MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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フィン(足ヒレ)を履くということは、ニーボードの最初の関門です。(またニーボードの話かいと思った方、スタンディングのサーフィンにも関係あるので後半を読んでみてください)自分でも覚えがあります。

まず最初に、足ヒレは必ず必要というものでもありません。幅があって浮力もあります。パドルだけでスタンディングと同じようにサーフィンをしても何の問題もありませんが、足ヒレを履くとテイクオフは絶対的に速くなります。パドルが疲れたら、パドルを休ませながらキックでアウトへ出ることもできます。

中には足ヒレは要らないと言う人もいると思いますが、使えると良いことがあるのも確かです。私などは、足ヒレの推進力の恩恵を多いに受けています。何をするにも大きな抵抗になるので、最初はかなり邪魔に感じる存在ですが、使えるようになると強い味方になってくれます。

じゃあどうすれば良いのか?

…なんて、今まで全く考えたことは無かったのですが、昨年あたりからボードを作ってニーボードを始めた方、ボードの出来上がり待ちの方たちのために考えてみようと思います。話はフクラハギや足裏のことになってくるので、スタンディングのサーフィンにも多いに関係があると思います。

キックを入れるのは、テイクオフの瞬間です。パドルしながら乗ろうとする波に合わせていくのは、いつもと同じです。キックを使うのは波に持ち上げられた瞬間です。ボードの上に腹ばいになった状態で、ボードの外に出ているのはヒザ下の部分なので最初はかなり不自由に感じると思いますが、これも慣れの問題です。

水泳のキックは身体をローリングさせるので脚を大きく使ったキックができますが、波乗りではボードの上なので股関節だけの動きになります。股関節だけでモモを身体の後方へ持ち上げる動きの可動域はかなり小さいものです。

蹴るのはほとんどヒザ下の動きです。慣れるとモモも使えるようになりますが、最初はヒザを曲げて水面を叩くイメージで良いと思います。その方がキックのタイミングも計りやすい。

いつだかの写真です。今はこんなに足上げませんが、パドルをしながらこんな感じでキックを始めるタイミング(ボードの後ろが波に持ち上げられる瞬間)を待ちます。片脚をバン!とやっちゃえば、もう一方の脚は自然に続くはずです。


あとはバシャバシャやるだけですが、やっているうちにだんだんとフィンのフレックスが水を後方へ押しやって(つまり身体とボードは進んで)いるのを感じるようになると思います。それが脚からフィンに向かって、上手に動かせている感覚です。

と、書くと簡単ですが最初は脚が攣ります。(ここからは身体の話になります)フクラハギや足裏に来ると思います。波乗りを続けるうちに、パドルがだんだんと強くなるのと同じでそれらの部分もだんだんと強くなってきます。

続けていれば必ず慣れて違和感なく使えるようになるのですが、フクラハギと足裏をどう使うかということと、普段のメンテナンスを考えてみることにします。(スタンディングサーフィンでも足裏使います)

テイクオフでのキックのとき、フィンを履いてパドルアウトするとき、ボードにヒザをついて波を滑っているとき、足首から先はそれぞれつま先を伸ばした状態になっていると思います。その状態だとフクラハギ(腓腹筋)が常に収縮した状態になります。

脚が攣るのはおそらく、そういう状態が続くからだと思います。それでテイクオフのキックで力が入ってしまうと慣れないうちは一発で攣ります。それをできるだけ防ぐには、フクラハギを柔らかく保ったままつま先を伸ばすことです。

そんなこと、ちょっと無理っぽい感じもしますが、できるんじゃないかと思ってます。(最初に書いたとおり、私もここ最近で考え始めたことです)

ヒントは常につま先までピンと伸ばした状態で演技をするバレリーナーにあると思います。

バレリーナはつま先で踊っていてもフクラハギはあまり使わないんだそうです。ウソみたいですが、フクラハギを多用するとそこがマッチョになってしまうのと、怪我をしたり故障が多くなってしまうんだそうです。確かにフクラハギが立派なバレリーナっていません。

