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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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一気に気温が下がって、冬っぽくなりました。冬型が緩んで波は期待薄ですが、水曜の夜から木曜の早朝にかけて低気圧が発達しながら抜けていくようなので変化が出そうです。リペア工場とシェイプルームの合間を見つけて上手く入水できたらと段取り考えています。

寒いですが、まだ3ミリフルスーツで快適だと思います。もし快適じゃない人がおられたら、ウェットスーツご相談に乗ります 笑。

昨日は午後いっぱい、ピラティスの講習を受けてきました。流派が違うとアプローチも変わってきます。今までやってきたことはとりあえず忘れて、新しい気持ちで向き合えるのが良いです。

そして今朝は懲りずにランニング。先週は水曜に走って、木曜、金曜ときっちり筋肉痛になりました。階段を降りるのも辛いくらいの筋肉痛なんて久しぶりでなにやら新鮮でした。

今回は大腿四頭筋を意識から消して、骨盤と上体をしっかり回旋させて(これ大事。歩くときも。)股関節から脚を振り出す意識で走りました。走ってる途中に大転子(大腿骨の一番上外にあるグリグリです)を触ってみたら、蒸気機関車の車輪をつないでいる棒(なんて言うんでしょう?)みたいに規則正しく動いていて、人間の身体って面白れーと嬉しくなってしまいました。毎度、変なところに感心する私です。



明後日は、8’4”のTOTOに乗ってみようと思ってます。


それとニーボード。やりたいんです。このおっちゃん、カッコイイです。埋め込めないのでリンク先でみてください。
https://www.facebook.com/reel/3772578569669480

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これまで毎週火曜日にお休みをいただいておりましたが、来週から4週間(12/9まで)は毎週月曜日がお休みになります(火曜日(19日)は通常営業いたします)。よろしくお願いいたします。

身体の動きへの学びを深めようと、新しい講座を受講してきます。「Movement Princples」動きの原理、原則というような意味になると思います。身体の各パーツがどのように動き、より良く動くためにはどのようなエクササイズをすれば良いのかというようなことを勉強してきます。

これもピラティスなのですが、今まで学んできた(学んでいる)BASI PILATES(バシ・ピラティス)とはまた違う、BALANCED BODY(バランスド・ボディ)というサンフランシスコに拠点を置く流派のピラティスです。

マットの次はマシンピラティスというのが通常の流れなのですが、マシンのインストラクターコースは今のところ時間的に無理そうで、それならば身体の動きの学びをより深めてみようと考えトライすることにしました。

もちろん波乗りにも生かすことができます。自分のことですが、先日の波乗りでモモがすぐに疲れてしまったのは、体幹からボードをコントロールするのを忘れていたからだと思います。先日のブログで、モモの筋肉(大腿四頭筋)のことを書きましたが、このときに撮ってもらったいくつかの動画を見ているとヒザの屈伸、つまりモモの筋肉をメインに使ってボードをコントロールしようとしているように見えます。

これを体幹 → 股関節とつなげていけば、もっとスムースに動けるはずだし、大腿四頭筋が疲れにくくなると思います。

動画の埋め込みが出来ないのでリンクを貼りますが、ジョディ・プレンダガストちゃんの動きが多いに参考になります。
https://fb.watch/vVmSoBsOdS/
股関節とヒザを曲げて腰を落とすときの動きです。スローモーションなので良く分かります。20秒あたりからですが背中から動き始めています。背筋を後方へ突き出すようにする動きに、股関節が反応して折りたたまれて、ヒザが曲がっていく動きへとつながっています。

波の上で正しいスクアットの動きをやっているとも言えそうですが、体幹を使うというのはこういう事です。


もうひとつはニーボードです。今日の15時に公開された、今年のワールドタイトルの映像です。



皆さん、股関節の使い方がとても上手です。マニューバしているときはもちろんなのですが、風が入って荒れ気味の海面でも股関節を柔らかく使って海面からのショックを吸収しています。

スタンディングなら足首とヒザというサスペンションでショックを吸収できるのですが、ニーボードはヒザ立ちのスタンスなので、海面が荒れ気味のときには海面のデコボコの影響をダイレクトに受けてしまいます。

理屈は同じです。体幹から動いているから出来ることです。やっぱり正しいスクアットの動きだと思います。ヒザの曲げ伸ばしではなく、股関節を折りたたむ動きです。(ネットで「正しいスクアット」と検索してみてください)

