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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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10’6”のグライダー、先日ぶつけてしまったところをリペア中です。大きいと総身に気が回りかねると言いますか、思わぬところでコツっとぶつけてしまったりします。海から上がるとき、駐車場への階段を登っているときにテールをほんの少しだけぶつけてしまいました。

ちょろっと樹脂を塗って、サンディングして終了です。自分のはそんな感じ。わざわざ職人にやってもらうほどのキズでは無いので、折を見てまとめて綺麗にしてもらいます。

11フィートのときは、ファーストライドはほぼコントロールが出来なかった記憶があったので、あらかじめイメトレをしていたらほぼその通りに乗ることができました。ボードがコントロールしやすかったのか、自分がレベルアップしていたのか、はたまた6インチ短かったからなのか、どうしてなのかは不明ですが、テイクオフからプルアウトまで、一連の流れをこなせたと思います。

ピラティスでは、自分の身体の動きをイメージしながら実際にコントロールするのがとても大事なので、そういうことを普段からやっているからかもしれません。

このグライダーの感覚はTOTOに似ています。ノーズはプリモですが、テールはTOTOそのままですし、レールはTOTOと同じダウンレール気味でソフト目に落とされてはいますが、触ってみるとボトム側に柔らかくポイントを感じます。(ショップに置いてますので触りに来てください)


TOTOは昨年から作り始めた新しいロングボードのモデルです。新しいと言ってもテンプレットの由来はクラシックで、ロングボードだけでなく7フィート代のミッドレングスサイズから作っています。

ロングボードサイズのTOTOは自分でも気に入って乗っていますが、乗っていただいている方たちからのフィードバックもポジティブなものです。クラシックタイプのロングとは違う性格で、コントロール性が高く、掘れ気味の波でもコントロールしながら滑り出して、次の動きに楽につなげていくことができます。

反応が良いので、ボードは軽くありませんが軽い加重でターンが伸びてくれます。

私はこのTOTOのシェイプで8’4”を作ってもらおうと考えています。プリモの8’4”はこのブログで散々書いているとおりに長年に渡ってのお気に入りです。それと同じ8’4”で作ったTOTOも面白いに違いありません。8’4”シリーズの新しいバリエーションです。

8’4”がお気に入りのプリモですが、9フィートプラスのロングボードサイズもロンガーさんに乗って欲しいボードです。

TOTOと比べるとレールの感触などは柔らかく滑らかですが、ボトムの長いコンケーブでしっかりとした直進性を感じます。テール回りはエッジとコンケーブの組み合わせで反応が良く、波をしっかりとホールドしてターンしてくれます。

ロングボードサイズになるとコンケーブを流れる水の感触をはっきり感じます。その水流が作り出す直進性とスピードを、エッジでコントロールするサーフィンは他のロングボードモデルにはなかなか無いと思います。かならずハマりますよ 笑。

 
プリモのロングボードは、出来上がったときにちょうどコロナが始まってしまってきちんとテストできていなかったのですが改めてイチオシです。良いボードです。

クラシックスタイルにはPIGやノーズライダーのようなモデルがありますが、TOTOとプリモはいわゆるログのスタイルから離れて、イージーパドルと速いテイクオフとコントロール性を活かし、波を滑るということを楽しむボードです。

長いミッドレングス(なんじゃそれ?)みたいなもんか。お気楽で多いに真面目。そんなのもなかなかいいもんですよ 笑。

グライダー、プリモ9フィート、TOTOはショップでご覧いただけます。
9フィート プリモ関連記事  TOTO関連記事






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朝早くはまだこんな感じ。潮は上げ気味でブレイクは厚め、人も少なくて久しぶりのグライダーを持ち出すには良さそうなコンディションでした。遠くのブレイクには誰も入っていないのでそこでやってみようと久しぶりの10フィートオーバーのボードです。



パドルのスピードは異常 笑(速い)。パドルでどこへでも行けそうな勢いでグングン進んでくれるのが気持ちが良い。あんまり進むので、目的地へ行く前にあちこちと寄り道してしまいました。波が無い日にはパドルボードで遊べます。

