MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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昨日のブログに書こうと思っていて、半分は時間切れ、あとの半分は忘れてたという理由で書かなかったもうひとつの「良い事」はウェットスーツです。

クルマに積みっぱなしだった、STEAMERウェトスーツの3ミリで入ったのですが、これが改めて良いのです。


昨年作った、インナーバリアネックを付けた3ミリのフルスーツです。インナーバリアネックはこんな感じで背中からの浸水を防いでいます。現在は背中をより軽くするためジッパーの右裏に付いている生地は付けていません。


これで何が良いのかと言うと、ウェットスーツに求められる基本性能の二つです。一つ目は保温性で、二つ目は動きやすさ。

今年の春先に首回りの形状を改良したところは、フィット感がとても良く、水が入ってこないのと同時に擦れにくくなっています。バックジップは首の後ろに生地が集まるので、どうしても首に負担がかかる傾向が強くなります。

新しい首回りは、それがほとんどなくなりました。首の後ろが擦れて痛くならないですし、圧迫感が無いので、首への負担がほとんどありません。波乗りの後、首の後ろのあの重たい感じがほぼありません。

それからパドルです。伸縮性が高い素材とラグランスリーブのおかげで、パドルが楽なこと。AXXE CLASSICやZEROをずっと使っていたので、その感覚のまま着用していましたが、改めて思い出してみると二つの有名メーカーと何も変わりません。ノーストレスです。

水もほとんど入ってこず、おとといは天気が良かったので逆に暑くなって、首回りを緩めて水中に全身を沈めて水を入れて冷却してました。

作りは普通のバックジップですが、この動きやすさはやっぱり素材の良さだと思います。昨年は、12月に入ってから3月いっぱい五十肩が大変で海に入れなかったこともあって、今改めて実感しています。

有名メーカーとくらべると、価格は3~4割ほどお安いですが生地は品質が高いものを使っています。触っていただければ分かると思います。価格が安いだけではなくて、しっかりといい素材を使っています。よく言われるコストパフォーマンスの本来の意味はこういうことです。

今年は、真冬用の5/3ミリも作ったので、そちらと合わせてしっかりテストしてみようと思います。(この3ミリは、冬にインナー着てお得意の実験くんです)

STEAMERサーフスーツはまだ年内納め間に合います。ロゴ無し、オールブラックもOKです。
MENEHUNE BEACH STOREウェブサイト


ヒジや肩などあちこち痛いところはありますが、身体の基本的なところは調子いいです。波乗りをしっかりできると疲れは残っても、調子は良くなるもんですね。

昨日、今日はストレッチをしたり、ヤムナボールで整えたりと身体のメンテナンスと休息です。今週飲んだのは缶ビールをひとつで、アルコールは控えております。歳取ってくると、あれもこれもは無理です。身体を調子良く動かしたければ、多少の努力は必要だと思います。

アルコールで酔っぱらうよりも、波乗りしまくった後のナチュラルハイの方が気持ちいいですもん。明日は早起きしてピラティスやります。

ヤムナボールはこんなんです。脱力系じゃなく筋力使います。最初は良く分かりませんでしたが、正しい姿勢を取るための全身の力の入り具合が自然と分かってきます。やっているうちにだんだんと分かってきました。気持ちいいですよ。






オーダーいただいたSTEAMERウェットスーツが出来上がりました。ヒザ下までラバーを使ったラバータイプです。現在約二週間前後で出来上がっています。

オーダーいただいたのは、オール3ミリのセミドライでインナーバリアネックを付けました。インナーバリアネックというのはこんな作りです。


背中のジッパー部分をカバーしてジッパーから浸みこんでくる海水を直接肌に触れないように、身体と外部とを仕切っています。上部は首にかけて首回りからの浸水、特に首の後ろからの浸水を防いでくれます。

