MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
2 3
7 9 11
14 16 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新コメント
無題(返信済)
(04/27)
無題(返信済)
(04/05)
無題(返信済)
(04/04)
プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
バーコード
カウンター
[4] [5] [6] [7] [8] [9] [10]

AXXE CLASSIC 早期予約キャンペーン開催中です。ロングチェストジップ、オートジップシステム、チェストジップ、どれも実際に着用テストを自分でやってますので、なんでもご相談ください。手に取ってご覧いただけるサンプルもあります(チェストジップだけは9月上旬入荷予定です)。

どれも、3ミリに裏起毛をプラスすれば湘南は冬を越せます。今年はバックジップモデルのオートジップのプレミアムブラック3ミリ起毛素材をトライしてみようと思っている私ですが、こんなことも考えております。

それはコレ。ZEROウェットスーツのエアドームというモデルです。


このウェットはもう5年目ですが、まだまだ全然使えます。使っているラバーはオール3ミリで、裏地は起毛ではなく普通のジャージ。

ポイントはこの「起毛ではなく普通のジャージ」というところなのです。裏返すとこんな感じです。


3ミリ裏起毛無しで、年明けからの一番寒い時期はこれに0.5ミリラバーのインナーを着用して使用しています。もちろんこの装備で寒くはありません。

寒くないのは必要十分な要素です。実際、湘南よりもずっと冷たくて水温も低い仙台地方で、このエアドームの裏起毛無しの5/3ミリに加え、インナー着用という使い方がされています。それで真冬も問題なく波乗りができているということです。

茨城ではエアドーム5/3ミリ裏起毛無しで大丈夫です。ユーザーさんが何人かおられますが、それで快適ですというフィードバックをいただいています。

湘南では、オール3ミリ裏起毛無しで大丈夫だという方もおられます。最近寒がりになった私は冬はインナー着用ですが、厚みを5/3ミリにすればインナー無しでも問題無いはずです。

起毛にすれば寒くないからそれでいいじゃんと思われるかもしれません。でも、裏ジャージのエアドームの着用感(肌に触る感触)は捨てがたいものがあるのです。それはインナーを着ても同じように残ります。

(起毛でない)裏ジャージは軽くて動きやすくて、スベスベした着用感が気持ちいいというのがユーザーさんたちから一様にいただく感想ですが、私も同じことを感じています。

ほっこり起毛裏地は見るからに暖かそうです。それに対してジャージの裏地はヒンヤリしそうな肌触りをイメージしてしまいがちです。だからみなさん起毛の方を向いてしまうと思うのですが、肌触りスベスベの冬のウェットスーツも選択肢としてあっていいと思います。

こういうことは、実際に着用して冷たい海に入ってみないと分からないことで、言葉で説明して理解してもらうのがなかなか難しくもあり、エアドームいいのになあというのをお伝えできず、ずっともどかしく思っていました。

軽くて動きやすく、スベスベ肌触り(笑)で暖かい5/3ミリ無起毛セミドライ(エアドーム)というのは多いにあアリで、自信を持っておすすめできる選択肢のひとつです。

ZEROもオーダー料は無料です。すべては身体にきちんと合っているというのが最初の条件です。ウェットスーツの採寸は15分もあればOKです。採寸はいつでも承っています。

連日のタイフーンスウェルで、皆さまヘトヘトでも最高の気分のことと思います。日焼けで鼻の頭がパリパリと脱皮中のところへ、真冬のウェットスーツのお話です。

今年も、AXXE CLASSIC 恒例の早期予約キャンペーンが、明日(17日)からスタートします。


ラインアップは、最強ロングチェストジップ、オートジップ型バックジップ、汎用型チェストジップ、そしてブーツ一体型ロングチェストジップの4モデルです。

動きやすくて、防水性が高くて、脱ぎ着も簡単、とにかく暖かいウェットスーツをという方はロングチェストジップが最高です。防水性を高めてさらに暖かくしたいという方へのおすすめオプションもあります。


私はやっぱりバックジップという方には、今年の春からはじまったオートジップシステムのバックジップモデルがあります。オートジップシステムについては、春先に詳しく書いていますので読み直してみてください。

冬用はインナーネックが付いていますが、それがウェットの内側へ入り込まないしくみになっています。従来のバックジップと違う点は、使用しているジッパー、そしてその取り付け方が格段に柔らかく軽くなっていることです。これによって、背中への負荷が大きく減少しています。

さらには、首回りのフィットが向上して、首回りの防水性が格段に高くなっていることです。春秋用のフルスーツでテストしていますが、浸水はほぼシャットアウトしてくれます。首へのストレスもかなり軽減されていると思います。