ということで、明日から4週に渡って新しいニューロンの素(笑)を獲得してこようと思います。かなり楽しみです。

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ピラティスインストラクター養成コースがひと段落したら、燃え尽き症候群みたいになってしまったようで、気が付けばひと月ほどあんまり身体を動かさない人になっておりました。

「これじゃイケナイ!!」と以前は習慣だったランニングを再開いたしました。記録を見たら、最後に走ったのは今年の一月です。10か月ぶりです。

そしてもうひとつ「これじゃイケナイ」と思ったのは波乗りです。波乗りも6ヵ月ぶりで、ちょっと前に私がVボトムに乗っている動画を載せたときです。あのときは脚がすぐに疲れてしまって、ボードコントロールをしっかりとできなくなってしまいました。

疲労感が出たのは大腿直筋、モモの前の筋肉です。股関節を屈曲させて、ヒザを伸ばす動きをしてくれる筋肉です。

それで大腿直筋を含む大腿四頭筋の筋持久力を取り戻そうとランニングを再開したのですが、走り始めて思ったのは筋力や筋持久力というよりは、波乗りもランニングでの大腿四頭筋、特に大腿直筋の使い方がヘタクソになってだけかも?ということです。

どちらも久しぶりの動き方で、大きな力を出せる大腿四頭筋に頼り過ぎていたんじゃないかということです。要は雑に動いていたということです。

ピラティスだって同じです。例えば、ティーザーというエクササイズの中のこんな感じの姿勢です。スペースがある方はちょっと真似してやってみてください。


ヒザを伸ばして、股関節を曲げるのにモモ前にある大腿直筋を思い切り使ってしまうとかなり大変、というかムリな姿勢ですが、インナーの筋肉優先で動くとほぼチカラを使わずに出来てしまうのです。波乗りも今日のランニングも同じです。アウターの筋肉優先で動いてしまうとすぐに疲れてしまいます。

まったくこの人はピラティスで何を学んでいたんでしょう?と言う感じです。波乗りもランニングも久しぶりだったので身体を雑に使っていたみたいです。インナーから動くというのは、イコール丁寧に動くということでもあります。

しばらくその動作をしていなかったから、その動きのためのニューロンが減ってたんでしょうね。

でもその代わりに、体幹のインナーから動くという新しいニューロンは手に入れています。あとは波乗りやランニングにそれをどう使っていくかと言うことだと思います。

とりあえずランニングはまた続けようと思っています。大腿四頭筋の持久力を高めたいのは、最初に書いた通りです。

と、いうことで久しぶりの裏山トレイル、5キロ走れました~ 笑。後半でペースが上がっているのには、全く自覚ありませんでした。もうダメ~ってなってましたから 笑。きっと、前モモが疲れてしまったので、そこにに頼らない走り方をしたからでしょうね。


明日は筋肉痛の予定です。


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ロングニーボード、フィッシュニーボードの次は、自分のカラダのお話です(一昨日からまだ続いております)。

先日は5か月ぶりの波乗りでした。その前に海に入ったのは4月です。その間、皆さんご存知のようにピラティスインストラクターの勉強に集中していました。途中、腰を痛めてしまったこともありました(焦りましたよ)が「還暦の年齢になる前に資格を取る」という目標を5日遅れて達成することができました。

60種類以上あるエクササイズのムーブとそれぞれの目的、使う筋肉を理解して「正しく動くこと」そして「それを伝えること」というのがピラティスの勉強です。

その資格試験をクリアしたことは、ひとつの通過点であって決してゴールではありませんが、今この時点で自分の波乗りにどんな変化が出るのか?ということに強い関心を持ちながら、5か月ぶりにパドルアウトしました。

一番の心配事はパドルです。5か月間にやっていたことは、本当にピラティスだけです。ランニングもしていないので心肺機能も気になっていました。



海に入っていたのは、トータルで2時間30分ほどです。横への流れが強くて、待ちのポジションをキープするためにひっきりなしにパドルさせられていたのですが、パドルの持久力や心肺機能には何も問題を感じませんでした。5’2”のフィッシュで流れにさからうパドルバックではさすがに、ハーハーヒーヒー言ってましたが腕も体幹もしっかり動いてくれてました。