バリアネックはオプション(プラス4.000円)ですが、標準のセミドライスーツはダブルフラップという作りになっています。こんな感じです。

ジッパー部分をカバーするフラップを大きめにする事で水の侵入を防ぎます。入った水はフラップの下で受けて外へ出してスーツ内へ入ってこないように作られています。

画像は3ミリの裏無し、いわゆる3フルというやつです。どんなもんかとダブルフラップで作ってみました。本来なら必要は無い装備ですがこれもテストです。

ダブルフラップ仕様で水の中に入っても、しばらくの間は浸水は感じません。寒さに対してはバリアネックに大きく引けを取るものではありません。防水性は結構高いのです。違う点は動きやすさです。構造的にバリアネックの方が背中の生地が少なくて済みます。

バリアネックは二枚、ダブルフラップは三枚重でダブルフラップの方が背中が厚くなります。首へのストレスもバリアネックの方が少ないと思います。どちらを選ぶかはオーダーの際にご相談ください。

しかしテストとは言え、3フルにはダブルフラップは不要でしたね。適度に水が入ってくれないと暑い暑い 笑。


話は変わってリペアです。画像は活さんのホットマンゴーのボトム。ヒザが当たったか?そういう形状のものが当たってヘコミとクロスを割ってしまいました。


ティントのこういう色は難しいのです。レールならまだしも、面を伴うボトムはなおさら目立ってしまいます。

どのくらい復元できるか?ですが、出来上がりはこんな感じ。これ以上着色を濃くすると逆に目立ってくるし、薄いとキズが隠せません。


上出来だと思います。BIRDS CREATIONのジョージくんの仕事です。

そのジョージくん、来週11月19日(土)から世田谷の「INHERIT GALLERY」で何やらやるようです。本人は初日と最終日に居るそうです。お時間ある方は足を運んでみてください。








カリフォルニアの知人から、来月に日本へ行くので友人のものも含めてウェットスーツを作って欲しいというメールをもらいました。日本に来たときに受け取って、手荷物で持ち帰りたいという要望だったのですが、もう一ヶ月も無いので納期が難しい。

事前に採寸票を送って、サイズを測ってもらっても欧米人の体型は経験が無いので、その採寸が正しいのかどうかを判断する自信は全くありません。仕方無いので、とりあえず納期が無理ということで説明して、カリフォルニアでもAXXE CLASSICならフルオーダーできるよと連絡先を教えてあげました。

今の円安で、こちらで作ったほうが割安感があるのでしょうけど、なんとかしてあげたくてもこればかりはどうしようもありません。サイズ物はなかなか難しい。

日本人の身体だったら、採寸票を送って測ってもらってサイズを確認しながら作ることができます。採寸してもらった数字を見ておかしなところが無いかをチェックしますが、私とウェットメーカーの二段階でチェックが入りますので、おかしなものにはなりません。

ウェットのオーダーの際に身長と体重を必ず聞かれると思いますが、まずはこの数字でその人の体型をイメージする基準になるので結構大切な数字です。そんな所からしても日本人と比べると、欧米人は規格外の数字になってくるでしょうから、それが間違えていないかどうかを判断するのは困難です。


カリフォルニアのウェット事情は詳しくは知りませんが、サーフショップに行くと丈夫そうな生地(つまり硬い)のウェットがたくさん吊るしてあったりします。あの中から選んで着るのかと思うと、ウェットスーツに関しては日本人は恵まれていると感じます。

ネオプレーンの生地や表面に貼られているジャージ素材(これも重要)も、ジャック・オニールさんが日本に買いに来ていたというのは、活さんのお兄さん(ZEROウェットスーツ)のお話です。

つまり、それまで輸入していたウェットスーツ(70年代のお話です)だったけど、その社長が日本のラバーが良いと買いに来ているなら、自分でウェット作ればいいじゃんと立ち上げたのが、RUSHウェットスーツ(そこから今のZEROです)。

素材に関しても国産品の良いものが手に入る環境に加えて、手先が器用で細かいことが得意な日本人です。素材と物づくりの下地があったことが日本のウェットのフルオーダーという文化を身近なものにしていったのだと思います。

ウェットの暖かさはそのままイコール、生地の厚さです。冬場はどうしてもウェットスーツの生地は厚くなります。テイクオフのパドリングは身体を目いっぱい使います。立ち上がる動作からその後のライディングも全身の関節の伸縮と旋回を伴います。

