MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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女性ロンガーではこの方のサーフィンが一番好きです。上体と腕の動きは最低限で滑るラインに淀みがなく、とてもスムース。フィンはやっぱりグリノウフィンじゃない方がロングボードらしくていいですよ 笑。

まあ、それは好き好きでということで、そもそもこういうサーフィンがやりたくてロングボードをチョイスして波乗りを始めた私です。ロングボードから離れた時期もありましたが、また最初へと戻ってきています(ニーボードは除きます)。

ミッドレングスで8フィートくらいの長さがあって、ロングボードに限りなく近い感覚でサーフィンしていても、9フィートプラスのロングボードとはやっぱり違います。

このブログのカテゴリーは「ロングボードとオルタナティブボードの両方に乗ったときにどう意識を変えて乗り換えるか?」というのがテーマで作ったもので、今まではロンガーさんが5フィート代のフィッシュに乗るときには?などと、主にボードが短くなるときのことを書いていました。

そういうパターンが多かったのですが、そんな時代から結構な時間も経った今、やっぱりロングボードがという方も増えてきているように思います。そんな方々は、上のジョシーさんのサーフィンを多いに真似してください。(8.4のプリモを含む)ミッドレングスのサーフィンに馴染んだままだとロングボードの面白さを見逃します。

7.2のプリモみたいに滑り始めてすぐにレールに踏み込んで、じゃダメです。まずは真っすぐ滑って、テイクオフからプルアウトまでのロングボードのリズムを思い出してください。

来年は元旦から波がありそうですよ?!




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先日、6’8”のMINIをお買い上げいただいた方からチカラのこもったメールをいただきました 笑。ロングボードに乗られているということで、最初はプリモの8’4”をお考えだったのですが、話をうかがっているうちに、これはもう少し短い方が良いんじゃないかと6’8”のMINIを勧めました。

少々迷ってから、6’8”行きます!と持って行かれたのですが、最初から楽しめた様子がテンション高めの文章からたっぷり伝わってきました。嬉しいことです。

9’4”のノーズライダーからプリモボトムの6’8”のMINIですから、スピードが全然違ったと思います。MINIのラウンドノーズは伊達じゃありません。滑り出しの速さは、7’2”~3”のプリモとそんなに変わらないし、ロングボードから乗り換えても安定しているし、動きも軽い。大げさかもしれませんが、波乗りの新たな世界が開けたと思います。

8’4”のプリモでも、ログと比べると違う世界ではあるのですが、ロングボードの性格が残っています。ロングボードと同じ感覚で、取り回しやコントロールを軽くしたいときにちょうどいいボードです。(そんな性格で使いたいなら、8フィートくらいまでがお勧めです)

浮力は大きいですが、6’8”だとロングボードとは違うものになってきます。それに対応するポイントをまとめたのが、このブログの「ロングボードとオルタナティブボードで意識を変えるポイント」というカテゴリーです。

主にパドリング、テイクオフ、ドルフィンスルーあたりだと思います。興味があればクリックして過去の記事から読んでみてください(スマホなら、トップページの右上にあるハンバーガーボタンをタップするとカテゴリが出てきます)。

ロンガーさんは、ボードが小さくなるとパドリングが大変になると信じているかもしれません。でもそのロングボードのパドリングも結構大変でパワーが必要です。そのパドリングと同じパワーでのパドルを浮力が減ったボードでやってしまうさらに大変です。

チカラは使う、ロングのようにボードは進まない、ですぐに疲れてしまいます。

テイクオフも同じです。それぞれのタイミングがあります。タイミングが合っていれば、テイクオフだって大変ではありません。それぞれで身体の使い方の意識を変える必要があるんです。

私がいつも8’~8’4”サイズのプリモが一番お気楽に楽しめる(笑)というのは、ロングボードとミッドレングスの両方からちょうど良いバランスのところにあるサイズだからだと思います。ロングとミッドレングスの両方の良いとこ取りで、いろいろなところで楽チンなちょうどいいサイズなんですよ、きっと。


