MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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はじめてフィッシュと呼ばれるサーフボードのことを、メールマガジンで書いたのは2003年の年明け。もう14年前のお話しです。クリステンソンのフィッシュでハワイで波乗りしました、というお話でした。

フィッシュで波乗りしました、と言ってもロングボードから初めての6’0のフィッシュだったので、何も分からない状態ではありましたが、そこが今の私の始まりと言っていいと思います。

14年も昔の話なので今の人たちは、フィッシュと言っても意外と知らなかったりします。店頭で話をしていて、そう感じることが多々あります。

フィッシュはフィンがふたつ、ツインフィンです。一般的にはツインフィンというと、マーク・リチャーズ(MR)のツインを思い浮かべると思います。そちらの方が圧倒的にメジャーですから。

フィンの数でサーフボードを分類するなら、フィッシュもMRツインもツインフィンです。でも二つは違うもの。

サーフボードの変化の過程で見るなら、一番最初に生まれてきたのはフィッシュです。カリフォルニアで生まれたフィッシュを、リノ・アべリラがハワイへ持ち帰り変化が生まれ、それをもとに現在のツインフィンと呼ばれるサーフボードの形にしたのが、マーク・リチャーズです。

ちなみに、活さんのBOOGIEというツインフィンのモデルは、上の変化の過程のリノ・アベリラのところから枝分かれしてきたものです。1970年代が始まったばかりのころ、リノのツインを見た活さんがあのスピードボードを作る、という思いで現代につなげてきたのがBOOGIEなのです。

フィッシュもBOOGIEも、MRツインも同じツインフィンですが、それぞれまったく違う感触です。でも、ひとつだけ同じところがあります。それはセンターフィンが無いところ。それが生み出す感覚は共通しています。

活さんの5.8のフィッシュが出来上がってきたばかりですが、実はこのフィッシュと同時に乗ってみようと興味を持っているのが、MRツインです。

古いツインフィンが一本、ショップにあります。CHANNIN SURFBOARDSのツインフィン。これです。


古いと言っても、使われてはいないので新品です。商品として考えれば「売れ残り」です 笑。CHANNINはシングル、ツインとレトロ系のボードを結構扱っていたのですが、なぜかこれが一本だけ残って最後のボードです。CHANNINは70年代からの古いボードメーカーですが、今は無くなってしまったようです。シェイパーは、ハンク・バイザック。カーボンを挟んだストリンガーのクラークフォームです。

活さんのフィッシュと同時に、このツインフィンも乗ってやろうと思っています。

フィッシュの進化版、よりマニューバを考えたデザインですが、センターフィンが無いところから生まれるスピードは同じです。海でたまに乗っている人をみかけると、そのスピードが気になって仕方がないのです。



と散々書いておいて、小さすぎて乗れませんでしたとなったらすいません。これもチャレンジですので。

それで、今日の妄想はパドルです 笑。

ロングボーダーの皆さん、ボードが小さくなるとパドルアウトが大変だと思っていませんか?

私は決してそんなことは無いんじゃないかと思っています。

それは、いろいろなボードに乗っていて、短いボードから逆にロングボードに乗りかえたときに感じるのはパドルが大変、ということです。

ロングは浮力が大きく確かにパドルのスピードは速いです。

でもその分、チカラも使います。短いボードから、でっかいロングボードに乗り換えるとボードを前へ進めるのが大変だなあと感じます。

短いボードは比較をすればスピードは遅いですが、軽いパドルのチカラで進んでくれます(軽量のロングは軽くて早そうですが、私は乗りませんので)

比べてみれば使っているエネルギーの全量は、それほど変わらないのではないかと…。クラシックなロングボードは、取り回しでも結構なチカラを使っているのです。

それぞれのボードに合わせたパドルをすれば、長短どちらもそんなに変わらないように思うのです。

重要なのは意識の違いだと思っています。実はテイクオフだってそうだと思ってますが、これはまた別の機会にしてみようと思います。


こんな風にはいきませんが、いろいろとがんばります。







「君はいつも遅いんだね」

…と、面と向かっては言われたことはありませんが、自分でもスローだとは思います。小学生の頃から会社勤めをしていた頃まで、いわゆる「社会」という場にいると、自分の「言葉」の遅さを多いに実感していました。

学校でも会社でも数人で集まって、あるテーマや問題の解決のために話し合う場面というのは普通にあると思います。そんな場では、自分の考えを述べることが自分がそこに存在しているということと同意義だったりします。