そうなると大切なのは保温性に加えて、ウェットスーツの素材の伸縮性と身体への追随性、つまりフィットです。いくら暖かでも動きにくければサーフィンそのものに支障が出ます。

真冬の海でも快適にサーフィンが楽しめるのは、全身およそ30か所を測って、ひとりひとりの体型に合わせて作られる日本のウェットスーツのおかげです。

私のところで作ることが出来るウェットスーツは、ZERO、AXXE CLASSIC、STEAMERにAIDENTIFYです。それぞれにメーカーの考え方が現れた作りになっています。5/3ミリが動きにくいなんていうのは、もう昔の話です。どれを選ぶかは、それぞれのウェットを実地に試していますので、いつでも相談してください。

現在の納期は、AXXE CLASSICがひと月ちょっとくらいです。年内にお手元にウェットスーツが欲しい方はお早目にどうぞ。


さて、今日はワクチン接種して二日目(翌日)ですが、つらいのは肩の痛みくらい。発熱は少しだけでほとんどありませんでした。その肩の痛みも夕方になってかなり緩和してきました。

以前、50肩の痛みが出たのはワクチン接種が原因じゃないかと疑ってもいましたが、三回目を打ったあと、春にかけてだんだんと治って来たので、やっぱりただの50肩だったのかもしれません。

何にしても、身体のメンテナンスはしっかりやっときます。しかし、波乗りしたい。

ロングボードも板の上で忙しい 笑。




今日は暖かくなるという予報だったので、長袖Tシャツに薄いパーカーを着て来たら、なんだか寒い。またウェットスーツのシーズンの始まりです。昨年は、五十肩で本格的に寒いシーズンはほぼ海に入れなかったので冬がなんだか楽しみだったりします。

この冬は四本立てです。

まずは昨年作って少ししか試せなかった、AXXE CLASSICのU-ZIP。オール3ミリのプレミアムブラックで首回りは折り返しのダブルネックではなく、シングルネックです。意図的に軽めに作っています。

これで寒がりのおっさん(私ね)が平気だったら皆さんも大丈夫、ということを身をもって試してみます。

シングルネック(手首もノーマル)で、スープに頭から突っ込んでも浸水はありません。そいつは実証済ですから、あとは3ミリの生地厚です。それでも今年の冬の終わりのかなり寒かった日にも大丈夫でした。

それから同じAXXE CLASSICのオートジップ。従来のバックジップスタイルですが、随所に進化が見られます。

私がこのバックジップがかなりお気に入りだということはご存知だと思います。従来のバックジップとは違います。ストレッチファスナーで背中のストレスはほとんど無く、首からの浸水もほぼありません。バックジップとは思えないバックジップです。

三つ目はゼロのエアドーム。今使っているのは、起毛無しの裏ジャージの5/3ミリ。

胸と肩回りに余裕があるので、パドリングの軽さと動きやすさではこれが一番です。起毛無しのジャージ裏で肌触りが良く、着心地の良いのも特長です。起毛無しで大丈夫?と思うかもしれませんがもちろん大丈夫です。自分でテスト済ですし、さらに水温が低い北関東の方からも「大丈夫です」というフィードバックをいただいています。起毛が主流の時代ですが、生地厚=暖かさというのを実感できるのがゼロのエアドームです。伸びが良いジャージ裏の着心地の良さが気に入っています。

最後はリニューアルしたSTEAMERウェットスーツです。

これは5/3ミリの裏起毛付きです。意図的に一番厚い生地を選びました。世間的には無名のウェットスーツメーカーの5ミリ、バックジップ、インナーネックという「重装備」のフルスーツの着心地を試すためです。

まだ海では使っていませんが何度か試着してみて、ウエットの軽さ(実際に持ってみてください)と動きやすさは試着の段階で他の有名メーカーと同等だと思います。首回りは昨年から改良を続けて、よりフィット感が高く、首への負担が少なく、防水性が高い形状を作ることができました(ここも自信ありです)。