この動画を見てみてください。バレリーナがどう脚を使っているのかが分かります。


チカラの方向が違うので、これをそのまま応用するのは無理かもしれませんが、つま先を伸ばしていてもフクラハギにチカラを入れないようにする意識(こっちは上級者編ですね)と、メンテナンス(こちらは皆さんに)は役に立つと思います。足裏は疲れが溜りやすいところでもあります。海に入る前にやっても良さそうです。

フクラハギの意識なんか、海に入ったら忘れちゃうと思うかもしれません。でもそんなことはありません。ピラティスをやっていますが、ピラティスは同時に複数の身体の動きに意識を持たせます。最初はあっちを気にするとこっちを忘れ、となってしまうのですが繰り返すうちに複数のことを同時に意識することができるようになってきます。

普段から意識することで、少なくともガチガチの動きになってしまうことは防げると思います。

今までキックなんて自然とやっていて、こういうことは自分自身、あまり考えたことはありませんでしたが、面白そうなので自分でも試してみようと思います。

もうひとつ思ったのは足ヒレ本体のこと。足を入れると、どうしてもカカト辺りまで固定されたようになってしまいますが、一番端の部分を少し切って土踏まずの部分を動かせる(曲げられる)ようにしたら、もう少し脚と足が解放されるんじゃないかと考えています。画像の白く塗った部分です。


まずはフクラハギと足裏の強化とメンテナンスですね。

またまたニーボードやってます(後半)。かっこいいです。ニーボードを始めて、ちょっとできるようになって、ちょこまかと素早く動いて得意になっていたのですが、10数年前この方がニーボードをやっているのを実際に見て、そこからカービングを意識し始めました。




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またやったようです。AC SHAPEの新井くんから画像が送られてきました。ちょっと話してみましたが、フィン(足ヒレ)の使い方、ターンのやり方というのか、きっかけみたいなものがまだ良く分かりませんと言ってましたが、2回目だったらそんなものです。

ここ一年くらいの間に、ニーボードをお渡しした人たちもおそらくまだ似たようなものじゃないかと思います。

滑り出したはいいけど、両ヒザをついて正面を向いていると何をどうしたら良いのか分からなくなったのは、私も同じでした。それで、何か良いアドバイスが無いかと考えてみましたが、なかなか難しい。

パドルとキックの両方を使うとして、まずはテイクオフのときのことを思い出してみます。

うねりが来たら、良さそうなポジションへパドルです(スタンディングと同じです)。波が目の前に盛り上がってきて、これは自分がイケると思ったら、タイミングを見ながらパドルのスピードを上げます。

テールが持ち上がった瞬間に、スタンディングならパドルのピッチやチカラを波の状態に合わせて、必要なだけアップさせて行くと思います。

その瞬間は、ニーボードではおそらくパドルはそれほどアップさせてないと思います。その分、意識はキックの方へ。手ごたえがあったらもうパドルは止めて、デッキに両手を着いてます。キックだけで前へ進んでいます。

他のニーボードじゃない人たちはまだパドルしていると思いますが、ニーボードはおそらくもう滑り出していると思います。

タイミング的にはそんな感じです。

波がすでに立ち上がっているタイミングなら、パドルはリズムを取るくらいの感じで、キックを2~3回入れるだけです。

ぜんぜん、参考になりませんね 笑。

テイクオフといよりはおそらく、フィンの使い方なんじゃないかと思います。身長5’6”の私が、5’6”のボードでパドルをすると、ヒザ下しかボードの外に出ません。

キックはボードの上でしかできません。その制限の中でいかに効率良く身体を使うかです。

ボードに腹ばいになった体勢で自由に動かせるのは、ヒザ関節だけですが私は股関節から使っています。床に腹ばいになってみてください。

膝は曲げず伸ばした状態で、足の付け根から脚を持ち上げてみてください。股関節の動きで少し持ち上がると思います(骨盤から動かすとボードがロールしてしまいます)。尻の筋肉を多いに使っているはずです。まずはヒザと足首を自然に後方へ伸ばした状態で小さくキックしてみます。ストロークが小さい分、ピッチ(蹴る回数)を速くします。