そういう場ではまるでダメ 笑。 考えてない訳じゃないのです。考えてたら、話がどんどん先に言ってしまう。きっちりと意見をまとめて、話す内容を考えているうちにすっかり取り残されて、あれれ?となってしまう私は「遅い」のです。

今でも変わりません。最近はもうめんどくさいので、本当に必要だと思うとき以外は、話を聞きながらニコニコしているだけにしています。ちなみに、三人までなら問題ありません。それ以上はダメ。

そんなどんくさい私ですが、やっぱり波乗りでも遅かったようです。

波の上での身体の使い方、身体のどの部分をどう使っているか、どのように強化するのが効果的なのか。

いまさらなんですが、なにやら気が付いてきました。

やっぱり遅いんですよ。

いまさら分かってきたところで、進化よりも老化の方の進行速度が速いと思われる今年で53歳の自分ですが、それでもいいのです。現状で楽しめればそれが一番です。

何が分かってきたのかは書きません。レベル低そうですから…笑

でも年齢のせいにして、もうダメと思えばそこまでです。できないことは、できるように基本をあらためて一つずつ押さえながら頭で考え、身体で実践。それの積み重ねで、できるイメージが出来てくると、結構できるようになっちゃうものです。

あらためて波乗りが楽しいなあと感じている、まだまだ寒い2017年の新春です。

グラッシングファクトリーのフェイスブックに出ていた5’8”のフィッシュ。私のです。ひさしぶりの小さなフィッシュ、どんな感じでしょうか。楽しみです。









午前6時半。じきにお日さまが顔を出す時間ですが空には雲。こんなときの海は冬の顔です。波は、コシ・ハラ~ムネくらい。


ヒーター故障の夜明け前の高速道路は、背中とつま先にカイロを貼りつけ、ネックウォーマーにニットキャップ、ひざ掛け二枚重ねに、波乗り用のラバーのグローブ。顔だけ冷たいのは結構気持ちが良いものだと気が付いてしまいました 笑。

持っていったのは、6.0のMINIクアッドと9.0TIKI(サイドフィン付きのロングボードです)


まずは6.0のMINIクアッドでゲットコールド。水はすっかり冷たくなりました。

ツインのフィッシュも同じですが、センターフィンが無いボードが波を滑る感覚、大好きです。抵抗を感じず、滑らかにスルスルとすべります。

それでいて、ターンに入るとフィンとレールでのドライブする感触が気持ち良いのです。この二つの感覚の対比もフィッシュの魅力だと思います。

陸トレでやっていたターンのイメージ、そのまま波の上で再現することができました。形は出来てきたと思うので、次はもう少し攻めるイメージでやってみようと思います。

しかし、このMINI クアッドいいです。ワイドノーズはパドル楽ちんですし、波のキャッチも速いです。コンケーブ基調のボトムとクアッドフィンは、ひたすら滑らかにすべってくれます。

おかげで、たっぷり波に乗らせてもらいました。いいですよ、MINI クアッド。

今回のフィンはバックフィンを少し大きめにしてみたのですが、結構普通な感じになりました 笑。次回はデフォルトのフィンに戻して、少しルースめのフィンとレールワークを楽しんでみようと思います。こういうのもクアッドの楽しみであります。


MINI クアッドでたっぷり波に乗って、ロングボードにチェンジ。

ロングボード乗ったことが無い人、ロングボードなんて簡単だと思っている人いませんか?短いボードに乗ってからロングに乗ると、実に扱いが大変なものだとあらためてわかります。簡単そうに見えるテイクオフだって大きくて重い分、結構なパワーいります。ボードの取り回しもコントロールも同じです。

まあ、その辺がロングボードらしくて面白いところではあるのですけど。

TIKIもサイドフィン付きのマルチフィンだからだと思います。MINI クアッドと同じような身体の使い方のイメージで乗ってました。ボリュームはたっぷりめですが、ずいぶん軽く動いてくれます。

一口にロングボードとは言いますが。いつも乗っているシングルのログとはかなり違います。同じロングでも、作りの違いでずいぶん変わるものだと思います。

私はやっぱり、クラシックなログの方が好きみたいです.。サイドフィンを付けて動かすなら、9.0よりもボリュームを落とした、8.4くらいの方(コレです)が自分には合ってそうです。この辺はみなさまそれぞれのスタイルに合わせて作りますのでご相談ください。


