MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
カレンダー
02 2019/03 04
S M T W T F S
4 6 7 9
12 14
17 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
最新コメント
無題(返信済)
(03/20)
(03/03)
新作(返信済)
(01/29)
プロフィール
HN:
menehune
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば50歳もなかばに近づきつつありますが、浮力を頼りにしながらもカラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
バーコード
カウンター
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

マリブサーフボードのヴィンテージボードが入荷しました。60年代にロングボードの時代からサーフボードを作り始めた、純国産のサーフボードメーカーです。

活さんはマリブの「コンペティター」というロングボードのモデルに乗っていたそうです。「けっこう調子良かったんですよ」とたまに話題に上ることがあります。今回のボードのは、その後のトランジション期に作られた当時のショートボードです。

マリブサーフボードのことは、これまでにも何度か雑誌などで取り上げられているのでご存知の方も多いと思います。

マリブサーフボードは1960年代に本格的な工場生産によってサーフボード製作をスタートさせた、日本で初めてのサーフボードメーカーとして知られていますが、カリフォルニアのデューイ・ウェーバーでシェイパーとして働いていたタック・カワハラ氏を招いて技術を学んだとは言え、すべてを国内生産でまかなうのは並大抵の苦労ではなかったと思います。

最初のボードは1963年だったそうです。アメリカならいざ知らず、日本は戦争が終わってまだ20年経っていない時代です。

現在のサーフボード製作の現場を見ると、使っている材料はほとんどが海外からの輸入です。55年以上の昔に、それをすべてゼロから国内生産で作り出したのですから、その情熱たるや(資金も)ものすごいものであったと思います。

そんなことを考え併せていくと、この古いサーフボードに、日本の新しい時代への夢や期待がこめられているのを感じます。そういうものが溢れていた時代に作られたサーフボードだと思うとワクワクしていまうのは私だけ?

面白いのは、このボードのボトムにうっすらと残っている文字です。おそらくマジックペンでボトムの表面に書かれたものが微妙に色焼けとして残ったものではないかと想像しています。

書かれているのは、ある住所です。英語表記っぽい書き方になっています。筆跡はどう見ても日本人です。

○○○○BANCHI MORIMACHI ISOGO YOKOHAMA で、名前も書いてあったように思われますが、それは判別できません。つまり、横浜市磯子区森町○○○○番地 ということです。

調べてみたら、森町というのは古い住所表記で、それが現在の磯子区「森」と「森が丘」に変わって、1丁目、2丁目というように住所が分けられたようです。

変わった時期は、1971年となっていました。

ということは、この住所を書いた人は1971年以前にこのボードを購入した、(おそらく)オリジナルのオーナーだという推測も一応は成り立ちます。

だから、どうした?と言われてしまえば、別にそれだけですと答えるしかないのですが、こういうところがヴィンテージの面白さだと思っている私です。

それが作られた昭和40年代、どんな世の中で、どんな街並みで、どんな人がどんな服を着て、どんな車に乗って海へ行っていたんだろうというような想像の翼がひろがるところを含めたのが、ヴィンテージの魅力です。雰囲気というか、気配というのか、新しいものには無いものだと思います。

フィンは、当時の純正品がきれいな状態で付いています。


60年代終わりごろのFINS UNLIMITED社のフィンシステムに似ていますが、フィンもBOXも自分たちで作っているところに頭が下がる思いです。


チキンラーメンの次は、マリブサーフボードで朝ドラどうでしょう。

MALIBU SURFBOARDS Royal Hawaiian model





朝、クルマのフロントガラスに付いた霜を溶かそうとかけたお湯が、流れ落ちたコンクリートの上でそのまま凍り付いていました。おとといから二十四節季の寒の入りで、今が一年で一番寒い時期です。寒さは本番ですが、冬の波乗りもこれからが本番です。

明日の午前8時の風向と風速の予想図。明け方よりも北寄りが強まりそうですが、なんとか残るか?