今度は脚を持ち上げたときにヒザ関節を軽く曲げてみます。モモから自然なカーブが出来るくらいの角度です。足首もそのカーブに合わせます。モモから脚を小さく振り下ろしますが、モモが水平になったらその先のヒザ関節、ヒザは伸びきったら、その先の足首とモモの動きをしなやかにつま先まで伝えるような意識でつま先まで伸ばし切ります。

はい、フクラハギが攣りましたね 笑。

それが普通だと思います。意識としては、モモの上下の動きを、ヒザと足首の関節を小さく柔らかくしなるように使い、最後はキックの一番下で、モモからつま先までピンと伸ばす意識です。フィンの先端までチカラが伝わる感じがしませんか?

これがニーボードのキックです。滑り出したらボードコントロールに同じ筋肉をさらに使いますから、まずはそこが強くならないとコントロールはうまくできません。

カーフレイズと、足指でタオルにギャザーどんどん作って鍛えてください。あとは、波が無い時にフィン履いて泳いでみるとか、フィンに慣れることも必要です。

ボードをターンさせるときは、(ボードのバランスにもよりますが、活さんのアウトラインなら)ヒザのちょっと先あたりをきっかけにしながら、ヒザ下全体でレールを押し込んでいく加減でターンをコントロールします。やっぱりフクラハギ攣ります。(上体のリードもあります)

しばらくはこういうこととの戦いです。

いまこれを書いていてふと思ったのですが、ピラティスの先生(エデュケーターと言います。最近、ピラティススタジオに通い始めました)に姿勢を見てもらうと、ヒザが過伸展(真っすぐ伸ばした状態で前にヒザが曲がっている)ですと言われるのは、このニーボードのキックのせいかもしれません。

話が反れましたが、ニーボードは簡単じゃありません。スタンディングとは違うところの筋肉も使います。目標を立てて少しずつですが、まずは楽しむのが一番だと思います。

そのうちこんなカーブもできるようになりますって。


それから、海の中で「そのボード立っても乗れるんですか?」と聞かれたときの答えも用意しておきましょう。


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本日、ニーボードデビューした模様のAC SHAPEのシェイパー、新井くんが画像を送ってくれました。シモンズをベースにしたニーボード。5’8”だったかな。デッキパッドが届くまで紆余曲折ありましたが、絶好のタイミングでの初ライド。

率直な感想で面白い!というので、波もボードも良い感触だったんでしょうね。最近、まともな波で波乗りできていない私は、何でもよいからウラヤマシイ。


このニーボードの形を見ていると、イマジネーション湧いてきます。自分の中では、今年のニーボードのプロジェクトは、ロッカーを変えたラウンドテールとチャネルボトムの二つで、およそ形になっているので、それが納得できた次はAC SHAPEですね。

ブログへコメントもいただいていますが、いろいろな方がニーボードに興味を持っていただいて嬉しいです。

AC SHAPEは今日からオーダーキャンペーンもスタートしてます。全てのモデルを対象に、¥10.000(税込み)オフでオーダー承ります。何でもご相談ください。

昨日ご紹介したKK FISHとユーズドボードをサイトにアップしました。

KK FISH 5’10”はストックボードです。ダークウッドストリンガーのチャージはサービス。ラウンドノーズ、テイクオフ速いですよ。


ユーズドボードは、マンダラサーフボードのZOOKというモデル。コンディションはかなり良いです。



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お知らせ:1月24日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。

ニーボーダーがかつて無い勢いで増殖しつつあります。とは言っても、活さんのバックオーダーに占める割合からするとほんのわずかですが、それでもボードに正面を向いて座って波を走るこの道具に興味を持ってくれる人が増えているのは嬉しいことです。

私のようなへそ曲がりは、他の人と違うというだけでも魅力を感じたりもするのですが、ニーボードの面白さは、そのダイレクトさにあると思います。正面を向いて両ひざから下をボードに密着させたボードコントロールは、レールやフィンの感触がダイレクトに伝わってくるのです。

ボードの反応も身体の動きがそのままで、ボードと身体のコネクションがお互いにダイレクト。なので動きも速い。波をスピードを付けて大きくカーブしているときなんか最高ですから。