こんなでっかいボード、久しぶりでちゃんと乗れるのかと、緩く盛り上がったうねりにパドルすると、スーッと滑り出すあの感覚。まずはニースタンスになって、浮力が大きなボードが波の上を滑っていく感触を楽しんで、ゆっくりと立ち上がります。

潮が多いうねりは波のトップが崩れそうになりながらも、トロリとしたうねりのまま海水の斜面を保って岸へと近づいていきます。波の先へ出そうなボードを、ピークの方向へ身体を軽く開きながら体重を載せるとスムースに向きが変わって、波の奥へと戻って行きます。

岸が近づいてきたところで、半歩後ろへ下がってノーズを持ち上げ、波の向こう側へプルアウト。反応はゆっくりですが、それほど重たくありません。

フィンは9インチを付けてみました。見た目には小さめでも、特に問題は無さそうです。

普段のロングボードと同じだと面白くないので、うねりからの早い滑り出しのタイミングを掴もうと、いろいろ試してみました。ボードが大きいと滑り出しは早いのはその通りですが、大きい分、パワーも必要です。

気温と水温はこの時期にしては高めです。裏起毛素材のウェットは暑そうなので、起毛無しのZEROのエアドームでしたがそれでも暑く、顔に汗をかいているのが分かりました。ブーツも不要です。天気が良ければもう3フルで大丈夫だと思います。

暑くてのどが乾いて、頭もボーっとしてヤバそうな感じになってきたのでいったん戻って水分補給です。よっぽど水分が足りていなかったのか、500mⅼの水のボトルを一気に飲み干してしまいました。

10’6”のグライダー、とりあえずいい感じです。大きさの割にコントロールは大変じゃありません。それでもロングボードと比べて動きはゆっくりですぐに止まらないしで、人が多いところでは止めとこうと思います。今朝のように潮が多くて波が厚かったりで、人が集まっていないタイミングで楽しもうと思います。

水分補給してエネルギーも軽く補給したら、次はぐっと短く、マイナス5フィートして5’6”のニーボード。潮が引いてうねりも朝より上がってきました。

タイミングが合わず、昨年から乗っていなかったこのニーボードです。


ステップボトムもそうなんですが、他にも試みを盛り込んでもらった、AC SHAPEのシングルフィン。(どういう試みかはまた後で書きます)


いきなり5フィート短くなると違和感が凄いんじゃないか?と思われるかもしれませんが、ニーボードは別腹と言いますか、フィンを履いての海への入り方からして違うのでアタマもカラダもすぐに切り替わります。サーフィンには変わりありませんが、別の物なんです。

さっきよりもマイナス5フィートでも、テイクオフは正直申しましてニーボードの方が楽で簡単です 笑。
沖へパドルアウトして、ちょうど入ってきた数本のセット。目の前に盛り上がった波にボードをクルリと返し、キック一発で滑り出します。

滑り出してビックリです。ライン上に1人いるなと横目で見ながら滑り出したのですが、その人が避ける間もなくそこまで一直線。余裕があると思っていたら、それの上を行くスピードにビックリしたんです。

その人の横をすり抜けて、さらに先へ…。

決して誇張はしていません。このステップボトムが出来上がったときに、海外のニーボードのSNSに画像を投稿したのですが、元ワールドチャンプのアルバート・ムニョスを始め、世界のたくさんのニーボーダーから「こりゃ凄い」「飛ぶよ!」というコメントをもらったのですが、まさにその「飛ぶよ!」で「飛んでるよ!」なんです 笑。

テールから10”1/2のところにステップ(段差)が入っています。船舶のデザインを使ったもので、水流の抵抗を減らして揚力を発生させる仕組みです。

それがサーフボードのスピードで機能するのかどうかが一番の関心事だったのです。でもしっかり機能していると思います。とにかく速い。他のいろんな要素、例えばニーボードで一番やりたかったといつも言っているカービングを置いといても、このスピードは特別だと思いました。

動きも悪くありません。テールの動きを軽くする働きもあると思います。

面白いのは活さんのシングルフィンとの対比です。活さんのシングルは本当になめらかに滑ってくれて、ターンではフィンのしなり(どちらも同じ、9インチのフレックス使ってます)を多いに感じるのですが、このステップボトムではそのしなりはほとんど感じません。レール形状の違いで、このボードのフルレールのエッジが効いて、レールエッジでターンを支えている部分が多いんじゃないかと思います。

