MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
アーカイブ
カウンター
1966年カンヌ映画祭 ショートフィルム部門 パルム・ドール受賞作品…だそうです。
Skaterdater (1965) from ENCYCLOPEDIA of SURFING videos on Vimeo.
George Greenough: Aquaman is 72 from ENCYCLOPEDIA of SURFING videos on Vimeo.
Kneeboarding in the 1970s from ENCYCLOPEDIA of SURFING videos on Vimeo.
Kneeboarding 2011 from ENCYCLOPEDIA of SURFING videos on Vimeo.
グリノウのフッテージ、結構貴重だと思います。70年代のシングルフィンニーボードの最初に出てくる人、ヤバイです(ピーター・クロフォード?…じゃないよな…)
ポール・ウィツィグ氏の三部作についてもう少しだけお付き合いください。もう少し何かでてこないかと、ネットで検索してみるとサーファージャーナルに出ておりました。
3年くらい前のこの号です。マット・ワーショー氏がこの三つの作品についてかなり面白い文章を書いておられました(読んだ記憶なし…)

(しかしこの写真はいつ見てもすごいです)
ウェイン・リンチを除いて、他のサーファーたちが短くなったボードに対応しきれていないと、私と同じことを書いてありました。私も思いましたもん「お、ジョーイ・キャベルだ!…あれれ??」って。
記事では同時代の「MORNING OF THE EARTH」や「FIVE SUMMER STORIES」と比較して、辛らつな批評をくわえながら、この三作品が持つ意味を高く評価もしています。
日本のメディアもこのくらいフェアだったらいいのにと、言っても仕方がないことをグチってみたりしますが、興味ある人はサーファージャーナル vol.20 #4読んでみてください。
サーフボードがロングボードからショートボードに変わっていく過程をこの三作品を通して見て、現代のロンガーが短いボードへ無理なく移行していくのに、必要な要因のひとつが分かってきたような気がしています。
そのうちにまとめてみたいと思っております。
すぐれたサーファーであり海洋学者でもあった、リッキー・グリッグ氏が亡くなられたようです。細い身体でかっこよく大きな波に乗る大好きなサーファーの一人でした。英語で訳がわからないながらも、彼が著した海洋学の本も持ってます。
ご冥福をお祈りします。
3年くらい前のこの号です。マット・ワーショー氏がこの三つの作品についてかなり面白い文章を書いておられました(読んだ記憶なし…)
(しかしこの写真はいつ見てもすごいです)
ウェイン・リンチを除いて、他のサーファーたちが短くなったボードに対応しきれていないと、私と同じことを書いてありました。私も思いましたもん「お、ジョーイ・キャベルだ!…あれれ??」って。
記事では同時代の「MORNING OF THE EARTH」や「FIVE SUMMER STORIES」と比較して、辛らつな批評をくわえながら、この三作品が持つ意味を高く評価もしています。
日本のメディアもこのくらいフェアだったらいいのにと、言っても仕方がないことをグチってみたりしますが、興味ある人はサーファージャーナル vol.20 #4読んでみてください。
サーフボードがロングボードからショートボードに変わっていく過程をこの三作品を通して見て、現代のロンガーが短いボードへ無理なく移行していくのに、必要な要因のひとつが分かってきたような気がしています。
そのうちにまとめてみたいと思っております。
すぐれたサーファーであり海洋学者でもあった、リッキー・グリッグ氏が亡くなられたようです。細い身体でかっこよく大きな波に乗る大好きなサーファーの一人でした。英語で訳がわからないながらも、彼が著した海洋学の本も持ってます。
Rick Grigg, 1937—2014 from ENCYCLOPEDIA of SURFING videos on Vimeo.