海へ行ってみようかと思っていますが、冬場つらいのは朝の四時に暖かい寝床から出るときと、オフショア(北風)に吹かれながらウェットに着替えるとき。そこをクリアすればOKです。

海の中では寒くもなーんともありません 笑。真冬の海での強い味方のおかげです。

ゼロのエアドームと、昨年、ネックインスーツに続くモデルとして人気が高いAXXE CLASSICのロングチェストジップです。

ゼロは裏起毛無しのオール3ミリですが、冬場はSURFGRIPのエアスキンインナーを中に着ていれば大丈夫です。


このインナーの特徴は素材(右側の画像)にあります。おもて側は滑りが良く、ウェットの着脱がしやすいラッシュガードと同じナイロン素材ですが、裏面はクロロプレンラバーになっています。

ラバー面は熱反射コーティングされていて、断熱性と保温性に優れています。当然のようにラバーは、水も風も通しません。ウェットの内部に海水が入ったとしても、このインナー上への浸水ならそれが肌に直接触れることはありません。(上の画像で水が表面に水滴になっているのが分かると思います)

風を通さないので、海からあがって着替えるときのあの寒さはかなり軽減されます。起毛だけのインナーよりもはるかに楽です。

厚みは、0.5ミリでウェットの下に着用しても気にならない薄さですが、その薄さでも破たりしません。ここ数年、私がインナーに着用しているのはご存知だと思いますが、破れもヘタリもありません。

普段の取り扱いは画像のショートジョンタイプになります。半袖や長袖の袖付き(パンツは別になります)は、2~3日でお取り寄せできますのでお申しつけください。

寒い日に、長袖(ロンTタイプ)のインナーで、春秋用の3ミリのジャーフルを着て実験をしたことがあります(プラス、ブーツとグローブ着用)。3フルだけでは確実に寒くて入っていられないような日でしたが、若干ひんやりはしたものの波乗りできました。(この日です。2014年12月のブログ。)

今の季節ジャーフルで入ろうという人はあまりいないと思いますが、通常のセミドライタイプでしたら、ショートジョンで十分だと思います。

ブーツやグローブを感覚が変わるといって嫌う向きもありますが、これは慣れの問題です。先ほどの3フルとインナーの実験で海に入っていられたのは、ブーツとグローブの威力です。

ブーツを嫌いな方、今のブーツ進化してますので。

立ち上がるときに、引っ掛かりません。足袋みたいな着用感なのですが、簡単に裏返せるのもその証拠(いつまでも乾かずにクサクなったりしないという利点もあり)。足首バンドを使えば浸水は大幅に軽減されます。

自分もそうですが、腰痛が気になる人はブーツが大切です。足冷やすと腰にきます。

それから、グローブです。

グローブすると顔を触れなくなりますが、寒さに対してはかなり強い味方です。水をかぶったり、落っこちて水の中から出てくると、手で顔の水を払いたくなりますがそれはほんの少しのあいだです。数秒のあいだ触りたいのを我慢すれば水は勝手に流れていってくれます。

手が寒いと肩にきます。肩こりの原因です。手がかじかんでドルフィンのときにボードを離してしまうこともありません。

メイドインジャパンで縫製しているのでグローブ、安くありません。でも長く使えます。自分で今使っているグローブ、ブログをさかのぼってみたら2010年頃から使ってます。縫い目から水が浸みてきますがグローブは手先だけのせいか、それはあんまり関係ないみたいです。それを冷たいと感じたことありません。

ブーツ、グローブに加えてこれもあります。ここまでやれば完全防備のフードです。


ブーツ、グローブ、フードの完全装備なら、風が吹いても水が冷たくても関係ありません。風も寒さも外の世界のことになります。寒くないというよりは、わかんないという感じです 笑。よく、海から上がって歩いていると、これから入ろうという人に「水冷たいですか?」なんて尋ねられたりしますが、そう聞かれて初めて「あれ?冷たかったっけか?」となって「よくわかんない」と答えたりするのです。

かぶっていると風も感じないので「外の世界とシャットアウトされている」という感覚が一番近いと思います。首回りを覆うので、マフラーのようになるし、ウェットスーツのネック部分からの浸水が気になるときにも有効です。サーファーズイヤーの予防にもなります。