そーして、三本目はニーボード。パドルはすでに燃料切れに近い状態ですが、フィンの力で波のキャッチは楽々です。下半身にはまだまだチカラ余ってます。普段のランニングのおかげです。


スタンディングでは乗らないトライフィンですが、ニーボードでは座っているせいなのか三本のフィンそれぞれを感じてコントロールすることができます。レールとサイドフィン、センターフィンのルースさと直進性、両ヒザと上体の体重移動でフィンが働いてくれるのを感じることができます。

ニーボードで一番好きなのはカービングです。波のショルダー近くからレールを目いっぱい入れて、カールまで戻る動きです。真っ直ぐ前を向いて乗っているので、ノーズぎりぎりまでレールが波の中へ入っているのが見えます。もうちょい入っちゃったら、ノーズが引っかかってワイプアウトです。ニーボードならではのスリリングなターンだと思います。

ボードの反応が、スタンディングよりもはるかに素早いのもニーボードの特長です。

面白いんですけどね~、ニーボード。

やりません?

そんな感じで、たっぷり昼まで5時間楽しんできました。波乗りサイコウです。

昨日のウェットは、AXXE CLASSICの4/3mmネックイン。海から上がった時には、腕に力が入らないくらいヘロヘロだったので、脱げるかな~とちょっと心配でしたが、全然平気でした。過去に何度か書いていますが、二つ三つあるコツさえ押さえとけばノープロブレムです。

ご心配な方、うまくいかない方はご相談ください。懇切丁寧に(笑)ご説明します。

ネックインスーツに加えて、ブーツ、グローブ、ヘッドキャップのフル装備でした。北風(オフショア)が結構吹いていましたが、海の上でフードを外してみるまで気が付きませんでした。冬の海の中でも快適です。やっぱり装備は大切だと思います。

長時間楽しめたのは、動きやすい作りのウェットと外の風を感じさせない装備のおかげだと思います。ボードと同様、こちらも大事なのです。

次回は、3㎜の春秋用フルスーツとインナーで実験くんしてみようと思います。一番寒い今の時期しかできませんから。

さて、最後に週間波予想(湘南のみ)ですが、いまのところ次は土曜と月曜っぽい感じです。天気図と風向き、潮回りはチェックしときましょう。

それでは、また。









今朝は波どうだったんでしょう?朝のうねりのサイズと、潮位を見てこりゃ早朝は厳しいかな~と海へは行きませんでした。たぶん先日みたいに昼前ごろから良くなってきたんじゃないでしょうか?

私は自宅で、いつもの体幹とランジ(スクアットみたいな運動です)。そして先日から、ロングボードと短いボードのどちらも楽しむための、ボードの違いによる身体の使い方や意識の切り換えのポイント(うまく言えてない)をいろいろと再確認中なので、今朝は初心に戻って立ち上がる動作をもういちどチェックしてみることにしました。

波乗りの手引き書では、かならず最初の方に出てくるやつです。波をつかまえボードが滑り出したら、身体の横に両手をついて、上体を持ち上げ、腹ばいの状態の両足を身体の下へ引き込んで立ち上がる動作です。

一昨日も書きましたが、私が研究しているのは、さっきまで大きなログに乗っていたロンガーさんが、今度は短いフィッシュなんかにボードを替えて波乗りをするとき(逆の順番も当然あります)の、身体とアタマの切り換えのポイントです。

普通のハウツーではありません、私と同じように、いろいろなボードで波乗りしたいサーファーさんの役に立てればよいと思って書いております。

それで、立ち上がる動作を何度か繰り返してやっていたのですが、あることに気が付きました。ロングボードに乗っている人が皆そうしているかどうかは分かりません。私だけがそうしているのかもしれません。でも、もしかしたらロンガーさんが短いボードで滑り出して、立ち上がるとき不安定になってしまう原因かもしれません。

読んでいただいて、ご自分がどうやっているか確かめてみてください(ロンガーさんだけです)。

床の上でプッシュアップ、ヒザを引き込んで、デッキから手を放しながら立ち上がる(両手から両足への引継ぎですね)動きを確認していると、無意識に左足で床を蹴っている自分に気が付きました。

絵を描いてみました。こんな感じです。


私はレギュラースタンスなので、左足を前に出すのですが、足を前に出すときに上の絵のように、デッキを軽く蹴って勢いを付けているのだと思います。

さあ、ロンガーのみなさん、今すぐ床に腹ばいになって立ち上がるときの自分の動作を確認してみましょう 笑。

問題が出る可能性が高いのは、私のようにつま先で蹴っている人です。

9’6”のロングボードが短くなって、5’10”のフィッシュになったら…。いままで蹴っていたデッキは無くなります。

つま先を使っていた人、もう一度床に腹ばいになって、つま先を使わないで足を身体の下へ引き入れてみてください。

最初と同じようにできましたか?