ご冥福をお祈りします。
昨日はウェイン・リンチが着ていたショートジョンのデザインを真似しようと、ミーハー的な見地(笑)からEVOLUTIONを引っ張り出してきて見ていました。
EVOLUTIONはオーストラリアのポール・ウィツィグが1960年代の終わりから1970年の初めにかけて、発表した三部作の真ん中の作品です。最初の作品は、このブログで何度も登場しているHOT GENERATIONです。
HOT GENERATIONはロングボードの時代の本当に終わりごろ。ロングボードのデザインとしては現在のクラシックボードに共通している部分が多く、(ロングボードを考える上で)私が一番気になっている時代だということはすでに書きました。
そして、三番目の作品がこれ。SEA OF JOYです。
EVOLUTIONを見て、その後サーフボードがどうなっているか気になって、引っ張り出してきました。
EVOLUTIONの中だけでも、作品の最後のあたりに登場するボードは冒頭のサーフボードと比べて、変わってきています。それだけ変化が著しかったということだと思います。
SEA OF JOYでは、サーフボードにはロングボードの片鱗はほぼ残っていません。でもショートボードと呼ぶには、今の感覚からすると長いです。今で言うミッドレングスの短めくらいです。
面白いと思うのは、登場するサーファーたちのライディングです。
HOT GENERATIONはロングボード。マニューバは完全にロングボードのそれです。それがHOT GENERATIONになると、急にボードが短くなりますが、登場するサーファーたちの多くがボードに対応しきれていないのです(その中でウェイン・リンチだけが独り飛びぬけている感じです。)
ボードのデザインも様々です。
そんなところが最近の流れ、ロングボードに乗っていたサーファーが短いボードに乗り換えてくるという動きと重なって見えて、とても面白いのです(違う点は、映像の中の時代から約20年間はロングボードは忘れ去られていたということです)
この三部作の中には、フィッシュのリバイバル以来、いろいろな方向へボードのデザインが進み、本当に多種多様なボードデザインが存在する今にあってどのように自分に合うボードを選び出して、どうサーフィンを楽しむかというヒントが多いにあるようで、とても興味深いです。
SEA OF JOY、続きを見たいと思います。ウェイン・リンチが乗っているボードを見ているとプリモに乗りたくなります。
テッド・スペンサーが乗っているスタンディングVELOみたいなのが気になります。タイガーさんも登場しています。
EVOLUTIONはリアルタイムでカツさんは見ているので、その前後の話を今度聞いてみたいと思います。こういう映画は時代背景を理解する必要が多いにあります。
DVD欲しい人はここで買えます。
http://witzig.com.au/surf/films/creator/1/2/774#product
EVOLUTIONはオーストラリアのポール・ウィツィグが1960年代の終わりから1970年の初めにかけて、発表した三部作の真ん中の作品です。最初の作品は、このブログで何度も登場しているHOT GENERATIONです。
HOT GENERATIONはロングボードの時代の本当に終わりごろ。ロングボードのデザインとしては現在のクラシックボードに共通している部分が多く、(ロングボードを考える上で)私が一番気になっている時代だということはすでに書きました。
そして、三番目の作品がこれ。SEA OF JOYです。
EVOLUTIONを見て、その後サーフボードがどうなっているか気になって、引っ張り出してきました。
EVOLUTIONの中だけでも、作品の最後のあたりに登場するボードは冒頭のサーフボードと比べて、変わってきています。それだけ変化が著しかったということだと思います。
SEA OF JOYでは、サーフボードにはロングボードの片鱗はほぼ残っていません。でもショートボードと呼ぶには、今の感覚からすると長いです。今で言うミッドレングスの短めくらいです。
面白いと思うのは、登場するサーファーたちのライディングです。