フィンはもう少し小さいもので良いかもしれません。次は小さめで試してみようと思います。

でも何を置いてもこのスピードは最高です。(二郎さんじゃありませんが)ステップボトムは本当に飛びます 笑。

そして最初に書いた、このボードのもうひとつの試みはボリュームと重量です。オーダーのときに「ブランクスの範囲内で最大限にボリュームをつけてください」とお願いしてシェイプしてもらったので、かなりボリュームがあります。

ラミネートも重量が出るように巻いてもらっています。小さいですがしっかりとした重量があります。つまりボリュームたっぷりで重たい5’6”なのです。


それは、ある大波乗りのサーファーから聞いた話(知り合いの知り合いで間接的です)で、彼が自分でシェイプしたガンは、レングスは7’2”のツインフィッシュでボリュームは4インチオーバー、本当に重くラミネートされているのですが、なんとそのたった7’2”の長さでJAWSの大波をメイクしてしまったという話です。

この話を聞いて思い浮かんだのは活さんのBOOGIEです。ノーズからテールまでボリュームたっぷりで、重たいラミネート。BOOGIEはJAWSは無理です 笑。でもBOOGIEの理論の確かさと面白さの秘密がそこに隠れていると気が付いた話でした。


このニーボードはその話から”ボリュームがあって重たい”ということをベースにしました。ステップボトムという、ハイドロダイナミクスにフィットするのではないかと考えたんですが、たぶんそれは正解だったんじゃないかと思います。

そんな訳で昨日は、二本とも最高でした。こんなボードを作ってもらえる私は幸せもんです。皆さんも、調子良いボードを手に入れたければ一度ご相談ください。





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10’6”のグライダーです。すぐに持ち出せるようにとワックスアップしました。こうやって見るとやっぱり長い。当たり前です。でも、こんなに長くなってくると乗り方も変わってきます。

グライダーに乗っていたのは、もうずいぶん前のことです。まずは乗り方を思い出さなくてはいけません。イメージはおよそ覚えているのですが、その通りに身体が動いてくれてボードを操ることができるかどうかはまた別の話です。

ロングボードがさらに大きくなっただけと思われるかもしれませんが、私にとってグライダーはロングボードとは別の乗り物です。それなりにこだわりがあるのです。

グライダーに乗っている動画はネットにいくつかアップされていますが、お手本はやっぱりスキップ・フライです。スキップ・フライが登場する映像と言って思いつくのは、90年代のビデオ、GLASS LOVEのときのスコットランド、それからトマス・キャンベルのSPROUTです。

ビデオはデッキが無いから無理、スコットランドの映像はCOLD RUSHというDVDで見られるのですが行方不明、SPROUTのDVDも…と思っていたらYOU TUBEにありました。短いシーンですが、これぞグライダーという乗り方の片鱗を見ることができます。(50:15、51:00、52:35の3シーンです)


最初のシーンのトリミング。二つ目のシーンのカットバック、三つ目はトリミングとカットバックです。どれもカッコ良くて痺れます 笑。

最初のシーンはたぶんですが、波に合わせて若干ストール気味に滑っていたのを前方の波が崩れそうになってきたので、後ろ足を前にスッと出してレールへ加重し(ボトムが一瞬見えています)ボードの位置を高めに修正してスピードアップしたんじゃないかと思います。

二つ目のカットバックは、身体を戻る方向へ開くと、長いボードがそれに従ってスムースに向きを変えていっています。必要以上に後ろ足に体重を載せたり蹴るような動きでは無いスムースな身体の使い方です。

三つ目はパラレルスタンスです。滑っている途中で前方でパドルをし始めた人がいたので後ろ足でストールしてスピードダウンしています。その後、パラレルスタンスに戻ってスピードアップ、後ろ足でストールしながらカットバックに入る動きも滑らかです。

ひたすら滑らかにスムースに、このリズムがグライダーだと思います。

しっかり乗ってやろうと思いますが、明日はどうしようか思案中です。グライダーデビューは、潮が多めでブレイクが厚い、人が少なめのコンディションが良いなあと考えてます。気象庁の明日の相模湾沖の波浪予報は午前9時で、南南西のうねり2.3m/10秒です。

