MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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AIDENTIFYウェットスーツのページ、2020年モデルを更新しました。
http://www.menehune.on.arena.ne.jp/wet/aidentify.htm

AIDENTIFY、アイデンティファイも縁あってブランドの立ち上げ当時からのお付き合いです。クラシックなデザインをベースに、デザイン性を取り入れたおしゃれなウェットスーツです。特長はラバーを多用しているデザインだと思います。RUBBER LOVERな方にはたまらないと思います。

アシンメトリーなボディのカットのSWORD。


Xカットが特徴のVESSSEL。


スムーススキンとメッシュスキン、質感が違うふたつのラバーを組み合わせでデザイン性を出し、どうしてもジャージにする必要性がある箇所(ヒザ、尻、わきの下)以外はこれでもかというくらいにラバーです。

ただラバーをたくさん使っているだけではなく、ストレスがかかって破損が多い股の部分のパーツはラバーを大きくとって、縫い目にかかるテンションを分散させるなどの工夫がなされています。

一番、オーソドックスなスタイルがこのMODEL-Aです。


どれを選んでいただいても、ロングボードやオルタナティブ系のボードに合うデザインです。オプションでバックジップをストレッチファスナーにすることができます。ロゴマークにプリントではなく、刺繍のパッチのオプションがあるのもアイデンティファイらしいのではないかと思います。

ビーチでブラックラバーで渋めに目立ちたい方に、ばっちりなのがアイデンティファイです。アイデンティファイもオーダー料無料でお作りしております。

オーダー、お待ちしております。ウェットスーツの採寸の際には、私もマスクを着用させていただきますのでよろしくお願いします。



ブランドの立ち上げ以来ずっとお付き合いさせていただいているAXXE CLASSIC。もう10年以上です。地味で目立たないロゴマークは、最近あちこちの海の中で目立つようになりました。毎年のように新しいアイデアでサーファーの心を引き付けていますが、その秘密は製品テストの繰り返しとユーザーからのフィードバックによる小さな改良の積み重ねという地味な努力の賜物だと思います。

おかげで私はすっかりラバーフェチ…、いいえウェットスーツマニアになってしまいました。

そんなAXXE CLASSICから、2020年春夏のカタログがリリースされました。AXXE CLASSICホームページのオンラインカタログをご覧ください。https://www.axxe.jp/ebook/2020ss/

春夏のイチ押しはこれです。昨年登場したオートジップシステムとリサイクル素材「ECO BLUE」を使用した新素材「Re:Blue」です。

リサイクル素材というとどうしても「あまり柔らかくない」というイメージがあります。けれども今回のこのReBlueは、ネッスルかと間違うくらいの肌触りの良さと伸縮性です。

この素材は、日本国内で回収されたペットボトルから作られているそうです。サーフボードもラバーもほとんどを石油に依存している素材で作られています(天然ラバーは石油由来ではありませんが、森林を切り開いて作られたプランテーションで生産されています。どちらが環境に優しいかどうかという答えは簡単には出ません。)話が反れそうですが、出来る部分から少しでもやってみましょうということで良いと思います。

話を戻して、オートジップシステムは昨年から引き続きですが昨年のオール2ミリだけの展開から、3ミリフルスーツ、シーガル、スプリングとアイテム数が増えました。それに加えてコラボレーターのひとりであるCJネルソンのモデルが新登場です。


ここで簡単なおさらいですが、オートジップシステムというのは着脱の際に行方不明になりがちなインナーバリア(ジッパーからの浸水を止めるパーツ)をジッパーと連動させた画期的なしくみです。加えて、ストレッチジッパーという柔軟性がある軽いジッパーを使用しているので、背中のストレスが大幅に軽減されてパドル時の肩甲骨からの腕の動きを妨げず、ジッパーレスのような着心地を実現しているバックジップのウェットスーツのことです。(過去のウェットマニアのカテゴリーを見直してみてください)

さて、新しいCJモデルは腕にカラーチョイスができるストライプが入ります。ストライプ無しももちろんOKで、どちらも価格は同じです。オートジップの素材は、Re:Blueとプレミアムブラック(起毛素材)の二種類です。

フルスーツは、オール2ミリ、オール3ミリ、3/2ミリ(袖が2ミリ)の三種類(シーガルとロンスプも2ミリをチョイスできます)ですが、この厚みの違いをどう考えれば良いか?さらにそれぞれ、裏地に起毛素材のプレミアムブラックの設定があって話をややこしくしています 笑。