HOT GENERATIONはロングボード。マニューバは完全にロングボードのそれです。それがHOT GENERATIONになると、急にボードが短くなりますが、登場するサーファーたちの多くがボードに対応しきれていないのです(その中でウェイン・リンチだけが独り飛びぬけている感じです。)
ボードのデザインも様々です。
そんなところが最近の流れ、ロングボードに乗っていたサーファーが短いボードに乗り換えてくるという動きと重なって見えて、とても面白いのです(違う点は、映像の中の時代から約20年間はロングボードは忘れ去られていたということです)
この三部作の中には、フィッシュのリバイバル以来、いろいろな方向へボードのデザインが進み、本当に多種多様なボードデザインが存在する今にあってどのように自分に合うボードを選び出して、どうサーフィンを楽しむかというヒントが多いにあるようで、とても興味深いです。
SEA OF JOY、続きを見たいと思います。ウェイン・リンチが乗っているボードを見ているとプリモに乗りたくなります。
テッド・スペンサーが乗っているスタンディングVELOみたいなのが気になります。タイガーさんも登場しています。
EVOLUTIONはリアルタイムでカツさんは見ているので、その前後の話を今度聞いてみたいと思います。こういう映画は時代背景を理解する必要が多いにあります。
DVD欲しい人はここで買えます。
http://witzig.com.au/surf/films/creator/1/2/774#product
朝6時、海到着。なんだか前にも聞いたようなフレーズです。駐車場は私の他はゼロ。一番乗り。波はコシ~ハラくらいで、のんびりできそうな感じです。
ボードは最近、勝手にふたたび盛り上がっているフィッシュ。
気持ち良く、よーく滑ります。昔さんざん書きましたが、フィッシュの感覚はフィッシュの独特のアウトラインとフィンのフォイルをセッティングから生みだされます。他のボードには無いものです。やっぱりフィッシュおもろいです。
しばらく入っていると、急にサイズがあがってきました。ハラくらいだったのが、ムネカタアタマ。セットはさらに大きいのがきます。それもポンポンと何本も。
サイズが上がってきたので、新しいフィンを試してみようとニーボードに乗り換えます。前回はカツさんのトライバナナ。これが新しく手に入れた、レインボウフィンのハニカムフィン。硬くて軽いフィンです。
動きはこちらのフィンの方が軽いです。テールが広いのでちょっと心配だったのですが、ルースな感じはありません。掘れたところでもフィンが抜けるようなことはありませんでした。
スピードはカツさんのバナナフィンの方が上のように思います。ターンもバナナフィンの方が伸びます。フィンのティップにボリュームがあるからだと思います。
どちらも、それぞれの性格で使えます。今日みたいな日はバナナフィンの方がいいかな。
フィッシュもニーボードも新しいフィンもいい感じです。ニーボードは納得できたので、これでセッティング完了です。あとは突っ込んじゃうだけです。
セットの数は多いし、カレントは強いしで、散々パドルさせられましたが、楽しかったです。
朝、6時。海到着。いえ、こんなに早く来るつもりはなかったんです。朝起きて、ちんたら支度をして、のんびり走ってきたつもりだったのですが、いつもどおりの時間に着いてしまいました。
予想どおり、波は無し。

でも、30分ほど車の中から見ていると、うねりは確実に上がってきています。
うねりの向きが合っていないので、いつものポイントはダメ。崩れそうな大き目のうねりが入ってきても、反応してくれません。
もうしばらく見ていると、うねりがさらに上がってできそうな感じになってきたので、少し歩いて、うねりの向きがあっているポイントへ。
コシ・ハラ、オバケセットで肩くらい。結構遊べる波です。
今日の相棒はこの2本。アンドリュー・キッドマンのフィッシュとニーボード。
アンドリュー・キッドマンのフィッシュ、前から乗ろうと思っていたのがいろいろやっていて今日、お初です。
ずっとシングルフィンばかり乗っていたせいか、久々のフィッシュ、なんかスゴイです。
スピード付けやすいし、よく回ります。しかもスピードが落ちない。シングルと同じ感覚で前のレールから後ろのレール、と乗ってあげるとレールがかっちり効いて全くルースな感じはありません。