ニーボードであのポイントも良さそうです。どうするかは現場対応です。明日は定休日ですので、その後はシェイプルームへ行ってきます。


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昨年から長いニーボードを作れませんか?というご相談をいただいていました。長いニーボード、つまりニーボードのロングボードです。ロングボードに乗っているとき、ニーパドルの姿勢で滑ることがあります。確かにあの感覚は悪くないものだと思いますが、問題はコントロールです。

ニーボードは、5’6”~5’10”くらいのサイズで作ることが多いです。そのくらいのサイズなら、ヒザを載せて滑らせるポジションとコントロールするポジションを同じ位置に持ってこられるので問題はありません。

それが長くなってくると、コントロールするために加重するポジションがライディングのポジションから遠くなってきます。スタンディングなら後ろ足で加重して、ということになるのですが両ひざを揃えて真っすぐ前を向いているとそうも行きません。腕を後ろへ回してテールに加重して、というやり方もありますが、それではただ座って滑っているだけで、ニーボードとは言えません。

ニーボードの形やフィンのセッティングが特殊なのは、そういう事情があります。

ボードは長くなったとしてもコントロールのポジションをヒザを着く位置、つまりボードの前方へ持ってこなくてはいけません。ロッカーやボトムのデザインはイメージ出来るのですが、コントロールの要となるフィンのセッティングが難しい。

トライフィンはフィンの近くに加重してコントロールする必要がありますから、乗る位置に近づけてくると(前方へ持ってくると)センターフィンが役に立たなくなってきます。

それならばセンターフィンが無いクアッドか?と考えましたが、クアッドはセッティングが微妙で厄介です。それを、おそらく誰もやっていないと思われるロングニーボードで、いきなり試みるのはリスクが大きい。

さて、どうしようと数か月のあいだオーダーシートをPCの横の壁に貼り付け、忘れては思い出しを繰り返しながら考えていたところで出会ったのがフェイスブックの動画です。埋め込みが出来ないのでリンクを貼っておきます。
https://fb.watch/ra4x0c_0pL/

楽しそうに滑ってるじゃないですか。早速、ボード見せてください!とメッセージを送って、撮影してくれたのがこの画像です。ボードはもともとSUPでサイズは265cmということだったので、8’8”くらいです。


何よりフィンです。漠然とハルのようにフィンを前に持ってきたシングルフィンも考えていたのですが動きが重そうで、なんとなくニーボードっぽく無いなとそこで思考が停滞していました。(シングルスタビはどうも私のアタマの中には無いらしい)

サイドフィンがあればニーボードっぽくなりそうです。ついでにサイドフィンの少し後ろにフィンを付けられるようにしておけば、クアッドも試すことができるかなあ~?と色気を出したりもしています。

アウトライン、ロッカー、ボトム(はオールVEEか)、フィンの位置など、具体的に形にするには課題が盛りだくさんですが、俄然やる気が湧いてきました。長さは8’6”~8’10”くらいの予定です。上手く行くと思います。

活さん、また悩ませてしまうと思いますが、よろしくお願いいたします。



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AC SHAPEの新井くんからニューボードのシェイプ画像が届きました。二本目のVEEボトムです。レングスは一本目と同じで、8フィート6インチ。アウトラインも同じです。


もちろん同じボードを作った訳じゃありません。ボトム側です。


最初のVEEボトムはこれです。


ボトムのVEEをパネルに分割して、コンベックスボトムをフラットなパネルの組み合わせで構成してみようという試みです。ハルのコンベックスボトムでも同じことをやったの覚えてますか?(いつだっけとブログを見返してみたら15年前 笑)

トライプレーンハルもハルボトムから同様の理屈で作られたものですが、これはVEEボトムからのモディファイなので、トライプレーンハルとはパネルの構成バランスが違います。

トライプレーンハルはそうでしたが、曲面のコンベックスボトムを平面で分割構成するとコントロール性が高まってきます。プレーニングエリアが明確になるのでスピード性能も同時にアップします。(これにコンケーブを組み合わせたところから生まれたのが活さんのプリモのボトムです)