商品名「ストレスフリーフード」のとおり、かぶったときのストレスはほとんどありません。かぶりものが嫌いな私でも平気ですから。

ブーツ、グローブ、フードに関しては、メーカーのストックは主要サイズはほぼ品切れ状態ですので、店頭にあるものが無くなったら終了です(インナーは大丈夫です)。

腰痛、肩こり、サーファーズイヤー予防などなど、寒さによるダメージを少しでも軽減するには装備が重要です。
BEACH STORE SURF GRIP ブーツ&グローブ


天皇の崩御にしたがって昭和という時代が終わり、平成という元号が発表されたのがちょうど30年前の今日。1989年のことです。私はまだ24歳。社会人になってまだ一年目の若造でした。

あれから30年経つんだなあと思うと、感慨深いものがあります。

YOU TUBEを探してみたら、当時の映像がありました。見ているとその頃の空気感みたいなものがよみがえってきます。私は街の声でインタビューに答えている若者と同じくらいの年代です。日本中がシンとしてしまった感じで、いたるところに半旗がかかげられていました。鈴木史郎アナウンサーが若い。


あるご家庭の反応。おばあちゃんたちの会話をよく聞いていると面白いです。「え? へいせーぇ?」およそ皆さんこんな感じではなかったかと…。左側のおばあちゃんが、大正から昭和になったときも「え?しょうわあ?」みたいな感じだったもんね、と言っているのがすごいなあと…。

新しい年号になるときもたぶん、同じような感じなんでしょうね。

鈴木家の皆さんがブラウン管のテレビでみていた映像がこれです。平成おじさん、小渕官房長官。


ついでに平成元年のヒット曲。ほぼ全部知ってます。

やっぱり好きなのは、この時代のサーフィンです。サーフィンの雑誌を見てもロングボードなんてまったく出ていない時代に、60年代のサーフフィルムを見て「コレがやりたい!」と思いつめてサーフィンをはじめた私です。

最初はボードの長さの違いなんて分かりません。Dフィンもトライフィンもツインフィンも、ただ「サーフィン」です。

分かった違いは、波に乗っているときのカラダの使い方とボードの上を歩いているぞ(ウォーキング~ノーズライド)ということ。そして、ボードの上に正座をしてパドリングしている(ニーパドル)ことくらいでした。

それがとてもかっこよかったのです。

昨夜は fire TVでこの動画を見ながらテレビの前で、思わずカラダの動きをイメトレしていました。

動画には名前が知られているところでは、マイク・ドイル、スキップ・フライ、ドナルド・タカヤマ、フィル・エドワース、デューイ・ウェバー、アーニー・タナカ、ウェイン・ミヤタ、ローバート・オーガスト、ミッキー・ムニョス、マーク・マーティンソン、スティーブ・ビグラー、バリー・カナイアウプニ、リッチ・チュウ、ラスティ・ミラーらが登場しますが、それ以外のサーファーたちもみんなきれいな波乗りをしています。

チカラを入れるのはヘソから下。顔はまっすぐ前を向けて背中は丸めず、背筋をのばした上体は下半身の上に乗せてるだけのイメージ。腕は動かしますが、ヒジはできるだけ伸ばし切らないように意識します。カーディガンを袖を通さずに肩にかけたまま、ずり落ちないくらいの腕の動きがかっこいいのです 笑。

これも、同じ撮影者の同年代の映像ですが、ピアの上からの映像はターンのときの後ろ足の使い方が良く分かります。

個人的には、この映像のブッチ・リンデンが好きです。
2019年の営業、スタートしました。今年もどうぞよろしくお願いします。と言っている間にもうあさっては七草。月日が経つのはほんとうに早いものと文章が続きそうではありますが、それなりに長く感じているのが最近の私です。

ぼんやりしていると、それこそ時間は何も残さずにあっという間に過ぎ去ってしまいます。時を惜しむことを忘れているとそうなります。今年で50代のちょうど中間ですが、ここ2~3年、時間をとても惜しく感じるようになりました。

