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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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こんなものを買いました。何だと思いますか?



こんな感じで、足指で木球を掴んで押し出して、握って、引き寄せて、開いて、のように動かしてそれで、鍛える、整える、といろいろあります 笑。


足裏は母指球、小指球、踵の三点、三角形で身体を支えています。そしてその三角形の各辺がアーチ状になっています。アーチをコントロールするのは筋肉、筋膜、腱、全部は覚えていませんがいろんなものが関係しています。

身体の動きの支点は足裏です。ボトムターンもカットバックも、ウォーキングもノーズライドも、身体を引っ張る地球の重力に対して足裏が支えているから、その上に乗っている身体を動かすことができます。

足の裏って私たちが考えている以上に、身体のパフォーマンスに大事な役割を果たしているのです。

これまで、足指が分れたフィンガーシューズを履いてランニングをして足裏は使ってきたつもりでしたが、これを使うと親指から小指まで、さらに繊細な動きで一本ずつしっかりと使うことができます。

サーフィンは他の多くのスポーツと違って、シューズを履きません。基本はベアフット、裸足です。冬のブーツはより素足に近い感覚の方が好まれます。そう考えても足裏の大切さが良く分かります。

このちょっと変わった器具で自分の足がどう変わるのか?続けてみようと思います。

明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。


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昨日のブログは、寝ぼけて書きかけのままアップしてしまいました。読んでいただいた方は、なんか変だな~と思われたと思います。最後まで書きましたので、変だな~と思った方はもう一度ご覧ください。どうもすいませんでした。



5’2”のフィッシュがあまりにもユニークだったので、作ってもらおうかとも考えています。このフィッシュと同じような感じで、フィンはBOOGIEのダブルフォイルだと、さらにルースさが出そうで面白そうです。

しかしニーボードというのは、大きな可能性を秘めている乗り物だと改めて思います。この5’2”の反応にスタンディングで対応するのは無理だと思います。そもそも横乗りが出来るのかどうか?という感じです。ジョージ・グリノウのフレックススプーンも同じです。ニーボードだから可能なのです。

ニーボードだけはトライフィンの正統派で…のはずだったんですが、まずいです 笑。今まで乗ってきたトライやシングルが当たり前すぎて、物足りなくなりそうです。そのくらいのインパクトでした。

ま、しばらく頭を冷やしてみようと思います 笑。

グライダーもヤバいです。波を滑ることの気持ち良さ。波との調和なんて言うとカッコイイですが、波とのやりとりみたいなサーフィンができるのがグライダーだと思います。

そして、もうひとつ気が付いたのが自分の身体のことです。

大きなグライダーに乗っていても、身体のチカラを使っている感じがしないのです。筋肉を使っていないというと変に聞こえると思いますが、いわゆるアウターの筋肉がそれほど頑張っている感じがしないのに、自分が思うようにボードをコントロールできるのです。

その気になれば10’6”のグライダーで、9’3”のTOTOと同じように思い切りカットバックで戻ってくることが出来ます。それもチカラを使っている感覚が無くできてしまいます。一回だけやりましたが、グライダーでこれは止めとこうと思って封印しました。昨日のブログで書いた通りに緊急回避のときだけです。

波に乗りながら、「オレ、全然チカラを使ってる気がしないんだけど、何これ?」という感じです。自分でも分かりません。でも調子いいのです。

もうひとつは、疲れません。以前だったらあれだけ波に乗ったらだんだんと脚に疲労感が出ていたはずですが、ずっと変わらずです。ダレてこないのです。その後に5’2”のニーボードです。3時間くらい入ってましたが、その後の疲労感というか身体へのダメージは残りませんでした。翌日は朝からピラティスのレッスンを2コマ(2時間)も平気でした。

ブログを読んでいただいている方なら、私が昨年の10月から資格取得のためピラティスを優先させているのもご存知だと思います。10月~1月は波乗りやってませんでした。2月からも海は数えるほどです。

でもパドルできます。5’2”でパドルがきついと感じたのは、10’6”から乗り換えた直後だけ。5’2”でも結構な本数を乗りました。
以前なら波乗りのあとに背中の肩甲骨の間に疲労感が残ったはずですが、それも全く無し。どんだけパドルしたかは自分で分っているので、これもオドロキです。(五十肩後の肩関節の可動域制限はとっくに消えて、今はどうにでも動かせます)

良く分かりませんが、波乗りの他にやっているのはピラティスだけです。ランニングは昨年の9月からやってません(1月に5キロ走っただけ)。

やっぱりピラティスのおかげだと考えるしかありません。ピラティスは今月あたりから上級クラスのレッスンで、動きが柔らかくて強い感じになってきてますと言われるようになってきました。

自分で自覚がある部分もあります。それはチカラを使わない意識の方が身体が動くことです。チカラが抜けて、リラックスできているときの方が身体がよく動くんです。上級コースのエクササイズは、かなりハードです。動くためには筋肉を使わないはずは無いんですが、チカラを込めちゃうと動かない。

すごいパラドックスですが、動きに必要な主動筋を使わずに動いている感覚です。重要なのは呼吸です。

先日の波乗りもそんな感じでした。チカラを使っている感じは全く無いのに出来ちゃうんです。そして疲れない。そんなことある訳ないと思うかもしれませんが、それは自分も同じです。自分が一番ビックリですもん。

