MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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Learning from forest and ocean.

少しだけ空気が薄いところを歩いてきました。紅葉はもう少しです。
すでに読んだことがある人もおられると思いますが、マルロ・モーガンというアメリカの女性作家が自らの実体験を元に1990年に書いた「ミュータント メッセージ」という本を読みました。本の内容は、オーストラリアに行った作家が、ふとしたことからアボリジニと三ヶ月間に渡ってアーストラリアのアウトバックを旅することになり、その旅を通してアボリジニのさまざまな知恵を授けられるというストーリーです。そのアボリジニの教えの内容が素晴らしく、影響を受けやすい私は3回ほど熟読し、たくさんの素晴らしい考え方を学んだと信じていました。

なのですが、この本の背景などを調べていくうちに実はこの本に書かれているアボリジニとの旅は作者のでっちあげで、アボリジニの文化も間違った形で描かれていることを知りました。早い話がこの作者は世界各地の先住民の教えを寄せ集め、アボリジニという民族を利用して架空のスピリチュアルな話を作り上げていたのです。あとがきに「私と一緒に旅をしたアボリジニの部族に迷惑がかかるからフィクションですが、あえてノンフィクションという形で小説にしました。」とまでご丁寧に書かれているので余計に信じてしまいました。素直に信じて何度も読んだ私はショックが大きいです。

この作家は1996年に、小説はフィクションで作り話だと謝罪もしています。
http://www.creativespirits.info/resources/books/mutantmessage_timeline.html
小説の内容は素晴らしいと思います。本の中には現代社会に生きる私たちが忘れてしまっている人間本来の意識を取り戻させてくれる言葉がたくさんあります。しかしアボリジニという民族を利用して、彼らの文化を間違って伝えているという「罪」の方が私には大きいと感じます。12年前に作家がすでに謝罪しているのに出版元の角川文庫はそのことに何も触れていないのも変だと思います。私と同じく影響を受けた人は多いはずです。素晴らしい人だと信頼していた人が本当は嘘つきのペテン師だった、なんていう気分。立ち直るのに少し時間がかかりそうです。

それから…

出勤する電車の中で近くに立っていた女の子が着ているジャケットのフードのふちに沿って付いているなにかの毛皮が鼻をくすぐって、くしゃみが出そうになりました。毛皮のコートにはさすがにまだ早い季節ですが、フードのフチにトリミングされていたり、いろんなところにアクセントとしても使われている動物の毛皮がどのようにして取られているのか知っていますか?私はファッションに使われている本物の毛皮には触れたくもありません。アレルギーというわけではありません。「毛皮」というキーワードで検索すれば多くのサイトが引っ掛かってくると思います。それらを見れば「毛皮」の実態を知ることができると思います。一度でも見れば私と同じ気持ちになるはずです。ただし、検索するのは覚悟を決めてからにしてください。

そして…

昨日届いたバードウェルのジャケットです。

それほど縮むこともなく、洗っていい風合いになりました。いい感じです。のちほど写真を撮ってアップしますのでお楽しみに。

明日はお休みをいただきます。

そんな訳で今日はちょっと落ち込み気味ですが、冬の準備は今のうちに!(笑)
ZERO AXXE AIDENTIFY STEAMER ウェットスーツオーダーフェア開催中
11月9日(日)まで
アメリカに端を発した金融危機、それにつながる形で株安、円高もろもろ経済に関する不安なニュースばかりが目に付く昨今です。原料の輸入、製品の輸出、会社の資産の運用などほとんどの企業に大きな影響を及ぼす事態になっているようです。景気が悪ければサーフボードどころじゃないということで、経済には何の影響も及ぼさないメネフネビーチストアにも影響があるのかもしれません。