VEEボトム、乗ったことありますか?8’6”でもニーパドルできる安定感があって、走り出すとコンベックスボトムのスムースさとスピードに驚くと思います。トリミングが面白いボードだと言うこともできます。ロンガーさんにぜひとも乗ってもらいたいデザインです。

8’6”はロンガーさんにオススメサイズですが、ミッドレングスサイズでも作ることができます。サイズはご相談ください。



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昨年の秋から始めたピラティスの指導資格の勉強も5ケ月が経ちました。最初に比べると身体はだいぶ動くようになってきたと思います。波の上での身体のパフォーマンス向上にも多いに効果があることを実感しています。

ランニングや筋トレよりも波乗りには良く効くと思います。それだけでなく、腰痛や五十肩の改善にも効果が出ています。20代の終わりごろからずっと腰痛持ちだったのが、還暦近くになって痛みが消えたのは嘘みたいです。

QOLって言うんですか?痛みが無くなるだけで、生活の質も多いに向上します。ランニングや筋トレと比べても、そんなにきつくないレベルで効果が出ます。どうしてピラティスが良いのか?と考えてみましたが、その理由はおそらくその「きつくない」というところにあるんじゃないかと思います。

それはおそらくインナーマッスルに重点を置いて、と言うよりも自然とインナーマッスルを使うエクササイズだからだと思います。チカラが大きく入ったりスピードが速い動きだとアウターマッスルが働いてしまいます。

きつく無いからインナーマッスルに効いてくるのです。

インナーマッスルというのに明確な分類がある訳ではありません。身体の奥の方、骨格により近い深部にある筋肉のことです。アウターマッスルに比べると小さくて弱く、地味な存在です。地味な存在ですが、インナーが硬くなったり弱くなったりするとアウターの動きに支障が出るようになります。

15秒の短い動画です。インナーマッスルの概念はこんな感じだと思っています。


チェーンだけで自立してしまうのがとても不思議ですが、インナーマッスルはこんな感じで常に緊張状態を保って骨格を内側から支えている存在です。アウターの強い筋肉がそれを動かしています。インナーマッスルが正常に機能しないと身体のバランスが崩れるのが想像できると思います。

バランスが崩れるとそれを補おうと他の部位の負担が大きくなった結果、その部分に痛みが出てくるんだと思います。インナーマッスルの正常な機能を取り戻せば、全体のバランスも良くなるはずです。

身体を動かすときにはアウターの大きな筋肉に意識が行きがちです。アウターマッスルが正しく動くためにはインナーマッスルの支えが不可欠です。

逆に考えると、インナーマッスルがしっかり機能して身体の姿勢を保持することができていれば、アウターマッスルはそれだけ楽に動けるということです。可動範囲も広がります。

最近、多いに実感しているのがそれです。

この方が私が学んでいる流派のグルですが、ピラティスではこういう動き、お尻で座って身体をVの字にする動きがたくさんあります。


試しにこの動きやってみてください。普通だとアウターマッスルで考えて、腹筋やモモの前の筋肉で動こうとすると思いますが、それだけではかなりのパワーが必要で、なかなか出来るもんじゃありません。

この動きもインナーを意識して使うようにすると、モモ前の筋肉も腹筋もそれほどチカラを使わなくてもすんなりと出来るのです。アウターを鍛え直さなくてもできるようになるのは不思議だと思いませんか?

上の動きで重要なのは大腰筋と腸骨筋、いわゆる腸腰筋と呼ばれるインナーマッスルです。股関節を曲げてモモを持ち上げてくる動きの奥にある筋肉です。この筋肉に意識が行くと、私の太くて重たい脚がフワッと持ち上がってくるから不思議です。

カットバックで後ろの脚で蹴る意識が無くなったと書きました。それも同じことだと思います。インナーマッスルが姿勢をキープしてくれるから、アウターマッスルでより効率よくボードに体重を載せられるようになっているんだと思います。

ネットでググるとインナーマッスルのトレーニング法はたくさん出て来ますが、ピラティスが手法も確立していて手っ取り早いと思います。

腸腰筋、多いに使っていそうです。(写真はLEGLESS.TVから)サンディエゴのニーボーダー、レックス・ホフマン。バード・ホフマンのお兄さんです。ボードはリズフィッシュかな。