できていれば問題はありません。前足がさっきより後ろへ行っちゃう人やうまく引き込めなくなった人は、それがテイクオフが安定しない原因です。

滑り出しは、重心に近いところへ両手をついて上体を起こした状態でコントロールしますから、その位置まで前足が届かないとボードは不安定になり、うまくコントロールできず次の動作に入るのが遅れ、結果的にうまく乗れない…ということになります。

テイクオフのパドルは一昨日のブログで完璧なはずです 笑。そして今日の立ち上がる動作、出来ていなかったロンガーさんは基本に戻って練習しなおしです。

ロングボードに乗っているときも、意識してデッキを蹴らないようにして立ち上がるようにすればいいのかあとも思いましたが、それはやらなくてもいいように思います。

ロングボードは、ゆっくり立ち上がる動作のほうがロングボードらしくていいんじゃないかと…。

うまく切り換えるのが大切なんです。

活さんのニューフィッシュプロジェクト、進行中です。お楽しみに。









最初は普通のロンガーでした。それがフィッシュという妙な形をした、小さなサーフボードに興味を持ち始めたのがきっかけで、いろんな種類のサーフボードに乗るようになりました。

70年代風のシングルフィン、ボンザー、ハル、エッグ、そしてニーボードにエアマット、パイポと自分でも訳がわからなくなるくらいです。

短いボードばかり乗っているかと思えば、ロングボード(シングルの重たいやつです)に入れ込んだりと、それほど器用でもないくせに、器用そうなことをやっていました。

不器用者がそんなことをやっていると、かならずツケがまわってきます 笑。短いボードから、古巣の重たいロングボードへ戻ったときなんかは、しばらくテイクオフもできませんでした(詳しくは昨日のブログをご覧ください)

ですので、再びロングボードから短いボードへと乗り換えたときは、また以前の感覚を忘れていたみたいです。いまいちきれいに波をつかめないので、これはもうロングボードじゃないとだめなのかなあと、心のどこかで思っていました。

でも、ほんのちょっとだけ身体の使い方を意識したら、自分でも納得できる滑り出しができて、またまた短いボードが再燃してきてしまいました。

再燃したとは言え、すでにロングボードと短いボードのマイブームを経験していますので、以前のようにどちらか一方へ大きく傾くのではなく、どちらもバランスよく楽しんでいきたいと思っています。

いいタイミングですので、昨日のイメージを忘れないように覚え書きしておこうと思います。つまり、短いボードでのテイクオフのイメージというわけですが、よくある初心者向けのハウツーのテイクオフの仕方などというのとは違います。そういう意味では役にはたちませんのであらかじめご理解ください。

強いて言えば、不器用者が(笑)ロングボードと短いボード、どちらも違和感なく楽しむためのハウツーかもしれません。私と同じようなスタイルの方には、もしかしたら役に立つかもです。

まずはボードの上での自分のポジションです。

パドルのポジションはニュートラルがイメージです。胸は強く反らせたりしません。下半身に力が入らないくらいに軽く胸を上げます。リラックスもイメージのひとつです。

その体勢でボードが正しいバランスに浮かぶ位置に胸を乗せます。のんびりパドルアウトするイメージでいいと思います。

波が来たら力まずその姿勢のままパドルを速くします。パドルは身体の脇を通って、最後のプッシュまでしっかりと意識しながら、腕の動きを無駄なく推進力へ替えるイメージです。

波がボードを持ち上げるのを感じたら、前のめりになるようにボードの前方へと体重をかけていきます。

うまくできていれば、もうボードは滑り出しているはずです。

そうしたらプッシュアップです。両腕で上体を持ち上げますが、意識するのは滑り出しているボードを両腕でコントロールするイメージです(行きたい方向のレールを入れるイメージでもいいと思います)滑り出しの初めは両腕でボードをコントロールして(安定させて)、それを立ち上がった両足に引き継ぐイメージです。引き継ぎにできるだけ切れ目ができないように意識します(切れ目が大きいと立ち上がったときに不安定になります)