長から短へのお話でしたが、この逆もまたあります。さきほど、来られてプリモの8’4”をお買い上げいただいた方は、ショートボードに乗られているとのことでした。

ショートボードからなら問題無いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、そうでも無いと思います。パドルは問題無いはずです。滑り出しのタイミングもじきに慣れるはずです。でもボードコントロールは慣れるまでそれなりに時間は必要だと思います。

ショートボードの乗り方だと、8.4のシングルフィンはおそらく動きません。ボードとスピードをコントロールする方法はスラスターとはかなり違います。その辺はボードをお渡しする時に詳しくご説明しましたので、あとは実践あるのみです。シングルフィンワールドへようこそです。

長いのも短いのも、ついでに座るのも(笑)、それぞれがそれぞれなんです。でもいろいろ乗れたら面白いです。それぞれのやり方を覚えてしまえば難しいことではありません。

自分の経験からひとつだけ言わせていただきますが6’8”のMINI(その他、ミッドレングス全般でも)に慣れてしまうと、もうロングボードは要らないと考えることもあるかと思います。でも、ロングボードはそれはそれで面白いものです。ぜひ、ロングボードのことも忘れないようにお願いします。


さて、おかげさまで腰痛は治っちゃったみたいです 笑。起床時はまだちょっと痛かったのですが、ストレッチをやっているうちに、この感じならピラティスやれば腰痛は消えるなと思ったので、軽めから始めて負荷が強めのものを1時間半きっちりやったらやっぱり消えました。

私がピラティスにハマった理由がお分かりいただけるかと思います。身体を守りつつ、強くすることができます(ジジイでも)。

台風はいったん東へ行って、そのあと北上してきそうな予報もあります。6月1日の予想位置です。



忘れていた感覚でした。お問い合わせをいただいて、すっかり思い出してしまいました。ラウンドノーズ、6フィートちょうどのクアッドフィッシュです。見て下さい、このボトム。


ボリュームはブギーよりも少し落ちるくらい。ワイドなノーズに体重を乗せていけるので滑り出しはかなり速い。ヒザ波からこのボトムでスルスル滑ってくれます。クアッドで動きはけっこう俊敏です。

最初の一本は2005年。私の思い付きから始まって、セッケン踏んだみたいに滑るのでソープスリッパーと呼んで結構人気があったフィッシュです。

最近は小さいボードはニーボードばかりで、それ以外は8フィート前後の長めのミッドレングスだったので、またこのクアッドフィッシュ、ソープスリッパーの感覚で波を滑ってみたいなあと。

超絶浮力(笑)のブギーよりも少し浮力が少ないくらいです。大抵の人が乗れると思います。ヒザ波からアタマくらいまでの波でかなり楽しめます。ドルフィンもできます。フィンのセッティングも散々試したので、よーく分かってます。

オルタナティブの流れが始まった頃。みんなフィッシュに乗っていて、ミッドレングスはファンボード扱いで、シングルフィンはまだ見向きもされなかった頃です。そんな時代、手探りみたいな中で作って乗っていたせいか、このクアッドフィッシュは思い入れがあるのです。

2005年の最初のボードです。この頃よりもいろんな面で洗練されています。


上の画像のクリアのボードは、2016年に作っていろいろと学ばせてもらったボードです。ブログのカテゴリーに「ロングボードとオルタナティブボード意識を変えるポイント」というカテゴリがありますが、そこで9.6のログと比べながら乗っていたボードです。(スマホの片は右上のハンバーガーボタン()をタップしてください)

ロングボードからしばらく離れていたら、簡単なはずのロングボードのテイクオフが分からなくなっていたり、逆にロングボードばかり乗っていたら今度は6フィートに乗れなくなっていたりと、そんな行ったり来たり(右往左往とも言う)をやっていたのをまとめてみたカテゴリーです。

もし、今でもお悩みの方がいたら、時間がある時にでも最初からご一読いただけるとすっきりするかもしれません。とりあえず一番大事なのはアレ。波乗りを始めたばかりのときにやったと思いますが、腹ばいの状態から立ち上がる練習です。