オール2ミリの裏起毛無しフルスーツ(今年はRe:Blueですね)は、海水温が高めの海域では秋口のシーガルの季節くらい(確か10月には着ていました)から、オール3ミリと同じように使うことができます。薄いですが防水性が高いので保温性もあります。そして、薄いので動きやすいのです。

海水温が高めと言っても漠然としています。私の場合は12月初旬の湘南で日差しが無い日には、そろそろ寒いかなという感じでした。アイデアとしてはショートジョンタイプのプレミアムブラック素材のインナーを組み合わせれば、突然のように暖かさがアップして2ミリでもう少し引っ張れます。インナーと組み合わせれば3ミリフルスーツとほぼ同じ感覚で大丈夫です。インナーはそのまま冬のウェットのアンダーとして使えます。

2ミリのスーツだけ(インナー無し)で3フルと同じように使いたいと考えるのでしたら、2ミリ裏起毛(プレミアムブラック)が良いと思います。

フルスーツなら、3ミリ裏無し(Re:Blue)=2ミリ裏起毛(プレミアムブラック)=2ミリ裏無し(Re:Blue)+プレミアムブラックインナー、のような感じで(完全にイコールではないと思いますが)目安にしていただいて、ご自分に合ったものを選んでみてください(いつでも相談してください)

3ミリフルスーツ裏起毛(プレミアムブラック)という設定は湘南なら冬のウェットみたいですが作りは春夏用です(袖口の作りや首回りの高さなどが違います)。水温が低い海域で入る方たち用です。

2ミリと同じように、3ミリ裏無し+プレミアムブラックインナーでも良いと思います。そちらの方が長い期間に対応できるのではないかと思います。

春夏のカタログに裏起毛というのは、耳慣れないというか見慣れないというか、ちょっと不思議な感じですがこんな感じに考えていただければと思います。

それから、カタログには出ていませんがロングチェストジップの3ミリも作ることができます。


冬物よりも首回りや袖口の作りがライトになってはいますが、やはり防水性が高いモデルです。湘南の秋では若干オーバースペックになる可能性があります。以前、ネックインスーツのころに3ミリのジャージのネックイン(裏無しです)で2月の雪の日に全く寒さを感じないで波乗りできましたが、それと同じです。海水温が低い地域の方、寒がりの方向けです。

用途に応じていいのがあります。お気軽に相談してください。


もう一人のコラボレーターはこの方。アンディ・デイビスです。


ウェットが黒ばっかりなのに疑問を感じている人はぜひ。色も選べます。

ウェットのカラーって、大抵がブラックベースでポイントに色を入れるような感じです。こんな風に最初から色を使うことを前提にデザインされているのは最近は無かったので新鮮です。

楽しそうじゃないですか。私もショートジョンくらいならいけそうです。


それからサマーアイテムは変わらず定番デザインが揃っています。


AXXE CLASSIC 2020年春夏カタログは金曜に届く予定です。もう少しお待ちください。

AXXE CLASSICに限らず、春先のウェットスーツをお考えの方はお早目にどうぞ。いろいろありますので相談に乗ります。

明日は定休日なので、また明後日にお会いしましょう。それでは、また。

今季の冬は暖冬傾向で、凍り付くような早朝の寒さというのは少なかったと思います。それでも海に入るにはやっぱり冬用のウェットが必要です。暖冬であまり出番が無かったのは、グローブとフードぐらいでウェットはやっぱり暖かいのが必要なのはいつもの冬と変わりはありません。

今季、試してみたのはこの二着です。ZEROエアドーム 5/3ミリの裏地無しとAXXE CLASSICのオートジップ(バックジップ)4/3ミリのプレミアムブラック起毛素材のウェットです。

まずはAXXE CLASSICの4/3ミリ プレミアムブラック。バックジップタイプの進化系です。どのように進化系なのかは過去のウェットマニアカテゴリーをご覧いただくとして、実際に使ってみた感想です。


バックジップにストレッチファスナーという柔軟性が高いファスナー(従来のファスナーは伸縮性ゼロです)を使っていますが、背中の柔軟性がパドルに重要だというのが良く分かります。ノンジップと同等の動きやすさです。