時を惜しんでとにかく無為に過ごさない。自分の回りを見回せば、やるべきことはたくさん見つかります。仕事、波乗り、食べること、家のこと、読書、トレーニング(とその後のケア)、やることはたくさんあります。

そんなことをそれぞれ大切にこなしていくと、月日が経つ速さの感じ方が少し遅くなるみたいです。

そんなことを言いつつ忙しいのは好きじゃありませんから、ボーっとする(瞑想やら)のも忘れてません。これも私には大事。時間を決めてボーっとしてます 笑。


やりたいことはたくさんあります。当面、差し当たっては年末にアウトラインを引いた、カラーフォームストリンガーのNEW PIGです。

自分用にはシダーの3/4インチストリンガーを頼んでいます。ずっと考えていたフィンは、今回はウッドフィンで行きたいと思ってます。ブランクスの出来上がりが楽しみです。

どちらもかなりコテコテのクラシックなロングボードになると思います。


そして、昨年末に一度だけ乗った6.8のビッグフィッシュ。身体ヨレヨレの状態でも、いいレスポンスを返してくれたことに久々に胸が高まっています。乗り込んでいきたいと思っております。

凍えた手を滑らせて、ちょっとぶつけてしまったので、きれいに直してあげようと年末から入院中ですが、戻ってきたら6.9のプリモのシングルフィンと一緒に出番増えると思います。


まだまだあります。自分のばかりでスイマセンがいろいろ乗ってみるのは大事かと考えているそれは、8.0のプリモ。お気に入りのいつもの8.4じゃなくて、今回は8.0で試してみようと考えています。


その他にもありますが、まずはこの辺からスタートするとして、もうひとつ大事なことが、カラダ。何をするにもココがしっかりしていないとだめですが、年々衰えるのも事実です。

回復は遅いし、腰痛はひどいし、そもそもたいした身体能力があるわけじゃありません。それでも、自分なりに考えて動けるカラダをキープしていきたいと思ってます。


こういうことを一つずつ丁寧にやっていると、時間が経つのはあっという間に感じられます。でもそういう時間には厚みがあります。あとになって思い出すと、無為に過ごしてしまったときよりも、長い時間に感じられるものです。

いい一年にしたいと思っています。2019年もどうぞよろしくお願いします!

すっかり年末、年の暮れです。それでもやっぱりアタマの中は、サーフボードのことばかり。昨日は今年最後のシェイプルームでした。新しいシェイプの依頼、フォームの確認、変更事項の伝達などなど仕事らしいことを済ませ、活さんを囲むお歴々とランチに行こうということに。

皆さんの到着を待つ間、時間があるので先週届いたブルーのカラーフォームのブランクスにアウトラインを引いちゃおうということに。


このボードはストックでショップに置いておくつもりですが、前回作ったPIG(これです)と少し変えてみようかと考えていたところでした。新しいものを作るのに、願ってもないチャンスゲットでした 笑。

アウトラインを引くのはプレーナーで皮むきして、面を整えてからが通常なのですが、まだアイデアの段階なので、そのままの状態で試し引きです。

私が考えていたサイズでアウトラインが淀みなく、きれいにつながるかどうかということです。まずはサイズにしたがって、ブランクスにマーキングしていきます。引かれた線に小さく点が見えます。ほんのこれだけですが、もう散々に考えた末の位置なのです。


マーキングした位置を基準にテンプレットを当てて、アウトラインを引きます。


テールからのラインが、ノーズのサイズに合わせたテンプレットにスムースにつながってくれそうな気配。


外へ持って行き、遠目に見てチェックしてみますが、どうやら一発OKみたい。自分のイメージどおりです。最近ようやくにして、このアウトラインを作るということを理解してきたように思います。活さんがアウトラインの見方を説明してくれているのが影になって地面に写っています。貴重な体験ですが授業料は無料。


それでも、もうひとつ考えていたテールのラインがあったので、そっちも試してみます。微妙に修正されているのが見えますか?