あれがきちんと出来れば大丈夫です。



2017年の春から乗り始めた、活さんのフィッシュ。BONITAと呼んでいるモデルです。最初のボードは、一番手前のピンク色の5’8”。


5’8”に乗っているうちにだんだんと、これは5’6”でもイケそうだなあと感じてきて今の5’6”を作っていただきました。5’6”は前々回で書いたとおり、bar of soapでした。ロングボードや8’4”のプリモ(これもロングかしらね)、6’8”くらいのエッグなんかとくらべると、乗れる本数は減りますが、それでもかなり楽しい。

本当のことを言いますと、この小さなフィッシュで楽しめる自分に驚いています。じわりとくる嬉しさをかみしめているのです 笑。

できる人には別に普通なことだと思いますが、自分のこれまでの遍歴は自身が一番良く知っていますから、それらを思うと、できないことでも「あきらめないでしっかりと取り組めば、なんとかなるもんだ」と、この年齢になって実感しています。

もともとショートボードの経験はありませんでしたが、昨日のブログの頃(2000年の初め頃)はロングボードから乗り換えた、クリステンソンの5’10”のフィッシュに普通に乗っていました。

それがいつのまにやらだんだんと厳しくなってきて、もうロングボードか短くしても6’8”くらいまでしか乗れないのかなあと考え始めたのが4~5年前(ブギーだけは、6’0でも問題なしでしたが)。

それでもあきらめきれずに乗り始めたのが、MINI QUADというモデルでした。コレです

これが結構楽しかったのですが、あるときふとしたことからいただいたアドバイスで自分の良くないクセに気が付いたら、さらに楽しめるようになってきました。

そこでいろんなことをイチから、いえゼロから見直して改めて短いボードに取り組み始めたのが2年前の春です。

テイクオフのときの体重の載せ方、ボードの上に立ち上がる練習(足の引き込み方や体重の配分など)、ミッドレングスやロングボードでは簡単にできていることをどう意識を変えて応用するかなどなど、海上、陸上を問わず考えました。

それだけでなく、増えた体重を落とし(今も63㎏台をキープしてます)、酒も止めました(酒は最近、うまく楽しめるようになってきましたが、それはまた別の機会に書いてみます)


ご同輩にはお分かりいただけると思います(お若い方はもう少し先で実感されるかと)が、身体の衰えは加齢とともに進んでいるのは強く実感しています。それでも自分には何が必要なのかを考えて取り組めば、それに逆らって多少の進歩はできるものだと実感しています。

小さなフィッシュで楽しめているということもありますが、何よりも「やればできるじゃん」というのが一番嬉しいポイントなのです。


年取ったからとか、ロングボードしかやってないから、などと理由をつけてあきらめずに、ちょっとずつでも取り組んでいけば、そのうちなんとかなるもんです(植木等か…笑。シリアスっぽく書いてますが、そのくらいの気持ちでやってますので。)


私のそういう取り組みをまとめたカテゴリーが、「ロングボードとオルタナティブ 意識を変えるポイント 」です。


海の中では考えるよりも、楽しみましょう。
オーダーいただいたフィッシュが出来上がりました。ライトブルーのティントカラーにダークウッドのウェッジストリンガーを使用。巻き込みの幅や、テールまわりのラミネートクロスのカットラインなど、細かいところにもこだわりました。

サイズは、5’8” x 21” で、できるだけ浮力が欲しいというリクエストでしたので、レール近くまでボリュームを残してあります。

5.8でも浮力はたっぷりあります(私のと同じような雰囲気です)。


フィッシュは、ショートボードに比べると短くても浮力は大きくなります。昔は「普段乗っている(ショート)ボードよりも6インチ短く」などとも言ったものですが、ショートボードよりも浮力を増やしたいという方もおられて、自分が楽しめるサイズで、というのが自然かと思います。

ショートボードから乗り換えられた方が一様に言われるのは、「ドルフィンがきつい」ということです。私なぞは、ロングボードから浮力を減らしてきたほうなので、5.8だと逆に「ドルフィンが楽」と感じているのが面白いところです。