これだけです。簡単なことなのです。

ボードのボリュームのバランスと体重の乗せ方、どう身体を使うかはそれぞれ違うと思いますので自分に置き換えて試してみてください。

ポイントは、胸を反らし過ぎないこと、背中から下半身をリラックスさせること、前方への加重のタイミング、プッシュアップした両腕の使い方です。

これらは、ロングボードでも同じようにやっているはずです。

一昨日、9.6ログ → 6.0クアッド → 9.6ログ → 6.0クアッドと意図的に頻繁にボードをチェンジしてみましたが、短いボードとロングボードでは、テイクオフのタイミングが違うだけで、やっていることは同じだと思いました。

それにもうひとつ、短いボードよりも9.6のログの方がずっと難しいとも思いました。






朝、海へ到着しましたが、少々早すぎた模様。昨日のお話しです。雨に冷たい北風。海面からは湯気が立ち昇っています。

うねりはあるのでしばらく様子を見ていましたが、潮が多すぎで崩れません。昼にはオンショアが吹きそうなので早めに出てみましたが、ちょっと早すぎでした。オンショアとうねりと潮の時間と、タイミング的に今日はダメかなあと、テンション下がり気味。

とりあえず先に用事を済ませようと、リペア工場へ行きオーバーホールのボードの打ち合わせをしていると、急に空が晴れてきました。低気圧が抜けたようです。

潮も引きに入っているので、急いで引き返そうとしていると、晴れ間に降る雨できれいな虹が出来ていました。コリャーいいかも、とテンション急激アップです 笑。


さっきのところへ戻ってみると、コシくらいのうねりがきれいに崩れています。一時間ちょっと前と同じ場所とはとても思えません。


ボードはこの二本。赤いログ、久しぶりです。


ログで数本乗ったところで、短いのも面白そうになってきたので、6.0のクアッドと交換。波はさらにアップしてきました。


先日のブログで書いたとおり、フィンを替えてみました。

バックフィンが大きくなると、ルースさが無くなってドライブしてくれるようになります。ルースさは無くなりますが、こっちも面白いです。

でも昨日は嬉しいことがあったので、フィンの話はまた別の機会にいたします。

何かと言うと、テイクオフです。

最近、短いボードで波乗りをしていて、うねりの状態の波からのテイクオフがスムースに行かなくなってしまっていて、自分の中で「これはもう、年齢的に長いので行けということなのかな~」と思っていました。ちょっと前のブログで書いた、パドルのチカラの入れ方のバランスを変えてみようかと…というのも、その辺をなんとか改善できないかと考えていたからです。

そんなこと考えつつ6.0のクアッドで波乗りしていたのですが、ちょうど同じポイントで、高津佐プロがスクールをやっていたので、我ながら図々しいなあと思いつつ、波待ちのあいだを見計らって「パドリング教えてくださーい」と悩み相談してみました。

そうしたら、パドリングではなくて、テイクオフのときのボードへの体重のかけ方を考えてみたらいいんじゃないですか?とアドバイスをいただきました。

そして次の波。胸を反り過ぎないように意識しながら、うねりにパドルすると、自分でも信じられないくらいスムースに滑り出していました。

今のはまぐれか、それとも波が良かったのかと、何度か同じように繰り返してみましたが、小さなうねりでも問題なく滑り出してくれます。

それまでは、できるだけノーズ寄りに胸を乗せ、胸を持ち上げることでノーズが沈まないようにしていました。

でも今改めて考えると、その姿勢では背中から下半身にかけて力が入ります。その力はテール側を押すように(ノーズを持ち上げるように)働いてしまっていたのではないかと思います。私が乗っているようなノーズにボリュームがあるボードではなおさらです。身体に力が入れば、バランスは悪くなるし、パドルも不自由になります。

胸を反らしてノーズを浮かすのは滑り出してからでいいはずなのに、いつのまにか、変なクセがついてしまっていたみたいです。良く考えればロングだってテイクオフのパドルのときはそんなに胸反らしていません。(もちろん、それぞれの場合によって変わりますよ)

しばらくロングボードばかりやっていたので「短くて浮力が少ないボードで波に乗る」という意識が、気が付かないうちに身体の使い方を間違わせていたんだと思います。短くてもロングと同じ、リラックスです。

そういえば、短いボードばかり乗っていて、久しぶりにロングボードを復活させたときも同じように、「ロングでテイクオフできない」ということがありました。覚えていますか?原因は違いますが、あれと逆のパターンですね。(二年前、このときです)

そんなことを瞬時に見抜いてしまうのは、さすがだと思います。海の中で(今でもですが)嬉しくってたまりませんでした。

おかげで波乗りやりたくて、やりたくてワクワクしています。

ありがとうございました!!