私のはオール2ミリですが、秋口から初冬にかけてこれからのシーズンに多いに活躍してくれそうです(オール2ミリはキャンペーン対象外ですが、オーダー料は無料でおつくりします)

背中のジッパーと首回りのストレスが劇的に軽くなって、防水性も向上したオートジップシステムなら、安心してバックジップに戻ってくることができると思います。


もうひとつはちょっと地味目ですが、チェストジップ。10数年前、バックジップ一辺倒だったウェットスーツに最初に変化をもたらしたいわゆる「ジッパーレス」というスタイルです。

ジッパーレスはそもそも、背中も首回りも一枚のラバー生地ですからストレスは最小限です。インナーネックも進化していますから防水性も高いです。

今年の冬は私は、このジッパーレスに戻ってみようと思ってます。オール3ミリに発熱素材のプレミアムブラック(起毛素材です)で、薄く、軽く動きやすくというのがコンセプトです。3ミリでの保温性は10年前に実証済ですし、素材は当時より進化してますから動きやすくて暖かいのは言うまでもありません。


4つ目のロングチェストジップにブーツが付いているのは、いわゆるドライスーツです。これは本当に寒い地方、東北、北海道用です。ドライでなくてもウェットのロングチェストジップで同等の保温性があります。メンテナンスもウェットの方が簡単です。寒がりで湘南でもドライじゃなきゃという方、再考の余地多いにあります。まずはご相談ください。


素材は、パドルで暖まる伸縮発熱のプレミアムブラックと従来素材のプレミアムドレインのいずれか(バックジップはプレミアムブラックのみ、ドライはプレミアムドレインかQDWになります)をチョイス。フルオーダー料が無料で、それぞれ定価から税別¥5.000を割引いたします。

オーダーキャンペーンは、9月23日(月)までです。詳しくはMENEHUNE BEACH STOREホームページご覧ください。
/strong>



海では真夏のスウェルが炸裂しているというのに、冬のウェットスーツの暑苦しい話をしてみようと思っていましたが、書き始めて気が付きました。もしやこれ、まだナイショなの?

AXXE CLASSICさんに公表していいのかどうか聞くのを忘れたので、さわりだけにしておきます。今年はコレ。ごく普通のジッパーレスです。


なのですっかり書くことが無くなってしまいましたが、どういうことかは9月初旬のオーダー解禁日になってから詳しくお知らせいたします。

真冬のウェットスーツ、そろそろこういうのにしたいなあと考えていたところでした。

オーダーいただいていた、STEAMERのウェットスーツがいろいろと出来上がってきています。宣伝広告は一切やっていませんが、根強い支持があるウェットメーカーです。

湘南ではちょっと暖かすぎの3ミリフルスーツは、北の海のサーファーからのオーダーです。下半身をジャージ仕様にしました。


こちらはジャケットとショートジョンのセットアップ。ロンスプ仕様は今日みたいな雨の日にちょうど良いと思います。ジャケットのエリは少し高め。この方はフルスーツのネックも高めというリクエストで古くから愛用いただいています。そんなオーダーも可能です。


太陽が顔を出せばショートジョンだけか、トランクスにジャッケットでもうそろそろ行けると思います。

こちらは夏仕様の丸首長袖タッパー。


タッパーとジャケットの違いは着丈です。ジャケットはタッパーよりも長めです。上のジャケットみたいなエリ付のタッパーというのもあります。

昨年こんなの作ったの覚えていますか?


名付けて、オールドタイマーショートジョン。NHKの大河ドラマ「いだてん」で水泳の選手が着ているような水着のイメージです 笑。

股下短めで、背中のジッパーも肩のベルクロも無いのがミソです。着脱は首から簡単にできちゃいます。これはジャージオンリーです。

首回りと脇を広くとったので動きやすく、水も適度に入ってくれて、夏場はこれがけっこう具合いいのです。

古臭いのがお好きな方におすすめです。

激安というわけではありませんが、コストパフォーマンスがいいのがSTEAMER サーフスーツです。もちろんメイドインジャパンです。

AZS

オーダーいただいていたウェットスーツが出来上がってきました。ロゴは入っていませんが、STEAMERサーフスーツのロングジョンとジャケットのセットアップです。ジャケットを2ミリにして、トランクスとの組み合わせでも使いやすいようにしました。

湘南だったら、天気がいい日ならロングジョンだけでそろそろ大丈夫です。朝一はジャケットを着て、太陽が高くなって暑くなってきたらジャケットを脱いでロングジョンで、という使い方です。梅雨に入ったらまた重ね着です。

このセットアップは、90年代のクラシックボードのリバイバルと同時に復活してきたスタイルです。ビーバーテールをヒラヒラさせてログに乗るのがクールでした。いまだったら、70年代調のシングルフィンやハル、ミッドレングスなんかにも合いそうです(3ミリフルスーツも同価格です)