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新しいウェットスーツが届きました。胸まわりにジッパーを配するという全く新しいアイデアで、「動きやすさ」と「防水性」、「着脱の容易さ」というウェットスーツに要求される重要なファクターを数段階上のレベルへ引き上げた、AXXE CLASSICのU-ZIPスーツです。

そのU-ZIPの動きやすさをさらにアップしたのが、このU-ZIP EVOモデルです。上の画像を見ていただくと分かると思いますが、身体の前部はヒザから腹、胸を通り、肩を回って背中の肩甲骨まで縫い目が無い一枚の生地になっています。そこから尻部の耐圧ジャージを使用するところまでも縫い目は無く、身体の前と後ろは二枚のネオプレーン生地で構成されています。

縫い目を減らし接着面と縫製を減らすことで、ネオプレーン生地の気持ち良い伸縮性でそのまま身体を包み込むように作られています。縫製部分を減らすことでよって柔軟性をより高めると同時に、耐久性も向上させています。

着脱のためのジッパーユニットを内部に収納することで生地の縫製ラインを無くし、ジッパーのレイアウトを変えてパドルのストレスをさらに軽減しています。


これはセミドライのU-ZIPです(通常はダブルネックですが、これはシングルネック仕様です)U字にレイアウトされたジッパーのラインが違っているのが分かると思います。


真冬の過酷な気候条件下で使われるセミドライスーツでは、防水性と保温性という絶対的に必要な条件を確保した上で、最も動き易いベストな位置にジッパーと胸部のジッパーユニットの縫製ラインがレイアウトされています。

水温が比較的高い季節に使用するジャージのスーツでは、保温の面で必要とされるレベルが下がってくる分、動きやさを強調することが可能になります。それがこのジッパーのレイアウトの形状と、前身ごろの一枚の生地という形になっています。

こんな画像ですいません。実際に着てみると軽さと動きやすさがよーく分かります。胸回りと肩回りは少し余裕がある作りで、袖は腕を上げたときの型紙になっているので、パドルの動きは本当に軽いです。


脇パーツにカラージャージを使ってみましたが、なかなかいい感じです。ちなみにスレートという色を使っています。

表地は漁網からのリサイクルジャージで、裏地はこれまで廃棄されていた残り糸を原材料に再紡績したリサイクルジャージを使ったPCX+というジャージです。表地は若干粗い手触りですが。肌に触れるジャージはプレコンシューマー、つまり製品として利用される前の端材のリサイクルなので、とても滑らかな肌触りです。

裏地には「EVO」の文字がプリントされています。首回りは防水性を考えて裏地にラバーを使っています。上のセミドライスーツも同様の仕様ですが、実際に防水性はほぼ完ぺきで真冬でも冷たい水が入ってくることはありませんでした。(サイズが合っていないとダメですよ)


ジャージのフルスーツは以前使っていたSUL(スーパーウルトラライト)以来ですが、やっぱり柔らかい着心地です。SULは本当に軽くてお気に入りのスーツでしたが、このPCX+のU-ZIP EVOもフルフルしていて快適な着心地です。

まだ海で着るには早いですが、これからの季節の楽しみが出来ました。

AXXE CLASSICは5月6日(月)までオーダーフェアを開催しております。このEVOモデルはジャージ限定ですが、従来のU-ZIPはラバースキンのスーツもあります。バックジップもオススメです。

詳しくはサイトを下のリンクからご覧ください。

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お知らせ:3月26日(火)はお休みいたします。よろしくお願いいたします。

KSUSA「KNEEBOARD SURFING U.S.A.」の20周年を記念して作られた映像です。私がニーボードを始めたばかりで分らないことばかりだった20年前もそうですが、ニーボーダーというマイノリティにとっての貴重な存在であり続けています。


パドルとキックで波のキャッチがイージーで早く、その気になればショートボードよりも速い動きのマニューバができて、フルレールのカービングは最高。ただ滑るだけでも波のすぐ近くでスピード感たっぷりのクルージングが楽しめるなんていう乗り物は他には無いと思います。