私ができるので、これは慣れの問題だと思います。ちょっとしたコツとしては沈めるときにショートボードよりもノーズ寄りを持って沈めることです。沈み始めるきっかけが大事です。

逆にロングボードからの乗り換えの場合ですが、さすがに9’6”から5’8では、急には難しいものがあります。テイクオフのタイミングやドルフィン、ボードのコントロールなど違い過ぎることがたくさんです。

頻繁に海に入ることができたり、身体能力がすぐれた人ならとりあえずやっていればできるようになるかもしれませんが、私も含めた一般人(笑)は、ミッドレングスでワンクッション置くのが無難です。

おすすめは、MINIです。6’8”くらいで浮力は少な目にして、それで短いボードに慣れる方が、最終的には良い結果を生み出します。私自身はそうでした。6’8”あれば、MINIみたいな形ならば、結構違和感なく乗り換えることができます。

その6’8”を乗りこなせたら、次にフィッシュ、というのが一番いいのではないかと思います。6’8”はいろいろ使えるサイズです。ロング、6’8”、フィッシュ、という三本立てはそれぞれ楽しみ方が違う三本ですので、そのまま持っていてもそれぞれ出番はあります。

ちなみに私が次に活さんにお願いしているのは、6’8”MINIのシングルフィンです。良いものには最後にはまた戻ってくるものです。15年前にずいぶん楽しませてもらったことを思い出して、いまからワクワクしているMNIモデルです。

だいぶ話がそれましたが、フィッシュの特長のひとつであるキールフィンは、ダブルフォイルにしました。

シングルフォイル、ダブルフォイル、どちらでもチョイスOKです。

このフィッシュはオーダーですが、来週あたり店頭用のフィッシュが一本出来上がります。カラーは同じ感じの薄いブルーにダークウッドのストリンガー。ロゴなしの無地です。

フィッシュ、面白いです。












正月に箱根駅伝を見ていたら、CMで東京オリンピックを目指すアスリートとして中学生の女の子が波乗りするシーンが流れていました。まだ13歳だそうですが、とても力強いラインのきれいなサーフィンで、思わずYOU TUBEで探して見直してしまいました。

これです。

ターンが伸びそうなレールワークで、もっと長い波に乗っているところも見てみたいと思わせるサーフィンで、オリンピックでの活躍をぜひ見たいと多いに期待しております。

それに加えて注目して欲しいのが映像の中にちょっとだけ出てくるトレーニングのシーンです。立ち上がる動きの速いことと軽いこと。

私もあれやってます。でも、あんなに軽快には無理。どうやったって立ち上がる動きは、ドッコイショ 笑。ドッコイショをどれだけスムースに素早くやるかです。

立ち上がる練習、初心者がやる練習だと思っていたりしませんか?

そんなことはありません。すでにあんなに上手な子でもやっているんです。動きが鈍っているおっさんは、なおさらやっとくべきだと思います。そして、ロングボードから短いボードに乗り換えようとしている人は特にです。

正しい位置に正しい加重で素早く立ち上がる。スムースにテイクオフして、スムースに滑り出すには必要な要件のひとつです。

テイクオフがどうも安定しないという人は、ゴルフのスウィングみたいに駅のホームで、という訳にはいきませんが、家に帰ってぜひやってみてください。

昨年の春に同じ内容で詳しく書いたブログです。1、2とありますのでリンク先も読んでみてください。




6月20日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。

先日、近所の農協直売所で箱に入ったサツマイモを買いました。ランニングの途中だったので、家までの約15分ほどの道のりを、筋トレにちょうどいいやとかついで帰りました。

イモの重量は5キロ。紅はるかです。水分多めで甘くておいしいイモですが、今日のお話はそっちではありません。

以前計測した、8’4”のプリモの重量が確か6.8キロくらいです。そのボードを抱えて歩いて、重たいと感じたことはありませんが、それより軽いはずのサツマイモ5キロは妙に重たい。