ヒザ立ちで前傾すると目線はかなり下がります。ボードが走る方向を低く真っすぐ見ているときのスピード感。そこから見える波の景色とその向こうの青い空。そんなのを見ながら波の中を滑っているのです。

下世話なところでは、波のキャッチが早い 笑。これはフィン(足ヒレ)のおかげです。フィンの推進力は絶大です。パドルしながら波に合わせて、テールが持ち上げられるタイミングでキックをするのですが、キックを始めるとパドルもそこそこにボードが前へグンと出て滑り出します。

そんなフィンを味方にしない手はありません。普段からカーフレイズなんかで、フクラハギと足首を使っておくと強くなります。ニーボードの出来上がりを待っている方は、今からやっておいても良いと思います。

「カーフレイズ」で検索するとやり方出てきます。ヒザを伸ばしてやると表側の腓腹筋、ヒザを曲げるとその下のヒラメ筋に効くはずです。私が好きなベアフットランニングも効果的です。

いずれにしても、いままでとは違う経験が待っています 笑。出来上がりまで、フクラハギを鍛えながら楽しみにお待ちください。


明日はダメっぽいです。午前9時の相模湾沖の予想が、西のうねり8秒/0.8m。その後に西よりの風と一緒に上がってくるとは思いますが、沿岸にもその風が入りそうです。翌日は少し残りそうですが、朝の潮が多すぎです。潮に合わせると店を開けられないので、今回はあきらめ気味です。自然相手はそんなものです。

しばらくはピラティスとランニングを楽しみます。

「増殖」と言えば私にはこれ。同名でベスト盤があったとは知らなかった。


こんなのも入ってます。スネークマンショー。私は高校一年生。





昨日のブログに登場した二本のボード。お分かりと思いますがニーボードです。イエローの方が5’7”で、ブルーは5’6”。ダブルウィングのフィッシュテールです。


ブルーの方は行き先が決まっていますが、イエローはしばらく店に置いといて自分で乗っちゃおうと思ってます(もし、すぐ乗れるニーボードが欲しい!という方がいたらお早目にご連絡ください)

パッドを貼るとニーボードという雰囲気になってきます。


クラシックなフィッシュのニーボードには乗っていましたが、トライフィンでフィッシュテールのニーボードは乗ったことがありません。テールの形でどう変わってくるのか?というのにも興味があります。


こうやって見ると、テールのフォームの量がスワローテールとかなり違うのが良く分かります。テールまでのアウトラインはパープルの5’7”とほぼ同じです。フィッシュテールはテールの抜けが良く、テールの先端がそれぞれはっきりとしているのでターンへ入る反応は敏感になりそうです。

走らせたときのスピード、カーブする感じ、そこからさらに加重していったときの反応がどう違うのか?興味はつきません。

ニーボードっぽい乗り方してます。でもグラブレールで片ヒザを着いて乗るよりも、両ヒザ付いて目線が下がると波がさらに強烈に感じられるんです。最後のクローズセクションには要注意ですが。




オーダーいただいたニーボードが出来上がりました。クリアでロゴ無し、サンディングフィニッシュ。Katsu Kawaminamiのシェイプサインだけという潔いくらいのシンプルさです。ティントやピグメントのカラーラミネートでピカピカに仕上げるのも良いですが、こういうのも新鮮です。

クリアの良さというのは、シェイプされたブランクスを樹脂で薄く包み込んだだけの無垢に一番近い状態で手にすることできるという点だと思います。私はラミネートされる前の状態をいつも見ているので、そう感じるのが特に強いのかもしれません。


思い込みでも何でもいいのです。シェイパーの手でフォームがシェイプされ、だんだんと形になっていった結果そのままに、ワックスを塗り、フィンを取り付け、パドリングをして波に乗っているみたいじゃないですか。最高でしょ。

これからいい感じに日焼けさせてあげてください。


さて、千葉はムネカタくらいだったようですが湘南は波がありません。波乗りしたいですが、仕方ありません。波が無い時は他のお楽しみで、一昨日はランニングでしたが今朝はピラティス。

