思います。
ここのところインナーマッスルを意識した動きをずっとやっていたので、今日はがっちり大きな筋肉を使うエクササイズをやったのですが、不思議なものでピラティスやると腰痛が治るんです。ストレッチやった訳でもありません(そもそもストレッチじゃ治りませんが…)。背骨や股関節、肋骨など骨格を意識すると言うのか、例えば背骨を一つずつ意識しながら動かしていると、いつのまにか痛みが消えているんです。
朝起きて顔を洗うとき、これは腰がまずいなあと思っていたのがピラティスをやっているうちに治って、午後六時過ぎの現在まで何ともありません。不思議でしょ?
そういう不思議を解き明かして、分りやすく伝えることができたらと考えているのですが、まだまだ時間はかかると思います。まずは自分です。
AXXE CLASSIC 2023年春夏ウェットスーツ オーダーキャンペーン開催中。 4月9日(日)まで。
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先日のブログでハイパフォーマンスちっくなシェイプの後ろ姿を見せていたのは、私の新しいニーボードでした。ウィングスワローと同じロッカーでブランクスを頼んでいたのが、先月入荷したので活さんがシェイプしてくれました。
かたちはラウンドピンテール。サイズは、5’7”x23”x2”3/8です。
これまでに無くボリュームを落としたレールの手触りです。このブランクスの特徴で、テールは自然と薄くなります。ノーズも薄い。前回のウィングスワローもそうでしたが、ブランクスが変わるとボード全体の雰囲気も変わってきます。
ボトムはがっつりシングルコンケーブでレールはノーズからテールまでフルエッジ。こんなやばいボトムもニーボードならではですが、今までのボードもシングル以外は全部コレなので私には普通です 笑。
ラウンドピンはもう一本、ボリューム多めで6オンスラミネートのしっかりした重量のものを一本持っています。これも面白いのですが、今回のラウンドピンは4オンスラミネートで薄く軽く、ロッカーも違うので、ボードの性格も変わってきます。実際に乗ってみないと分からない部分ですが、どんな世界を見せてくれるのか楽しみです。
今朝は波が少しありそうだったので海へ行こうかと思いましたが、昨日から珍しく腰が痛いのでピラティスでメンテナンス。明日はサイズダウンしそうですが、引きの時間ならロングボードでできそうなので午前中行ってみようかと思います。
ここのところインナーマッスルを意識した動きをずっとやっていたので、今日はがっちり大きな筋肉を使うエクササイズをやったのですが、不思議なものでピラティスやると腰痛が治るんです。ストレッチやった訳でもありません(そもそもストレッチじゃ治りませんが…)。背骨や股関節、肋骨など骨格を意識すると言うのか、例えば背骨を一つずつ意識しながら動かしていると、いつのまにか痛みが消えているんです。
朝起きて顔を洗うとき、これは腰がまずいなあと思っていたのがピラティスをやっているうちに治って、午後六時過ぎの現在まで何ともありません。不思議でしょ?
そういう不思議を解き明かして、分りやすく伝えることができたらと考えているのですが、まだまだ時間はかかると思います。まずは自分です。
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フェイスブックでフォローしているニーボーダーのグループでシェアされていた画像。説明不要のジョージ・グリノーさんです。手に持っているのは、SPOONと呼ばれるニーボードです。エッジが付けられているのが見えます。
ペイントされているので全体の構造が分かりにくいですが、赤く塗られた部分は(おそらく)浮力が全くない樹脂のみで構成されています。浮力があるのはその周りの白い部分のみです。
これは私が使っていたスプーンです。白いところにウレタンフォームがわずかに「付着」していて、その他の部分は白く塗られているテール部分も含め、フィンと同じ素材の樹脂板です。
浮力はかなり頼りなく、当時のブログを読んでみると、浮力は木製のパイポより少し大きいくらいと書かれています。