やっぱりフィッシュ面白いです。
フィッシュ、最近は昔のような盛り上がりは全くありませんが、そのほうがいいのかもしれません。もともと好きな人たちの間だけで乗っていけばいいやと思っていましたから。それがいつのまにかすごい流行みたいになってしまっただけです。
フィッシュ、持ってますか?あんまり乗らなくなって、ガレージの隅でほこりかぶっていたらきれいにして乗ってあげてください。
クリステンソンに頼んだフィッシュも、そろそろ出来上がってくるはずです。(お店のストックです)
フィッシュの後は、ニーボード。
去年の秋から春先までずっとやっていたニーボードですが、なんだか久しぶりな感じ。
今年作ったやつが、フィンのセッティングがまだ出来上がっていなかったのでそのテストです。ツインスタビでいいかと思っていたのですが、完全に納得がするまでには至っておらず、新しいイメージもあったのでトライに戻して試してみました。
結果から言うと、このボードはトライが良さそう。

前回は、お試しでコンポジットのトライフィンだったのでフレックスが出てしまいましたが、グラスフィンだとレスポンスが断然良くなりました。
動きも自然でスムースです。言うことをよーく聞いてくれるよい子になりました。
私のニーボードはフィンをかなり前へ持ってきているので、サイドにツインフィン用の大きなフィンがくると、効きすぎてテールがルースになりすぎてしまう感じがありました(レールエッジもピキッと入っていますし)
それを解消するのは、1.(ツインスタビで乗るのであれば)センターフィンを後ろへ下げる。2.サイドを小さくしてセンターを大きくする(つまりトライ)のどちらかだと思っていました。
ボトムはいじりたくない(FCS入れたくない)のでこのボードはトライで乗ることにいたします。
今日はカツさんのトライバナナで乗りましたが、いろいろ手に入れて試してみようと思ってます。
ちなみにオーダーいただいて、お作りした方たちのニーボードはツインスタビで問題無い位置にフィンセットしているので大丈夫です。トライでもいけますので、試してみてください(フレックスが出ないフィンで)
今日は二つ調子いいことがあったのでいい気分です 笑。
もうひとつ調子いいのがありました。
ウェットです。
AXXE CLASSICのSUL、相変わらずいいです。パドルも何もかもストレスありません。ネック回りにネックインの素材を使っているので着るのも脱ぐのもストレスはゼロです。
波乗りが調子いいのは、ウェットのおかげが一番大きいかもしれません。
予想どおり、波は無し。
でも、30分ほど車の中から見ていると、うねりは確実に上がってきています。
うねりの向きが合っていないので、いつものポイントはダメ。崩れそうな大き目のうねりが入ってきても、反応してくれません。
もうしばらく見ていると、うねりがさらに上がってできそうな感じになってきたので、少し歩いて、うねりの向きがあっているポイントへ。
コシ・ハラ、オバケセットで肩くらい。結構遊べる波です。
今日の相棒はこの2本。アンドリュー・キッドマンのフィッシュとニーボード。
アンドリュー・キッドマンのフィッシュ、前から乗ろうと思っていたのがいろいろやっていて今日、お初です。
ずっとシングルフィンばかり乗っていたせいか、久々のフィッシュ、なんかスゴイです。
スピード付けやすいし、よく回ります。しかもスピードが落ちない。シングルと同じ感覚で前のレールから後ろのレール、と乗ってあげるとレールがかっちり効いて全くルースな感じはありません。
やっぱりフィッシュ面白いです。
フィッシュ、最近は昔のような盛り上がりは全くありませんが、そのほうがいいのかもしれません。もともと好きな人たちの間だけで乗っていけばいいやと思っていましたから。それがいつのまにかすごい流行みたいになってしまっただけです。
フィッシュ、持ってますか?あんまり乗らなくなって、ガレージの隅でほこりかぶっていたらきれいにして乗ってあげてください。
クリステンソンに頼んだフィッシュも、そろそろ出来上がってくるはずです。(お店のストックです)
フィッシュの後は、ニーボード。