防水性も高いです。バックジップは首回りから浸水しやすいことが多いのですが、それもほぼ解決しています。ドルフィンやローリングスルー、ワイプアウトで海中で回転しているときにも外から冷たい水が入ってくる感覚は一度もありませんでした。

浸水を感じたのは出入りのときの波打ち際で足首から入ってきたぐらいです。これまでのバックジップと比べてみても正直なところ、スゴイと思いました。

裏地は伸縮で発熱するプレミアムブラックという素材です。


発熱するなんて、眉に唾だと思ってませんか?私も最初は少しそう思ってました。

でも、パドルアウトしていると身体の動きでの体温上昇以外に身体が暑くなってくるのをはっきりと感じます。曇りで北風が吹いていた寒い日に、すっかり暑くなってしまったのは本当です。(ブーツは履いて、グローブ、フード、インナーは無しです)

しっかり発熱していると思います。湘南は比較的水温は高い方なので、もっと冷たい海域で入るなら、グローブ、フードなど他の装備をプラスすれば問題無いと思います。同じプレミアムブラックのインナーを着るという手もあります。

暖かいウェットというと、ネックインスーツから流れでどうしてもロングチェストジップタイプに目が行きがちですが、バックジップスタイルも防水性も暖かさでも負けないくらい進化しています。

やっぱりウェットはバックジップという方には強力おすすめです。

そしてもうひとつは、ZEROのエアドーム。5/3ミリで裏地はついていません。


冬用のウェットというと裏地が起毛になっているのが定番ですが、このエアドームはよっぽど寒がりじゃなければ裏地は無くても平気です。寒がりの方も季節に合わせてインナーで調節するのがより長い季節に使えるので良いと思います(インナーを着やすい作りにもなっています。東北地方のユーザーさんはそうやって使われているそうです。)

ニーボードをやっていた木曜の朝早くはこれ一枚で快適でした。裏地が無いと冷たく感じるような気もしますが、そういう感じは全くありません。滑りがいいジャージ素材なので肌触りが良くて動きが楽です。防水性はドライスーツ並みにあります。

肩回りの生地に余裕があることと、内部の構造がシンプルなのでパドルはとても楽です。パドルのストレスの無さはおそらくこのエアドームが一番だと思います。着脱も簡単です。

一点だけ、エアドームに限らず胸、肩、腕回りに余裕がある構造のウェットは、袖口から浸水しやすいと感じるので、袖口は二重袖のオプションを付けることをお勧めしております。

耐久性もあります。今回の5/3ミリの前に作ったオール3ミリのエアドームは、2014年に作っていますがまだ使えます。さすがに生地の合わせ目から水がじんわり染みてきますが、水を通さないインナーを着れば真冬もまだOKです。

最近のウェットスーツはよく研究されていて、保温性や動きやすさ、着脱のしやすさなどの機能性に関しては文句のつけようが無いくらいです。欠点を探してみても、思い当たることはありません。価格は決してお安くはありませんが、どれも満足していただけると思います。それぞれに特長がありますので、作られる際にはご納得いくまでご相談ください。

今年はそろそろ、春物のシーズンですのでまた来期のご参考にしてみてください。

そして春物です。お願いしていた、ZEROの3/3ミリフルスーツが届きました。早速着てみましたが、噂どおりに腕回りが楽で、たっぷりパドルできそうです。プレミアムブラックのインナーを着れば、今でも使えそうな感じです。


AXXE CLASSICは今年もオートジップシステムです。昨年からのオール2ミリに加えて、3/2ミリ、3/3ミリがラインアップに加わります。来週には新しいカタログが届くと思いますので、春物に関しては、また後ほど詳しく書いてみたいと思います。


今朝、起きてコーヒーを飲みながらふと窓の外を見たら、向かいの屋根が霜で真っ白になっていました。いつのまにかそんな季節だなあと思ってみれば、明日はもう12月。もう秋じゃありません。

来週の火曜日あたり波が上がりそうなので、2ミリ裏無しウェット + あったかインナーで実験くんしてみようかとたくらんでおりましたが、3ミリ + インナーに変更お願いします。さすがに2ミリでは胴体は平気でも腕が無理っぽいです(じじいですし)。

新しいバックジップやら何やら、ウェットスーツのことをいろいろと書いてきてますが、新発売云々ではなく暖かさと動きやすさではどのタイプがいいのかと申しますと、やっぱしこの二つです。