パイポよりは浮力が多少大きいスプーンですが、桐製のパイポと決定的に違う点は重量です。樹脂板の厚さは、FCSのトライフィンのベースよりも少し薄いくらい厚みがあるので結構な重量があります。そしてその重量に反して、浮力はほとんど無いのです。
重たくて浮力がほとんど無いものを、波がある海の中で扱う大変さは想像いただけると思います。足ヒレの強力な推進力は、身体を支えてくれるニーボードの浮力があるおかげだと多いに実感させられます。
ジョージ・グリノーがこのスプーンを作っていた時代には、すでにシングルフィンやフィッシュのニーボードが乗られていたはずですが、あえてこの形態で作っていたのは、樹脂で作られたハル部分のフレックスを得たいという部分が大きかったからだと思います。
上のスプーンは5’2”x23”でしたが私には大きすぎて海の中で持て余し気味でした(そもそも4’10”くらいで頼んだのです 笑)。スプーンは乗り手の身長や体重に合わせて作ることが重要だと思いますが、その考え方はサーフボードを作るときとは全く違う発想になって来るはずです。サーフボードのように、大きいからと言って浮力が増える訳じゃありません。
スプーンはサーフボードとしてはかなり特殊で、ニーボードとしても参考になる部分は少ないですが、フィンの恩恵はたくさんのサーファーがたっぷりと受けていますね。私も9.75インチを使ってます。
もうひとつ思い出しました。スプーンではリーシュは危険な場合があります。波に巻かれると浮かぶのが遅いので、水の中で引っ張られて身体が浮上できません。やっぱりサーフボードの常識とはかなり離れたものなのです。
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フィン(足ヒレ)を履くということは、ニーボードの最初の関門です。(またニーボードの話かいと思った方、スタンディングのサーフィンにも関係あるので後半を読んでみてください)自分でも覚えがあります。
まず最初に、足ヒレは必ず必要というものでもありません。幅があって浮力もあります。パドルだけでスタンディングと同じようにサーフィンをしても何の問題もありませんが、足ヒレを履くとテイクオフは絶対的に速くなります。パドルが疲れたら、パドルを休ませながらキックでアウトへ出ることもできます。
中には足ヒレは要らないと言う人もいると思いますが、使えると良いことがあるのも確かです。私などは、足ヒレの推進力の恩恵を多いに受けています。何をするにも大きな抵抗になるので、最初はかなり邪魔に感じる存在ですが、使えるようになると強い味方になってくれます。
じゃあどうすれば良いのか?
…なんて、今まで全く考えたことは無かったのですが、昨年あたりからボードを作ってニーボードを始めた方、ボードの出来上がり待ちの方たちのために考えてみようと思います。話はフクラハギや足裏のことになってくるので、スタンディングのサーフィンにも多いに関係があると思います。
キックを入れるのは、テイクオフの瞬間です。パドルしながら乗ろうとする波に合わせていくのは、いつもと同じです。キックを使うのは波に持ち上げられた瞬間です。ボードの上に腹ばいになった状態で、ボードの外に出ているのはヒザ下の部分なので最初はかなり不自由に感じると思いますが、これも慣れの問題です。
水泳のキックは身体をローリングさせるので脚を大きく使ったキックができますが、波乗りではボードの上なので股関節だけの動きになります。股関節だけでモモを身体の後方へ持ち上げる動きの可動域はかなり小さいものです。
蹴るのはほとんどヒザ下の動きです。慣れるとモモも使えるようになりますが、最初はヒザを曲げて水面を叩くイメージで良いと思います。その方がキックのタイミングも計りやすい。
いつだかの写真です。今はこんなに足上げませんが、パドルをしながらこんな感じでキックを始めるタイミング(ボードの後ろが波に持ち上げられる瞬間)を待ちます。片脚をバン!とやっちゃえば、もう一方の脚は自然に続くはずです。

あとはバシャバシャやるだけですが、やっているうちにだんだんとフィンのフレックスが水を後方へ押しやって(つまり身体とボードは進んで)いるのを感じるようになると思います。それが脚からフィンに向かって、上手に動かせている感覚です。