歳を取っても波乗りを調子良くつづけたかったら、ピラティスは多いにお勧めできます。波乗りとピラティス、相性はとても良いと思います。

本格的にピラティスの資格の勉強を始めて約半年です。上級コースのエクササイズについて行けるようになって、やっとスタート地点に立てた気がしてます。呼吸の意識だけで身体の動きが変わってしまうのを経験してしまったら、まだまだ知らないこと、気が付いてないことはいくらでもあるということに気が付かされました。

ヒトの身体の可能性って無限に近いものがあると思います。小さな宇宙みたいなものです。自分でも知らない自分の身体です。この先で何を見つけることができるのか?と考えるとワクワクしてきます。

波乗りを続けていくためもありますが、ピラティス自体が面白くてたまらなくなってきています。

でも、サーフィンしたい。なんだかいろいろと最高なのです 笑。



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昨日の続きです。WALT PHILIPの’SURF MANIA'。往年のレジェンドたちのサーフィンがたっぷり見られます。こういう映像がネットで手軽に、しかもタダで見られるなんて良い時代だと思います。サムネはランス・カーソンですね。


見たくても、なかなか見ることが出来なかった時代を知っている世代でないと、この有難みは分らないのかもしれませんね。求めて探してやっと手に入れていた時代と、スマホの検索ですぐに見つけられてしまう時代とでは、モノに対する価値感が違ってくるのは仕方が無いことなんでしょうね。

ぜひ、有難く見てください 笑。


話は変わって、今年は花粉症の症状が出ていません。6~7年前くらいからスギ花粉には反応しなくなってきて、3月末くらいになってヒノキ花粉の花粉症でマスクとティッシュが手放せなくなってはいたのですが今年はそれがありません。

黄砂が飛んできたときは2~3日辛かったので、花粉症来た!と思ったのですが、その後はまた症状が無くなりました。

特に何もしていません、というか何かで治ったんだったら大発見です。世間一般で花粉症に良いと言われていることではヨーグルトは毎朝必ず食べています(かなり長い間)。ネットで検索してみても花粉症が自然治癒するのはかなり稀なことのようですので、歳を取って免疫のチカラが衰えてきたのかもしれません。ジジイということか? 笑

いずれにしても呼吸が楽だし、夜は寝苦しくないし、マスクもしなくていいし、ティッシュの山を作らなくなったし、鼻の脇が擦れて痛くもならないのはとても楽です。ブログもはかどります。

花粉症とは30年近い付き合いだったので、何だか変な感じもしていますが、ジジイの証(あかし)でも何でもいいのでこのままずっと出ないで欲しいもんです。

治ったと言うとここ最近、股関節の痛みが治ったからまたDフィンに乗れるかなあなどと書いています。痛かったのは後ろ足の股関節。私はレギュラーフッターなので右足の付け根です。

ロングボードは後ろ足を多いに使います。ボードが重かったり、その他、フィンやロッカー、ボトムやレールのシェイプなどなど動かしにくい要素があればかなりの負荷がかかってくる箇所です。それで痛めてしまったのだと思います。

ピラティスを始めて身体のことをいろいろと勉強していて分かったのですが、股関節を動かす筋肉の動きはとても複雑です。太腿と臀部の筋肉群、インナーでは腸腰筋群、そういうのが連動しあって股関節がいろんな方向へ動きます。

球状関節の股関節は動きの自由度が高い分、多くの筋肉が関係してきます(肩も同じです)。それらをまんべんなく使い、動かし伸ばす(ストレッチ)ということを続けていたらいつのまにか痛みが無くなってきて可動域が広がりました。股関節は、○○をストレッチすれば良い…というものでは無いみたいです。

そして、それらを正しく使うための身体の姿勢を保つことに、呼吸がとても重要な要素として関わっていることにも気が付きました。無意識に行っている呼吸ですが、呼吸のやり方を意識すると身体の動きを多いに助けてくれます(慣れるとそれも無意識にできるようになってきます)。

しゃっくり止めるのも簡単になりました 笑。

身体の動きは動かす部位だけでなく、それ以外の部位と関係があって、それぞれが繋がっていることを実感しています。

今ある身体の中の違和感としては左足の座骨神経痛っぽい、痺れる感覚がまだ少し残っています。だいぶ解消してきているようにも思います。これもいずれ消えてしまうことを期待しております。

効果を一番実感している部位は「腰」です。それから「肩」と「股関節」。それぞれが強くなるのと同時に痛みや動きが改善しています。ピラティス、いろいろと良いです。やらない手はありませんよ。

もちろん波乗りのパフォーマンスアップにも良く効きます。


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昨年の秋から始めたピラティスの指導資格の勉強も5ケ月が経ちました。最初に比べると身体はだいぶ動くようになってきたと思います。波の上での身体のパフォーマンス向上にも多いに効果があることを実感しています。

ランニングや筋トレよりも波乗りには良く効くと思います。それだけでなく、腰痛や五十肩の改善にも効果が出ています。20代の終わりごろからずっと腰痛持ちだったのが、還暦近くになって痛みが消えたのは嘘みたいです。

QOLって言うんですか?痛みが無くなるだけで、生活の質も多いに向上します。ランニングや筋トレと比べても、そんなにきつくないレベルで効果が出ます。どうしてピラティスが良いのか?と考えてみましたが、その理由はおそらくその「きつくない」というところにあるんじゃないかと思います。