前回は一週間前でした(もっとやらなくちゃダメです)が、このときから気が付いていたことがあります。それはご同輩の皆さんはおそらく同じ悩みをお持ちだと思われる「肩」の動きです。

50肩の後の肩って驚くほど動きません。バンザーイを真っすぐ上に出来なかったりするのは普通です。

私は左肩でした(過去形 笑)。一年前は50肩でパドル不可の状態で、その後に痛みが無くなってきてからもバンザイの姿勢をしても左腕は耳に付きませんでした。

そんな状態だったのが先週、気が付いたら腕が頭の後ろまで行くようになっていました。

それで気が付いたことがあります。「肩が」と書きましたが、動くようになったのは肩だけじゃないということです。以前よりも大きく動きを感じるようになったのは肩甲骨です。ここが上に上がりつつ身体の真ん中、つまり背骨の方向へ寄っていくような動きができるようになったおかげです。

この動きが自分で意識できる、感じられるのはピラティスのおかげです。ピラティスは骨格の動きや姿勢を筋肉で制御し、正しく保つためのエクササイズだと思っています。日常生活で身体を動かすときに、自分の骨格がどういう姿勢をしているのか?その姿勢をするためにどこの筋肉が伸縮し、伸展しているのか?ということです。

例えば、スマホを見るときの首の骨(頸椎)をどんなカーブに保てば良いのか?なんていうのもイメージできます。

そんなことをいちいち考えてたら生活できないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。考えるのは最初だけです。その姿勢と動作に慣れてしまえば良いのです。その姿勢をキープするための筋肉をつけるというのもピラティスの目的のひとつだと思います。

その証拠に私は腰痛が改善しました。背骨が自然な状態で形造る姿勢を意識しているからです。昨日は半日クルマを運転していましたが、それでも平気です。以前は途中で腰が耐えがたくなったこともありましたが、それは無くなりました。

肩も同じです。肩甲骨を背骨に向かって引き入れる動き、上に持ち上げる動きをするための筋肉群がそれぞれあります。ピラティスのいろいろな動きでそれらの筋力が強くなったから、肩が動くようになったんだと思います(肩に痛みが無いのが前提です)。

50肩やぎっくり腰は年齢を重ねていけば、ほとんどの人が経験することだと思います。その予防やリハビリにピラティスは多いに効果があると思います。やらない手はありません。




パイポを作る動画です。使っているのはブルーのカラーブランクスで、いちばん最初のスワローテルの形は全体のアウトラインを作って、パイポに使いたい部分だけを切り取ったのか、それとも何かミスをしてしまったので、途中からパイポにしちまえ~とノーズとテールを切り落としたのか?そこはどちらでも良いのですが、こういうのが欲しい心境なのが最近の私です。

パイポボードというのは古代ハワイのパパヘエナル、つまりサーフボードのひとつで、一番小さくプローンスタイルで波をすべるボディボードやベリーボードのような存在です。

以前、活さんが桐板をシェイプして作ってくれたパイポは今でも使っているのですが、欲しいのは、動画に出てくるようなフォームとグラスファイバーで出来たパイポなのです。

どこかのどなたかが作ってないのかとネットでパイポと検索すると、小指を立てたおっさん(懐かしいでしょ 笑)の他にヒットしてくるのは木製のものがほとんどです。私も昔からやっているので、このブログの記事も挙がってきます。

木製とウレタンでは浮力がまったく違います。木材は沈みはしませんが浮力はほぼありません。ボディサーフィンみたいなものです。ウレタンの浮力とレールやエッジの感覚。フィンが付いていれば全く違ってくると思います。

なんでまたパイポ?と思われるかもですが、理由は簡単です。面白いから。

波を滑っている感覚やその滑走体との一体感は、スタンディングよりもニーボードの方が、ニーボードよりも腹ばいのパイポの方が強くなります。目線が下がるというのもあります。目の前に見えるのは波の丸いカールで、その海面すれすれを滑っていくスピード感はそれだけで楽しくなっちゃいます。