と、書くと簡単ですが最初は脚が攣ります。(ここからは身体の話になります)フクラハギや足裏に来ると思います。波乗りを続けるうちに、パドルがだんだんと強くなるのと同じでそれらの部分もだんだんと強くなってきます。
続けていれば必ず慣れて違和感なく使えるようになるのですが、フクラハギと足裏をどう使うかということと、普段のメンテナンスを考えてみることにします。(スタンディングサーフィンでも足裏使います)
テイクオフでのキックのとき、フィンを履いてパドルアウトするとき、ボードにヒザをついて波を滑っているとき、足首から先はそれぞれつま先を伸ばした状態になっていると思います。その状態だとフクラハギ(腓腹筋)が常に収縮した状態になります。
脚が攣るのはおそらく、そういう状態が続くからだと思います。それでテイクオフのキックで力が入ってしまうと慣れないうちは一発で攣ります。それをできるだけ防ぐには、フクラハギを柔らかく保ったままつま先を伸ばすことです。
そんなこと、ちょっと無理っぽい感じもしますが、できるんじゃないかと思ってます。(最初に書いたとおり、私もここ最近で考え始めたことです)
ヒントは常につま先までピンと伸ばした状態で演技をするバレリーナーにあると思います。
バレリーナはつま先で踊っていてもフクラハギはあまり使わないんだそうです。ウソみたいですが、フクラハギを多用するとそこがマッチョになってしまうのと、怪我をしたり故障が多くなってしまうんだそうです。確かにフクラハギが立派なバレリーナっていません。
この動画を見てみてください。バレリーナがどう脚を使っているのかが分かります。
チカラの方向が違うので、これをそのまま応用するのは無理かもしれませんが、つま先を伸ばしていてもフクラハギにチカラを入れないようにする意識(こっちは上級者編ですね)と、メンテナンス(こちらは皆さんに)は役に立つと思います。足裏は疲れが溜りやすいところでもあります。海に入る前にやっても良さそうです。
フクラハギの意識なんか、海に入ったら忘れちゃうと思うかもしれません。でもそんなことはありません。ピラティスをやっていますが、ピラティスは同時に複数の身体の動きに意識を持たせます。最初はあっちを気にするとこっちを忘れ、となってしまうのですが繰り返すうちに複数のことを同時に意識することができるようになってきます。
普段から意識することで、少なくともガチガチの動きになってしまうことは防げると思います。
今までキックなんて自然とやっていて、こういうことは自分自身、あまり考えたことはありませんでしたが、面白そうなので自分でも試してみようと思います。
もうひとつ思ったのは足ヒレ本体のこと。足を入れると、どうしてもカカト辺りまで固定されたようになってしまいますが、一番端の部分を少し切って土踏まずの部分を動かせる(曲げられる)ようにしたら、もう少し脚と足が解放されるんじゃないかと考えています。画像の白く塗った部分です。
まずはフクラハギと足裏の強化とメンテナンスですね。
またまたニーボードやってます(後半)。かっこいいです。ニーボードを始めて、ちょっとできるようになって、ちょこまかと素早く動いて得意になっていたのですが、10数年前この方がニーボードをやっているのを実際に見て、そこからカービングを意識し始めました。
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まず最初に、足ヒレは必ず必要というものでもありません。幅があって浮力もあります。パドルだけでスタンディングと同じようにサーフィンをしても何の問題もありませんが、足ヒレを履くとテイクオフは絶対的に速くなります。パドルが疲れたら、パドルを休ませながらキックでアウトへ出ることもできます。
中には足ヒレは要らないと言う人もいると思いますが、使えると良いことがあるのも確かです。私などは、足ヒレの推進力の恩恵を多いに受けています。何をするにも大きな抵抗になるので、最初はかなり邪魔に感じる存在ですが、使えるようになると強い味方になってくれます。
じゃあどうすれば良いのか?