それはおそらくインナーマッスルに重点を置いて、と言うよりも自然とインナーマッスルを使うエクササイズだからだと思います。チカラが大きく入ったりスピードが速い動きだとアウターマッスルが働いてしまいます。

きつく無いからインナーマッスルに効いてくるのです。

インナーマッスルというのに明確な分類がある訳ではありません。身体の奥の方、骨格により近い深部にある筋肉のことです。アウターマッスルに比べると小さくて弱く、地味な存在です。地味な存在ですが、インナーが硬くなったり弱くなったりするとアウターの動きに支障が出るようになります。

15秒の短い動画です。インナーマッスルの概念はこんな感じだと思っています。


チェーンだけで自立してしまうのがとても不思議ですが、インナーマッスルはこんな感じで常に緊張状態を保って骨格を内側から支えている存在です。アウターの強い筋肉がそれを動かしています。インナーマッスルが正常に機能しないと身体のバランスが崩れるのが想像できると思います。

バランスが崩れるとそれを補おうと他の部位の負担が大きくなった結果、その部分に痛みが出てくるんだと思います。インナーマッスルの正常な機能を取り戻せば、全体のバランスも良くなるはずです。

身体を動かすときにはアウターの大きな筋肉に意識が行きがちです。アウターマッスルが正しく動くためにはインナーマッスルの支えが不可欠です。

逆に考えると、インナーマッスルがしっかり機能して身体の姿勢を保持することができていれば、アウターマッスルはそれだけ楽に動けるということです。可動範囲も広がります。

最近、多いに実感しているのがそれです。

この方が私が学んでいる流派のグルですが、ピラティスではこういう動き、お尻で座って身体をVの字にする動きがたくさんあります。


試しにこの動きやってみてください。普通だとアウターマッスルで考えて、腹筋やモモの前の筋肉で動こうとすると思いますが、それだけではかなりのパワーが必要で、なかなか出来るもんじゃありません。

この動きもインナーを意識して使うようにすると、モモ前の筋肉も腹筋もそれほどチカラを使わなくてもすんなりと出来るのです。アウターを鍛え直さなくてもできるようになるのは不思議だと思いませんか?

上の動きで重要なのは大腰筋と腸骨筋、いわゆる腸腰筋と呼ばれるインナーマッスルです。股関節を曲げてモモを持ち上げてくる動きの奥にある筋肉です。この筋肉に意識が行くと、私の太くて重たい脚がフワッと持ち上がってくるから不思議です。

カットバックで後ろの脚で蹴る意識が無くなったと書きました。それも同じことだと思います。インナーマッスルが姿勢をキープしてくれるから、アウターマッスルでより効率よくボードに体重を載せられるようになっているんだと思います。

ネットでググるとインナーマッスルのトレーニング法はたくさん出て来ますが、ピラティスが手法も確立していて手っ取り早いと思います。

腸腰筋、多いに使っていそうです。(写真はLEGLESS.TVから)サンディエゴのニーボーダー、レックス・ホフマン。バード・ホフマンのお兄さんです。ボードはリズフィッシュかな。



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お知らせ:3月12日(火)はお休みいたします。よろしくお願いいたします。

明日は夜にかけて低気圧が抜けて行く予報で、明後日は波ありそうです。ニーボードやりたくてうずうずしています。川南正さんシェイプのフィッシュを試してみようと思います。


このバランス。いったいどんな顔を見せてくれるんでしょう。


もう一本は5’7”のスワローテール。どちらも楽しみです。


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生地はエクステンドを使用。スキンタイプもOKです。納期は約2~3週間です。

東京都のQRコード決済キャンペーンと組み合わせるとさらにお得です。決済金額の10%がポイントとして還元されます。ご利用金額の上限は¥30.000です(10%の¥3.000分がポイント還元になります)。うちはPAYPAYになります。

もちろん、ZEROだけでなくどの商品でもお使いいただけます。開催期間は、3月31日(日)までです。予算上限になり次第終了となりますのでお早目にどうぞ。

詳しくは東京都のサイトをご覧ください。https://kurashisupport.metro.tokyo.lg.jp/

明日はまたピラティスです。アドバンスコースなので明後日の波乗りに響きそうな気もしますが、逆に海の上でまったりできていいかもしれません。いずれにしても良い方へ持って行けるようにしたいと思います。お店はもちろん時間通りにオープンしますよ 笑。


話は変わってまたカラダの話です。こんな話、興味ないだろうなあと思っていましたが意外と興味を持っていただいている方もおられるようで、嬉しい限りです。でも身体のことを知るって大切なことだと思います。波乗りを続けていくのにはもちろんですが、仕事でも日常の生活でも動けるカラダをキープすることは、そのままその人の生き方にも関係してきます。やるとやらないとでは、5年後、10年後に大きな違いが出て来ます。

やるしかないでしょう。

先週、呼吸のことを書いたと思います。誰でも呼吸します。当たり前です。お母さんのお腹から出て来たときから、自分では意識もせず常に息を吸って吐いてを繰り返しています。あまりにも当たり前すぎで、改めて呼吸のことを考えてみることはあまりないと思います。

誰でもできるし、改めて呼吸で身体が変わるなんて言われても、あやしげな健康法には騙されないぞと眉に唾をつけるくらいがオチです。

私は瞑想をずっとやっていたので、集中力を高めたり、ストレス耐性を高めるような精神的な効果が呼吸にあるのは実感していました。

横隔膜から始まって呼吸の方法をいろいろと勉強しているうちに、瞑想のようにマインドフルネス的な働きかけだけでなく、フィジカル的な働きかけも多いにあることに気が付いてきました。呼吸のやり方で身体の動きが変わるのです。