素材のクオリティの高さは店頭で実際に触っていただければ、お分かりいただけると思います。有名メーカーよりも価格が、2~3割ほど低価格なのも魅力です。

冬に試すのが楽しみです。ロゴ無しでもOKです。10月31日まで、お値段据え置きでお作りします。(5/3ミリ、インナーネックオプション フルオーダー 税込み¥80.000)

各社ともにオーダー料無料(通常10%アップ)でお作りします。

いつも書いておりますが、ウェットの性能をきっちり引き出すには、まず身体にきちんとフィットしているといることが必要条件です。サイズが合っていないウェットは、動きにくく、防水性にも問題が出ます。

さらに、ウェットの生地や縫い目にもストレスがかかるため、ウェットの耐用年数も短くなります。(身体に合っていない部分は必要以上に伸ばされるのですから、それが生地にどういう影響を与えるかは想像できると思います)。

採寸にかかる時間は15分ほどです。どれを選べばよいかはご相談ください。ウェットスーツもテストのためにずいぶんと投資してきましたので、ご相談に乗れると思います。

例年のことですが、気温が下がると急に納期が延びてきますので、お早目にご相談ください。



今日は波やサーフボードの話よりも、まずはウェットスーツです。いい波にお気に入りのボードなんて、もう最高ですが、ウェットスーツもまた必需品。最近ジッパーの主流になってきた、ストレッチジッパーが付いたウェットを使っている方は、最後までしっかり読んで今日のお話を記憶の片隅にでも留めておいてください。いつか役に立つ日がくることと思います。

U-ZIPもストレッチジッパーですので読んでおいてください。

知らないと最悪の場合、海まで行って海に入れず、波だけ見て帰ってくることにもなりかねません。

というわけで、今朝のことです。波はすっかりサイズダウンして、セットでハラちょっと。


台風の波を期待して来た人たちが台風らしくない波にたくさん。岸から見ていてテンション下がり気味ですが、とりあえずはウェットに着替えます。

突然の20℃を下回る気温に、AXXE CLASSICのオール2ミリのオートジップフルスーツを持って行きました。一昨年に作ったやつです。これから、11月初旬くらいの季節に重宝します。


オートジップ久しぶりだなあと、ポンチョをかぶり服を脱いでウェットの背中のジッパーを開けようとしたら、ジッパーがビクともしません。

以前、塩で固まって動かなくなったことがあったので、また塩でしょうとポリタンクの水で濡らしてみますが、しばらくやってみてもどうにも動きません。

これはダメだと諦めて、STEAMERのショートジョンと長袖のジャケットに着替えます。足が寒いかと思いましたが水温がまだかなり暖かく、ロンスプスタイルで大丈夫でした。

ウェットはこれの他にゼロの1/2ミリのロンスプも積んでいましたが、普通はそんなにたくさんウェット持って行きません。他に無ければアウトです。

STEAMERのウェットでたっぷり波乗りできたのですが、オートジップはどうしちゃったんでしょう?季節の変わり目、皆さんにも同様のトラブルが襲いかかるかもしれません。皆さんに海に入れず指をくわえて見物させるような真似をさせる訳には行きません。

動かないのはココ。スライダーが一番上で固まった状態でビクともしません。


塩だったら水で濡らせば動くはずなのですが、おかしいなあとCRCをちょこっと吹いてみたり、お湯をかけてみたりしましたが、どうもダメ。

ファスナーが細いから壊れたかと思いましたが、そんなはずは無いでしょうと度が強い老眼鏡をかけ、スライダーのすき間を見てみるとなにやら詰まっている感じです。回りにかからないようにお湯をかけ、針の先でつつくとポロポロと取れてきます。

汚いなあと思いつつ舐めてみると(笑)、しょっぱい。やっぱり塩です。ジッパーにはできるだけ触らないように、針でほじくってみましたがやっぱり動かない。がっちりと固まっているみたいです。

でも塩ならば溶かせばいいでしょうとバケツに水を入れてジッパー部分を浸けておくこと20分。バケツから取り出して、ジッパーを恐る恐る引っ張ってみると元のようにスムースに動いてくれました。これで次回は使えます。

