MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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お知らせ:7月19日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。

ハワイがサウススウェルですごいことになっているみたいです。皆さんお馴染みのワイキキビーチ。POPSだ、THREE'Sだなんて言っている場合じゃありません。BLUE BIRDSは出現したんでしょうか?



マウイのマアラエア。FREIGHT TRAINの異名を持つ、世界で一番速い波と言われている波です。


いや、凄い。



お知らせ:7月16日(土)は午後1時30分開店予定です。よろしくお願いします。


潮が目いっぱい引いたスネヒザの波。とりあえず海に入りたかったのでパドルアウトしました。しばらく続いたオフショアでカツオノエボシも沖へ流されたみたいだなあと、リサーチしながら沖へ出ます。

冷たい海水が気持ちいいです。ショートジョンで入りました。

もちろんロングボードです。9フィートちょうどのプリモ。


小さい波ではボードの性格なんて分からないもんですが、プリモは小さな波の斜面でも、サイズがある波のときと同じように良く滑ってくれます。プリモの感触です。テールのエッジとロッカーは小さな波でも、乗り手が思ったとおりの動きをしてくれます。

ちょっと前までロングボードと言えば、レールは丸くてフラットなロッカーでわざわざ重くしたログばかり乗っていたのですが、最近はこういうボード(プリモ)の方が面白い。歳のせいでしょうか 笑?

ロッカーが普通にあって、レールにはエッジ、ボトムはコンケーブ、フィンはレイクフィン、そしてそんなに重くないコントロールしやすいロングボード。

やっぱり歳のせいです 笑。クラシックなログもきっといろんな意味で、今の自分の糧になっているはずです。

とりあえず身体は動いてくれてます。調子いいです。

そんな感じで、昨日は新しいロングフィッシュの出番とは行きませんでしたが、オーダーいただいたロングフィッシュが出来上がりました。私のと同じ8’0です。ケルプカラー人気です。


フィンはフューチャーです。


カツカワミナミサーフボードではフィッシュはオンフィンのみですが、この方はフューチャーのフィッシュ用のフィンを使いたいとのことでBOXだけお入れしました。

フィッシュ用のフューチャーフィンは、フィンによってBOXのセッティングが変わってくるので、フューチャーBOXをご希望の場合は要相談です。

ツインピンや長短それぞれのフィッシュが人気です。フィンが付いて来れば問題ありませんが、フューチャーフィンの場合はその作り手がどのフィンを推奨しているのかという情報が必要になってきます。

フューチャーBOXはシェイパーがマーキングした位置に入れられます。トライフィンならフィンのベースがBOXの範囲に収まるので問題はありませんが、フィンの後部がBOXよりもはみ出しているフィッシュ用のフィンの場合は、作り手が想定しているフィンを知っておく必要があります。

想定のフィンよりもベースが広いものを付けてしまうと、作り手が指示したフィンの位置よりもフィンが後方へずれてしまうことになります。逆にベースが狭いものだとフィンが前方へずれてしまいます。

フューチャーフィンはフィンを変えて楽しむことができますが、作り手が意図しているところを知っておかないと、ボードとフィンにそれぞれちぐはぐなことをしてしまうことになってしまいます(分かっていて楽しむのは問題ありませんが、まず基本を押さえてからということです)。

このロングフィッシュをオーダーされた方は、使うフィンをあらかじめいくつか考えておられたので、その中から良さそうなフィンをチョイスさせていただいて、それに合わせたセッティングにしました。

フィンがサーフボードにとって重要なパートのひとつだということはお分かりだと思います。フィッシュに限らず、フィンが付いていないサーフボードを購入する場合はどういうフィンが合うかを聞いて知っておきましょう。




AXXE CLASSIC セミドライスーツ早期受注キャンペーン開催中。
9月1日からの価格改定前のオーダーキャンペーンです。8月31日まで。


ナルトトランクス ストックショーツ 送料、各種手数料(代引き・後払い手数料)無料で発送いたします。


MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト














AXXE CLASSICの2022年秋冬のカタログが届きました。7月に入ったばかりなのにずいぶん早いなあと思う人は、7月1日のブログをお読みください。

8月31日まで、AXXE CLASSICの早期受注キャンペーンを開催します。

原料価格の値上がりで、ウェットスーツも値上げがやむを得ない状況になってきました。各モデル、今年から税込み¥5.500ほどの値上げを予定していますが、8月31日まで各モデルを2021年プライスでお作りします。

例年、年末が近づくとオーダーがたてこんで納期が長くなってしまいますが、それを前倒しすることでコスト削減につなげて、その分を早めにご注文いただいたお客さまに還元させていただこうという企画です。

人気のU-ZIP、ニューモデルのU-ZIPライト、バックジップモデルのオートジップ、CJモデルやANDOモデル、レディス、全てのモデルを2021年の据え置き価格でお作りします。

