MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
2 4 6
9 11
16
23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
無題(返信済)
(04/05)
無題(返信済)
(04/04)
(03/17)
プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
バーコード
カウンター
[3718] [3717] [3716] [3715] [3714] [3713] [3711] [3710] [3709] [3708] [3707]

BONIITA 5'8"が出来上がりました。店頭でご覧いただけます。もちろんお持ち帰りOKです。カツカワミナミサーフボードはカスタムオーダーが基本ですが、オーダーの参考に手に取ってみていただけるように、何本かはストックしておくようにしています。

長さ、幅、厚みの数字だけじゃ分かりません。たとえばレールのボリュームをもう少し減らしてなどなど、オーダーに際してのご要望は実際にボードを触っていただいた方が分かりやすいと思います。

今回のBONITAは、セージグリーンのティントでラミネートしました。セージというのはハーブのなかのひとつで、にんにくと一緒にお肉に貼り付けて焼くといい香りでお肉がさらに美味しくなります。その葉っぱの裏側の色です。ストリンガーはやっぱりダークウッドのウェッジストリンガー。引き締まります。


フラット気味のデッキと活さんお得意のボリュミーなダウンレールの組み合わせです。踏み込んだときのレスポンスはこのレールが生み出しています。

10数年前、2000年代の初め頃にフィッシュが爆発的に流行した時期がありました。その当時は、フィッシュはいつも乗っているボードよりも、4~6インチ短めを選べと言われていました。「いつも乗っているボード」というのは、ショートボードに乗っているという前提です。

当時と比べるとハルやミッドレングスなど、ショートやロングというカテゴリーでは分類できない、いわゆる「オルタナティブ」と呼ばれるカテゴリーのサーフボードが広く普及していますから、この4~6インチ短めという選択基準は今ではそれほど気にしなくてもいいと思います。

それでもフィッシュは表記されたレングスサイズ以上のフレンドリーさがあることは昔と変わりありません。なにせ、この私が5’6”に乗ろうなどという気になるくらいです。

ショートボード乗りの方は、BONITAなら5’4”~5’6”で十分です。幅や厚みのバランスで調節することができます。それでも浮力過多に感じるかもしれませんが、フィッシュも含めオルタナティブボードはその浮力の感触も特長のひとつです。そういう部分も楽しむ必要があります。

7フィート前後のミッドレングスに乗っている方なら、5’8”~5’10”くらいあったほうが馴染みやすいと思います。BONITAなら5’8”でOKです。

ロングボードに乗っている人は…と言いますと、短いボードの経験があるなら別ですがロングオンリーで来られた方にいきなり5’8”は、やっぱり難しいと思います。そういう方が相談にこられたら、昔からまずお勧めしているのは、まず6’8”のMINIで楽しめるようになってくださいということです。それもシングルフィンの方がいいと思います。

6’8”のMINI(7’0”~6’8”くらいのPRIMOでもいいか)で乗れるようになってからフィッシュにすすむ方が最終的には近道です。フィッシュに乗り始めても、MINIもPRIMOも違う感覚で楽しめますので、そのまま持っていても乗らないボードにはなりません(いきなりフィッシュ、という方が乗らないボード(フィッシュ)になる可能性大です)

MINIもPRIMOもフィッシュは別に置いておいて、それぞれに楽しいボードです。途中でフィッシュのことは忘れてしまうかもしれませんが、むしろそっちの方がロングボードからの移行としては成功ではないかと思います。フィッシュは思い出したときにチャレンジしてください。

私なんか、15年かかって5’6”ですから 笑。


あともうひとつはフィンのことです。

お気づきだと思いますがBONITAのフィン、シングルフォイル(片面フォイル)とダブルフォイル(両面フォイル)があります。うちでストックとして作っているのは、ダブルフォイルばかりです。

ダブルフォイルは、ロングボードやトライフィンのセンターフィンと同じで、フィンの両側が曲面になっていて、ボードに垂直に、進行方向に向かって真っすぐに取り付けます。

曲がることはあまり考えられてはいないセッティングです。それでも、レール近くにツインフィンの形態で取り付けられているので、シングルフィンを想像していただくと、シングル以上には運動性能はあることは想像できると思います(ネットの動画で見たことあると思います)

シングルフォイルはその運動性能を(ある程度)進化させています。フィンの内側はフラットでフィンは一定の角度で(より曲がりやすいように)取り付けられています。

どちらもチョイスできます。

私の場合は、運動性能よりも「ダブルフォイルの真っ直ぐ滑る感の気持ち良さ」なので店置きもダブルフォイルなのですが、そのへんの違いもあったりします。

画像は22号のうねりにBONITAの5’4”でテイクオフするたくまくん。波のサイズはボトムまでの距離、後ろのリップ、真っ白なインサイドでご想像ください。きれいに乗ります。


この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
Visitor Map
Create your own visitor map!