…なんて、今まで全く考えたことは無かったのですが、昨年あたりからボードを作ってニーボードを始めた方、ボードの出来上がり待ちの方たちのために考えてみようと思います。話はフクラハギや足裏のことになってくるので、スタンディングのサーフィンにも多いに関係があると思います。
キックを入れるのは、テイクオフの瞬間です。パドルしながら乗ろうとする波に合わせていくのは、いつもと同じです。キックを使うのは波に持ち上げられた瞬間です。ボードの上に腹ばいになった状態で、ボードの外に出ているのはヒザ下の部分なので最初はかなり不自由に感じると思いますが、これも慣れの問題です。
水泳のキックは身体をローリングさせるので脚を大きく使ったキックができますが、波乗りではボードの上なので股関節だけの動きになります。股関節だけでモモを身体の後方へ持ち上げる動きの可動域はかなり小さいものです。
蹴るのはほとんどヒザ下の動きです。慣れるとモモも使えるようになりますが、最初はヒザを曲げて水面を叩くイメージで良いと思います。その方がキックのタイミングも計りやすい。
いつだかの写真です。今はこんなに足上げませんが、パドルをしながらこんな感じでキックを始めるタイミング(ボードの後ろが波に持ち上げられる瞬間)を待ちます。片脚をバン!とやっちゃえば、もう一方の脚は自然に続くはずです。
あとはバシャバシャやるだけですが、やっているうちにだんだんとフィンのフレックスが水を後方へ押しやって(つまり身体とボードは進んで)いるのを感じるようになると思います。それが脚からフィンに向かって、上手に動かせている感覚です。
と、書くと簡単ですが最初は脚が攣ります。(ここからは身体の話になります)フクラハギや足裏に来ると思います。波乗りを続けるうちに、パドルがだんだんと強くなるのと同じでそれらの部分もだんだんと強くなってきます。
続けていれば必ず慣れて違和感なく使えるようになるのですが、フクラハギと足裏をどう使うかということと、普段のメンテナンスを考えてみることにします。(スタンディングサーフィンでも足裏使います)
テイクオフでのキックのとき、フィンを履いてパドルアウトするとき、ボードにヒザをついて波を滑っているとき、足首から先はそれぞれつま先を伸ばした状態になっていると思います。その状態だとフクラハギ(腓腹筋)が常に収縮した状態になります。
脚が攣るのはおそらく、そういう状態が続くからだと思います。それでテイクオフのキックで力が入ってしまうと慣れないうちは一発で攣ります。それをできるだけ防ぐには、フクラハギを柔らかく保ったままつま先を伸ばすことです。
そんなこと、ちょっと無理っぽい感じもしますが、できるんじゃないかと思ってます。(最初に書いたとおり、私もここ最近で考え始めたことです)
ヒントは常につま先までピンと伸ばした状態で演技をするバレリーナーにあると思います。
バレリーナはつま先で踊っていてもフクラハギはあまり使わないんだそうです。ウソみたいですが、フクラハギを多用するとそこがマッチョになってしまうのと、怪我をしたり故障が多くなってしまうんだそうです。確かにフクラハギが立派なバレリーナっていません。
この動画を見てみてください。バレリーナがどう脚を使っているのかが分かります。
チカラの方向が違うので、これをそのまま応用するのは無理かもしれませんが、つま先を伸ばしていてもフクラハギにチカラを入れないようにする意識(こっちは上級者編ですね)と、メンテナンス(こちらは皆さんに)は役に立つと思います。足裏は疲れが溜りやすいところでもあります。海に入る前にやっても良さそうです。
フクラハギの意識なんか、海に入ったら忘れちゃうと思うかもしれません。でもそんなことはありません。ピラティスをやっていますが、ピラティスは同時に複数の身体の動きに意識を持たせます。最初はあっちを気にするとこっちを忘れ、となってしまうのですが繰り返すうちに複数のことを同時に意識することができるようになってきます。
普段から意識することで、少なくともガチガチの動きになってしまうことは防げると思います。
今までキックなんて自然とやっていて、こういうことは自分自身、あまり考えたことはありませんでしたが、面白そうなので自分でも試してみようと思います。
もうひとつ思ったのは足ヒレ本体のこと。足を入れると、どうしてもカカト辺りまで固定されたようになってしまいますが、一番端の部分を少し切って土踏まずの部分を動かせる(曲げられる)ようにしたら、もう少し脚と足が解放されるんじゃないかと考えています。画像の白く塗った部分です。
まずはフクラハギと足裏の強化とメンテナンスですね。
またまたニーボードやってます(後半)。かっこいいです。ニーボードを始めて、ちょっとできるようになって、ちょこまかと素早く動いて得意になっていたのですが、10数年前この方がニーボードをやっているのを実際に見て、そこからカービングを意識し始めました。