前回書いたのは横隔膜を中心に腹部の筋肉群を使って腹圧をコントロールすることで、体幹を安定させる能力が高まり、腰椎のような故障がでやすい箇所を強くすることができるということでした。

今考えて取り組んでいるのは、背中の柔らかさです。特に12個ある胸椎の柔らかさです。

胸椎というのは、腰から首まである背骨の中で胸にあたる背骨の繋がりで12対あります。肋骨も12本ですが、その肋骨が身体の後ろでついている背骨のことです。

ここの背骨の繋がりは背中側へ自然なカーブで湾曲しています。そのカーブが強くなると猫背などと呼んだりします。日常、スマホを見たりキーボードを叩いていたりすると猫背になったり、座っている時間が多いと背骨全体の弯曲が少なくなるフラットバックという姿勢になります。

猫背で股関節を前で曲げる腸腰筋が弱ったりしたら、猫背でお腹から腰を前に突き出す姿勢になります。筋力が落ちた老人に見られる姿勢です。(実際に立って、猫背で頭を前に突き出して、ヒザを軽く曲げて骨盤を前に出してみてください。その姿勢です。)

話が反れました。

かご状になって内臓を保護している肋骨が着いている胸椎は、首や腰のようには動いてくれません。意識的に動かさないと柔軟性が少なくなりがちなのです。

私がまさにそれでした。腰がずっと痛かったので、背中を反らすような動きはできるだけ避けるようにしてきましたが波乗りでは無理。パドルの姿勢です。波乗りの後は腰と首にダメージがありました。

今考えると、胸椎が硬くなっていたのでその分を腰と首を使って反らしていたから、腰と首が痛くなっていたのです(こういうことを「代償」と言います)。

ピラティスを始めて、胸を反らすという意識が出来てからは、波乗りの後で腰と首の痛みは無くなりましたが、この胸を反らすという動きを「呼吸を使って」さらに柔らかく、可動範囲を広げようとしています。

やり方は簡単(?)。呼吸で吸う時に、背中へ吸います。それだけです。腹部は力み過ぎずインナーマッスルで柔らかく締めた状態で、息を吸って胸の前は膨らませずに背中側を膨らませます。

呼吸で肺を広げると、肋骨も胸椎も動きます。背骨側を重点的に広げ動かして、背骨と肋骨の関節を動かします。周囲の小さな筋肉群を使うことで、小さな筋トレにもなっています。動くようにするわけですから当然、筋肉のチカラが必要です。

背骨と肋骨を動かすことと、周囲の筋肉トレーニングを呼吸を使って行っているのです。先週からやっているのですが、その部分が筋肉痛になってます 笑。長年使っていなかったところを使っているのです。

それで身体の動きはどう変わったか?というと…。「胸椎が数センチ長く伸びるようになった」ことと、「肩甲骨の間が柔らかくなって、腕がよりスムースに上がるようになった」。

背中が伸びて、バンザイの姿勢にした両腕を耳より後ろへ持っていく動きがスムースになりました。


海へ行ったら、この意識でパドリングもやってみようと思います。ニーボードも楽しみですが、身体の実験くんも毎回楽しみなのです。

文章にすると面倒くさい感じですが、実際にやっていることはとてもシンプルです。


皆さん、波乗りのためのトレーニングは何かやっていますか?ジムでウェイトやマシンで筋トレ?

筋肉を増やしてボディメイクするならウェイトは良いと思いますが、波乗りにはピラティスのようなコアトレーニングが良いのではないかと思います。アスリートレベルのプロではまた話は変わると思いますが、休日に調子良く波乗りしたいという一般的なサーファーだったら、重たいウェイトの負荷が強いトレーニングより、まずはピラティスやヨガのような身体を支えるコアの部分を作るトレーニングが良いんじゃないかと思います。

トレーニングも整合性は重要です。強い負荷でマッチョになることよりも、必要なのはコアの強さです。

しっかりしたコアが実感できて、必要があるならウェイトやさらに負荷が強いトレーニングを考えるという順番で行うのが良いのではないかと思います。

私は資格を取るという目標があるので、今はピラティスを優先させがちですが、波乗りとうまく組み合わせて行えば良い結果が出てくると思います。

ピラティスを勧めるのは何より、いつでもどこでもマット一枚のスペースがあればできること。波が無いからと言ってジムへ出かけて行き、重たいウェイトを持ち上げるより、きつい負荷でなくても継続的にピラティスでコアを意識して動かすほうが、長期的に見ればどちらが良いか。

重たいウェイトで身体をいじめなくても、優しい負荷でコアを使うことで身体は強くなります。大事なのは継続的に行うことです。

ちょっとしたルーティンにすれば良いだけです。


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今回も低気圧が抜けるタイミングが合わずで、どうも波にありつけません。低気圧は人間の都合通りには動いてくれないし、夜も昼も関係ないのでこればっかりは仕方ありません。

まあどちらにしても今朝は昨夜からの雪がガリガリで、早朝はクルマで出られなかったというのに加えて、昨日のピラティスのダメージで海行っても身体は動かなかったかな~?というのも事実です。