AXXE CLASSICのロングチェストジップとZEROのエアドーム。他メーカーさんのことは存じ上げませぬ。うちで取り扱っているブランドの中でということです。

ポイントは二つ、防水性と動きやすさです。

海水の大きな侵入経路のひとつの首まわりにつなぎ目がなく、ラバーを内側に折り返すことで海水の侵入をほぼシャットアウトします。つなぎ目が無いので首の動きへの追随性も高いです。

もうひとつは動きやすさです。

ロングチェストジップもエアドームも、胸と肩回りに余裕を持たせた構造になっています。腕はぐるぐる回ってセミドライと思えないくらいパドルが楽です。パドルが疲れないので、普通のウェットと比べると一時間くらいは長く入っていられます。

この構造は動きやすさだけでなく、ウェットの内部に空気の層ができるので保温性も向上しています。インナーを着ても余裕があると動きやすいのです。

ネックインタイプが登場したころから言っておりますが、ブーツ、グローブ、フード着用で寒い真冬の曇りでさらに北風が強い日でも、外気からほぼ切り離されて海上でのんびりまったりできてしまいます。

新しいバックジップのオートジップシステムは革新的だと思います。背中のジッパーが柔らかくなってパドルは軽いですし、首回りの改良で浸水は劇的と言えるほど減っています。画像はオートジップの首回りです。

それでもバックジップの構造上、生地の合わせ目が首回りには出来てきます。生地一枚でかぶってしまうロングチェストジップやエアドームにはどうしても劣ります。

動きやすさ、保温性を重視してウェットを選ぶのでしたら、迷わずロングチェストジップかエアドームです。


オートジップはバックジップスタイルで、あの動きやすさと防水性を実現したというところに意味があります。たまに首回りから水が入ってくるかもしれませんが、ウェットはやっぱり昔ながらのバックジップスタイルじゃないと、という方にはかなり強い味方です。

年内の出来上がりはまだ間に合いますし、年明けの出来上がり分には割引があります。自分はどのスタイルを選ぶべきか、もし迷っているようでしたらいつでもご相談ください。


いろんなウェットスーツをあれこれと脱いだり着たり、なにやらまた始まった模様です。

着てみたのは、AXXE CLASSICのロングチェストジップ プレミアムドレイン4/3ミリ、クラシックバックジップ SUL D+ 3/3ミリ、クラシックバックジップ2/2ミリ、クラシックバックジップ プレミアムブラック4/3ミリ。 ZEROウェットスーツ、エアドーム5/3ミリと3/3ミリ、とSTEAMERサーフスーツはなぜか、ジャージロンスプ3/2ミリと古くて硬くなったフルスーツ3/3ミリ。

疲れました…。

やっていたのはコレ。SURF GRIPのエアスキンに代わって登場した、0.7ミリラバーのプレミアムブラック、ショートジョンインナーです。


0.7ミリのネオプレーンラバーに、AXXE CLASSICのウェットで使っているのと同じプレミアムブラックの起毛素材が着いています。これまでのエアスキンが0.5ミリだったので、0.2ミリ厚くなった分、ウェットのインナーとして着たときの着心地をいろいろなスーツで試していました。

生地を触った感じでは起毛がふっくらしているので、ウェットの中に着るときついかと思っていましたが特に問題は無さそうです。0.2ミリと起毛で厚みは増えていますが、増えた分は生地の柔らかさで相殺されているみたいです。(さすがに古くて硬くなったのはキツイ)

オートジップシステム バックジップのオール2ミリのインナーに使えば、もうちょっと水温が下がっても使えそうです。同じオートジップでオプレミアムブラック4/3ミリのセミドライの下、つまり起毛の二枚重ねもやってみましたが問題ありません。普通に動けます。

しかしこの黒い起毛素材、プレミアムブラックは暖かそうです。伸縮発熱は本当です。試しに10回、肘の曲げ伸ばしやってみるとウェットの外側から手で触ってはっきり分かるくらい肘の部分が発熱しています。

新しいウェット、寒い海で着てみるのが楽しみですし、同じ起毛を使ったインナーもよさそうです。

エアスキンと同じように水は通しませんので、何年か着てなんとなく浸水してくるようになって冷たいなあと感じるようなウェットの冷たさもシャットアウトできます(エアスキンで体感済です)。