ストレッチジッパーは今は多くのウェットメーカーが採用しています。AXXE CLASSIC だけでなく、このジッパーを使ったウェットを使っている方は、シーズンの初めに使う前にジッパーがスムースに動くかどうかをチェックしてください。

ストレッチジッパーは伸縮性や柔軟性を出すために、ジッパーの歯(務歯)が細かくなっているので海水が残って、塩が付着しやすくなっています。

動かない場合は決して、チカラ任せに開けようとせずに以下のことを試してみてください。

1.水やぬるま湯をかける(軽い場合はこれで動きます)

2.それでもダメなときには熱めのお湯を回りにかからないように、細い注ぎ口などを使ってジッパーのスライダーに垂らします。

3.スライダーのすき間に挟まっているものが無いか、細い針の先などでつついてみます。詰まっていれば無理がかからない範囲で取り出します。

4.水やぬるま湯を入れた容器にジッパーのスライダー部分を浸して、20分ほど放置します。

これで開かない場合は販売店にご相談ください。

万一現場(海)で遭遇してしまったら、慌てずに(笑)ポリタンクの水で、1と4を試してみてください。塩は水に溶けますから、焦らず溶かせばそれで解決するはずです。

私のウェットは、スライダーを動かした後にも塩がたっぷりとジッパーに残っておりました。かなり固まっていたようです。きちんと洗ったつもりだったのですが反省です。


一方のSTEAMERのショートジョンと長袖ジャケットですが、良い良いと言いつつ、ここまで良いとは思いませんでした。重ね着は最近やってませんでしたが、このDTラバーのTラバーという生地は重ね着しても最高です(皆さんのにも使っている生地です)。

裏のジャージが柔らかくて肌触り良く、伸縮性が高い。パドルはノーストレスでとにかく動きやすいのです。こんなに楽だとは思いませんでした。

同じくロングジョンとジャケットのセットアップもありますが、そっちも自信たっぷりにお勧めできます。

最近は丸首が人気ですが、丸首は水が入りやすい。これから水温が下がってくるので、セットアップで3フルと同じように使いたいのでしたらエリ付きが良いと思います。

セミドライも改良を加え、かなり良くなってます。ウェットのコストを抑えたい方はSTEAMERに注目です。

ボードはこの二本。今日は8フィートのロングフィッシュの方が活躍しました。


混雑の中をなんとなく沖へ出て、いきなりセットに真ん中から三本。波の取り合いは苦手なのですが、ちょうど自分の目の前にピークが来てくれて、パドルしたらいい波。混んでる中でのめぐりあわせですよ 笑。

フィンを変えたロングフィッシュは、だいぶ慣れました。小さいフィンはルースさをコントロールするのが楽しい部分なのですが、このキールフィンでは逆にもう少しルースさが欲しいなあといった感じです。もっと乗って「ツボ」を見つければ、変わるかもしれません。

とりあえず、楽しめるというのは確かです。




お知らせ:9月19日(月)はお休みいたします。よろしくお願いします。


STEAMERのウェットスーツが出来上がりました。5/3ミリのセミドライです。昨年のスーツの首回りにさらに改良を加えました。

5ミリの起毛付きの生地を使ったウェットスーツは久しぶりです。だいぶ昔に作ったときの動きにくい、というイメージから敬遠していたというのもあります。そんな5/3ミリのセミドライですが、箱を開けて取り出したときの感想は「お、けっこう軽いじゃん」でした。

裏地は暖かそうなブラウンの起毛です。


改良した首回りはこんな感じです。首の後ろのもろもろのパーツを、一番外側の生地だけを残し他は低くして、首に当たる生地が外側のフラップ一枚だけになるようにしました。バリアネックの上をぴったりとカバーしてあげれば、水の侵入は防げるはずです。


早速着てみました。裏地付きはさすがに暑い 笑。起毛素材の保温力を実感します。暑いのでサーキュレーターを強にしましたが、良く考えたら風で涼しくなるはずはありません 笑。やっぱり暑いです。 