今回は納期の調整はありません。一ヶ月から一ヶ月半程度で出来上がってお渡しをいたします。期間内でのオーダー日の調整はOKですのでご相談ください。お代金に関しましては、オーダー時に頂戴いたします。クレジットカードのご利用ももちろんOKです。通販も承ります。詳しくはお問い合わせください。

それからもう一つは夏のウェット。STEAMERウェットスーツのジャケット、タッパー、ショート&ロングジョンです。ジャケットはやっぱり丸首が人気です。


今は納期が、10日~2週間ほどで出来上がっています。まだまだ夏に間に合います。ロングジョンも一緒にしてしまえば、秋まで使えます。ロゴ無しのオールブラックもOKです。

このオフショアで沖へ吹き飛ばされて欲しい、クラゲ除けにもなります。先週のオンショアのせいかカツオノエボシが多いみたいです。ご注意ください。

ボードケースがやっと入荷してきました。ずっと品切れしていた、7.6~8.6のサイズです。ケースもなかなか入ってこないんです。


5ミリパッドの軽いデイリーユースです。ニットケースよりも出し入れしやすくてパッド入りなのでボードをしっかり守ってくれます。(ハードケースではありませんのでエアトラベルには使えません)

8.0フィッシュ用に一枚いただきました。8.0のケースですが幅と長さに余裕があるので、オンフィンのフィッシュを入れるとちょうどです。


明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。




長い間、天井からぶら下がっていた8’6”のシングルフィン。ぶら下げたままじゃもったいないので、乗ってみようと降ろしてみました。もちろん使うつもりで作ったのですが、置き場がが天井だったのでついついぶら下げたままにしてしまいました。作ったのは8年前です。


ピンテールのシングルフィン、有体に言えば「ガン」です。いつも入るポイントに、「気」サーフボードの9.6のガンで楽しそうに滑っている人がいるのですが、それに触発されました

ちょっと細めのロングボードです 笑。

ボトムはオールVEE。ボードのセンターあたりにスタンスしてもコントロールできそうな感じです。


コシくらいから使ってみて、慣れたらこんな使い方もしてみたいと思っております。

Drake Stanley from Michael H. Kew on Vimeo.



8’6” x 20” x 2”7/8 
新しいロングボードの色をどうしようかとずっと考えておりました。悩んだ挙句のクリアというのはこれまでにもよくありますが、今回はどうしても色を着けようと思っていて、おおまかなイメージも湧いていたのですが、決定打がなかなか無くて一昨日あたりからずっと考えていました。

デジタルな世の中ですから、普通は色指定なんていうものはWEBセーフカラーやらCMYKやら、パントーンやDICの色番号で伝えれば済むのですが、サーフボードの場合はそうも行きません。

印刷やWEBの世界じゃありませんから、色を実際に選んでいただくときには紙に印刷された色見本を実際にお見せするのが一番です。そして、それを職人に伝えるのもそのままカラーチップを渡すのが確実です。

ラミネートの職人さんは、印刷とまでは行きませんが選んだカラーをしっかりとニュアンスを含めて再現してくれます。色を選ぶのにもこだわり甲斐があるのです。

お気づきだと思いますが、私が選ぶ色には和風のものも多いです。天然の染料で染めた草木染めの色合いが好きで、それが自然と出てきているんです。だから、洋色のリストから選んでも中間色の和テイストを感じる色を選びがちです。

それなら、もう日本の色にしてしまえばいいじゃんと、これを買ってきました。DICの日本の伝統色シリーズです。会社勤めのときは、こういうものを使う仕事もやっていたのでお馴染みです。


そうしたら、あれもこれもと目移りしてしまって、この色と決めるまで時間がかかり過ぎてしまいました 笑。

二日間ほどじっと見ていました(笑)ので、色の感じはだいたい頭の中に入りました。こういう色が欲しかったという色もあります。日本の色だと名前が色を表しているのが理解できるし、その由来なども良く分かって面白いです。

色は面白いです。



今、やってみたいことがあります。もしかすると、諦めてやらないかもしれないし、やっても出来ないかもしれないことかもしれません。どちらにしても、ここのところずーっと頭の中にそれがとどまっています。

そんなに大袈裟な感じに書き始めることでもないと思うのですが、心の内の正直なところです。

なんだ、そんなことかと思うかもしれませんが、こういうボードで波に乗ってみたいのです。


はい、ショートボードちっくなトライフィンです。画像は活さんのホットマンゴーです。6’2”くらいでラミネートは軽くして…。ここから先はどう言ったらいいのか??状態なので、こんなイメージだと思ってください。

軽くて小さなボードって、自由だと思います。軽いから乗り手の動きに素早く反応してくれそうだし、小さい(浮力が少ない)から大きなボードと比べると、波のいちばん奥まで行って波のパワーをたっぷり感じて波を滑るなんてことも楽に出来そうです。

