MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
4 5 7
10 12 14
18 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
(11/19)
無題(返信済)
(11/07)
無題(返信済)
(11/01)
プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
バーコード
カウンター
[741] [740] [739] [738] [737] [736] [735] [734] [733] [732] [731]

今日の波はこんな感じ。今日はスタビーじゃなくてクリスのフィッシュで入水してきました。スタビーとは違うしっかりしたレールとフィンの感触で加速してくれるフィッシュは前乗りクンにあっという間に追いつきます。

ってロングボードで小さいフィッシュの前乗りするなよ…。(どいてくれましたが)

朝、海に着いてしばらくポイントを眺めていると、いつもと違ってあんまり良くないバイブを感じました。●ポイントブレイクの波を違う方向に進む人、●ライン上に浮かんでいるのに他のサーファーが乗ってきてもそのまま浮かんでいる人、●ピークに向かって真っ直ぐパドルアウトする人、●ピークで他のサーファーがパドルしているのにショルダーでパドルしている人、そして「前乗り」している人。そんな光景が妙に目に付きます。

トランクスを履いて海に入ると外から見た通りの雰囲気。

お知り合いの地元のサーファーがテイクオフしたいい波にドロップインして邪魔をして注意されているのに、「あんた、感じ悪い」と逆ギレしている人。もしかしたら今日一番の波だったかもしれないのにドロップインされたサーファーはもっと気分が悪い。

浜で話した一人の人は「前乗り」という言葉さえ知らなかった。「なんだか、他の人に迷惑かけているような気はしたんですが…」これはこれで思わず笑ってしまいましたが、ボードをこの人に売ったショップの人!ちゃんと教えてあげてください。浜で波を見ながら説明したので彼はすこしだけ「サーフボードに乗って海にいる人」から「サーファー」に近づいたと思います。

いまさらこんなことをブログに書くとは思いもしませんでしたが、サーフィンにも他のスポーツと同じくルールがあります。夏の海水浴じゃありません。

このブログを読んでいただいている方たちには必要ないことだと思いますが…

●ポイントブレイクの波を違う方向に進む「人」
ピークが決まっている波では右と左、一度に二人のサーファーしか乗れません。逆走するとぶつかります。ピークを見極めてどちらへ進むべきか分かるようになれば「サーファー」に近づきます

●ライン上に浮かんでいるのに他のサーファーが乗ってきてもそのまま浮かんでいる「人」
他のサーファーのライディングの邪魔です。パドルふた掻きくらいでラインから外れられますので、すこしずれましょう。邪魔をするかどうか予測できない?ブレイクを予測できないと自分も波に乗れません。「サーファー」になれません。

●ピークに向かって真っ直ぐパドルアウトする「人」
沖から波に乗ってくるサーファーとクロスする可能性大大です。他のサーファーを邪魔しないように回りこんでアウトへ出ましょう。

●ピークで他のサーファーがパドルしているのにショルダーでパドルしている「人」
ピークにサーファーがいなければ別に構いませんが、ショルダーでパドルしても「前乗り」になるだけです。体力の無駄使いです。

ルールとマナー、別に難しくはありません。自分がやられたら嫌なこと、危ないことは自分もしないこと。分からない人はボードを買ったショップの店員さんでもいいです、誰かに聞いてください。そして、このブログを読んでいただいてる方たち、そんな人を海で見かけたら怒らず教えてあげてください。
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
その通り!xx2 ムケてる!
最近の鎌倉はこんなのばっかりでかなり頭にきています!ショートと同じにラインナップして前乗りするロングや、インサイドで待つロング。沖からパドルしているのに前でパドルするショート(こんなやつはパワーコードつかんで注意(?)しますが)がいたりと、かなりイライラしています!E●SYのスクールの話とか、く●ぬまネットのインタビューにはその辺りについてのいい話しが書いてありましたね。
メチャx2 ムケてる! 2008/08/22(Fri)09:22:05 [編集]
無題
世の中も自分のことばっかりしか考えない風潮になってる気もしますが、お互いが周りの人にもう少しだけでも気を配れればいいのにって思います。