風も遠しませんから、着替えのときに風が吹いてもナイロン地のインナーのあの冷たさはありません。

プレミアムブラックはメーカー入荷待ちですので、入荷までいましばらくお待ちください。
エアスキンのショートジョンはすぐにOKです。

それから、昨日のブログでちょっと書いた年明け納品のお得な情報です。

年内納めの締め切りは、12月8日(日)でクリスマスまでの出来上がりですが、年明けでもいいよーという方にはお待たせしてしまう分、こんなキャンペーンを用意しました。オーダー料無料+¥5.000割引きです。


こちらも年内納めと合わせてオーダー受付しております。

短パンにTシャツの季節が急に終わったせいで、久しぶりの長ズボンの上は何を着ればいいんだっけとしばし悩みましたが、ネルシャツ一枚ではちょっと涼しかったみたいです。

水温はまだ暖かいですが、気温がこれでは手足が出るウェットは肌寒さを感じそうで、3ミリフルスーツの季節もそろそろです。

私は、3フルを着ることが一番多いです。天気が良くても風がだんだん涼しくなってくる今の季節から年内いっぱいくらいと、春先から梅雨にかけての季節です。

3ミリの厚さなので、軽くて動きやすく着替えはらくちんです。冬の重装備のフルスーツと違って、気軽にさっと着替えて海に入れる快適な感じがいいのです。季節的にも海水がスーツの中に多少入ってきても寒くありません。

今年の春に登場した、AXXE CLASSICのオートジップシステムなんていうのもあります。これは薄くてオール2ミリです。防水性が高いので、薄いですが保温性が高い高機能なウェットです。


海水温はまだ高いので、それほど高機能でなくても機能するのも事実です。ブランドにこだわらないなら、いい生地を使ったコスパが高いフルスーツもあります。

STEAMERさんの3フルです。スキンを多用しているデザインですが、下半身をジャージにしたり、ジャーフルにすることもできます。ロゴ無しの真っ黒もOKです。有名ブランドに負けない生地を使って、税抜き¥47.000で頑張ってます。

こちらはロンガーさんに人気のセットアップです。


ロングジョンとジャケットはそれぞれ単体でも使えるのでいろいろと重宝します。ロングジョンは3ミリで、ジャケットは3ミリか2ミリです。厚みをどうするかは、使い方次第なので相談してください。

スキンとジャージの使い方やウェットのカットなどはできるだけシンプルなデザインを考えて、もう10年以上(生地以外は)モデルチェンジしていません。フルスーツもロングジョンとジャケットのセットアップも、とにかくシンプルで変わらないことが自慢のオリジナルウェットスーツです。

3ミリフルスーツ、冬用のフルスーツはSTEAMERの他、ZERO、AXXE CLASSIC、AIDENTIFYの各メーカーそれぞれオーダー料無しで作っています。採寸は15分もあれば完了です。通販でもOKです。

消費税は2%アップしましたが、クレジットカードでのお支払いで商品代金の5%が戻ってくるポイント還元制度もご利用いただけます。涼しくなりすぎる前にウェットスーツのご準備を。不明な点は何でもお問合せください。

各メーカーのラインアップはホームページをご覧ください。
MENEHUNE BEACH STORE ホームページ





ZEROウェットスーツが出来上がってきました。エアドームというモデル、自分用です。構造はシンプルなジッパーレスですが防水性は高く、保温性が高いウェットスーツです。

エアドームはずっとオール3ミリを使ってきましたが、今回は5/3ミリにしてみました。オール3ミリは気温と水温が一番低い時期に、インナーをプラスして寒さを感じずに長時間海に入っていられます(ブーツ、グローブ併用です)。

それよりも厚みがある5ミリですのでインナーは不要なのは当然としても、このエアドームの着目点は「裏地が起毛では無い」という点です(前述のオール3ミリも無起毛です)。裏地はサラリとした肌触りのジャージ素材です。

ジャージ素材は肌の滑りが良く、厚い起毛の裏地が無いのでその分生地の伸縮性も高まります。これが結構快適な着心地で、動きやすいのです。

肝心の保温性ですが、同じ仕様でインナーを一枚追加すれば仙台の冬でも大丈夫という、ZEROのライダーさんたちのお墨付きがあります。私のところではこれと同じ仕様で、インナー無しで茨城の冬も快適ですというフィードバックをいくつもいただいています。