パドルを意識したトレーニングなどは一切やっていません。

ライディングに関しては、今回はヒザ立ちのスタンスだけでしたが、一番感じたことは左右差が無くなってきたことです。

ニーボードはレギュラー側へ行くの方が苦手だと、このブログで良く書いていたと思います。レギュラー方向へ行くと、カットバックで正面を向いたままカラダの左側を使うのですが、その感覚でいまひとつ分からない部分がありました。(ニーボードのカットバックはフルレールでのカービングターンです。テールだけでクルンと回るターンじゃありませんので。念のため。)

それが無くなってました。体幹の筋肉を使う感覚からスタートして、骨盤、股関節を通して、ボードを押さえる膝とその先までの感覚が良く分かります。

体幹の側屈と回旋。股関節の屈曲と伸展の強さ。ヒザ関節の伸展と屈曲。ピラティス的に言うとそんな感じです 笑。

5’2”のフィッシュでは足ヒレを履いてキックも多いにやりましたが、フクラハギは澄ましたもので、攣りそうな雰囲気は最後までピクリともありませんでした。

波乗りの後の疲労感にも違いはあります。

まずは、首と腰。以前は首の後ろに嫌な感じが出ました。腰も重くなったり、痛みが出たりなどしていましたが、それらが全くありません。

これはパドルの姿勢が改善されたからです。パドルの姿勢は体幹を安定させて、胸を持ち上げることです。

パドリングのやり方として、ヘソを中心にバランスをとってボードを安定させて、胸を反らしてパドルするというような説明を見かけることがありますが、これは間違いです。

ヘソを意識して胸を持ち上げると、腰が痛くなる原因になりかねません。長いニーボードに乗った一昨日のブログで、パッドの段差でみぞおちが気持ち悪くなると書いたと思いますが身体を支えるのはそこからです。

胸椎(胸の背骨)はちょうど、みぞおちの位置の背中側から始まっています。ヘソからだと腰も反ることになります。(胸の背骨が硬いと胸を伸展出来ない分、さらに腰椎に負担がかかることになります。男性には胸の背骨が硬い人多いです。)

胸を持ち上げるのもみぞおちから上の背中を「反るのでは無く」伸ばす意識です。胸の背骨はもともと後湾、背中側へ丸くカーブしていますので反るというよりは、カーブを真っすぐ伸ばすイメージです。首もその延長上で自然に伸ばすと視線は前に向きます。

みぞおちから下、骨盤、脚はしっかりとデッキに置いてボードを安定させます。それが正しい伸展の姿勢です。

ニーボードでフィンを履くと、足首にモヤっとした嫌な感覚が残っていたのですが、それも無くなりました。足首が柔らかくなったからだと思います。(足裏、足指の動きは自分でも「劇的」と言えるくらい変わりました)これのおかげ

肋骨の脇が痛くなったのは、パドルで前鋸筋を使えるようになったからだと思います。肩甲骨まわりが柔軟になって、肩甲骨から腕を使えている証拠ではないかと思います。これって逆に、パドルすることで前鋸筋を強くできるということになるのか?そうなら嬉しいことです。

ざっとこんな感じですが、どれもピラティスのエクササイズに当てはめてみると「アレですね」と思いあたるものがいくつもあります。多いに意識して「正しく」動かそうとしているところです。


ここまで読んでいただけたら、ピラティスというのがどういうものか、なんとなーくイメージ出来たんじゃないかと思います。ピラティスってどんなものですか?と聞かれても説明するのが難しい理由でもあります。

次はスタンディングもやります。スタンディングは2月の時点ですでに違いを感じてます。カラダはいろいろな個所で2月のときよりも格段に強く柔らかくなっているので、何がどうなるか楽しみです。

木曜の波乗りで、日曜まで引っ張りましたが、私にとってはそれだけたくさんの注目すべきエレメントがあった波乗りだったのです。


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昨年の10月、約1年前になりますが同じタイトルでブログを書きました。「2024年10月13日のブログ」60歳になるまでの1年間、ピラティスインストラクターの資格に挑戦してみようと始めたチャレンジのことです。

あれから1年間、波乗りそっちのけでピラティスにどっぷりとハマってきましたが、目標どおり資格試験に合格することができました。カリフォルニアに本拠地がある、「BASI PILATES」という団体のマットティーチャーコースです。BASIは世界40ヵ国で展開しているピラティスの大きな流派のひとつで、その世界共通資格です。