それと同時に現在の体重63~64キロの自分のことを考えてみたら、ちょうど自分のカラダから消え去っていった余計な脂肪分と同じ重量ではないですか。

そう考えると、余計に重たく感じてくるから不思議です。


年明けから、パドリングやテイクオフなどなど、ロングボードから短いボードへ乗り換えるときに大切だと思えるポイントを考えてきました。どのように意識を変えればうまくいくか?ということですが、この5キロもそれらと同じくらい重要です。


自分的にはかなり短い、5’8”のフィッシュ。海で使ってみて、5’6”でもいけそうだなあと思ったのは、それまでに考えてきたいくつかのポイントに加えて、この5キロがかなり大切なポイントになっていると思います。

パドルする力と浮力が変らなければ、上に乗っている重量が軽い方がいろんな面で有利なのは自明の理ではありますが、一朝一夕には軽くなってはくれないというのも事実です。

技術的なことよりも強く意識を変える必要があるポイントです。

でももし、そちらの方も私と同じようにやってみようと思う方は、パドルもテイクオフも体重も「カラダのこと」カテゴリーにひっくるめてしまっているので、過去の文章(約一年前から)を読んでみてください。


波乗りだけでなく、普段の生活でも体調は良くなるし、カラダがいいと気分も良くなります。アルコールフリー生活は、2月からずっと続けています。そのおかげで波は無いですが、カラダはいつでもOKです。

波は無くても、海に行けなくても、keep surfingはできると思います。


という訳で今朝は、久しぶりにロード10キロを走ってみましたが、トレイルばかり走っていたせいか途中で失速 笑。トレイルばっかりじゃだめですね。スピード走も取り入れて行こうと思います。

金曜あたり、波出そうな気がするのですが…。








6フィート8インチ。いままで乗ってきたボードの中でも、多かったと思われるサイズのひとつです。ちなみに、上の画像はTIKIというモデルの6’8”。

サイズ的には短めのカテゴリーのミッドレングスかな。MINIモデル、プリモ、ビッグフィッシュ、そして上のTIKI。ダブルエンダーは6’6”にしてみたけれど、気持ち的には6’8” 笑。

ロングボードでは、9’6”。それに続くなじみが深い数字かもしれません。

6’8”。根がロングボードの私にはいい大きさなのだと思います。短いのに乗りたい気分だけど、小さいフィッシュじゃなくて…というときには、6’8”です。人によっては7’2”でもいいと思います。私は、6’8”。

浮力はあります。踏み込んでいくような乗り方もできますが、ロングボードと同じように背中を伸ばして走らせても、スムースに滑ってくれるサイズです。軽く動かせて、ロングボードでトリミングするような乗り方もできるところがいいんだと思います。

個人的には、ロンガーさんがボードを短くしていくときの最初のサイズがこの辺でちょうどいいとも考えています。6’8”~7’ちょっとくらい。そのサイズに慣れてくると、ロンガーさんはロングボードじゃなくても小波でも楽しめるということに気が付きます。

そして、さらに短いボードへの乗り換えもスムースに行きます。次は、5.8~5.10のフィッシュです。他のデザインもOKです。

さらに短いボードに乗るようになっても、ロングボーダーなら手許に置いておいて欲しいサイズが、6フィート8インチです。

いろんなサイズのサーフボードに乗るようになると分ってくる中間サイズの面白さ。私が、6’8”という数字から離れられない理由です。

ロンガーさんにおすすめサイズ、実はもうひとつあります。そっちは、オレはロング以外にはのりたくねえという方におすすめの、クラシック系とマニューバ系。もうお分かりだと思いますが、また他の機会にご紹介いたします。


とうことでロングでもフィッシュでもいいので、波乗りしたいんですが波は無し。明日も期待薄。波乗りできない分、活さんのシェイプルームへ行くのを楽しみにして、明日は定休日です。

それでは、また明後日に。







ちょっと前にパドリングのことを書いたと思います。このときです。ロングボードと短いボードのパドリングで、意識をどう変えていけばいいのか?ということを書きましたが、なんとなく方向が見えてきたので、消えてしまわないうちに書いておきたいと思います。

