MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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お知らせ:6月28日(金)は午後1時30分開店予定です。シェイプルームへ行ってきます。よろしくお願いします。

冬から春先にかけては南岸低気圧、夏の終わりごろから秋にかけては南の海上で発生する台風の波。私が波乗りをする相模湾でいい波が立つシーズンはそんな感じだと思います。

うねりが入りにくい地理的条件もあって、その他の季節は「待ち」の状態になることが多いと思います。梅雨はまさにそんな季節です。

そんな季節は基本的には波が小さいことがほとんどです。潮の時間を間違えるとフラットな海を見るはめになったりもしますが、そんな季節でも波乗りを楽しみたいというのが人情(?)というものです。

海に着いてみたら、波はゆるいヒザ波。そんな波でもとりあえずロングボードがあれば楽しむことができます。

ゆるい小波で面白いのは、大きくてロッカーが緩めで、レールが丸い重たいボード。これらの要素は大事です。ロッカーは波の力があるところにボードをフィットさせるために必要なパートですが、ゆるい波での多すぎるロッカーは推進力を得にくくなります。

まずは滑ってくれることです。それにはボードの重量という要素も重要です。重たいボードは初速は遅いですが、重量がある分いったん滑り出すと動き続けようとする力が大きくなります。

重量があると、緩い波の斜面でもスムースに滑ってくれますし、軽いボードにくらべて動き続けようとする力が強いものをコントロールするのですから、遅いスピードでもコントロールする乗り手にその分の負荷がかかってくることになります。

つまり足の裏から伝わってくる、ボードを操る感覚が強いと言うことです。

レールが丸いと抵抗が柔らかくなります。フィンはできるだけ抵抗が少なく、かつコントロールに必要最低限の大きさを持ったものが最適と思われます。

フィンがグラスオンだったりいつもと同じフィンで、とすると大きいフィンがライディング中にスピードを損なわないように気をつけなければいけないパートだと思われます。

たかが小波でも、いろいろありますね。

小波でロングボードをうまくコントロールするコツはスピードが付くまで待つことです。波にチカラがありませんから、いつもよりタメ気味にしないと失速します。小さな波でもうまく使うことができると意外な加速感やグライド感を味わうことができます。うまくスピードに乗ればちょっと気持ちがいいターンも可能です。

そうなってきたら、たぶんあなたはもう小波マスターです。

小さい波で皆さんのんびりとやっている、平和な雰囲気はなかなか良いものです。初心者が練習したり、小さな子供が波乗り遊びしていたりするかもしれません。上手なお兄さまがた、笑って乗せてあげてください。

小波はそういうのも楽しいのです。

マスターのトリミング。


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