ショートボードならそれほど迷わずに諦めてしまうと思いますが、活さんのホットマンゴーならまだそういうサーフィンもできるかもしれないと考えてしまうのです。上の画像のホットマンゴーは6.0ですが、ノーズ幅があってパドルで波を追いかけるのも滑り出しも速いモデルです。これだったら、まだ自分にもできるんじゃねーかなーと考えてしまうのです。

あとは、やるかやらないかなのです。

どうして今さらこんなことを考え始めたのかは自分でも良く分かりません。8’4”や8’0のプリモの大きさでも十分に面白いのですが、ノーズがとんがった6’2”なんて今のうちかと考えてしまうせいかもしれません。出来そうなうちにやっとこうみたいな感じです。

サーフボードにたくさんのチョイスがある現状を考えると、もしかしたらシングルフィンのロングボードやミッドレングスしか乗ったことが無いという人もいるのかもしれません。もしトライフィンをしっかりと経験していないという人がいるなら乗ってみるべきです。シングルフィンでのマニューバに絶対に役に立ちます。

それはそうとしておいて、さあどうする?自分。

歳を取ったからと諦めてしまうことが、本当に歳を取ることだと歌っている曲だと思ってます。








いろいろとやっていたら、すっかり遅くなってしまいました。ユーズドボード入荷のお知らせだけで失礼させていただきます。

マンダラサーフボードのスーパーチャンククアッドのユーズドボードが入荷しました。フットマーク付いていますが、ボトムはきれいな状態です。

MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトでご覧ください。
https://menehunebeachstore.com/

マンダラさんと言えば、こんなことがありました。






RB
モダンサーフボードデザインの歴史においてひとつの大きな源流になっている、サーファー・シェイパーのディック・ブリューワー氏が亡くなりました。ブリューワーの系譜につながるシェイパーは、ジェリー・ロペス、リノ・アベリラ、オウル・チャップマン、パット・ローソン、ランディ・ラリック、BK、ビル・バーンフィールド、アル・メリック、サム・ホーク、トム・パリッシュ、その他にも皆さんご存知の名前がたくさんたくさん挙がってきて、それこそ枚挙にいとまがありません。

クリス・クリステンソンもブリューワーを師と仰ぐシェイパーのひとりです。現代のビッグウェイバーたちが、クリスのビッグウェイブガンを支持するのにはそんな背景があるからです。

日本国内のサーフボードインダストリーにも大きな影響を与えた人物です。1968年、川南活さんが七里ガ浜正面ポイントのレフトで初めて目にしたダウンレールのサーフボード。ボードには「RB」という手書きのイニシャルだけが入っていたそうですが、それが初めてアメリカから日本へ持ち込まれたディック・ブリューワーがデザインしたサーフボードだったそうです。

それまでとは違うマニューバを目の当たりにした活さんたちが、ディック・ブリューワーという存在を意識したのはそのときだったと思います(’RB’はリチャード・ディック・ブリューワーのイニシャルです)

川南活さんが所有するSKILのプレーナーのひとつは、ディック・ブリューワーから巡ってきたものですが、日本のシェイパーたちとも深い関係にありました。直接的では無いにしても、ブリューワサーフボードの長沼氏ととても仲が良い川南活さんが受けた影響は大きいと思います。

サーフボードのデザインは今でこそ、それぞれのカテゴリー別に確立されていますが、長く重く丸いサーフボードがどんどん短くなっていった時代のお話です。日本のサーフボードインダストリーに与えた、間接的、直接的な影響は測り知れないものがあると思います。







This is longboard surfing. と言えるジョエル・チューダーのサーフィン。64年製のYATERでのフットワーク、ノーズライディング、ドロップニー、全てが波と調和するためのトリミングです。

しかし、重量がある古いボードでこのサーフィン、簡単そうにやってますが同じようにできるサーファーはなかなかいないと思います。

ログにグリノウフィン付けて、動きが軽くなったと喜んでいる人はよーく見てください。これがロングボードです。

動きを軽くしたければ、プリモ8’4”ですよ 笑。



なんて言ったらいいんでしょう。見てもらったら分かると思います。ショートボードなんですが、いわゆるショートボードだけに納まらない、いろいろな要素が感じられてこういうのが今どきのサーフィンなんだろうなあと、爺は思っておるわけです。

どうしてもボードに目が行っちゃうところはイヤラシイんですが、活さんのホットマンゴーみたいなアウトラインのショートボードです。いやしかし、映像も音楽のセンスも良いしカッコイイです。

ボードの梱包&出荷やら、いくつかいただいているシェイプのご相談をまとめていたら頭の中があちこちへと行ってしまっております。しかし、サーフボードというものはつくづく面白いもだと、なんだかんだ言いながら楽しんでもおります。

明日は定休日。リペア工場とシェイプルームへ行ってきます。

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