毎度ですが、HOW TO パドリングではありません。ロングボーダーが浮力が小さいボードに乗りかえようとするときに、どこをどのように意識を変えればよいのか?それのパドリング編ということです。

先日いらっしゃった、短めのボードに乗りたいというロングボーダーのお客さま。「短いボードに乗ると、パドルが進まなくて嫌になっちゃうんです」と言っておられました。

そのことを考えながらしゃべっていたら、もしかして意識を変えるポイントはここかしらん?と思いあたる点がありました。

それは「パドルの速さとチカラ」です。

ロングボードに乗っているからと言って、パドルのチカラと持久力が劣るということは無いと思います(何度も言いますが、初心者のHOW TO パドルじゃありません。)

パドルのスピードはロングボードの方が速いです。前へ進むのも波を滑り出すのが早いのも、パドリングでより速いスピードが出せるからです。

それはどうしてか?というと、長くて浮力が大きいからです。短いボードよりもスピードが出るのはお分かりいただけると思います。でも考えてほしいのはボードが長くて重い分、体力もそれだけ使っているということです。

まずは、ここです。

ロングボードをパドルで進めるには結構チカラ使います。止まった状態の重いロングボードをパドルでスタートさせるときを想像してみてください。そうでなければ、ゲティングアウトのときです。スープに押し戻されつつなんとかやりすごした後、次にやってくるスープへ向かってパドルを始めるときの大変さ。

ロングボードのパドルは速いですが、それはそれで大変なものなのです。

短いボードでのパドルが大変と言う人は、もしかして短いボードでもロングボードに乗っているときと同じ意識でパドリングしていないでしょうか?

ここが、ロングボードと意識を変えるポイントです。

パドリングで出すことができる最大のスピードは、ボードの長さとサーファーがパドルするチカラで決まります。チカラが変らなければ、長さが短くなって浮力が落ちればスピードは落ちます。

そんなの分かってます。と思ったと思います。でも(短いボードで)パドルが進まないと嫌になっている人は、分かっていても海の中では意識が変っていないのだと思います。ロングボードと同じチカラを使って漕いでも、同じようにはスイスイとは進みません。

ここでまずひとつ目。ロングボードと同じ意識でチカラを使い過ぎていないかどうかです。

短いボードではロングボードのようにチカラ入れてパドルする必要はありません。ロングと同じように力を使ったとしてもロングより進むスピードは遅いのです。

ロングと同じ意識でいるとチカラを使い過ぎてしまいます。その結果、必要以上に疲れて、短いボードのパドルは進まないからイヤということになってしまいます。


パドルが進まないとお悩みの方、一度、波がない平らな水面にそのボードを浮かべ、パドリングしてみてください。ロングボードほどチカラをいれてパドルしなくても、短いボードは結構スムースに前に進むことに気が付くはずです。

確かにロングボードよりは遅いかもしれません。でも気持ち良く進んでくれます(それができないようでしたら、パドリングに問題がある可能性ありますが、初心者向けではありませんので、ここではそれは考えません)

短いボードも確実に前へ進んでいることを実感できるはずです。それがロングボードほど速くはなくても、それなりにスピードはあるということも同時に覚えてください。そのスピードとチカラの入れ具合で沖のピークまで進んでいけばいいのです。

それは、ロングボードに乗ってパドルしているときよりも楽なはずです(重たいロングボードを進めるのは、結構大変なものです)

ロングボードと同じだけチカラをこめてパドルしてそれが遅ければ嫌になるのは当たり前です。体力は使う、ボードは進まない、で大抵はめげます。でも本当はロングボードのようにチカラを入れてパドルしなくても、短いボードは十分なスピードで前へは進んでいるのです。


たまにプールで泳ぐことがあります。息があがらないリラックスしたペースで泳いで、自分のペースは1000メートル20分。時速3キロです。歩くのよりも遅いスピードです。100メートルの距離は2分です。