脱ぎ着でテンションがかかるヒザ下はジャージにしましたが、下半身を全部ジャージにしてしまう方が扱いは楽です。着るときに股間のスキンとジャージの合わせ目のところに気を遣います。下半身だけなら保温性にも問題なしです。

首回りはこんな感じで思惑どおりにばっちりです。首へのストレスがかなり少なくなって、首にぴったりフィットするので、この部分からの浸水は最低限に防ぐことが出来ると思います。


汗をかきつつ、いろいろと動いてみましたがテイクオフの動作はスムースですし、肩の動き(パドル)も楽です。

修正したい所が一ヵ所だけあったので早速修正していただいていますが、そこが直ればかなり完成度が高いセミドライスーツが出来上がったと自負しております。

あえて厚い5/3ミリにしてみたのですが、なかなかいい感じです。今年の冬が楽しみです。

STEAMERサーフスーツ 10月31日までオーダーキャンペーン開催中です。
3/3ミリ 裏起毛ラバータイプ ¥68.000
5/3ミリ 裏起毛ラバータイプ ¥76.000 
消費税込み、オーダー料込みの価格です。(インナーバリアネックオプション¥4.000です)11月1日からそれぞれ¥3.000ずつのプライスアップの予定です。

台風は明日の未明から明後日にかけて、関東地方の北を抜けて行く予報です。飛ばされそうなものは早めに片付けておきましょう。














STEAMERサーフスーツ、オーダーキャンペーン開催します。毎度、高品質素材でローコストを謳っているSTEAMERさんですが、材料コストの値上がりはいかんともしがたく、冬物から¥3.000程度の値上げを予定しています。

そこで、期間限定で価格は2021年秋冬価格で据え置きのまま、オーダーキャンペーンを開催します。セミドライスーツがオーダー料、消費税込みで、5/3ミリ¥76.000 3/3ミリ¥68.000です。



昨年のリニューアルに加えて、さらに首回りのフィット感と首への負担の軽減、そして防水性と動きやすさを高めるためにパーツの形状、生地の使い方、サイズ取りなどを変えています。

変更点はありますが基本はラバーを多く使用した、シンプルでクラシックなこのスタイルです(現在、ヒザ部分はタフジャージを使用。バリアネック仕様の場合、袖はラグランのみになります。)


下半身ジャージ、ヒザ下ジャージのオプションがあります。私自身は5/3ミリで、インナーネックバリア、ヒザ下ジャージ仕様(モモまでラバースキンです)が今年の冬ウェットの予定です。

STEAMERサーフスーツ オーダーキャンペーン 10月31日まで開催します。


春先から始めたピラティス。最初はまるでできなかった動きも、普通にできるようになってきました。体幹は腹筋ローラーなんかよりも、よっぽど効きます。気のせいか「腰痛」というキーワードから、ここ最近遠ざかっているようにも感じます。

筋力もそうなのですが、いろいろと出来るようになってくるのに付随してきたように感じるのが、背骨と股関節の柔軟性です。

立位体前屈はストレッチの準備無しで、もう少しで手のひらがぺったりと床に着くくらい曲がるし、股割りは(こちらもいきなりやって)床に顔が大分近づくようになりました。

身体はもともと柔らかい方だったのですが、歳をとってかなりぎこちなくなっていたのが、30代くらいの柔らかさに戻った感じです。

五十肩で動かない左肩は少しだけ可動域が増えて来たと思います。

不思議なもので、柔軟性を感じるとそれまでいい加減にやっていたストレッチを、かえって身を入れてやるようになっています。良い循環です。

先日の波乗りがずいぶん調子良かったので、波乗りしたくてたまりません。身体の調子が良いおかげです。こちらも好循環です。

波を素早く捕まえて、よく走ってくれる活さんのシェイプのおかげでもあります。

全体的に見れば、体力や回復力はやっぱり衰えていると感じますが、こんな感じで続けていればまだまだ楽しめるなあと多いに実感しています。

いやー、波乗りはやっぱり楽しいですね。

質の良い素材を使ったコストパーフォーマンスが高いウェットを作り続けているのが、STEAMERサーフスーツです。決して激安というわけではありません。価格はそのまま素材の質に結びつきます。材料の質を下げれば価格を安くするのは簡単ですが、着心地にダイレクトに影響してきます。