明日は定休日です。活さんのシェイプルームへ行ってきます。リペアをやってくれているジョージくんもトリップから帰ってきました。リペアは来週から再開いたします。

こんなヤバい波にチャージして来たみたいです。凄いです。怪我もなく元気に戻ってきました。



波は明日も少し残る予想ですが、この北風で波高は少し割り引いて考えた方が良さそうです。寒さでくじけなかったら、ロングボード積んで朝から出かけてみようと思います。


昨日のピラティスは上級コースでした。約60分間、休みなく動き続けるともうそれだけでヘロヘロです。受講者はそれほど多くないのですが熱気で広いスタジオの窓が曇ります。

ガラス窓が曇るのは、身体から蒸散した水分と呼気に含まれる水分だと思います。汗をかくのはもちろんですが、呼吸をしっかり行わないと身体が動きません。

ちょっと前に呼吸のことを書きましたが、改めて思うのは体幹を使う身体の動き(つまり波乗りもです)には呼吸が一番大事なんじゃないかということです。

普段は無意識に行っている呼吸です。それをコントロールしているのは、身体の中心にある横隔膜です。横隔膜が上下することで息を吸い吐きしているのですが、それにともなって腹部の内圧も変化しています。

横隔膜の動きが少ない呼吸、つまり浅い呼吸を繰り返していると横隔膜も筋肉ですので機能的に弱くなります。横隔膜が弱くなると腹圧が低くなってくるので、胸郭から腹部にかけての筋肉への負荷が下がり体幹部にあたる部分の筋力が弱くなってきます。

こうなってくると、脊柱を支える力が弱くなって正しい姿勢を保つことが難しくなり、腰痛などが発生してくるのは容易に想像できると思います。

逆も言えます。呼吸を意識してトレーニングの動きにうまく組み込めば体幹を効率的に強くすることができます。ピラティスはまさにこれ、と言えます。私がピラティスを始めて数カ月で長年の腰痛が無くなったのはこういうことだと考えています。

ターゲットは横隔膜ですので、呼吸だけでトレーニングすることもできます。通勤電車の中で立ったままでも可能です。こんな感じです。姿勢良く立ち、腹部はできるだけ動かさずに平たく保ったまま、胸部を使ってできるだけ深く長い呼吸を繰り返します。背骨は自然と上へと伸びる感覚です。体幹の筋肉の一つである腹横筋を強くすることができ、体幹の安定にもつながります。

腹横筋というのは腹筋群の中で一番深層にある、いわゆるインナーマッスルです。動きとしてはお腹を引っ込める動きと腹部の安定です。地味な存在かもしれませんが、腹部の安定は腰痛改善につながる可能性大です。

行きと帰りの電車の中で五分ずつでもやってみてください。スマホばっかり見てちゃダメです。あの姿勢は腰への負担大です。



こんな話し、面白くないかもしれませんが書くことで私自身の理解が深まります。サーフボードのお話しも同じですが、そういったことの繰り返しでより簡単にわかりやすく伝えることができるようになります。書くことはそのための訓練でもあるのです。

なにより、自分自身の腰痛や五十肩が改善して、腰はいままで恐ろしくてとてもできなかった姿勢を取ることができるようになって、肩の可動域は広がり、さらに痛めた股関節も改善して可動域が広がりました。おかげでロングボードに乗れるようになったんです。

私と同じように痛みが出て波乗りを楽しめていなかったり、あきらめてしまった方にまた海に戻ってサーフィンという素晴らしいスポーツを楽しんでもらいたい一心から身体もアタマの中も試行錯誤を繰り返しております。

これからも、お付き合いいただけると幸いです。


















明日はまた雨、ところによっては雪の予報も出ています。低気圧が少し離れたところを通るので、サイズアップは期待できなさそうですが、小さめの東からのうねりが届きそうです。

雨か雪で北よりの風(湘南ではオフ)、オフトレの方が良さそうにも思いますが、私みたいに海入りたくって仕方が無い人は装備をしっかりとしていきましょう。

先日はこのウェットで入りました。ZEROのエアドームというモデルです。


裏起毛無しの5/3ミリです。気温は5度前後でしたが、それで寒くありません。生地の厚みイコール暖かさです。肌触りが良いジャージ素材が裏地なので着心地が良いのです。もっと暖かくしようと思ったら、例のサーモブラックのショートジョンインナーを着れば怖いもの無しです。

このウェットの一番の特徴は胸と腕肩回りの生地に余裕があって、パドルのストレスがほとんど無いことです。3時間やってましたが、パドル力をキープできたのはこのウェットの作りのおかげだと思います(裏地が動きやすいジャージというのもありそうです)。以前はAXXE CLASSICのネックインスーツやロングチェストジップでも同様の作りだったのですが、U-ZIPではそれがありません。

スタイルに好き嫌いがあるみたいですが、肩や胸まわりに余裕がある作りの方が断然パドルが軽いです。長く入っていても疲れないし、パドルしやすいので波にもたくさん乗れます。

ZEROのエアドーム、シンプルな作りで動きやすく防水性と保温性が高い。改めて、いいウェットだと思います。

話は変わって、このエアドームやU-ZIPのウェットを着ていて最近感じるのは、なんか首がきつくなったかな?ということです。U-ZIPはともかく、エアドームは首回りはそれほどきつく無いサイズ取りのはずです。

生地が縮んだか?とも思ったのですが、もしかするとと思い首回りを測ってみたら、ちょっと太くなっているみたいです。ピラティスのせいです。

昨日のブログで「身体も最高!」と書きました。改めて何が変わったのかと分析してみたのですが、おそらく体幹が変わってきたのだと思います。


ここからはカラダの話です。長くなるかもですが、興味ある人は最後まで読んでみてください。

体幹が大事というのは、いつからかスポーツだけでなく日常の動きなど、身体の動きを考える上でとてもポピュラーな考え方になっていると思います。

でも体幹って何だか分かりますか?解剖学的に言えば、体幹は頭、腕、脚以外の胴体のことを言います。それでは、スポーツ的に体幹を鍛えると言うとどんなエクササイズが思い浮かびますか?