テールのラインがほんの少しだけ内側へ入って細くなりました。テールが広い方がよりPIGっぽい形になりますが、イメージしていたものに近いのはこっちかな。

活さんもこっちの方がいいんじゃないということで、これに決定です。良いもの出来そうです。レッドシダーストリンガーのブランクスを待ち中の自分のPIGも、これと同じにします。

今回はレングス9.6です。変えてみようと考えたのは幅です。以前にも書きましたが、60年代のボードを見ていると、現在のクラシックと呼ばれるロングボードよりも全体的に細身です。

いままでのフラットなロッカー + Dフィンで、60年代に近づいたと思います。残る違いは「幅」だと思っています。FLAT + Dには幅が広いアウトラインの安定性よりも、(誤解を恐れずに言えば)幅が細い不安定さが、よりボードにコントロール性を与えていると思います。

ノーズコンケーブは入りません。より60年代のボードに近いライディングフィールで、昔の人のようにサーフィンをしたい方はご期待ください。

今年最後のシェイプルームは大きな収穫、最高の気分で、ほどなく到着したお歴々とランチへ出発いたしました。

お歴々というくらいですから、皆さん大先輩です。最高齢の方は76歳(!)でもちろん現役のサーファー。海でよく見かけますが、バンバン乗ります。私は若干54歳、まだまだこれからです 笑。

来年は元号が変わります。平成の年の暮れは、平成30年の今年で最後。昭和から平成に変わったときの妙な感じ、平成では世紀末も体験させてもらいました。あれからもう30年も経ったなんて信じられません。

世の中も元号も、時代につれて変わります。76歳には負けますが、それなりに経験してきたことです。昭和も平成も新しい元号でも私らサーファーは波が立てば波に乗る。こればかりは大昔から変わらない営みです。新しいもの、受け継がれるもの、いろいろありますが、波に乗るという行為は変わりません。

シンプルです。サーファーであることは素晴らしいと思います。波乗り続けましょう。

今年の営業は今日までです。新年は、1月5日(土)から営業いたします。今年一年どうもありがとうございました。2019年もどうぞよろしくお願いいたします!

昨日のブログに貼り付けた動画、どこか懐かしい感じがして何度も観てしまいます。HOSHI REEF というのは、おそらくサンタモニカの少し北にある、いくつかのジェティ(突堤)の間にあるポイントだと思います。

いまの年齢になって思うことは、ニーボードや小さいフィッシュなんかに乗ったりもしますが、なによりロングボードのサーフィンのリズムと、自分のリズムが合ってきたように感じることです。

うねりを楽につかまえて、スムースに滑り出して波のいいところでボードのレールをセットして、真っすぐ立つだけ。

波のいい場所でボードのいい場所に立って、カラダに入れる力は最小限。余計な動きはしないで、そのまま滑って行くのが気持ちがいい。ロングボードだからできることです。

そのまま走っていくと波の先へ出過ぎてしまうようなところへきたら、おもむろに後ろ足を下げてボードの向きを変えます。新しいニーボードだったらテールがスライドしているかもしれませんが、丸いレールの大きなフィンのロングボードは大きなラインで、ゆっくりとボードの向きが変わってきます。

下の記事の動画の4分あたりです。Dフィンらしい穏やかできれいな動きだと思います。


あらためて、ロングボードやっていて良かったと思います。

明日は定休日。リペア工場とシェイプルームへ行ってきます。金曜日は波ありそうな気配です。寒さも本格的になってくるみたいなので、そちらの準備も忘れずに。

寒くなってもやっぱり波乗りですね。

先週ひさしぶりに乗ったロングボードですが、その前はいつだったかと辿ってみると11月のはじめ、ひと月とちょっと前でした。短いボードを引っ張り出そうという気になるような波が続いていたからです。

それで久しぶりにロングでやろうという波になったのは、そっちを考えろということだと思います。フラットロッカーにカラーフォームを入れたブランクスが届いたということは、私が自分用に頼んだブランクスもそろそろ。あらためて作りたいPIGの内容を整理しています。


今待っているブランクスで7本目のPIGです。

始めはアウトラインを作ることから始まりました。テール寄りにバランスがある独特のアウトラインですが、いろいろと作っているうちに数値と見え方は必ずしも一致しないということが分かってきて、自然なバランスに落ち着いてきました。