去年の秋から春先までずっとやっていたニーボードですが、なんだか久しぶりな感じ。
今年作ったやつが、フィンのセッティングがまだ出来上がっていなかったのでそのテストです。ツインスタビでいいかと思っていたのですが、完全に納得がするまでには至っておらず、新しいイメージもあったのでトライに戻して試してみました。
結果から言うと、このボードはトライが良さそう。
前回は、お試しでコンポジットのトライフィンだったのでフレックスが出てしまいましたが、グラスフィンだとレスポンスが断然良くなりました。
動きも自然でスムースです。言うことをよーく聞いてくれるよい子になりました。
私のニーボードはフィンをかなり前へ持ってきているので、サイドにツインフィン用の大きなフィンがくると、効きすぎてテールがルースになりすぎてしまう感じがありました(レールエッジもピキッと入っていますし)
それを解消するのは、1.(ツインスタビで乗るのであれば)センターフィンを後ろへ下げる。2.サイドを小さくしてセンターを大きくする(つまりトライ)のどちらかだと思っていました。
ボトムはいじりたくない(FCS入れたくない)のでこのボードはトライで乗ることにいたします。
今日はカツさんのトライバナナで乗りましたが、いろいろ手に入れて試してみようと思ってます。
ちなみにオーダーいただいて、お作りした方たちのニーボードはツインスタビで問題無い位置にフィンセットしているので大丈夫です。トライでもいけますので、試してみてください(フレックスが出ないフィンで)
今日は二つ調子いいことがあったのでいい気分です 笑。
もうひとつ調子いいのがありました。
ウェットです。
AXXE CLASSICのSUL、相変わらずいいです。パドルも何もかもストレスありません。ネック回りにネックインの素材を使っているので着るのも脱ぐのもストレスはゼロです。
波乗りが調子いいのは、ウェットのおかげが一番大きいかもしれません。
ある人にフェイドターンって何ですか?と尋ねられました。ロングボードはやらない人です。テクニカル的なことはボロが出るので(笑)あんまり言わないようにしてますが、フェイドターンというのはロンガーさんならご存知のとおり、ブレイクの方向とは逆にノーズを向けながら立ち上がり、一気にブレイクの方向へターンするテクニックです。
ロングボードらしい動きだと思います。
フェイドターンは自分が滑り出したところよりも奥にピークが来たとき、立ち上がってすぐにレールをセットするためのトリミングです。
立ち上がりながらターンした後は、レールを入れられるだけ波が立ち上がっているので、すぐにダウンザラインか、ノーズへ出る動き(ウォーキング)に入ることができます。そのための動作です。
下の動画ではブレイクが速いのでフェイドターンとは言えないかもしれません。きれいにフェイドターンしている波もありますが、ほとんどの波はアレックス・ノストが一瞬ノーズを岸へ向けてスピードを落としている間にもう波が掘れてきています。
ボードを波のポケットへ持っていく、カットバックやストールと同じ目的の動きだといえると思います。
フェイドターン、かっこいいですが、インサイドで波を待っている短いボードに乗ったサーファーたちは少し困ったりもします。
あんまり大きくフェイドされると、本当はどっちの方向へ行こうとしているのか分からないんです。どっちへ避けていいのかわからず、固まってしまいます。
それから、ピークの反対で逆方向へ行こうとしている人は、前乗りしてしまうかと思ってパドルを止めてしまったりすることがあります。
人が多いところではあまり縦横無尽にやらない方がいいかもしれません。ちょっとだけ振って、ちょっと待ていれば波は追いついてきます。
一番豪快なフェイドターンは、サンセットでのテリー・フィッツジェラルドの逆レールからのボトムターンか。
今朝は休息日。風と新緑が気持ちいいので裏山のベンチに寝転んで読書してみました。

仕事前の1時間。気持ちよかったです。ホトトギスが鳴き始めました。

今読んでいるのは夏目漱石。学生の頃読んだきりで、すごい久しぶりです。年取って改めていろんな作品を読み返すと若いころとは違った面白さがあります。
いろんな植物が出てきています。これはテンナンショウ。別名マムシグサです。