60パターンを越えるエクササイズの動きは、全て覚えました。どの筋肉を使うための動きなのか?動きの目的は?ということもほぼ頭に入っています。

難易度が高い、というより常人の身体能力を超えているようなエクササイズのいくつかには、近づけているとは思いますがまだまだ届きません。到達することも大事なのですが、そこまでのアプローチの方向を正しく理解することも同じように重要です(ティーチングする訳ですから)

正しい動きへ導くための表現方法を身に付ける必要もあります。これが一番難しい。

60のジジイがよくもそんなことをクリアできたもんだと思います。

私の練習方法はいわゆる「素読」です。素読というのは、難しい漢籍を意味は分からなくても、とにかく音読するという江戸時代に始まった勉強方法です。

波乗りやトレイルランニングなどに長年取り組んできたおかげで、基礎的な体力には自信がありました。基本的な身体の使い方の基礎を理解したら、そこからは難易度が高いエクササイズを取り入れたレッスンを選んで「たとえそれが出来なくても」受け続けてきました。

ひとつずつステップアップ、ではなく全体からベースアップです。基礎の部分も同時にアップできます。

続けているうちに筋持久力が向上し、初めのうちは最後までついて行けなかったレッスンもいつのまにか最後まで余裕を持って動けるようになっていました。(約60分間、たくさんのエクササイズをつなげながら動き続けます)

そこから、それぞれのエクサイズに細かい修正を入れていくというアプローチです。(文章にするとたったこれだけですが、約8ヶ月続けてきました)

腕の動きは肩甲骨から肩関節を通って指先まで。脚は股関節の折りたたみ方と伸展からヒザ、足首から足指5本、そこからさらに足裏までの感覚。背骨は…と修正に関わるポイントはたくさんあります。

動きのポイントをそれぞれアタマの中で確認しながら動くので、身体だけでなくアタマの中も多いに回転させて、それに身体の動きを連動させる必要があります。

アタマの中のイメージどおりに身体を動かす。そんな能力が高まってきた感じでしょうか?

こんなことを書いても、読まれている方は???だと思います。それでも良いのです。書くことは自分のためでもあります。

サーフボードのことだって同じです。文章にすることで情報が頭の中で整理されます。何か尋ねられたときに、それらが言葉になってアウトプットされてくるのです。(自分のためですが、そこに興味を持っていただける方も多数おられるわけで…)

今回、試験に合格はしましたがゴールではありません。ここがスタート地点です。あなたはピラティスというエクササイズを理解していく準備が出来ました、ということを認められただけだと思っています。

波乗りと同じです。これから生涯かけて求めていくものだと思っています。

そんなものを2つも持っている自分は幸せだと思います。

資格取得の期限が1年間という関門(1年以内に試験に合格出来なければ、最初からやり直しです。結構キビシイのです)をひとまずはクリアできたので、肩の荷が降りたというか、

波乗りしたくてたまりません 笑。

これまではピラティス優先で進めてきましたが、これからはまた元のペースに戻していきます。波乗りの方も、あれやこれやと宿題がたくさん溜っているのです。

というわけですので、皆さまこれからもよろしくお願いいたします。いろいろ楽しみです。

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上達の秘密、と言っても効果がある保証はありません…笑。でも考えて試してみる価値と可能性は十分にあると思います。

私が今考えているサーフィン上達のひみつ、それは「自分のクセを壊すこと」です。身体のクセって誰もがあると思います。今回はそれを波乗りのお話として考えてみます。

そもそも波に乗るという行為は特殊と言うか、特別なものだと思います。日常生活ではまず無いことです。最初は誰にとってもほとんど例外無く新しい体験のはずです。

今まで陸上での運動ではとったことが無い姿勢、やったことが無い動き、初めてのことばかりです。これは身体を動かす指令を出している「脳」にとってもまったく新しい体験です。加えて相手は形を変えながら常に動く波です。

なにしろ岸からしか見たことが無かった波です。それを違う角度から見て瞬時に分析して身体に指令をださなければいけないのです。脳はどのように身体を動かせば良いのか、多いにとまどうと思います。

そんな感じで難しいことこの上ない波乗りですが、新しい経験は脳にとって刺激的でもあるはずです。初めてパドルアウトして、ひっくり返ってばかりでなーんにも出来なかったとしても何か楽しくてまたやってみたくなる、皆さんそんなところからスタートしているはずです。