海から上がるとき、波に押されて腹ばいのまま滑って戻ってくることってありませんか?あれ、結構気持ち良くありませんか?ボディボードでも良いのかもしれませんが、やっぱり硬いグラスファイバー製でエッジやコンケーブ、それにフィンを付けても試してみたい。

長さは、3’6”くらいかと考えていたら動画のパイポもそのサイズでした。

シェイプしてグラッシングとなると、普通のサーフボードと同じ工程で同じくらいコストもかかると思いますが、やってみたくてたまらない好奇心オヤジです。

明日は定休日です。


お知らせ:12月7日(水)・8日(木)はお休みいたします。よろしくお願いします。

ラウンドピンのニーボードを一本放出いたします。次のニーボードのためのファンドライズです。


サイズは5’6”x23”x2”1/4。ニーボーダーの方、ニーボードやってみようという方、どなたか乗ってやってください。体重は60キロくらいから、60キロ代後半ぐらいが良いと思います。

パッドはカリフォルニアのCOVE PADというニーボード専用のパッドです。フィンはRainbowフィンのハニカムフィンをお付けします。このボードにずっと使っていたフィンです。

コシくらいの波から、オーバーヘッドまでしっかり乗ってみていますが、良く走ってくれて動きも良い調子良いボードです。

ボトムに少しだけヘコミがありますが、コンディションはかなり良いと思います。

ユーズドニーボードは、MENEHUNE BEACH STOREウェブサイトをご覧ください。

STEAMERウェットスーツ 年内納めで承ります。
期間限定 BONITA FISH 10%オフ 12月28日まで。


もう一本ユーズドボードが入荷しました。先ほどやってきたばかりで、休み明けにきちんと撮影して改めてご紹介しますが、ジョシュ・ホールのロングボード。シングルフィンです。

サイズは、9’4”x22”3/4x3”。フットマークは少なくて、ボトムはきれいな状態でキズはありません。税込み現金プライスで15万円。すいませんがいつものように店頭お渡しでお願いします。詳細はまた後ほど。







フィッシュのニーボードを作ってくださいというご依頼をいただきました。ご存知のことと思いますが、フィッシュのルーツはニーボードです。最近は長いフィッシュも多いですが、オリジナルは短くて幅が広い、ずんぐりむっくりとした形です。元がニーボードだったから、そういう形になったとも言えます。

フィッシュはそもそもはこんなサーフィンをするために作られたのです。

フィンを履いてボードの上にヒザを着いて乗ると、ボードからはみ出して引きずってしまうフィンをボードの上に収納するために生まれてきたテールの形がフィッシュテールです。

同じサンディエゴのボブ・シモンズのデュアルフィンと、ミランドンのツインピンがデザインソースになっているであろうということは多いに考えられますが、フィッシュはそんなデザインを継承して、今も乗られているのです。

そのフィッシュのルーツに戻ってのニーボードです。レングスは 5’4”ですが、そのサイズでどう作っていくかというのを思案中です。フィッシュの形のニーボードは自分で乗っていたので、それがとても良く機能してくれるのは体験済みです。

最近作ったスワローテールのトライフィンが最高だと言っておりますが、フィッシュのニーボードはまたそれとは違う個性で楽しませてくれます。

スタンディングのサーフィンでもフィッシュ特有のマニューバや、乗っているときの感覚は他のデザインのサーフボードとは全く違うものです。縦横比が低い、短く幅が広い直線的なアウトラインと、キールフィンの独特の形状とセッティングがそれを生み出しているのですが、フィッシュ特有の感覚がさらに強調されるのがニーボードです。

10年ほど前に、自分でシェイプしたニーボードです。サイズは、5’0 x 22”1/2~23”


私のアウトラインじゃなんだかなあと思って探していたら、もうひとつあったのを思い出しました。さらに昔にさかのぼって2006年。これは活さんシェイプの 5’4” x 21”1/4~1/2。


自分のシェイプは脇へ置いておくとしても、フィッシュのニーボードに両ひざを着いて乗るとグライドする感覚、ドライブする感覚がより強烈に伝わってきます。5’4”の長さがあれば、緩めの波も走ってくれると思いますが、波が掘れてくるともう最高です。フィッシュのニーボードにしかない感覚がもうビンビンです。ビーチブレイクのインサイドチューブなんか最高だと思います。上のリズさんみたいに突っ込んじゃいましょう。