希少種のキンラン・ギンランは花が終わって、次に山百合が花を咲かせる準備をしています。
いい季節ですね。
ロングボードらしい動きだと思います。
フェイドターンは自分が滑り出したところよりも奥にピークが来たとき、立ち上がってすぐにレールをセットするためのトリミングです。
立ち上がりながらターンした後は、レールを入れられるだけ波が立ち上がっているので、すぐにダウンザラインか、ノーズへ出る動き(ウォーキング)に入ることができます。そのための動作です。
下の動画ではブレイクが速いのでフェイドターンとは言えないかもしれません。きれいにフェイドターンしている波もありますが、ほとんどの波はアレックス・ノストが一瞬ノーズを岸へ向けてスピードを落としている間にもう波が掘れてきています。
ボードを波のポケットへ持っていく、カットバックやストールと同じ目的の動きだといえると思います。
フェイドターン、かっこいいですが、インサイドで波を待っている短いボードに乗ったサーファーたちは少し困ったりもします。
あんまり大きくフェイドされると、本当はどっちの方向へ行こうとしているのか分からないんです。どっちへ避けていいのかわからず、固まってしまいます。
それから、ピークの反対で逆方向へ行こうとしている人は、前乗りしてしまうかと思ってパドルを止めてしまったりすることがあります。
人が多いところではあまり縦横無尽にやらない方がいいかもしれません。ちょっとだけ振って、ちょっと待ていれば波は追いついてきます。
一番豪快なフェイドターンは、サンセットでのテリー・フィッツジェラルドの逆レールからのボトムターンか。
今朝は休息日。風と新緑が気持ちいいので裏山のベンチに寝転んで読書してみました。
仕事前の1時間。気持ちよかったです。ホトトギスが鳴き始めました。
今読んでいるのは夏目漱石。学生の頃読んだきりで、すごい久しぶりです。年取って改めていろんな作品を読み返すと若いころとは違った面白さがあります。
いろんな植物が出てきています。これはテンナンショウ。別名マムシグサです。
希少種のキンラン・ギンランは花が終わって、次に山百合が花を咲かせる準備をしています。
いい季節ですね。
昨日の波は少し残ったみたいですが、私は珍しく(笑)仕事優先。明日か明後日か少しできそうな気配なので、波はそっちを期待して仕事してました。
段ボールが届くのを待って、まずは梱包職人。もう一息で完成です。明日は定休なので出荷は明後日です。週末にはお届けできます。もう少しだけお待ちください。

パンクマウスパンツもたくさん出来上がってきました。

赤いの履いて波乗りしたらこんな感じか。私なんかキャラ的にこっちなので結構似合うかも(そんなつもりで作ったんじゃない?)

ウェットのシーズンにはだいたい真っ黒ですから、トランクスの季節にはこのくらい楽しんで正解です。
パンクマウスパンツは以前よりも若干納期が長くかかってしまうので、作ろうと思っている方はお早めにご注文ください(一ヶ月から一ヶ月半程度かかります)
バードウェルは若干品切れも出ていますが、まだまだサイズ揃ってます。為替やいろんなものが値上がりして少々厳しいところですが、いまのところ消費税以外は値上げせず送料も¥500均一で頑張っております。
海水浴の人は海パン。サーファーはトランクス、もしくはサーフショーツ。昔っからトランクスはサーファーのアイデンティティです。
夏はすぐそこです。
さて、話しは昨日に戻りますがこれも今、気になっている揃えたいボードのひとつです。
MINIかMINI2。ふつーのエッグなところがいいんです。ここから始まって、ここに戻って来た、という感じもしています。波にたくさん乗れてたくさん楽しめるふつーなところがいいんです。
波乗りが少し分かってきたみたいです 笑。
さて明日はどうでしょう。
段ボールが届くのを待って、まずは梱包職人。もう一息で完成です。明日は定休なので出荷は明後日です。週末にはお届けできます。もう少しだけお待ちください。
パンクマウスパンツもたくさん出来上がってきました。
赤いの履いて波乗りしたらこんな感じか。私なんかキャラ的にこっちなので結構似合うかも(そんなつもりで作ったんじゃない?)