私が普段波乗りしているポイントは、たぶん100~150メートルくらい沖で波待ちしていると思います。150メートルだったら、かなりいい波かもです。

150メートルだとしても、身体ひとつで泳ぐ速さで3分です。

その距離と時間、パドリングが嫌になりますか?体力だって問題無いはずです。海ならカレントも使えます。

嫌になっちゃうのはロングボードの感覚で、しかもボードが短くなったので俄然はりきって、パドルにチカラを使い過ぎているからだと思います。もっとリラックスしても、全然大丈夫なのです。


実際、短いボードで波乗りした後に重たいロングボードを持ち出したときに、沖へ出るのも波をつかまえるのも、短いボードの方が楽だなあと感じたことを何度も経験しています。

重たいロングは前へ進めるのもたいへん、向きを変えるのもヨッコイショ、うねりからテイクオフするパドルもたいへんです。一方の短いボードは、取り回しは軽いし、波が立ちあがったところから滑り出すテイクオフは波のチカラを使えるのでパドルもそこそこに滑り出します。

決してロングボードだから楽々で、短いボードは大変ということは無いのです。


あとは、これらに加えて沖からやってくる波の力を効果的にやりすごす方法を身に付ければ、さらにリラックスしてパドルができるようになります。

パドルの次のお話はそのあたり「波の力をやりすごすこと」かもしれません。次々と関門がやってきますね 笑。










あんまりいい波ではありませんでしたが、小さなフィッシュに乗りました。5’8”はフィッシュ的には、決して小さくはありませんがロンガーの私にとっては、かなり小さいです。

でも、違和感なく乗れて楽しむことができました。ボードを海に浮かべ、その上に腹ばいになってパドリングをはじめたときには、小さいなあ、ちゃんと立てるのかなあと思ったのも事実ですが、ボードに腹ばいになったまま丸っこいノーズから続いているレールを触り、ボードの大きさを確かめていると、このボードが波に滑り始め、いま触っている(ロングと比べると)とても狭いデッキの正しい位置に立ち上がり、そして滑りはじめるイメージがしっかりと沸いてきました。

それは陸上で何度も練習したとおりです。自分の身体の動きをしっかりとイメージすることができました。たぶん、もっと小さなボードになっても大丈夫だと思います。

ロンガーさんが短いボードに乗り換えたときというテーマに絞って、意識を変えるポイントのテイクオフ編をいままで書いてみました。自分のためでもありますが、おかげさまで何人かの方に役に立ちましたと言っていただきました。ありがたいことです。

それで、今考えているのが「パドリング」です。ロングボードと短いボード、同じパドリングでも浮力の大小によって、意識するポイントが違うんじゃないかと考えております。

ロングボードから、短いボードに乗り換えるとパドルが大変になる、というのが一般的な認識だと思います。実際、短いボードに乗り換えたときにはロングボードのことは忘れてとにかくパドルしなさいと言われました、という方が結構おられます。私もそうだと思ってました。

「思っていました」と過去形なのはなんとなくそのことを疑問に思い始めているからです。

というのは逆のパターンで、短いボードからロングボードに乗り換えたとき。つまり浮力が小さなボードから浮力が大きなロングボードに乗り換えた直後に「ロングボードのパドルって大変だなあ」と感じることです。

短いボードからロングボードにボードを変えたとき、さっきまで乗っていた短いボードの方が沖に出るの楽だなあと思うことが多々ありました。ロングボードで沖に出ると息が上がるのです。ボードが重たい分、腕のチカラも使います。

ロングボードの方がパドルのスピードが速いのはその通りです。速いので緩いうねりから波をつかまえて滑り出すことができます。でもそれがそのまま、ロングボードの方がパドルが楽ということにはつながらないと思います。

ロンガーさんが短いボードに乗り換えたときにまず最初にぶつかっていると思われるパドリングという壁。ロングボードも短いボードもパドルは同じですから、これもテイクオフのときと同じで「意識を切り替える」ことで、乗り越えることができるんじゃないかと考えています。

漠然とはこんなことかなあと見えつつあるのですが、きちんと説明できるようもう少し考えてみたいと思っています。

熱低が火曜から水曜にかけて抜けていくようです。いまのところ風は水曜がオフの予報です。


波、上がるといいですね。













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