それからロッカーです。以前に何度か、「FLAT+D」などと書いたと思いますがDフィン独特のレスポンスを引き出すには、フラット(気味)なロッカーとの組み合わせが外せないと考えるようになってきました(FLAT+D、ブログのカテゴリーの「Dフィン」で読むことができます。さかのぼってみてください。)

そうやっていろいろと作って乗っているうちに、PIGの独特のレスポンスを生み出す要素がもうひとつあるんじゃないかということを考え始めたのですが、そうすると自分の中でできあがっていた、アウトラインの黄金比が変わってきてしまいました。

ふりだしに戻ったようにも思いましたが、そうではなくて途中から道が分かれてゴールが二つあるのだと思います。その分かれ道のキーワードは「安定と不安定」です。次に作るPIGでは、それを試してみようと考えています。

これが今使っているもう一本のPIGです。同じようなDフィンでロッカーは同じですが、乗ってみるとかなり違う二本です。この違いが面白いのです。


年明けから面白くなりそうです。

ご依頼いただいたミニPIG。レングスは7’11”です。きれいなアウトラインができました。これはBOXフィンになる予定ですが、9インチくらいのピボット系か、同じく9インチくらいのプリモ系のレイクフィンでばっちりだと思います。

個人的にはピボットタイプのクラシックな形のフィンを付けたい形です。

レールは50/50~60/40くらいのソフトレールで、ボトムも全体的にゆるいロールドボトムです。ノーズコンケーブは入りませんが、コンケーブ入りも面白そうです。短い分、ノーズ近いです 笑。

ロングボードと同じような感覚で扱えるサイズです。私も8’3”のミニPIGや8’4”のプリモを気に入って使っていますが、パドルやテイクオフはロングボードと同じで、ボードの動きが軽くなるのと(陸でも海の上でも)取り回しが軽いので、とにかく楽しみたいときにはフィッシュなんかと一緒にクルマに積んでおくと、いろいろな場面で活躍してくれます。

どちらかというとロンガーさん向けだと思います。うねりからのテイクオフはもちろんですが、パドルアウトで波をスルーするのもロングボードと同じ感覚で扱えます。

スープがきたらプッシングスルー、ローリングもしくはスープの上を越えていくテクニックが使えます。パドルのスピードと浮力を生かして、ロングボードと同じような感覚で波を越えてアウトへ素早く出ていくことができます。

この8フィートアラウンドサイズのロングボードですが、実はサーフィンを始めたころから使っている馴染みがあるサイズでもあります。

一番最初に作ってもらった9フィートの入門用ボードは一年も経たないうちにぶっ壊しました。これです。若いでしょ 笑。


それから手に入れたのが、本格的なクラシックな3ストリンガーの9’4”のシングルフィンと8フィートジャストのトライフィンでした。

今にして思えば、この8フィートが良かったんじゃないかと思います。

3ストリンガーはもう少し上手になってから乗ろうと大事にしまいこんで、ずっと8フィートで練習していました。

きちんとレールが入ってはじめてバックサイドに行けたのも、あの8フィートでした。20代中ごろの30年近くも昔のことですが、今でもそのときのことはちゃんと覚えています。ほんとです。

初心者がロングボードでやるには難しいマニューバの基本を一通り覚えたのもその8フィートのおかげだったと思います。

そのあとに手に入れたのが、HANSENのディケールにHAWAIIAN PRO DESIGNSのロゴが入ったドナルド・タカヤマさんシェイプの8.4くらいのシングルフィン。今はもう手元にありませんが、あればかなりレアなボードだったと思います。

サイズがあるときなど、いろんな場面で活躍してくれましたが、そんなことを思い出しながら作ったのが、8フィートのプリモでした。いまの8.4プリモはここから始まっています。

話がすっかり飛んでしまいましたが、7’11”楽しめると思います。ご期待ください。

こんなのも作りました。8フィートジャストのフィッシュシモンズはクリス・クリステンソン。2004年でした。
Visitor Map
Create your own visitor map!