MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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バンカー・スプレクルスと言うと、アート・ブリューワーのこの写真を思い浮かべます。ブロンドの髪。真っ赤なダウンレールの奇妙な形のシングルフィン。強烈なインパクトです。

デッキ側にはハンドルが付いていて、ニーライドしている写真もあります。

そんな写真のせいで、昔っから「何だ?」と思っていたこのサーファーが、77年に27歳でOVERDOSEで亡くなるまでの生涯を描いた映画作品が「BUNKER77」です。

ちょっと前に、蔦屋書店で上映会がありましたが、アマゾンプライムで公開されているので会員なら無料で見ることができます。

砂糖王の家系に生まれ、莫大な遺産を相続する前にはノースショアを見下ろす丘の洞窟に住んで波乗りをしていた、というのは川南活さんと同じです。優れたサーファーはきっと洞窟に住むのです。(活さんは某南の島の洞窟です。)

狩猟で仕留めた獲物と写っている写真や、毛皮を着ている写真は好きではありません。趣味の問題ですが、波乗りとかけ離れ過ぎています。

この時代、ドラッグによる変性意識で新しいものを作り出すという試みが為されていたというのは、いろいろなサーファーの話で出てくることですが、おそらくそれによって作り出されたものよりも、損失の方が大きかったのじゃないかということは想像に難くありません。

正直、好きな話ではありません。感銘を受けたり、インスピレーションをもらうようなこともありません。一緒に見ていた女房は、見終わったあと「それで、結局何した人なの?」と。

何かをしようとしていたのだと思います。大きすぎる何かです。自分でそんな経験が無いので分かりませんが、必要以上のお金(彼の場合は遺産)を得ると、求めるものもそれだけ大きくなるのかもしれません。

求めるものが、あの赤いハンドル付きのダウンレイラーの先にあるもの、そのくらいのものだったら今もサーフボードレボリューションを担ったサーファーの一人として敬意を払われながら、サーフボードをシェイプしていたのかもしれません。

形がはっきりあるものを求めて生きる方が、生き方としては分かりやすいのでしょうね。

ラスティ・ミラーのこの写真が好きです。


BUNKER 77
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B077H3WV1F

明日も朝早くなら、風は大丈夫そうです。
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