お金を貸して、その利子で利益を上げる。融資するためのお金は投資家や投資企業から集め、投資した企業も運用益を手にする。証券会社は業績が上がりそうな(株価があがりそうな)企業の株を買い、株価という実体を感じられない得体のしれないものから利益を生み出す。お金がお金を生み出すのが当たり前の今の世の中。ほとんどの人にはそれが当たり前で普通の世の中です。

働いてお給料をもらえば、スーパーに行って野菜や肉を買うことができます。お金があれば何でも買えるのです。お金がなくちゃご飯が食べられない。そんなことは当たり前のことですが、そんな当たり前のことにも不安がつきまとい始めています。自分が食べている食物は本当に安全なのか?自国での食料自給率が4割にも満たない状態でもし食料が輸入できなくなったら何を食べればいいんだろう?

食料自給率を上げる方法はシンプルです。第一次産業と呼ばれる農業、漁業、林業を盛り立てていけば良いのです。小学生の頃、学校の先生が「これからは第三次産業だ」と言い切ったのをよく覚えています。そしておそらくその言葉通りの世の中に近づきつつあるように思います。子供の頃はそれがなんだか素晴らしいことのように感じました。それが近代化だと思っていましたが、それは間違いだったようです。

林業によって健康に保たれた森から栄養豊富な水が川となって流れ出し、海の中の食物連鎖のスタートとなるプランクトンを育てます。山がしっかりしていれば農業に必要な用地をしっかりと守ってくれ、水も供給してくれることでしょう。農業、漁業、林業への就労可能人口が増加すれば地方の過疎化などの問題も解決するかもしれません。第一次、第二次、第三次産業、バランスが大切です。グローバルな時代といわれますが、国内がしっかりしていれば外国諸国とも穏やかに、そして日本らしく付き合っていけるはずです。それが本当に豊かな繁栄だと思います。物を大切に長く使うとか、燃費の良いクルマに乗るとか、マイバッグを持つなどということも大切だと思いますが、本当の意味でのエコロジーはそんなことだと思います。

もしかするともう遅いのかもしれませんが、少しスローダウンして今までの生き方を振り返り、方向を変えて行かなくてはいけない時期だと思います。

働いてお金を稼ぐのは必要なことですが、お金でお金を生み出すだけでは人は生きていけないということは、とてもシンプルで分かりやすい事実です。クーリー・インディアンの言葉にこんな一節があります。

「最後の木の一本が切り倒され、最後の川が汚染され、最後の魚が捕らえられた後。そうなってはじめて金銭は食べられないと気づくだろう」

自分は何ができるんでしょう?
気象庁ホームページより

昨日の日本近海の海水温です。30℃あります。この海水温に刺激されるのか、南海上の熱低が台風に変わる予報が出されています。

台風は南岸沿いに抜けていく予報ですが日本海側にも熱低があって、それが前線を伴って南下してくる模様。

波は上がりそうですが、風が予測しにくいあまり経験したことがない天気図です。

海水温の異常な高さは台風の発生が少ないことに原因があるそうです。災害をもたらす台風ですが、地球のバランスを保つ役割のひとつを担っていることも確かです。台風が出来なければ水不足にもなります。

とりあえず週末は穏やかな天気の下でタイフーンスウェルというのは無理そうな感じです。お盆休みで海や山に遊びにいく計画を立てている方、急な大雨、落雷には十分な注意が必要そうな天気図です。

鎌倉方面では、カツオノエボシが発生しているという情報(未確認)も入っております。海に入る前に青いぷっくりした袋みたいなのが打ち上げられていないか注意しましょう。そいつらは海の中では海面にプカプカ浮いています。触手は10mくらい伸びるらしいので万が一遭遇したら指先パドルで逃げましょう。

海水の温度が高いのも、台風がおかしいのも、「地球温暖化のせいでしょ」なんていう聞き慣れてしまった危機感が薄れた言葉で片付けられてしまいそうな暑い日。

世の中、休みのせいか空もきれいで、今日走った山道の峠から見えた富士山、丹沢、秩父の山々の美しさといったら…。その山々のはるか向こうにも富士山と同じ高さくらいに見える山が霞んでいました。

