MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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最近感じるところがあって、古い日本映画を好んで見るようになりました。昨夜は、ケーブルテレビで1923年の帝銀事件を題材にした、1964年(私が生まれた年)に作られた映画を見ていました。

昔の映画(しかも国産に限定)を見始めたのは、昔の日本に興味を持ち始めたからです。きっかけは、市川崑監督作品の「東京オリンピック」。1964年当時の東京の街並みや人々の姿の映像に強く引きつけられました。

自分はあまりにも自分が育ってきた国のことを知らなさ過ぎることに気がつきました。敗戦の混乱と貧困の中から、たくましく今の日本を作り出してきた人々のことをもっともっと知りたいと思い始めました。その手始めが昔の映画です。

欧米諸国からエコノミックアニマルと呼ばれるほど、ひたむきに経済発展と復興に力を尽くしてきた世代。そこから生まれた弊害も多かったのでしょうが、強いエネルギーを感じます。

40歳も中ごろになって初めて見た、私の父の60年代の白黒写真があります。安全靴に作業ズボン、筋肉が盛りあがった裸の上半身で土間の入り口のようなところに腰掛け、肩に大きなハンマーを立てかけて不敵な表情をしています(顔は短髪のバテンスを想像してください(笑))父は当時、九州に職が無かったので一人東京に出てきて一人で小さな作業場を持ち、鉄工関係の下請けをやっていたようなのです。父は7年前に亡くなってしまったので、残念ながら詳しい話を聞くことはできないのですが、自分が知らなかった、たくましい親父の姿を写した写真に心の底から「親父カッコイイ」と思うことができます。

昔のことを知りたくなったのは、笑ってばかりで多くは語らなかった父親の時代のことをもっと知りたくなったからなのかもしれませんが、やはりエネルギーに溢れた時代と人々を見ることは何かしら心に強く働きかけるものがあると思います。

前述の「東京オリンピック」は素晴らしい作品ですので、ぜひ見てください。

カリフォルニアリパブリックのTシャツ、アップロード作業中です。もう少しお待ちください。
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