一般的には腹筋、背筋、そして身体の横(サイドプランク的な)、そんな感じでしょうか。

私はピラティスを始める前は、ひたすら腹筋ローラーでした。主にシックスパック、腹直筋です。背筋は腰がすぐに痛くなってしまっていた(やり方がダメだったんです)ので、海でのパドルだけ。

それで良いと思っていたのですが、身体のことをいろいろと勉強していくうちに、それだけでは全く足りていなかったことが分かりました。

10月からピラティスのインストラクターコースに挑戦しはじめて、だいぶ動けるようになってきたと思います。持久力も向上してきて、上級コースの一時間にも体幹回りの筋肉がついて行けるようになってきました。ピラティスにはあまり汗をかかないイメージがあるかもしれませんが、上級編では汗だくになります。マットが汗で滑るので、滑り止めを考えているくらいです。

それで今月に入って、4ヵ月ぶりの波乗り。身体がめっちゃくちゃ調子いい 笑。動いてくれるのです。

分かりやすいところでは、カットバックでの姿勢のキープ。滑ってきた方向へ戻るのですから、上体は大きく後ろ方向へひねって、腰から下はその動きをボードに伝えていく必要があります。

上体と体幹上部の動きを、体幹下部から脚へと伝達していく動きです。これが楽々、楽チン 笑。大袈裟に言えば、ボードを自分が思った通り自由にコントロールできる感じです。頑張っている感覚はゼロ。こんな軽かったっけ?という感じです。

本当です。体幹が強くなって安定していると感じます。

そこで体幹って何?という話です。(最後まで書き終わるかしら?)

大事なのは呼吸だと思います。呼吸と言えば横隔膜です。横隔膜をしっかり使った呼吸が出来るようになることです。

呼吸しているから使っているんでしょう?と思うと思います。その通りです。生きて呼吸していれば使います(「膜」とは言いますが横隔膜も筋肉です。随意的、不随意的の両方で使える筋肉です)。無意識にも寝ているときにも呼吸で動く横隔膜ですが、深く体幹と関係しているのです。ピラティスを始めて比較的早い段階で改善された私の腰痛もそれで治ったと考えています。

試しにこんなことをやってみて下さい(座位でも立位でもOKです)。両手で両脇腹の肋骨をしっかり押さえ横へ広がらないようにした状態で、腹を膨らませず、凹ませた状態で息を思い切り吸い込んでみてください。

どのくらい吸えましたか?胸も腹もふくらませない状態では息を吸うのが難しくなったと思います。しっかり吸えたよという人は、胸骨(胸の真ん中部分)が上へ持ち上がって、股の間が下へ押し下げられるようなチカラを感じたと思います(骨盤底と言います)。

横隔膜は息を吸うときにはチカラが入って収縮し、腹部の方へ下がってきます。腹をへこましたまま吸い込むには、横隔膜に内臓を下へ押し下げるチカラが必要です。その内臓が股の間を押したんです。

もう少し考えを進めてみます。腹部が膨らんでいないのに横隔膜が上から押してきているということは、腹部内の圧力、腹圧が高くなっているということです。腹圧が高い状態をイメージしてみてください。腰回りはとても強く安定していませんか?

ピラティスのエクササイズというのは、呼吸によって腹圧が高められている状態で行います。常に腹部を平たく腹圧を高めた状態で呼吸し、動き続けているのです。

波乗りしているときも、チカラを入れるタイミングに合わせて呼吸しているはずです。呼吸に合わせ、体幹を安定させつつ身体を動かしたり、姿勢をキープしたりしていると思います。

動きの中で、体幹を安定させ、腰椎の剛性を高め守るには腹圧をコントロールできることが必要だと思います。それには内外の腹斜筋、その下の腹横筋、骨盤底筋、脊柱起立筋、多裂筋、腰方形筋、腸腰筋など、アウターマッスル、インナーマッスルと言われる多くの筋肉群が関係しています。それらの要になっているのは横隔膜だということが言えると思います。

ピラティスのエクササイズを通して、自然とそういう身体の使い方をして来たのです。ここまでやってきて、ピラティスってそういうもんなのだとようやく気が付いてきました。

でもピラティスは万能ではありません。サーファーに効果があると思われる、広背筋、肩甲骨回りの筋肉(ローテーターカフ)、三角筋、などは可動域を増やし、強化もできますが、上腕三頭筋はあまり使っていないように思います(前回、痛くなった 笑)。それからスクアット系のエクササイズも補助としてやると良いと思います。

私の現時点のレベルで気が付いてきたことは、こんな感じです。何よりの結果として、海の中で自分の身体の動きがあります。ピラティスはサーフィンにとても効果があると断言できます。波乗りだけでなく、日常生活でも身体の調子は良くなります。

ピラティス、決して難しいものではありません。興味持っていただけると嬉しいです。私は資格取得目指して頑張ります!