続けるうちに少しずつ波を滑ることができるようになってきます。脳の中に「波乗り」という新しいニューロン(神経単位)が作られてくるのです。

脳は左右二つに分かれているのはご存知だと思います。良く言われるのは、身体の右側の動きは左脳、左側は右脳が司っているということです。レギュラーフッターは右利きの人がほとんどなのは(例外もあるはずですが)普段から身体の動きの多くを左脳が担当しているからです。

ニーボーダーに変わった人が多いと言われるのはライディングなどの見た目だけでなく、もしかしたら正面を向いて身体の両方を使う、つまり脳の左右を使って波乗りしているからかもしれません。

話が反れました。

それまで岸へ向かってまっすぐしか滑ることができなかったのが、突然のように波のフェイスを横へ滑ることができるようになります。足元からは初めての感触、視覚的には今までとは違うスピードを感じています。

でも、あの瞬間はどうして突然のようにやってくるんでしょうか?それまで岸へ向かって一直線だったのが、波にレールを入れて横へ走れるようになるきっかけは何でしょう?

できなかったことが急にできるようになる、とても不思議なことですが、突然のように波を横に滑ることができるようになるのは、その状況(波の上にいる自分)に脳が適応したからと言うことができます。良く言われる、コツをつかむと言うことですね。

これは波乗りだけでなく、スポーツ全般に言えることです。

今、パリでパラリンピックが開催されています(私の姪っ子も出場しています!)。身体に何らかの障害を持っている方たちですが、そんなことを感じさせないダイナミックな動きをしています。健常者と比べれば身体のバランスをとるのも難しいはずなのに、その上であの身体能力を発揮してしまうのは本当に凄いことだと思います。

これも脳の働きによるものです。本来であれば障害がある箇所を動かしているはずの脳の領域が、障害が無い身体の部位の運動をサポートすることに適応してきます。身体の動かせるところに脳の意識が集中して、障害を感じさせない素晴らしいパフォーマンスを生み出すのです。パラリンピックは脳が状況に応じて変化、適応するという一番の例です。

そう考えると波乗りにも脳の働きはとても重要だということが見えてくるんじゃないかと思います。筋肉や反射神経だけじゃ無いのです。

長くなりましたが、言いたいことはなんとなくお分かりだと思います。脳の働きを今よりも活性化させれば私たちの身体は、もっと動いてくれるはずなんです。そんな能力を誰もが持っているのです。

その能力を引き出すのが、自分のクセを壊すことです。

今よりも波乗りを上達させたいと考えるなら、波乗りのときに使われているニューロンを上書き、もしくは再構築するというプロセスが必要なんだと思います。

波乗り歴は長いだけで全然上達しなくて、ということは良く耳にします。これはおそらく、あるレベルまで到達は出来ているものの、そこから身体の使い方を変えることが出来ていない、つまりそれまでのクセを壊すことが出来ていないからだと考えます。

仕事などで海へ行けず、間が空いてしまったことってあると思います。久しぶりに海へ行くことができて、恐る恐るパドルアウトしてみたら波乗りの調子がめちゃくちゃ良い!なんて経験ありませんか?

過去に私は腰を痛めて、1〜2ヶ月のあいだ海に入れなかった後、そんなことを何度か経験しています。

後退していてもおかしく無いはずなのに、そうでは無くむしろ調子が良かったりするのは、その場の自分が過去の経験にとらわれていないからだと思います。自分のクセを忘れて身体が自由に動いている。でも気が付くと、いつもの感じに戻ってしまうのも事実です。


シングルフィンばかり乗っているなら、トライフィンに乗ってみるのも良いかもしれません。シングルとトライでは、身体の使い方、波へのアプローチなど、いろんな面で大きく異なります。

ボードのサイズによってもそれまでとは違う、新しいものを感じ取ることができるかもしれません。いろんなサイズのサーフボードに乗ること、例えば5’6”のフィッシュと9’6”のログの両方を乗りこなすことは、それぞれお互いに良い影響を与えている可能性もありそうです。

人によってアプローチが変わってくると思います。ランニングをしたり、ジムへ行ってウェイトを挙げることが必ずしも波乗りの上達につながるとも限りません。(もちろん基礎的な持久力や筋力は必要ですが、今回はそこから先のお話です)