ほんの少しだけでも今よりスローにできれば地球も人間ももっとハッピーになれるような気がします。
今日はボードを数本運ばなければいけなかったので、一週間ぶりに車で出勤。ついでにガソリンを入れました。カングーはハイオクなので、¥189/ℓ也。クレジットカードで支払って、合計金額は見ないようにしました(笑)

前回はアイドリングストップを最初の100kmほど実践して、それが意外と難しいことが判ったので、その後は赤信号での停車時に、シフトレバーをニュートラルに入れる方法をやってみました。

そのときのデータです。

給油日時 7月29日
走行距離:380.7km
ガソリン消費量:34.28ℓ
平均燃費:11.1km/ℓ
*最初の約100kmは信号待ちでアイドリングストップ。残りは信号待ちでギアをニュートラルにする。高速道路を20kmくらい走行、女房を乗せたときにエアコンを使用(そのときの走行距離不明)

そして今日のデータです。

給油日時 8月14日
走行距離:339.2km
ガソリン消費量:27.85ℓ
平均燃費:12.2km
*すべて一般道路。信号待ちの際にはギアをニュートラルにする。長い信号待ち時にはエンジンストップ。エアコン不使用。

最近車をあんまり使っていないので(波も無いし…)まだこれだけのデータしかありませんが、これまでの燃費はだいたい、リッターあたり10.5kmくらいだったので数字的には燃費は向上しています。

前回は5.7%アップ、今回にいたっては16%もアップしているのには驚きです。停車中にギアをニュートラルにするだけでこんなに燃費良くなるものなのでしょうか?実際に乗っていて燃料計の針が減っていくのがいつもより遅く感じたのは事実です。

これまでの平均燃費を10.5kmと仮定して、今回の平均燃費12.2kmとガソリンの費用を比較してみます。ガソリン価格は今日の¥189/ℓ
今回の走行距離と同じ339.2kmを走ったとすると

燃費10.5kmで走ると、339.2÷10.5=32.3ℓ 32.3x189=¥6104

燃費12.2kmで走ると、339.2÷12.2=27.8ℓ 27.8x189=¥5254

¥6104-¥5254=¥850

¥850も差額が出る計算になります。

これらの数字が停車中のギアをニュートラルに入れることによってのみ、出てきたものかどうかは不明ですが、燃費が向上していることは事実です。停車の度のシフトチェンジによる、ATミッションへの負担も不明です。クルマには良くないという意見が大方ですので、おそらくそれが正しいのだと思います。

日本車ほど信頼性が高くないヨーロッパ車なのでその当たりが少々心配ですが、もう少し続けてデータを取ってみることにしようと思ってます。(でもシフトチェンジしたくらいでクルマ壊れる?)


最近クルマの中で良く聴いているCDです。

THE STYLE COUNCIL 「CAFE BLEU」80年代で一枚だけ選べと言われたら、間違いなくコレを選びます。暑い季節にもお洒落にフィットします。(TRACEY THORNのソロアルバム、A DISTANCE SHOREも捨てがたいか…)

カツさんのユーズドロング9’0、一本放出しま~す。ベリーグッドコンディションです。これからアップしますのでチェックしてください!
おととい車にガソリンを入れたので、前回すっかり忘れていたアイドリングストップ実験を実行してみることにしました。信号待ちで停まったときにエンジンを切り、信号が青になるタミングを見計らってエンジンをかけて走り出すのですが、実際にやってみるとこれが意外と難しいことが分かりました。

赤信号で停まって、ギアをPレンジに入れてエンジンを切る。そのとたんに歩行者信号が点滅しはじめて反対の信号はたちまち黄色、慌ててエンジンをかけて走り出します。「たぶんいまのは逆効果…」いつもは長い待ち時間のはずの赤信号も妙に短く感じられます。