つまり、温かさでは問題無いということです。

起毛素材を着始めたのは10年ちょっと前くらいからですが、いつのまにか冬は裏起毛というアタマになってしまっていたかもです。

実際、着てみると5ミリの生地は思っていたよりも分厚い感じは無く、ジャージの裏地は肌触りが良くて動きやすいです。構造がシンプルなので、その分軽いです。オール3ミリで経験してますが、海の中ではこれがかなり気持ちいいのです。うちで着ていただいているユーザーさんたちも同じように言っていただいています。「これ、着ていて気持ちいいです」って。

現在のウェットスーツの最右翼は、AXXE CLASSICのロングチェストジップに代表される、胸の前に長いジッパーがついたスーツです。それと今年はバックジップもいいのが登場してきました。オートジップシステムはかなり良さそうで、試してみたくてうずうずしています。

このZEROのエアドームは構造がシンプルにして軽く、肌の滑りは良くて動きやすく、着用しているストレスを少なくしつつ防水性と生地の厚みで暖かさを確保しているウェットスーツです。生地自体に厚みがあっても裏地が無いと軽く動きやすく、しかも耐久性があります(古い3ミリもまだ現役OKです)。

構造がいろいろと複雑になってきたスーツと比べると、シンプルな分動きやすさをウリにしています。

冬のウェットスーツ、こういう選択肢も多いにアリです。自信たっぷりにおすすめできる、もうひとつのウェットスーツです。

背中はロゴ無しで、シンプルにしてみました。

どうもすいません、またまたウェットスーツのお話です。今日は上の画像のAXXE CLASSIC オートジップシステムです。どんどん入荷してきます。

春、秋用のオール2ミリに続いて、真冬用を作ってみました。オール3ミリで裏地付き。下の記事のチェストジップと同じのプレミアムブラックという起毛素材です。

このバックジップのウェットスーツは、ジッパーレスに押され気味だったバックジップのウェットスーツの救世主になるのではないかと思ってます。

その理由は、3つあります(もっとあるのかもしれませんが、とりあえず思いつくのが以下3つです)

まず1つめは、「背中のジッパーの存在を感じさせない軽さと伸縮性」です。どこにジッパーがあるのと思ってしまうくらいの柔らかさ。ジッパー自体にも多少の伸縮性があります。これまでとは違うジッパーの取付方法にもこの柔らかさの理由があります。

2つめ。「首回りのフィット感の高さ」

早速、試着してみましたが、ジッパーを上までしっかりと上げて首のベルクロを止めたときのフィット感。ジッパーレスの首回りと同じです。つなぎ目を感じない連続感と首の動きにネック部分が追随してくる感じ。バックジップで、この首回りはすごいです。

首回りが低いオール2ミリでも防水性は結構なものでした(このブログです)から、それよりも高く作られたこの首回りの防水性は推して知るべしです。

3つめは、インナーバリアの扱いやすさです。背中にはジッパー部分からの浸水をシャットアウトするインナーバリアと2ミリにはなかったインナーネックがついています。

これまでだと、このパーツがウェットを着るときにスーツの内側に入ってしまって、背中に手を伸ばして引っ張り出すのが大変になってしまうことがあったのですが、このオートジップシステムはジッパーとインナーバリアが連動するので、その心配は全く無くなりました。

ひとつずつ挙げてみるとこんな感じですが、いちばん感じるのは実際に着たときです。首回りのフィット感、背中の自由さ、肩回りの軽さ、いろんなものがトータルで、このバックジップは良さそうだぞと感じさせてくれるのです。

まずは春に作ったオール2ミリからですが、これからやってくる寒い季節を楽しみにさせてくれるバックジップです。

オレ、実はバックジップ派という方々、今年はBACK TO BACK ZIPですよ。


ウェットマニア、まだまだ続きます。今日、ZEROさんに採寸していただきました。作るのはエアドームの5/3ミリで裏起毛ナシのタイプ。これも気持ちいいのです。いろいろ良いウェットあります。出来上がったらまた自慢しますのでお楽しみに。

明日は木曜です。店は休みです。リペア工場とシェイプルームへ行ってきます。

AXXE CLASSICのチェストジップです。なんとなく奥歯にものがはさまったような書き方をしておりましたが、こういうことです。

どういうことですか?と思ったら正解です。気が付かないのが目的らしいですから。

ふたつ下の記事の写真と比べてみてください。違いはAXXE CLASSICのロゴマーク。今日まで言っちゃダメということだったので、以前の記事の写真はフォトショップで消しました。