活さんにシェイプしていただいた 5’4”を元に、幅を少し広げてみようと考えています。動きも良いしで、思い出していたら真面目な話、自分でも欲しくなってきました。次はスワローテールと同じロッカーでラウンドピンを作るつもりですが、その次はフィッシュにしようと思います。先々のお楽しみです。

スタンディングのフィッシュというと、BONITA フィッシュとKK フィッシュです。KK フィッシュはどちらかと言うと、クラシックなフィッシュからほんの少しだけ進んだ、ツインフィン寄りの性格です。クラシックなのはBONITA フィッシュです。

BONITA フィッシュは、マニューバを考えた片面がフラットのシングルフォイルと、よりストレートなダブルフォイルのどちらかを選ぶことができます。店のストックがダブルフォイルなのは、よりオリジナルのフィッシュらしい感覚で乗ってもらいたいからです。座って乗ったってOKです。

座っていれば動画と同じようにできる(かも)。KNEE FISH、楽しみにしていてください。



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昨日も良い波でした。朝起きたら前日の冷たい雨とは変わっていい天気。潮の時間に合わせていつもよりゆっくり目に出発しましたが、休み明けだったせいか道が妙に混んでなかなか進まない。原宿の交差点を抜けるのに30分以上かかって、昔に戻ったみたいでした。(立体になってから下道はスムースです)

ちょっと遅くなっちゃったと思いつつ海へ着いてみたらやっぱりいい天気で、波もちょうどいいタイミングの模様。


富士山はすっかり雪化粧です。インサイドでコシくらいですが、しっかりとセットが入ってくるのです。ずっと波があるせいか人も少ない。


セットでムネくらい。セットに乗って、ゆっくり戻ったらまたセットの繰り返しで、1時間くらいですっかりまったりしてしまいました。少しずつ人が増えてきましたが、すでにお腹いっぱい 笑。

最終的には、カタからアタマくらい来てたと思います。すっかりいい気分で上がりました。こういうの久しぶりです。入れ替わりで入った方からの情報では、その後はオンショアが吹き始めて、いまいちだったようなので、いいタイミングだったみたいです。朝のラッシュも良いもんです。

ボードは昨日もニーボード。これで2ラウンド目ですが、このボードは自分にとっては特別な一本になりそうな気がします。


イメージした通りに動いてくれます。身体について来てくれる感じです。うまく言えないのです。いろんな動きをやってみましたがワイプアウトしたのは1回だけ。ヒザがアクセルになっていたり、足首のちょっと上あたりがフィンで、体幹はレール。

思うように加速してくれるし、ためることもできます。波のあそこへ、と思ったらボードのテールあたりやフィンあたりが「クン」と反応して(それが分かるんですよ)そこへ運んでくれる感じ。少し上手になった感じと言えばいいのか、何が起きているのか分からないのですが良いのです。

フィン(足ヒレ)は先日届いたばかりのバルカンフィンを履いてみましたがこれも良いです。柔らかいですが推進力は十分です。そして何より軽い。軽いとこんなに足が楽なのかと強く実感しました。硬さ(柔らかさ)も大切ですが、重量もかなり影響あります。

いつも入っている、ロコのボディボーダーに聞いてみましたがバルカンフィンは、かなり評判いいらしいです。おかげでテイクオフが速いこと 笑。

でもやっぱり切っちゃいました…。


ライディング中にはフィンはできるだけボードの上に収納してしまいたいのです。フィッシュが誕生したのだって同じ理由からです。フィッシュの場合は、フィンが乗るように変えたのはボードのテールの形の方、つまりテールをフィッシュにしたのですが、考えていることは同じです。

デザインしてくれた方には申し訳ないと思いますがバルカンフィン、いいフィンです。

そんな訳でボードもフィンも、そして波も、いろいろといい一日でした。


さて、ニーボードばっかりやってちゃいけません(好きなんですが)。乗らなくちゃいけないボードが待ってます。次はスタンディングですよ。



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