車を走らせながらアイドリングストップのためのガイドラインを作っていきます。歩行者横断のための信号ではギアを変えてエンジンを切って、エンジンをかけてギアを入れてという作業がかなり慌ただしくなり、あまりアイドリングストップの効果がでているようにも感じられないので、大きな交差点で黄色を見て赤信号で停まるタイミングのときにエンジンを切ることで落ち着きました。(慌ててエンジンをかけるとクセがある私の車はエンジンかからないことも。)

交差点でエンジンを切ると、自分の周りが急に静かになります。窓からの風や歩道を歩く人や横断歩道を渡る人たちの会話がなんとなく聞こえてきて、稼動中の車(エンジンをかけた状態)の空間は外部と遮断された空間なんだと改めて感じてしまいました。

アイドリングストップで問題になるのは停止中に安全性が下がるということだと思います。車の電源をおとしてしまうのですから万が一のときにエアバッグも作動しないことになります。交差している道路でもし事故が起きて他の車が自分の方へ突っ込んできたら?
あまり考え難い状況ですが、万が一のためのエアバッグですからそれを作動しなくしてしまうのも考えものです。エアコンを使っているときも問題が発生します。

昨日走ったのは80kmくらいですが、信号待ちでエンジンを切った回数は実際のところそれほど多くなかったように思います。信号待ちでエンジンを切って、というよりは車の使用を減らしたり駐車中のアイドリングを止めるなど、他の方を徹底したほうがCO2の排出量の削減の貢献度は高いようにも思いました。走行中のアイドリングストップいろんな意味で結構難しいです。

実はおととい車に乗ったのは一週間ぶりでした。今日もこれから電車で出勤します。とりあえずアイドリングストップ実験やってみますが、皆さんはどう思いますか?

昨日は電車で出社しました。これからクルマを使う必要が無ければ電車で通勤することにしようと思っています。クルマの方が若干コストは安いのですが、若干の差なら地球温暖化への貢献が少ない電車を使おうという考えからです。駐車場代は変わらずかかりますが、まあそれも仕方無いと割り切ることにしました。

そういえば前回ガソリンを入れていたときに、アイドリングストップをこまめにやっていたら燃費はどのくらい違うのか試してみようと思いつきましたが、エンジンをかけて走り出したとたんにそんなことは忘れてしまっておりました(今、思い出した…)エンジンを始動するのに必要な燃料は5秒間エンジンをアイドリングするのと同じ分量だそうです。つまり5秒以上の停車時間ならエンジンを止めた方が燃料の節約になり、二酸化炭素の排出量も減らせるということです。発進が遅れないように停車中にボーっとできなくなりますが次回こそは試してみようと思います。

二酸化炭素の発生源はクルマの他に電気を発電するための発電所やガスの使用など、主に化石燃料の燃焼が問題となっているわけですが、それと同時に二酸化炭素を吸収してくれる植物が開発によって減少しているという事実も温暖化に拍車をかけているように思います。

私が利用している駅は自然の環境を保つために常時一般公開されていない自然公園に隣接しています。電車を待つ間、涼しい待合室にわざわざ閉じこもらなくても(私は少々閉所恐怖症の気ありです。狭くても緑の小部屋には入りたいですが…)公園の横に立っていれば斜面の上から涼しい風が降りてくるのを感じます。

昼間の日差しで焼けたアスファルトと湿気で蒸し暑い家までの帰り道もこの公園の横を歩く間だけは、公園から冷気が流れ出してきてとても気持ち良く歩くことができます。植物は水分の蒸散作用で自らの表面温度が上がり過ぎるのを防ぐとともに気化熱で周囲の温度も下げてくれているのです。ターフなどの日よけの日陰よりも植物の日陰が快適なのはこのためです。人工の日よけは日差しでそれ自身の温度も上がりますが、植物は日差しが照りつけても温度が上がらないのでいつまでも快適な日陰を提供してくれるのです。