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またやったようです。AC SHAPEの新井くんから画像が送られてきました。ちょっと話してみましたが、フィン(足ヒレ)の使い方、ターンのやり方というのか、きっかけみたいなものがまだ良く分かりませんと言ってましたが、2回目だったらそんなものです。
ここ一年くらいの間に、ニーボードをお渡しした人たちもおそらくまだ似たようなものじゃないかと思います。
滑り出したはいいけど、両ヒザをついて正面を向いていると何をどうしたら良いのか分からなくなったのは、私も同じでした。それで、何か良いアドバイスが無いかと考えてみましたが、なかなか難しい。
パドルとキックの両方を使うとして、まずはテイクオフのときのことを思い出してみます。
うねりが来たら、良さそうなポジションへパドルです(スタンディングと同じです)。波が目の前に盛り上がってきて、これは自分がイケると思ったら、タイミングを見ながらパドルのスピードを上げます。
テールが持ち上がった瞬間に、スタンディングならパドルのピッチやチカラを波の状態に合わせて、必要なだけアップさせて行くと思います。
その瞬間は、ニーボードではおそらくパドルはそれほどアップさせてないと思います。その分、意識はキックの方へ。手ごたえがあったらもうパドルは止めて、デッキに両手を着いてます。キックだけで前へ進んでいます。
他のニーボードじゃない人たちはまだパドルしていると思いますが、ニーボードはおそらくもう滑り出していると思います。
タイミング的にはそんな感じです。
波がすでに立ち上がっているタイミングなら、パドルはリズムを取るくらいの感じで、キックを2~3回入れるだけです。
ぜんぜん、参考になりませんね 笑。
テイクオフといよりはおそらく、フィンの使い方なんじゃないかと思います。身長5’6”の私が、5’6”のボードでパドルをすると、ヒザ下しかボードの外に出ません。
キックはボードの上でしかできません。その制限の中でいかに効率良く身体を使うかです。
ボードに腹ばいになった体勢で自由に動かせるのは、ヒザ関節だけですが私は股関節から使っています。床に腹ばいになってみてください。
膝は曲げず伸ばした状態で、足の付け根から脚を持ち上げてみてください。股関節の動きで少し持ち上がると思います(骨盤から動かすとボードがロールしてしまいます)。尻の筋肉を多いに使っているはずです。まずはヒザと足首を自然に後方へ伸ばした状態で小さくキックしてみます。ストロークが小さい分、ピッチ(蹴る回数)を速くします。
今度は脚を持ち上げたときにヒザ関節を軽く曲げてみます。モモから自然なカーブが出来るくらいの角度です。足首もそのカーブに合わせます。モモから脚を小さく振り下ろしますが、モモが水平になったらその先のヒザ関節、ヒザは伸びきったら、その先の足首とモモの動きをしなやかにつま先まで伝えるような意識でつま先まで伸ばし切ります。
はい、フクラハギが攣りましたね 笑。
それが普通だと思います。意識としては、モモの上下の動きを、ヒザと足首の関節を小さく柔らかくしなるように使い、最後はキックの一番下で、モモからつま先までピンと伸ばす意識です。フィンの先端までチカラが伝わる感じがしませんか?
これがニーボードのキックです。滑り出したらボードコントロールに同じ筋肉をさらに使いますから、まずはそこが強くならないとコントロールはうまくできません。
カーフレイズと、足指でタオルにギャザーどんどん作って鍛えてください。あとは、波が無い時にフィン履いて泳いでみるとか、フィンに慣れることも必要です。
ボードをターンさせるときは、(ボードのバランスにもよりますが、活さんのアウトラインなら)ヒザのちょっと先あたりをきっかけにしながら、ヒザ下全体でレールを押し込んでいく加減でターンをコントロールします。やっぱりフクラハギ攣ります。(上体のリードもあります)
しばらくはこういうこととの戦いです。
いまこれを書いていてふと思ったのですが、ピラティスの先生(エデュケーターと言います。最近、ピラティススタジオに通い始めました)に姿勢を見てもらうと、ヒザが過伸展(真っすぐ伸ばした状態で前にヒザが曲がっている)ですと言われるのは、このニーボードのキックのせいかもしれません。
話が反れましたが、ニーボードは簡単じゃありません。スタンディングとは違うところの筋肉も使います。目標を立てて少しずつですが、まずは楽しむのが一番だと思います。
そのうちこんなカーブもできるようになりますって。
それから、海の中で「そのボード立っても乗れるんですか?」と聞かれたときの答えも用意しておきましょう。
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