一般サーファーからサーフィン業界へ足をつっこんでようやく8年目ですがルールやマナーの啓蒙活動にも取り組んでいかなければいけない責任も感じ始めております。
menehune 2008/08/22(Fri)14:06:16 [編集]
無題
最近は「サーフボードに乗って海にいる人」ばっかりでかっこ悪いですね。本当の私達の年代が尊敬するような「サーファー」はなかなかいません。。。他の店の方々もかなり危機感は持ってますね。Hiでは、+SUPの問題も増えているようです。
メチャx2 ムケてる! 2008/08/22(Fri)15:28:28 [編集]
無題
いないと思いますが、サーフィン初心者のSUPがいたら…、考えただけでも恐ろしい。SUPはボードコントロールがパーフェクトにできるサーファーだけに、のんびりとやって欲しいものです。

同じコメントが二つあったので一つは非表示にしときました。

menehune 2008/08/22(Fri)17:16:08 [編集]
サーフィン
サーファーっていう人は世間に関わってないから旧態依然なんだと思う。前乗りは確かに悪い。ただ前乗りムカツクとかローカリズムとかはっきり言ってくだらない。そんな昔の考えでやってるから若い子達がサーフィンをしなくなった。今の高校生や大学生からみたサーフィンはただの低俗な遊び。年寄りだけが海に浮いてる日本のサーフィンは異常だ。
世間の人間 2008/08/27(Wed)13:08:30 [編集]
Re:サーフィン
>サーファーっていう人は世間に関わってないから旧態依然なんだと思う。前乗りは確かに悪い。ただ前乗りムカツクとかローカリズムとかはっきり言ってくだらない。そんな昔の考えでやってるから若い子達がサーフィンをしなくなった。今の高校生や大学生からみたサーフィンはただの低俗な遊び。年寄りだけが海に浮いてる日本のサーフィンは異常だ。

サーフィン、サーファー否定派のようですね~私が書いたブログの内容とあんまり関係ないコメントなので、スルーしようかと思いましたが、わざわざ時間を割いてくれていただいているので…コメントお返しします。

前乗りは悪いとかムカツクではなくて「危険な行為」だからやってはいけないのです。車にたとえれば、幹線道路を走っている車の前に側道から良く確認もしないで出てくるのと似たような行為です。走っているときに急に出てこられたら…ぶつからなくてもドキっとするし、少しは腹も立つのが人間というものです。ぶつかれば怪我するしボードも壊れます。だからルールがあります。それをどう解釈して行動するかというのがマナーということで、ローカリズムとは全く意味が違います。

ローカリズムという言葉を使うとき、いい意味と良くない意味があります。くだらなくて外から見ると笑っちゃう部分もありますがそれが全てと思うのは早急です。サーフィンを始める若い人が少なくなったというのはよく聞く話ですが、それが海の中の状況と直接関係があるとは考え難いんじゃないでしょうか?昔と比べると遊びや趣味の選択の幅が広がったということだと思います。昔はサーフィンでもファッションでも流行れば猫も杓子もおんなじ…状態でしたが今は違う。低俗と思うかどうかは人それぞれの考え方です。価値基準の違いにすぎません。サーフィンはサーフィンで、今も昔も変わりません。昔の私みたいに波乗りに憧れているけどお金が無くて…でもいつかは…という若い人もいます。実際自分が大学生の頃ってサーフィンどころじゃなく貧乏でしたもん。

年寄りが浮かんでいるのが目立つのは、日本でのサーフィンが文化として成熟してきたということです。若い人見ませんか~?私は海でたくさん若いサーファー(子供も)見るし、働きながら試合に出て上を目指してる若い才能があるサーファーも見ているし、心配無用だと思いますよ。

果たして世間に関わっていないサーファーっているんでしょうか?みんな仕事頑張って、家庭を持って、時間を作ってサーフィンして、サーフィンのおかげで人生前向きに楽しんでいる人たちばかりだと感じてます。「世間の人間」さんの理屈で言うとこの私は世間に置いて最低の人間に分類されそうですが、自分でも怖いくらいに毎日幸せに生きてますよ。

波乗りは独りで沖へ向かってパドルアウトして、独りで自然が作り出した「波」と向き合うシンプルなスポーツです。私にとっては、ただそれだけです。
【2008/08/27 16:12】
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Visitor Map
Create your own visitor map!