それからもう一度ログに乗った後、さっきの感触を忘れないようにと、もう一度6.0のクアッドで復習してから上がりました。

これで私もオルタナティブサーファーの仲間入りか?!(笑) とにかく、次が楽しみです。

長年の悩みから解放されたような、最高の気分で海から上がって、次は活さんのシェイプルームへ。店頭用に、8’4”のTIKIをシェイプしていただいています。年末か年明けにはご覧いただけると思います。


それから、とてもいいタイミングの良いお話が飛び出しました。活さんは現在、新しいフィッシュのモデルをプランニング中だそうです。

さっきの現場(海)のお話しから、私にとってはタイミング良すぎです。

新しいフィッシュのシェイプのプランを聞いて、調子に乗りすぎと言わないでくださいね… 新しいフィッシュのモデルで、レングスは5.8でお願いしてしまいました。

一昨日までは、短いのはもうちょっとね~と思っていたのが、乗れない気が全くしなくなっている今日です 笑。 来週までにはある程度の形が出来上がっていると思います。

おかげで、短い方も楽しくってたまらない感じになってきましたよ~。






気に入っている、8.4のプリモ。感触はミッドレングスの中ではロングボードに近いものがありますが、9.6のログと比べればやっぱりミッドレングス。カテゴリー的には結構、あいまいなミッドレングスですが、6フィート代後半から、8フィートちょっとくらいまで、ということでいいんじゃいないかと思います。

ロングボードでもない、ショートボード(?)でもないサイズ。だからミッドレングスと呼ばれているのですが、最近気になっているのは短めのミッドレングス。わかりやすく、カツさんのモデルで言えば、6.8のMINIや7.3くらいのプリモ。こんな感じです。


最近乗っているショートボード(自分の中で)は、6.0のクアッドフィッシュと6.3のボンザーですが、それらと比べると、かなり楽ちんに楽しめるサイズです。

波が大きくなりすぎてしまうと、ロングほどのパドルスピードが無く、潜って波をやり過ごすのも大きめの浮力が邪魔になってしまうのですが(ボードの浮力と個人の技術のバランスで、対応できる波のサイズは変わってきますが)、あらためて思ったのは、コシ~ムネ・カタくらいのコンディションではかなり楽しそうだ、ということ。そのくらいなら、浮力は逆に味方になります。

サイズがもっと上がれば、それ用のボードを持ち出せばいいのだと思います。

8.4のプリモがかなり楽しいので、そればっかりになってしまっておりましたが、ここに来てまた、7フィート前後のミッドレングスが多いに気になってきています。

7フィート前後の長さだと、ライディングはロングボード寄りではなく、もっと短いボード寄りの感覚になります。でもパドルや波のキャッチはロングボードみたいにファンです。ロングボードみたいな乗り方も出来てしまいます。

先日、ハラくらいの波で波乗りしているときに、7フィートくらいのボードで楽しそうに滑っている人がいて、あんな波乗りも楽しそうだなあ~と思うようになりました。なので、あらためて7フィートくらいのミッドレングスに注目しております。

8.4プリモ。これはこれで… 笑。


いろいろと楽しいです。






ロングボードをずっとやっていて、短いボードに乗り始めたのが2002年ごろ。それ以来、いろんなサイズでいろんな種類のボードを作ってきました。作って、乗って、中には乗れなかったり、いろいろあったと思います。

そのおかげか、ここ数年ようやく自分に合っているボードが分かってきたように思います。いまの年齢になって、ようやくこなれてきたんじゃないかと思います。それで、あらためて自分の道具をチェックしてみました。

長さの順で。

まずは、MINI QUAD 6.0


これの前はブギーでした。サイズや浮力的には似たような感じです。ブギーよりも軽いボード、そしてクアッドフィンに乗りたかったので作りました。最近、ブギーにもまた乗りたくなってます。