東のうねりに変わって、今日も波があるみたいですね。今のところ次は、水曜あたりに波が上がりそうな予報になっています。昨日は北風強いながらも波があるのは分っていたので海行くつもりだったのですが、前日に日本国内の主幹的な存在のインストラクター(ほんとはエデュケーターと言います)に受けたピラティスのレッスンがあまりにも目からウロコの内容だったので、その復習をやっておりました。

波乗り行ったら、身体と頭で覚えたことが全部ぶっ飛んじゃいそうな気がしたんです 笑。なので教わったことを反すうしながらの復習です。

先々で絶対に波乗りに役立つと信じてます。背骨の動かし方、股関節の意識、腕と肩甲骨の関係、体幹の正しい意識などなど、自分の身体の意識と使い方が変わったように思います。前回波乗りしたとき、身体の使い方が変わってボードの挙動も変わったと書きました。

自分の身体の動きって、動画に撮ってもらわない限り自分では見ることはできません。でも自分の身体がどう動いているのかということは、身体の感覚で把握することが出来ると思います。自分の身体がどのように動いているのかを感じ取ったり、対象や目的に合わせて身体の力加減を調整する感覚を「固有受容覚」と言います。

例えば、腕を体側方向に水平に上げてくださいと言われたら、腕を見なくても腕の感覚だけで水平に上げることが出来ると思います。硬いもの、柔らかいもの、割れやすいものを指先でつかむときには、それぞれに合わせて指先の力加減は自然に調整されます。

ピラティスはこの感覚がとても重要になります。自分がどんな姿勢でいるのか?身体の各部位がどのように動いているのかということに集中する必要があります。
だから波乗りをやっていて、カットバックで後ろ足を蹴り出さず、上体の回旋に下半身が付いてくることでボードへ加重が出来ているように変わったということが感じられたのだと思います。

体幹の意識も変わりました。これまで体幹と言うと丹田にチカラを入れて腰と下半身を安定させて…のような意識だったのが、「チカラ入れてなーい」(笑)みたいな意識でも安定させられることに気が付きました。

さらに、波乗りの後で「腰と首の後ろの辛い感じが無くなった」とも書いたと思いますが、この腰と首への負担をもっと減らすことが出来そうにも思います。

ピラティスの指導資格を学び始めて4ケ月が経ちました。残りはあと8ヶ月、それまでに最終の実技試験に合格する必要があります。一番のプレッシャーは期限があるということだったりします。学ぶこと、やるべきことはまだまだたくさんあります。8ケ月なんてあっという間です。波乗りしたいのはもちろんなんですが、頭の中はこの資格のことでいっぱいだったりするのです。

なので、決して波乗り忘れた訳じゃありません。資格取得の暁には、皆さまのお役にもきっと立てると思います。ですので、今は暖かい目で見守ってやってください。よろしくお願いします。

自分でも、今オレ変なことやってねーか?これがやるべきことなのか?と思うときはあります。でもやると決めたからやります。行くと決めたら躊躇せずに行く、って波乗りが教えてくれたことですもん。

サルタン・オブ・スピードのニーボード版。このスピードとパワーは、パーフェクト10ポイントです。



昨日の上級コースはハードでした。エデュケーターさん、はりきって10分以上時間オーバーしてました。最大心拍数は140超えで終わったあとは身体中の筋肉がピクピクです。ベーシックのピラティスは自分の身体の動きに集中して、本当に気持ちが良い時間なのですが、アドバンスの後半はかなり必死で余裕ありませんでした。

でも、病みつきになりそうです 笑。

腰は回りの筋肉で守りながら使いますが、私のはガラスのランバー(lumbar、腰椎)なので、少なからずダメージ残ってます。そういうときに行う腰回りのストレッチがあるのですが、昨夜はちょっとヤバいかなあという感じだったので、いつもより集中してやってみたら今朝はスッキリでした。

皆さんがイメージするストレッチとは少し違いますが、ご紹介してみようと思います。興味がある方はやってみてください。

伸ばすのは筋肉では無く腰椎、腰の骨です。腰椎というのは五つあります。肋骨が出ている胸椎のすぐ下から骨盤の真ん中にある仙骨という骨まで五つある背骨の骨が腰椎です。

私はずーっと反り腰気味だったようで、骨盤が前傾気味で腰椎の後ろの方(背中側)の椎間が狭くなっています(いい状態では無いですね~と医者には良く言われます)。なので、狭くなったところへの負担を減らすために背骨を上へ伸ばすストレッチです。

筋肉ではないのでストレッチとは呼ばないと思いますが、私にとっては背骨のストレッチです。姿勢は床にあぐらをかいた姿勢で行います。絵を作ってみました。


赤く書いたのは筋肉です。お尻の下が「骨盤底筋」、両脇が「腹斜筋、腹横筋」、身体の正面の太い点線がシックスパック「腹直筋」、その上にある胸の下が「横隔膜」です。

横から見た絵でh、背中にあるのが背骨にくっついている「多裂筋」という筋肉です。いわゆる体幹と言っても良いと思いますが、これらを使って背骨を伸ばします。

上の絵は横隔膜が下がっていますから、息を吸った状態です。何も意識しないで息を吸うと、上から横隔膜に押されるのでお腹が柔らかく膨らみます。

これをお腹が膨らまないように息を吸います(鼻から吸います)。お腹の前、横、背中の筋肉をお尻の下(骨盤底)から上へ向かって引き締めるようにチカラを入れながら息を吸います(6パックより、脇腹と背中に特に意識を向けます)。