ウェットのシーズンにはだいたい真っ黒ですから、トランクスの季節にはこのくらい楽しんで正解です。
パンクマウスパンツは以前よりも若干納期が長くかかってしまうので、作ろうと思っている方はお早めにご注文ください(一ヶ月から一ヶ月半程度かかります)
バードウェルは若干品切れも出ていますが、まだまだサイズ揃ってます。為替やいろんなものが値上がりして少々厳しいところですが、いまのところ消費税以外は値上げせず送料も¥500均一で頑張っております。
海水浴の人は海パン。サーファーはトランクス、もしくはサーフショーツ。昔っからトランクスはサーファーのアイデンティティです。
夏はすぐそこです。
さて、話しは昨日に戻りますがこれも今、気になっている揃えたいボードのひとつです。
MINIかMINI2。ふつーのエッグなところがいいんです。ここから始まって、ここに戻って来た、という感じもしています。波にたくさん乗れてたくさん楽しめるふつーなところがいいんです。
波乗りが少し分かってきたみたいです 笑。
さて明日はどうでしょう。
シングルフィン、好きです。
書こうと思っていたことの最後の一行はこれです。これの前につながるのは、次はどんなボードにしようかということです。
C-HAG、プリモ、ダブルエンダーと乗り始めたばかりのボードがあるので、すぐにではありませんがいろいろと考えています。3本ともかなり気に入っているボードです。
まずはロングボード。もう1本揃えたいロングボードは決まっています。長さ9’4”のノーズライダーです。幅が広いノーズに幅が広いスクエアテール、大きめのフィンをたぶんグラスオン。初期のホビーのフォームボード「イースターエッグ」みたいにピグメントのレジンで固めて仕上げたいと思っています。
もう1本は短いボード。短いと言っても、頑張らなくても乗れる長さ。6.2か6.4くらいのAOBです。
シングルフィンです。カツさんのLOVEEです。
このLOVEEに6チャネルを入れてみたいと思っています。ダウンレール+フラット~VEEボトムの感触も好きなのですが、サムシング ニューが欲しいところです。
カツさんはチャネルを入れたら、レールのシェイプも変えますと言っていた(すでにチャネルを入れたボードのデータがあるんです)ので、チャネルボトムとレールの変化でどう変わるか考えるとワクワクしてきます。
ダブルエンダーのコンケーブとレールエッジの感触はかなり面白いので、同じような役割をするであろうチャネルに興味がわいております。
やっぱりシングルフィン、好きなんです。
私がロングボードでサーフィンを始めたということは何度か書きました。一番最初のボードは、9フィート。知り合いのツテで作ってもらった無印のボード。そのボードで波を上下になんとか動けるようになって、二本目に手に入れたボードがホビーでした。9.4のフィルエドワースモデル。クリアの3ストリンガーでウッドのテールブロックが付いている、当時の私には過ぎたボードでした。
どうしてホビーだったかというと、もちろんエンドレスサマー(笑)かっこいいじゃないですか、ロバート・オーガスト。
だから宝物でした。もっと上手になってから乗ろうと夢見ながら、部屋に飾って毎日眺めていました。
海ではハワイのCLASSIC SURFBOARDSのトライフィンで練習していました。8フィートちょうどでした。そのボードでマニューバを練習しました。レールが波にしっかりと入って、始めてバックサイドへ滑ることができたときのことは今でも覚えています。
長い間、クラシックなシングルフィンばかり乗っていましたが、短いボードに乗り換えてすぐにマニューバが出来たのはこの8フィートのボードで練習していたおかげです(このくらいの長さが初心者の方にはオススメです。扱いやすい8フィートくらいのボードで基本を練習して、ボードの長さを変えていったほうがいいのです)
話が反れましたが、そうやって自信が付いてから海へ持ち出したホビーのボードは格別でした。シングルフィン、ソフトなレールの柔らかな乗り心地。このボードを軽自動車のルーフにくくりつけて、いろんなところへ行ったものです。
ホビーといえば、ウレタン製のフォームボードを最初に市場へ送り出した人物として知られています。サーファーズ・ジャーナルの日本版の最新号にホビー・アルターとグラビー・クラークの話が出ていますが、それまでサーフボードの素材として使われていたバルサに代わって、発泡ウレタンの可能性に気が付き、発泡させるモールド(型)を開発し、ストリンガーを補強として入れる現在のフォームの原型を作り出した、サーフボード生みの親的人物です。