日差しが強く当たる窓辺などに朝顔(ゴーヤーでも(笑))を茂らせるのはカーテンなどよりもずっと部屋の温度を下げる効果があります。そういえば群青色の朝顔の花、最近見てないなあ~。


都会に住めば住むほど緑の力を感じてしまいます。




私は政治的無関心な訳でも、無政府主義者でもありませんが政治の話しは嫌いです。今騒がしいのは祖特法をめぐる議論。この法律の期限が切れればガソリンが安くなるみたいです。

お偉い政治家の方たちが次々と出演してはいろんなことを仰っておられますが、誰一人として国民や国のことを考えた発言をされている方がいらしっゃらないと感じているのは私だけなのでしょうか?すべての議論は野党と与党がお互いに牽制しあい攻撃しあうための発言にしか聞こえてこないのは私だけでしょうか?自分たちのことばかりで、こちら側を向いて発言をしてくれる人を一人として見つけられないのは私だけなんでしょうか?

私はガソリンは安くならなくてもいいと思っています。高いから大切に使う。エコロジーよりエコノミーの方がより現実的な解りやすいお話ですから、価格が高いということは使用量を増大させない抑止力になっているはずです。ガソリン使用量の増加はそのまま温暖化促進に直結です。

減税を政争の道具に使う手段もあるかもしれませんが、少子化対策、医療の充実、食料自給率の向上、いくらでも私たちの税金を使って充実させなければいけない政策はあるはずです。万一、自分や自分の家族が救急車で運ばれなければいけない事態に直面したと想像してみてください。救急患者を受け入れてくれる病院がいくら探しても見つからない場面を想像してみてください。訳の分からない税金の無駄使いを止めて有効に使っていただけるなら支払う甲斐もあるというものですが…

国民の目先の人気取りのために、「ガソリン税廃止」なんて言っているだけの政治じゃなくて、10年後、20年後、50年後の日本をどんな国にするのかそういう話ができて実行できる政党、政治家はいないんでしょうか?そんな政治家がいれば政治の話も楽しくなるんですが…。


画像はだいぶ以前にカリフォルニアの方からいただいたステッカー。UNITED WE STANDならぬ、UNITED WE SURF。サーファーだからわかること、サーファーだからできること、無関心にならずにみんなで考えようということか…。

明日から3月31日(月)までお休みをいただきます。法事のため長崎へ行ってきます。


AXXEクラシックの春夏のニューカタログが届きました。表紙はアンドリュー・キッドマンのカットバック。バーディなスタイルでかっこいいカットバックです。丸っこいボードは何だろう?今年もクリステンソンも変わらずサポートしていきます。クリスはかなりAXXEがお気に入りの模様です。

秋もやったAXXEクラシックのノンジップモデルの早期受注キャンペーンを3月20日からまた開催します。ジャージのフルスーツ、シーガル、ロンスプなどかなりお得なキャンペーンです。

キャンペーンの詳細はまた改めてご紹介しますが、AXXEのカタログで気になったのは新しい素材のこと。ウェットスーツの素材はほぼ100%石油が原料ですがAXXEウェットスーツでは今期、原材料の約半分を炭酸カルシウムを99.7%含有する岩石から生成した「ラバー」と植物由来の繊維とペットボトルを再生した繊維を90%以上使った「ジャージ」というふたつの素材を提案していますが、とても意味のある取り組みだと思います。

それが無いとサーフィンすることもできないサーフボードとウェットスーツ。サーフボードは元になるブランクス、ラミネートするためのクロスやレジンは石油を原料としています。ウェットスーツも然りです。エコロジーに強い関心を持ちながら一方では石油を使いたくさんのサーフボードを作りだす。サーフィンは環境に良くないのです。おそらく多くのサーファーが感じたことがあるジレンマだと思います。私もその一人です。