ニーボードやってきて本当に良かったと思います。歳取ってきたらよりそんな気持ちが強くなってきたように思います。





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久しぶりの旅行でした。コロナ禍になる直前に台湾へ行って以来なので4年ぶり。伊勢参りと名古屋の街を楽しんできました。お伊勢参りと聞いて思い浮かぶのが落語の珍道中話か、はたまた人情話くらいのバチ当たりな私のお楽しみはどうしても食べる物になっちゃいます。

伊勢市駅前、午前7時到着。そんな早い時間から営業してくれているお茶屋さんで、参拝前にお粥をありがたくいただきます。


伊勢神宮本殿。萱葺で塗りも無い木地そのままの質素な造りです。参拝はしても、個人的なことを祈ってはいけないそうです。そんなことは知りませんでしたが、なんとなくそんな願い事をするような場所では無さそうな気がしたので、ただ無心に手を合わせていました。


参拝のあとは腹ごしらえ。伊勢うどんです。柔らかくゆでられた太い麺に濃いめの出汁をかけただけ。混ぜると醤油の色になります。私はうどんつゆが透明な地域で育ったので、うどんと言えばそれなのですが、ちょっと変わったこのうどんも美味しくて、好きになりました。


そして、伊勢と言えばこれです。昔から大好きです。


腹がふくれ、参道に立ち並ぶ店を見物しながら歩いたあとは宿泊するホテルへ移動。

風呂にゆっくり浸かり、レストランで頼んでおいたテイクアウトのピンチョスや生ハム、パエリアとクラフトビールを居心地の良い部屋でいただいた後は、朝までぐっすりでした。


翌日の朝ごはんは、朝っぱらからケーキのブッフェ 笑。ようかんをつまみに焼酎飲める私は、何を隠そう大の甘党です。朝からスィーツなんて最高です。


罪悪感と満足感にたっぷり浸ったあとはバスで名古屋へ。初めての名古屋はやっぱりコレじゃないかと…。東京の蒸しが入るうなぎはどうも物足りない私には久しぶりで最高でした。


金のしゃちほこが光ってます。


夜はどて焼き。どうして「どて焼き」なのかは不明です。名古屋の赤だし味噌でよーく煮込まれたおでんです。これに味噌カツ。それにサッポロの赤星。飲兵衛の血が騒ぎだすのをなんとか押さえ、ビール二本で止めました。


いい気持ちの初名古屋の夜でした。


モーニングセットは小倉トーストかなあと思って、古そうなホテルの喫茶店に入ったらクロワッサンに小倉で、これもまた良しでやっぱり朝から甘いもの。


新幹線に乗る前に食べて行こうと、最後は手羽先唐揚げと名古屋コーチンの親子丼のモツ入りバージョン。




食べ物の文化圏としてはこれまで馴染みが無かった名古屋ですが、美味しいものばかりで体重増やしそうでヤバいです。あらかじめその分を減量してから、またイロイロと食べに行きたいです。





前回、遭遇した波が忘れられません。パドルアウトしながら見たセットの波。沖から近づいてきたうねりが急に立ち上がり、リップを前方へ飛ばしながら崩れていく光景が眼の奥に焼き付いて離れません。

あの波をニーボードで走ってみたいのです。同じリーフで過去に何度か波乗りしたときの記憶も合わさって、自然と気持ちが高揚してきます。波乗りしたくてじっと座っていられない感じ、腰のあたりから背中にかけてムズムズしてきます 笑。サーファーの皆さまなら良く知っていると思う、あの感じです。

次から必ずチェックするようにします。楽しみがひとつ増えました。楽しみはたくさんある方が人生楽しいもんです。常にニーボードはクルマに乗せておくことにします。


活さんもニーボードへのモチベーション高そうです。お願いしていた私の次のニーボードにどちらのブランクスを使うか検討中です。


レングスは5’7”~5’8”でトライフィン。シングルウィングのラウンドテールです。ボトムを今まで使ってきた一連のニーボードと変えてもらおうと思っています。

それに合うのはどちらのブランクスなのか、活さんがどちらを選ぶのか、そういうことも楽しみのひとつです。



明日から土曜までお休みします。お伊勢参りに行ってこようと思います。24日(日)からは普通通りに営業します。

伊勢うどんが楽しみです。


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