ずいぶん長いブログになってしまってますが、今回のお話はこのサイトからインスピレーションをいただいて書いています。まさに今私が考えていたことです。
DISTANCE MEDIA もとーる・ラボ

こういう話に興味を持ったきっかけは、東京パラリンピックで陸上のタチアナ・マクファーデン選手の身体能力と脳の働きの関係について知ったときからでした。

私自身のことを言うと、昨年の秋から一年近くピラティスというものに、かなりの熱量を持って取り組んできました。

その過程で身体と感覚の変化や、それまで出来なかった身体の使い方が出来るようになったということを何度も経験してきました。自分の身体に対する感覚がピラティスを始める前とは比較にならないくらい高まっています。

今までに持っていなかったニューロンを手に入れつつあるんだと思います。

このブログを書いているときの背骨の姿勢、座っている椅子から立ち上がったときの足の裏、母指球、小指球、土踏まず、かかと、その上に乗っているヒザ、骨盤の傾き、腰椎、胸椎、頸椎の弯曲度合い、肩甲骨と肩の位置、もろもろ全部分かります。60年間生きて来て、身体は今が一番動きます。

資格試験を受けるための準備課題は全て終了したので、そろそろトライです。

楽しみなのは海です。最後に波乗りしたのは4月です。そのときも自分の身体の変化に気が付きました。ぎっくり腰のブランクはありましたが、それもなんとか乗り越えて約5か月。その間に自分の身体に対する感覚は確実に変化しているのを実感しています。

果たして、それまでの自分のクセを壊して再構築することができるのかどうか、新しい何かを手に入れているのかどうか?自分自身で実験してみようと思います。

まずは8’9”のニーボードのセッティングからやってみます。今までには無かったというか、こんなことをやっているのは世界中でも私だけかもしれません。ゼロに近いところからの全く新しいアプローチになることは間違いありません。


photo from leggless.tv


朝目を覚ましたら、すっきりと晴れた青空。久しぶりです。太陽が顔をだしたばかりの時間はまだ吹く風も涼しくて、部屋に風を入れようと窓を開け放ちます。これも久しぶりです。連日続いた暑い日には朝から冷房が必要で、ここ数日は雨。部屋の窓はずーっと締めっぱなしだったので、この解放感は最高です。

湿気を含んだ夏の風ですが、どことなく秋の気配を感じます。太陽が高くなってきたらすぐに暑さも戻ってきますが、それでも日差しになんとなく秋を感じます。もしかしたら今年は涼しくなるのが早いのかな?

木、金、土日と頑張って(木曜は定休日ですがお休みじゃないのです)、月曜は大抵いつものんびりモードです。昼の弁当を作ってから朝ごはん。毎朝ゴリゴリと豆を挽いて淹れるコーヒーが楽しみです。今朝はコロンビア。少しだけ粗めに挽いて、ダークローストをわざと軽めにしてみました。

朝ごはんは、果物とヨーグルト、ナッツに、自分で焼いたロールドオートの硬いパンです。コーヒーの他には牛乳。暑くなってくると牛乳に甘酒を入れて飲みます。甘酒は「飲む点滴」と言われているのはご存知だと思います。

パンと言ってもこんな感じです。これで夫婦2人で約1週間強分。ずっしり腹持ち最強です 笑。


7時過ぎに出勤する女房を送り出し、ひと休みしたらのんびりモードでピラティスを小1時間。今朝のBGMは1965年のビル・エヴァンス(YOU TUBEです)最近は上原ひろみさんのせいでピアノジャズがお気に入り。意外と夏に合います。https://youtu.be/10QOOvxw0uA?si=79G1soaGNxMM_lhD

ピラティスはいろいろなアプローチがあります。今朝はのんびりモードなのでストレッチ的な要素がメインです。皆さんがストレッチにイメージするアウターの筋肉から、背骨や肩、股関節など骨格の動きを滑らかにしていくような動きです。ゆっくりやっても汗がじわりと出てきます。

身体がスッキリしたら日差しの下へ。以前ならランニングかジョグですが、今はウォーキングです。身体の動きを意識しながら、速いスピードで歩きます。意識を向けるところは背骨の動きです。歩くときの動きの源は背骨の動きです。正しい姿勢を保って、背骨の回旋を意識しながら歩いていると、腕の先から足のつま先までの動きのつながりが分かります。背骨の柔軟性は腰痛、五十肩の予防に重要です。

久し振りの青空。やっぱり気持ちがいい。


雨の後は植物が生き生きとしています。


カエル、たくさんいるはずなんですが、見えているのはメダカばかり。赤トンボもたくさん。やはり日差しの中に秋の気配を感じます。(今日だけか?)