じゃあサーフィンなんかやらなければ…という理屈になるのでしょうが考えてみてください、サーフィンできない生活を。サーフボードに乗っかって海へ漕ぎ出し波を捕まえて乗る。それだけのシンプルなスポーツですがその行為が人へ及ぼす影響というのは大きいものがあります。サーフィンは簡単に健康で体力と気力に満ち溢れたポジティブな人間を作り出すことができます。いい波、大きい波に乗れば精神は高揚し大きな満足感が得られます。サーフィンできない生活でそれらを得るのはかなり難しいことだと思います。

お気に入りのシェイパーに自分の理想に近いサーフボードを作ってもらう。シェイパーは一本ずつ乗り手のことを考えながら心を込めてサーフボードを削る。ラミネート、サンディング、フィンアップ、ポリッシュなどたくさんの工程とたくさんの職人の手を通って作り出される自分だけの一本のサーフボード。それを大切にできるだけ長く使う。環境に負荷を与えるサーフボードであればそんな付き合い方が正しいと思いますし、資源を有効に使っていると言っても良いのではないかと思います。

オーダーウェットスーツもサーフボードのカスタムシェイプと同じです。必要な人に必要なものを作ります。大衆を対象としたマスプロダクションのプロダクトは時として無駄なものも作ってしまいますが、それとは違う文化だと思います。

サーフィンとエコロジー、奥が深いテーマです。
春物のTシャツや別注で作ってもらったクラシックなトランクスが届きました。写真を撮って早くアップロードしなくちゃいけない。みなさんに仕入れた商品を買っていただいて自分が生きていくための糧を得るのと、みなさんが楽しくて刺激的なサーフィンライフを送っていくためのお手伝いをするのが私の仕事だと思っています。ホームページを更新しなくちゃ…という気持ちはたっぷりなのですが、気になっていることがあって仕事が手につきません。


こちらをクリックしてください。PDFファイル

私が19歳のときその計画を始めて聞きました。そしてそれがいま実際の形となって動き始めようとしています。青森県知事が安全協定にサインをすれば、六ヶ所村の再処理施設は本格稼動を始めます。地球規模の環境へ放射能を放出して、莫大な税金を使って使う目処もたっていない猛毒のプルトニウムを作り出そうとしています。それだけのお金をCO2放出量削減のために使ったらどれだけの事ができるでしょう?食品、木材の国内自給率のアップはそのままCO2削減につながります。クリーンなエネルギー、再生可能なエネルギーの開発。そこには新しい雇用も生まれるはずですし国民の生活が豊かになっていくことにつながっていくはずです。原子力というエネルギーが夢のエネルギーという考えはもうとっくに過去のものになっているはずです。


それなのになぜ?という思いと、国民の声を無視し守られなければいけないはずの国民の健康を危険にさらし原子力政策を続ける政治への憤り、自分の無力感。いろいろな思いで頭が一杯になってしまっています。もういいかげん考え方を変えていかなければいけないと思います。

確かに自分一人がここで声を上げたところで何も変えることなんかできないと思います。でも何も言わない、やらないことは賛成と同じです。3月16日、来週の日曜日行ける人は参加しましょう。仙台は遠いという人は署名という意思表示の方法もあります。たくさんの団体が反対の署名活動をしていますがサーフライダーファウンデーションのサイトにリンクしておきます。まだの人はぜひ署名というアクションをお願いします。

電力は私たちの生活を豊かにしてくれる素晴らしいエネルギーです。でもコンセントの向こうでは化石燃料の炎と原子の炎が燃えているのです。無駄な電気は使わないように心がけましょう。原子の炎が消えれば再処理にまわされる核のゴミもなくなります。

おいしい青森のニンニクのほうが原子力が生み出す電力よりずっとずっと、私に豊かな生活を与えてくれます。だって私は海の幸、山の幸を食べて生きる人間という生き物です。原子力の放射能を浴びたら病気になってしまう人間という生き物なんですから。
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