そのストリンガーに関してのクラーク氏のコメントをそのまま書き出してみます。
ファーバーグラスで覆われるフォームにこめられるストリンガーの役割について、当時、そして今なお誤解が残っているという。当然ながら、それはボードの剛性を高め、折れにくくさせている。しかしそれは多くのサーファーの想像とは異なる形でボードに強度をもたらすとクラークは説明する。
「中央にストリンガーを入れ、ブランクスの両面にファイバーグラスを巻くことで、いわゆるアイビーム効果が得られるんだ」トップとボトムを覆うファーバーグラスの層が細長い木片と接合することでサーフボードの断面上に形作られる「I」字型構造のことである。「その形状こそがボードに真の強度を与えている。ホビーはそういったことまですべて設計思想に織り込んでいたのさ」
アイビームというのは、Iビームと書いた方が分かりやすいように思います。エ型をした鉄骨がありますが、ストリンガーとグラスがこの形を取ることでバルサに代わる新素材のウレタンフォームの強度を出そうと考えていたのです。
ホビー氏がいなければ、いまの私も、ショートボード、ロングボードを問わずみなさんが使っているサーフボードも違った形になっていたかもしれません。
あらためて、R.I.P. HOBIEの思いです。
どうしてホビーだったかというと、もちろんエンドレスサマー(笑)かっこいいじゃないですか、ロバート・オーガスト。
だから宝物でした。もっと上手になってから乗ろうと夢見ながら、部屋に飾って毎日眺めていました。
海ではハワイのCLASSIC SURFBOARDSのトライフィンで練習していました。8フィートちょうどでした。そのボードでマニューバを練習しました。レールが波にしっかりと入って、始めてバックサイドへ滑ることができたときのことは今でも覚えています。
長い間、クラシックなシングルフィンばかり乗っていましたが、短いボードに乗り換えてすぐにマニューバが出来たのはこの8フィートのボードで練習していたおかげです(このくらいの長さが初心者の方にはオススメです。扱いやすい8フィートくらいのボードで基本を練習して、ボードの長さを変えていったほうがいいのです)
話が反れましたが、そうやって自信が付いてから海へ持ち出したホビーのボードは格別でした。シングルフィン、ソフトなレールの柔らかな乗り心地。このボードを軽自動車のルーフにくくりつけて、いろんなところへ行ったものです。
ホビーといえば、ウレタン製のフォームボードを最初に市場へ送り出した人物として知られています。サーファーズ・ジャーナルの日本版の最新号にホビー・アルターとグラビー・クラークの話が出ていますが、それまでサーフボードの素材として使われていたバルサに代わって、発泡ウレタンの可能性に気が付き、発泡させるモールド(型)を開発し、ストリンガーを補強として入れる現在のフォームの原型を作り出した、サーフボード生みの親的人物です。
そのストリンガーに関してのクラーク氏のコメントをそのまま書き出してみます。
ファーバーグラスで覆われるフォームにこめられるストリンガーの役割について、当時、そして今なお誤解が残っているという。当然ながら、それはボードの剛性を高め、折れにくくさせている。しかしそれは多くのサーファーの想像とは異なる形でボードに強度をもたらすとクラークは説明する。
「中央にストリンガーを入れ、ブランクスの両面にファイバーグラスを巻くことで、いわゆるアイビーム効果が得られるんだ」トップとボトムを覆うファーバーグラスの層が細長い木片と接合することでサーフボードの断面上に形作られる「I」字型構造のことである。「その形状こそがボードに真の強度を与えている。ホビーはそういったことまですべて設計思想に織り込んでいたのさ」
SURFER'S JOURNAL #23 vol.1 P58より
これを読んだとき少なからずショックを受けました。例えれば、家を作る大工が家を支える梁や柱の役割を知らずに家を作っていたようなものです。アイビームというのは、Iビームと書いた方が分かりやすいように思います。エ型をした鉄骨がありますが、ストリンガーとグラスがこの形を取ることでバルサに代わる新素材のウレタンフォームの強度を出そうと考えていたのです。
ホビー氏がいなければ、いまの私も、ショートボード、ロングボードを問わずみなさんが使っているサーフボードも違った形になっていたかもしれません。
あらためて、R.I.P. HOBIEの思いです。

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