これで何度目かのノンアル生活か忘れましたが、やはりアルコールは止めて正解です(その分、甘いものが欲しくなるのには目をつむっております)。

定期的に禁酒してます。数年続いちゃうこともあるし、数か月のことも。だからどうすれば良いのか、止めたらどうなるのかはよーく知ってます(もちろん身体の調子は良くなります)。

自分の生活をあらためて考えてみると、私のライフスタイルにはアルコールはまったく不要なものだと見えてきます。夜寝るのだって早いものです。来週の還暦誕生日には飲んじゃうかもしれませんが、このまましばらく続けようと思います。

早起きサーファーにアルコールは似合いませんね。


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何が起きたんですか?という感じのタイトルですが、その通りなのです。数日前からそういう気持ちになっております。一番の理由は、腰の調子が元に戻ってきたこと。先のことは分かりませんが、とりあえずの今は腰のことをほぼ気にせずに動けるようになっています。

腰に違和感が無くなったというやつです。

6月はほぼ動けずで、7月も前半は動けずでした。8月に入って腰に気を遣いながら動いていたのが、ほぼ気にならなくなってきました。動けないせいで飲酒量が増えてしまっていたので、まずはそこからと数日前からノンアル生活に切り替えました。

それで、本気(マジ)モードなのです。腰を気にして控えていたエクササイズも再開です。力任せに動かず、動きの質を変えてみようと考えています。もちろん、腰には気を付けてメンテナンスも欠かさないようにします。

今日から9月です。ピラティスの資格の勉強を始めたのが昨年の10月からです。約1年前にそんな動きどう考えても絶対無理です、と思っていたことも何やら出来るようになってます。課題はほぼ消化出来たので、資格試験をそろそろ受けてみるつもりです。

今、本気にならないで、いつなりますか?という心持ちです。

約1年間、波乗りもそっちのけで取り組んできたのですが、多いに実感していることは、歳をとってもフィジカルな面で進歩できるということです。今月の15日には60歳になります。2~30代のころ、60になってもまあ波乗りはやってるだろうなあと漠然と考えていましたが、こんなに身体の調子が良い60歳になるとは考えてもみませんでした。

今の身体は体力的な面で2~30代の自分に負けていても、身体の動きでは30代の頃より動けています。40代の自分には確実に勝ってますね 笑。

思うのはもっと早くピラティスに出会いたかったということと、ピラティスに限らず何かを始めるのに遅すぎるということは無いということです。

最近、身体のことが気になってきているオジサマ方たち、何かを始めるなら今ですよ。自分にできそうなことなら何でもよいと思います。まずは三か月、本気で取り組んでみてください。必ず何かの成果を感じると思います。そうしたらもっとやってみたくなるはずです。

さーて、やりまっせ~ 笑。


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お知らせ:8月20日(火)はお休みいたします。よろしくお願いいたします。


最近の愛読書です。ピラティスを深めていくにつれて、いままで自分で自分の身体をきちんと理解できていなかったことに気付かされています。

サーフィン、トレイルラン、水泳、諸々のトレーニングなど、これまでいろんな形で身体を動かしてきて、それぞれで自分の身体のことを考えてきたつもりでしたが、ピラティスを始めてからはそれまでいかに自分の身体を自覚せずに動いていたことかと強く実感しています。

その中でも大事なのが「背骨」です。柔軟性と強さを持って動くには、正しい背骨が必要不可欠です。

サーフボードと同様に身体のことも、マニアックな領域になってきました 笑。サーフボードの世界と同じで、身体のこととなるとつい夢中になってしまいます。だから、ピラティスもスタジオでのレッスンレベルではなくインストラクター資格という世界を覗いてみたくなったのです。

老若男女を問わず、私のように故障を抱えていたり、歳を取って身体が…という自覚があるなら、直ぐにでもしっかりと向き合うことが必要だと思います。私はもうすぐ還暦と呼ばれる年齢になりますが、ご同輩の方々これからです 笑。やるのとやらないのとでは、5年後、10年後の生活の質が多いに変わってきますよ。

そのひとつが「背骨」です。身体の真ん中に一本通っている背骨。意識したことありますか?自分の身体だから自分で分かるよという方は、今座っている椅子やソファから立ち上がり、背骨を正しい生理学的に正しいS字形にすることができますか?