使用していただいている方には頷いていただけると思います。実感したい方はショップに触りに来てください。

昨年から改良に取り組んでいます。今年は自分でも5/3ミリのセミドライを作って冬に使ってみようと考えています。


昨年作った3ミリのセミドライ。スポット的に使った毛足が短い素材を使って、真冬にテストしてみるつもりで作りました。

内側はジッパーからの浸水をシャットアウトするバリアネックが付いています。


ジッパーを閉めるとスーツの中はこんな感じになります。こうやって見ると良く分かりますが、スーツ内へ水が入るのは首と両手足首、つまり外部とつながっている部分です。

昨年はこのバリアネックの形状と首回りの作りをリニューアルしました(画像はリニューアル後の形状です)。首回りはフィット感と防水性、背中のバリアネックはより動きやすさを考えました。

肩の痛みで年明けから海に入れなかったので、テストできたのは12月までと3月の下旬からでしたが、首まわりの防水性はかなり高くなっていることを実感できました。構造としては目新しいものは何もありませんが、ウェットスーツに求められる役割は充分に果たしています。

冬の素材は昨年までと同じ、ライテス起毛を使用する予定です。ゴン太くんみたいなやつです。


これで、5/3ミリを作ってみます。5ミリの裏起毛は動きにくくなるイメージがあるかもしれませんが、昨年作っていただいた方から「5ミリでも動きやすいです」というフィードバックをいただいているので自分でも試してみようと思います。

上の赤い起毛の3ミリは、当初の予定どおりにプレミアムブラックのインナーを着て冬にテストしてみようと思います。

とは言ってもまだ9月になったばかりですから、まずは秋物です。STEAMERさんと言えば、やっぱりこのセットアップです。

ロングジョンとジャケットで税込み¥56.100、3ミリフルスーツは税込み¥53.900。もちろんフルオーダープライスです。

水温や好みの合わせた生地の厚さはもちろん、袖にストライプを入れるなどのカスタマイズにもお応えします。柔らかいだけじゃない、いい生地使ってますよ。






今日から7月です。いつもだったら梅雨の真っただ中ですが、強力な太平洋高気圧に梅雨前線は大陸まで吹き飛ばされてもうすっかり真夏。すでに夏バテ気味で先が思いやられます。海に入るのもトランクスで暑いくらいですが、そんなときでもやっぱりウェットのお話です。

それも真冬の起毛フカフカの厚いやつです。


画像は、2022年のニューモデルのU-ZIPライトとカラージャージが使えるようになったU-ZIP(黒スキンもあります)です。パドルの軽さと動きやすさを強調したU-ZIPライトなんて、リップしたい人にはばっちりですが、そちらの話はまた後ほど。

今日は早期受注キャンペーンのお話(予告)です。

サーフボードの値段が上がっているのはご存知だと思います。オイルショックの再来と言われるほど原油価格が上がっているのが原因です。ウェットスーツもサーフボードと同様に石油製品ですので、材料のネオプレーンラバーが値上がりしてきています。

この秋冬から、AXXE CLASSICも全体的に¥5.000程度の値上げをせざるを得ない状況のようです。それでも、この値上がり状況をなんとかしたいと冬物のウェットスーツの早期受注キャンペーンを開催します。

冬の最盛期にいただくたくさんのご注文を今の時期から分散して作っていけば、製造コストの削減にもつながりますし、皆さんをお待たせする期間も短くすることができます。その分を販売価格に還元しようということです。

2022年の秋冬スーツのカタログは来週に届く予定です。いつもより1ヶ月半ほど早いと思います。その期間、会社全体の動きを早めるのは並大抵のことでは無いと思います。それはAXXE CLASSICさんがこの状況を見越して、少しでも早くスタートさせようと努力された結果だと思います。