お腹が膨らまないので、あまり吸えないと思います。その分肋骨が横へ広がり、胸の前の鎖骨がつながっている辺りが上を持ち上げられる感じがあると思います。

座骨(お尻に二つ突き出した骨。ウェットが良く破れるところです)を床にしっかり着けて、骨盤を垂直に立てて、吸う息と一緒に頭から上へ伸ばします。

絵の青い矢印の方向へ腰が伸びる感じがあると思います。

ゆっくりと息を吸って胸が広がり、腰骨が伸びたなあという感覚を感じたら、今度はその状態をできるだけ保ったまま息を口からゆっくり吐きます。横隔膜が上がってます。お尻の下、腹、脇腹、背中はそのままキープです。頭はやっぱり上へ伸びる意識で。


その状態をキープして、呼吸を続けます。私は10呼吸ワンセットで腰が気持ち良くなるまで数回行います。

体幹を鍛えるドローイングとも言われているみたいですが、私は腰の背骨を整える意識です。使っている一連の筋肉が強くなれば腰の支えにひと役買ってくれます。ピラティスは常にこのことを意識しているので、背骨をサポートする筋肉が強くなって長年の腰痛が無くなったんだと思ってます。

腹圧を高めるときは高め、そうでないときは柔軟性への支えになる体幹です。このストレッチで関連する筋肉を使えるようにしておけば、状況に応じて柔軟に対応できるようになります。

通勤電車の中で、つり革につかまったままで背骨を気持ち良く伸ばせます。

ブログを書くのに座りっぱなしも良くないのですが 笑。

明日は波高はそんなに上がらないみたいですが引きの時間ならロングボードで出来るんじゃないかと思ってます。今日はまだダメージ残ってますが、明日は動けると思います。動けなかったら真っすぐ滑って遊びます 笑。

DESTINATIONのボードケースとデッキカバー、品切れサイズが入荷しました。手前にあるのはロングボード用のソフトケースです。9~10フィート用なのですが、ラミネート中の10’6”に使えないかとオーダーしてみました。


ちょうどリペアでお預かりしている10’6”が有ったので入れてみたらいい感じ。使えそうです。微妙にはみ出す部分はテールガードを作ってみようと思います。








先週は土曜日にピラティスインストラクターの筆記試験だったので、ずーっと勉強しておりました。

身体のいろいろな部位を曲げたり伸ばしたり、広げたり、回旋したりといろんな動きがありますが、それぞれの動きにはどんな筋肉が関わっているかというような解剖学的なことと、60数通りあるエクササイズについてです。

学校の試験のように具体的なテキストがある訳でもなく模試があるわけでもありません。不合格で再試験となったら22.000円もかかるんですが、とりあえずどんな問題が出るのか受けてみなきゃわからないとトライしてみました。試験なんて本当に久しぶりでしたが、勉強のおかげかなんとか合格することができました。

関門はひとつクリアですが、次は実技試験が待っています(まだぜんぜん自信無し)。60数通りのエクササイズのうち四分の一近くにまだ自信がありません。どれも筋力と柔軟性を必要とする難しい動きばかりです。

はたしてコンプリートできるのかいな?とかなり不安ですが、波乗りのことを思い出して心のの支えとしております。

初めて海に入って、パドリングで波のパワーをかわして沖へ出る、ドルフィンスルー、ボードの向きを変える、テイクオフのタイミング、スタンドアップ、波を横に滑る、ボトムターンしたら今度はトップターン、バックサイド、カットバック、ウォーキング、ノーズライド。

覚えることはたくさんあります。波の上にいるほんの短いあいだに習得しなければいけないのです。波は待ってくれません。波乗りの方が絶対に数倍難しいです。

ピラティスは床にマットを敷けばいつでもどこでも練習できます。難しい波乗りが出来たんだから、ピラティスも絶対にできるはずと信じています。

サーファーの根拠が無い自信というやつです 笑。でもそれはとても大事で得難いものです。それなりに歳を重ねてきた今、良く分かることです。すべてのエクササイズを完全にマスターする必要は無いのですが、どーせなら出来るようになりたいです。

今朝は西風かと思っていたら、北(オフ)よりで波乗り出来ている模様です。波乗りしたいですが、試験が終わってから練習再開で身体を目いっぱい使っていたのでお疲れ気味。睡眠をしっかり取って、軽くランニングで心拍数を上げてみました。



気持ち良く走れるつもりだったのですが、たったの5キロでヘロヘロ。これが海だったらと思うと情けないですが、どちらも本気での両立はなかなか難しいみたいです。でも、今できないエクササイズが出来るようになってから波乗りしたら、どんな変化が出るのかというのはかなり楽しみです。


明日は定休日ですがピックアップするリペアのボードで車は満載になりそうです。加えて出来上がりのオーダーボードもあります。明日もやっぱり西風吹きそうですが、万一オフのままだったときのボードは積めないみたいです。

こういうときに先日のブログのパイポがあれば、シートの下にでも滑り込ませて持っていけるんですが、とりあえずは仕事の方(ボードをピックアップしてくることです)をしっかりやります。


ネットで見つけた画像です。この身体の使い方を苦手なレギュラー側で真似してみようと思います。詳しくはまた別の機会に。



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