次は、ボンザー 6.3 3フィンです。


シングルで乗っていたものが調子良かったので、あらためてボンザーで作ってもらったものです。これはまだあまり乗っていないのですが、感触はいい感じ。元がいいので絶対いいはずです。サイズが上がれば持ち出してみます。このボンザー、モデルにはありませんが、お作りできますよ。

これよりも若干浮力が出てくるのが、MINI5、 5フィンボンザーです。MINI5ではいい波に何度か当たりましたが、間違いないボードです。MINI5は欲しいボードのひとつで、そのうちにと考えています。

それから、プリモ6.8。


信頼感があるシングルフィンです。プリモは、6.8の長さから作ることができます。同じ6.8の長さのMINIのシングルフィンも欲しい1本です。

そしてまたプリモ。8.4です。 それに 9.6のログ。最近出番が多い2本です。


9.6のログは、ロッカーから注文で作ったロングボード。クラシックなロングボードの面白さを再認識させてくれた大事な1本です。もうすぐさらにクラシックな1本が加わります。私のロングボードの方向はそっちと、改めて気づかせてくれたボードです。ヴィンテージも欲しいくらいです。

8.4のプリモは手放しで楽しい。軽さ、スピード、シングルフィンのロングボードが好きなサーファーにオススメです。サイズが上がっても楽しめます。


こんなんで自分のスタイルなんて言えたもんじゃありませんが、結局のところ好きなのは、フィッシュ、シングルフィン、ログ、この3つか。それにもうひとつ加えるとすると浮力かな 笑。楽しむための大事な要素のひとつです。


それからコレも。いちばん小さいのがこれですが、かなり楽しいいニーボードです。



さて、そんな私のプカプカ系とは違う大阪のSさんの ホットマンゴー5.10クアッド、パキッとシェイプ完了しました。きれいなアウトライン、かっこいいですよ~。出来上がりお楽しみに!


週末は熱低が近づいてきて、うねりは東っぽいです。北風が強いので湘南はきびしいかな。南の海では台風4号がフィリピンの東で出来そうですが、これも3号と同じようなコースっぽいです。またしばらくは待ちですが、なんか長いなあ。










2000年代の始めごろから、短いボードに乗りはじめ、いろいろな種類のサーフボードに乗ってきました。ずいぶんと小さいボードにも手を出していましたが、いまあらためてそれぞれのボードを思い出してみると、筋が通っていなかったというのか、自分の範疇を超えてしまっていた部分もあったと反省しております。

簡単に言うと、ボードを短くしすぎていました(ボードを短くしはじめると、なにやらどんどん短い方へ行ってしまうようです)短くするのは悪いことではありませんが、自分が楽しめる範囲を超えてしまっては、楽しくなくなります。

数年前からまた乗りはじめたロングボード、クリステンソンのC-HAGとカツさんに作ってもらったログがすっかり分からせてくれました。

ジョエル・チューダーじゃあるまいし、普通のおっさんロンガーが何でも乗れるわけじゃないのです。ネットの動画の見すぎです 笑。

波が小さくて緩いときには断然ロングボードが面白いです。それも丸いレールで、平らで、重たいやつです。

ロングボードは絶対にこんなのが面白いと思うのです。

ロングボードの範疇で、少し軽くなりたいときにはこんなボードです。

8フィートちょっとで、取りまわしはぐっと軽くなりつつ、クラシックなロングボードと同じスタイルで乗れるところが魅力です。小さい波でも面白いですが、重たいログでは少々厳しいコンディションでは、かなり面白いです。

もう少し短いのに乗りたいロンガーさんにいいボード、いろいろあります。



自分の最近のお気に入りはこの6フィートちょうどのクアッド(乗ってるときの力の抜け方が最高です)ですが、こういう幅広のラウンドノーズはロンガーさんにおすすめです。

ボンザーだったらMINI5、シングルならPRIMO、MINI、ダブルエンダー、ツインフィンならBOOGIE、トライフィンはMINIやOKIDOKI、どれも自分で試してみて、頑張らなくても乗れちゃうけれど、ロングボードとは違う波乗りが楽しめるボードたちです。バリエーションも豊富です。

早起きがかったるくなってきてますが、51歳にしてまたまた波乗り楽しくなってきています。ふつうのおっさんロンガー、応援します。

ひとつだけ小さなボード。これは5’6”ですがバッチリ調子いいです。

興味ある人だけですが…。




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