その早めた期間の約ひと月半のあいだ、2022年の秋冬スーツの早期受注キャンペーンを開催します。

キャンペーンは2022年秋冬のカタログが到着次第スタートします(来週10日前後を予定しています)。その日から8月31日までの期間、昨年2021年秋冬の旧プライスでのご提供となります。

詳しくは、カタログが届き次第ご案内いたします。対象は、U-ZIP(U-ZIPライト、ブーツ付きも含みます)とバックジップタイプのオートジップシステムです。

今日は取りあえずのお知らせです。今年、冬用のスーツを作ろうとお考えの方は気持ちの準備をしておいてください 笑。キャンペーンの詳細は、また追ってお知らせします。しばしお待ちください。

もうひとつは、町田市の協賛でPAYPAYのポイント還元キャンペーンが今日から開催されています。一回の上限金額が¥5.000までで、20%のポイントが付与されます。¥5.000のお買い上げで、¥1.000分のポイントが戻ってきます。期間中最大10.000ポイントまでということですので、¥5.000分x10回使えることになります。

詳しくはPAYPAYサイトをご覧ください。こちらは1か月間です。7月31日(日)までの開催です。

どちらも、ぜーひご利用ください。





4月になってもセミドライで、下手するとブーツまで履いていたので、今年はどうなっちゃうんだろうと心配していたのですが、いつもの感じに戻ってきました。日差しがある時間は、3フルでは少し暑そう。梅雨に入ると曇りや雨のときにはフルスーツですが、梅雨前線が外れてしまえば一気に夏です。

夏の波乗りに必要な装備は、日差しから身体をまもる日よけと、肌寒いときに身体を冷やさない軽いジャケットやタッパーです。日よけはTシャツやラッシュガードです。今年もAXXE CLASSICのサーフTEEをご用意しています。品切れサイズはもうすぐ入荷します。

タッパーやジャケットは、やっぱり身体に合わせて動きやすい方が絶対に良いので、吊るしの既成サイズよりもオーダーをお勧めしています。お腹や腕回りなんかがきついと嫌でしょ。余計なストレスは無い方が良いに決まっています。

採寸はすぐにできますし、過去にウェットをオーダーいただいている方ならメールでもいただければ、そのサイズでお作りすることができます。少し体重増えちゃってという場合でも、よっぽどじゃなければ対応できます。


ジャケットというのは、はっきりと定義があるのかどうかは不明ですがこんな感じです。フロントにジッパーがあって、丈はタッパーよりも長め。

ジャケットはそもそもはダイビング用のものを代用していた時代、つまりフィッシュやシングルフィン、ロングボードなどクラシックなボードと一緒にリバイバルしてきたものです(たぶん90年代)。

タッパーは、丈が短くてヘソが隠れるくらいかな。ジッパーは背中にあって脱ぎ着を助けています。ZEROウェットスーツの川南正さんによると、

「おれが覚えているのは、ハワイアン、たぶんバテンス(カラヒオカラニ)たちが最初に着ていたんだと思うんだけど、へそ出しルックのやたらに短いタイプのかぶりの袖付ウェットスーツを着ていた。で、彼らはそのウェットスーツを「タッパー、タッパー!」って呼んでいた。それは1970年代の話だね。タッパーという名前はどこからきたのかはわからないけど、かぶりタイプのベストや袖付のジャケットのウェットスーツのことをそう呼んでいた。ゼロマガジン第52号」

ということですから、すでにタッパーもレトロなのかもしれません。当時の丈が短い、かぶりの丸首で、ヘソ出しルックなんてかえって新鮮です。最近、エリが無い丸首のジャケットが妙に人気なのはそのせいかもしれません 笑。


ジャケットの便利なところは上の画像のように重ね着ができる点です。もともとがそういう使われ方をされていたものなので当たり前ですが、ジャケットとトランクス、ショートジョンやロングジョンと組みわせることができます。

あれで、シングルフィンのニーボードに乗ったらクラシックかもです。

今は各メーカーともに三週間ほどで出来上がっています(STEAMERさんはもっと早いです)ので、もーし夏の準備がまだだったらご相談ください。

明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。

HAPA 懐かしい。1997年のアルバムです。




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