ブランドのロゴマークはできれば目立たない方が良くて、カラーも真っ黒のラバーで、自己主張が強くないシンプルなウェットが着たい方のために、数量限定でラバーにロゴマークをエンボス加工した、ミニマリズムシリーズです。今季のカタログには出ていません。BLUEという雑誌に掲載されているそうですが、今日からオーダー受付です。

ロゴマークはムネと肩の後ろ。


このエンボス型押しのロゴマークの加工が難しく、そのため数量限定でのオーダー受付です。事前にロゴマーク加工をした生地が無くなったら終了です。

ラバーも中身もレギュラーのスーツとおんなじですが、袖だけは硬くなりにくいスーパーソフトラバーを使用しているところが違います。中身はプレミアムブラックの起毛素材です。


今開催中のオーダーキャンペーンの対象ではありませんが、レギュラーのラインアップより価格は少しだけお安くなっています。プレミアムブラック使用で、4/3ミリ¥10.3000 3/3ミリ¥98.000(それぞれ税別です)オーダー料は無料でやります。

ウェットスーツは、ロゴマークも色も、できるだけ主張しないシンプルなのがいいとお考えの方にぴったりのミニマリズムシリーズは、形もシンプルなチェストジップのみの展開です。

サンプルは店頭にありますので、見に来てください。
ジッパーレスのウェットスーツが登場してきたのって、20年くらい前のことでしょうか?最初は背中にジッパーが無いウェットなんてほんとに着れるのかいな?なんて思っていましたが、イロイロと進化して、ネックから入るジッパーレスが登場してきた後は、また胸のところにジッパーを持ってくるスタイルに戻ってきています。

本当は全身を一枚のラバーで作れてしまうネックインは構造的に浸水が少なくて軽量で動きが楽なんだと思います。でも、ネックインはどうも脱げないという人も少なからずおられて(私は平気なんですが)、トータルで考えたらやっぱりいままでのジッパーレスタイプを進化させる方向へ動いているのではないかと思います。

ロングチェストジップを2シーズン使ってきて、何も問題が無いのはもちろんなのですが、今年は構造がシンプルで軽い方向へと目を向けてみることにして作ったのがこれです。

AXXE CLASSICのチェストジップです。オール3ミリのプレミアムブラック素材を使っています。


起毛素材を使えばオール3ミリでも寒くないというのは、2008年秋に作っていただいたこのジッパーレスですでに検証済です。この当時、3ミリで冬を越せるというのは自分的にはかなり画期的なことでした。

さっそく着てみましたが、やっぱり進化しているのを感じます。インナーの首回りです。赤いボタンを外すと、かぶりの部分を後ろへ跳ね上げるようになっています。


こんな感じです。

この後ろのパーツをかぶって、ボタンを留めるのですが注目していただきたいのは、後ろのかぶりのパーツの大きさです。ひとつ上の画像では少ししか見えていませんが、外すと上の画像くらいの面積があります。

どういうことかと言うと、それだけ重なる部分が増えているので一番外側のフラップ(下の画像)をかぶったときに、フラップの横から侵入した海水がスーツの中に入りにくくなっているということです。

首回りはきれいにフィットしますので、海水の侵入は少なそうです。さらに海水を入りにくくする折返しネックのオプションもあります。

実際に着てみると着用感の軽さを感じます。チェストジップのサンプル、店頭にありますので見に来てください。

このジッパーレス、実はもうひとつしかけがあります。しかけの内容はまだ内緒です。9月10日発売のBLUE誌にこのスーツが掲載されるそうなので、それをチェックしてみてください。

シンプル&軽量ウェットは、あとふたつサンプルを準備中です。

「AXXE CLASSIC」は、オール3ミリ プレミアムブラック使用のオートジップシステムのバックジップでもうひとつは、「ZEROウェットスーツ」のエアドーム。こちらは逆に裏起毛無しの5/3ミリ。裏起毛無しというのも着ていて気持ちがいいという、もうひとつの選択肢です。


さて、今日は午後6時前には帰ろうと思います。台風対策ちょっとやり残しているので、風が強まる前にやってしまいます。強い台風のようですので、皆さんもお気をつけください。

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