私は出来ません。長年のクセもあります。皆さんも同じじゃないかと思います。でも、正しい姿勢を取ることはは無理だとしても、自分の背骨の状態を自覚して、身体を出来るだけ正しく使おうとすることはできます。

五十肩でパドルができないというのは、多くの人が経験していることかもしれません(私も同じです)。この五十肩を引き起こすひとつの原因になっているのも姿勢の悪さだと言われます。

例えば、スマホで今このブログを読んでいただいているでしょうか?スマホを見ると、胸の後ろから背中が丸まって、首が前に出た姿勢になると思います。試しにその姿勢のまま、腕を身体の真横から上へ上げてみてください。万歳の姿勢ですが、スマホを見る姿勢だと肩の動きが途中でつかえ、耳の横まで真っ直ぐ腕は上がらないと思います。

同じ姿勢で腕を後ろへ伸ばしてみてください。次に背筋を伸ばした状態で同じ動作をしてみてください。腕の可動域が違うのが分かると思います。

そのまま無理に腕を使うと肩への負担が大きく、それが繰り返されることで痛みが出ます。五十肩で痛いところをマッサージしても治らないのはそこが原因ではないからです。私自身では胸椎(胸の背骨)を柔らかく、肩甲骨の可動域を大きくすることで肩の痛みは無くなって、腕の可動範囲が大きくなりました。散々悩まされた肩の痛みですが、今は不安な要素はありません。

6月から痛めた腰は今は落ち着いています。再発防止のためにいろいろと試行錯誤中です。いつだか裸体の画像(笑)をアップした背骨のゆがみですが、それはもしかすると解決法を見つけたかもしれません。(難しく言うと、腰椎(腰の背骨)の側屈は、逆方向への回旋を伴うという動きに注目しています)

自分の身体って、知っているつもりでも実はぜんぜん分っていなかったりするものです。私は自分では、自分の心に自分の身体を理解させるという作業に取り組んでいると考えています。その手段のひとつがピラティスです。

身体のパフォーマンスをプッシュして向上させるのではなく、深めていくことでパフォーマンスは高まります。自分のリミットをプッシュすることは大変でキツいことです。そういった取り組みは勢いを付けて大きな筋肉を使うことも多いと思います。

アスリートの競技レベルでは必要なことだと思いますが、休日に調子良く波乗りを楽しめる身体を作るのとは違う取り組みです。

歳を取ってくると、テイクオフで立ち上がる動作がスムースに行かなくなったりもしますが、あれも加齢とともに背骨の柔軟性と強さが無くなってくるからです。いつまでも調子良く波乗りしたいなら、身体への感覚を深めることです。





朝、6時起床。朝食を取り、腰痛を起こすトリガーポイントになりそうなところを念入りにストレッチとリリースしてから、ピラティスを約一時間。ここのところ、クーラーが効いた部屋にばかりいたせいか、日差しの下で汗をかきたくなってジョギングに出かけました。

久しぶりの裏山トレイルです。2月から走っていなかったので、フクラハギの筋肉の使い方と動き方が面白いのです 笑。日差しが気持ちがいい。いくら身体を動かしているとは言っても、インドア(スタジオ)ばかりじゃダメですね。


スタジオには無いものは、この夏の空です。


今朝は土曜なので6時でしたが、今年の4月から平日は朝5時に起きています。ピラティス&ジョグ、気持ちがいい組み合わせを見つけてしまいました。

波乗りも加えたらさらに気持ち良さそうですが、資格の課題をまだ消化できていないので、なかなか海へ行く時間が取れずです。定休日の木曜に、うまく波が当たることを期待することにいたします。

海入らなくてもカラダは平気だと思います。今朝、やったピラティスです。このレッスンは技術的に特別な動きはありませんが、体幹を結構使うのでその辺に自信がある人でも結構キツイと思います。体幹に自信がある人はトライしてみてください。私はこのくらい余裕ですので 笑。


さて、そろそろ腰回りを緩める時間です。


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