価格は抑えめですが生地は有名メーカーと同等のものを使っています。柔らかいだけでなく、伸びたものはしっかり戻ります。加えて脱ぎやすさも備えています。真冬の気温が低い時期に使うウェットほど、防水性や運動性にシビアなものを求める必要もない時期のウェットは、コスパ重視でいくのも合理的だと思います。

先日はAXXE CLASSICのオートジップフルスーツでやってました。気温が上がってきても暑くもなく、寒くもなくという感じで快適に波乗りできました(オール2ミリ 裏ジャージです)


2ミリ厚なので動きやすいのは当たり前ですが、防水性の高さには驚きました。ロングボードと6.8のシングルでコシサイズの波に3時間ほど入っていて、浸水を感じたのは最初だけでした。それも、首のフラップを固定する位置を調節したら、それもなくなりました。

バックジップで首から水が入らないのはスゴイと思います。着替えてチェックしてみましたが、上半身は濡れていない部分がかなりありました。

首の締め付け感はありません。首の後部の疲労感に関しては、ジッパーレスのウェットとほとんど変わらないと思います。軽くて柔らかいジッパーも然りで、ウェットを着ていることを忘れられるフルスーツです。

ジッパーからの浸水をシャットアウトするバリアネックは、着るときに内側へ入ってしまったり、着たら着たで今度は波乗りしているうちに首の部分からはみ出してきたりと、何かと邪魔な存在だったのですが、オートジップシステムとこの新しい首回りの作りは、それらをすべて解消してしまいました。

AZS(オートジップシステム)、これから活躍してくれると思います。


はい、前にもいろいろとやってみた記憶はあります。でも、ダメだったんです。ぬるま湯で洗えば、ワックスは溶けてきれいに落ちるでしょうとタカをくくっていたのがいけなかったんです。タワシでこすって、これできれいになったと思って、干して乾くとやっぱりワックスが白く残ってしまって…。

昨日のブログで書いたジャージにこびりついたワックスの洗濯のお話です。たしか先週くらいだったと思いますが、「ウェットのワックスを落とすいい方法知りませんか?」とお尋ねいただいた方がおられました。

そのときは、いろいろやってみたけど落ちません。ダメでしたとお答えしたと思います。

そのときはそうお答えするしかありませんでしたが、出来ないと口にするのがくやしい性格なので、ずっと何かいい方法はないかと気にしていたのです。そこへ昨日の汚れたジャーフルが出てきました。

海に入って濡れてしまえば目立たなくはなりますが、それじゃあきらめというか妥協というのか、とにかくウェットマニアとしてはそれじゃだめでしょという探求心がムラムラとこみあげてきてしまいました。

それでやってみました。見違える黒さのジャーフル大作戦です。

用意したのは洗剤と雑巾。洗剤はライオンのスーパーナノックス、雑巾は家にあったやつですが、たぶん劇落ち雑巾という商品です。


スーパーナノックスを選んだのは、中性洗剤と無蛍光という理由です。弱アルカリの方が洗浄力は上みたいですが、ジャージ素材と縫い糸(つまり繊維)に優しいと思われる中性のものを選びました。無蛍光にしたのは、色が黒だから(シェイン・ホランみたいに白のジャージだったら白を際立たせる蛍光剤入りでいいかもですが、たとえが古いっすか)

ウェット用として販売されている洗剤もありますが、洗剤としての成分は同じですが割高になってきます。効果は同じですので、ドラッグストアで安く手に入る洗剤で十分です。(ですのでウェットシャンプー、店では扱ってません。)

洗剤は原液のままだと伸びが良くなさそうなので、3倍くらいに薄めてみました。それでも濃い感じです。

ワックスは表面のジャージにからまっているはずです。なので、つけ置きはしなくてもいいように思い、つけ置きなしで挑戦です。

写真無くてすいません。

浴室の床にウェットを置いて、雑巾に洗剤液を付けて軽くこすっていきます。やったところとそうでないところが分からなくなるので、パーツごとにやっていきます。

汚れが一番ひどいムネの部分と股の部分を特に念入りに、シャカシャカこすって、脇の下、お尻、ヒザ回りを順番に洗剤でこすります。使う水は、洗剤を薄めたときの水だけです。

ひととおり洗剤でこすり終わったらこんどは、もみ洗いです。これもやさしく。

すると、なんということでしょう。

もみもみしていると、汚れが一番ひどかったムネのまわりからワックスがポロポロ。まるで垢すりみたいに取れてきます。


こりゃー、今回はイケるんじゃないかと、ムネにつづいて股間とお尻、ヒザとヒザ裏をもみこみました。

所要時間は約30分。すすいで乾かしてみたらこんな感じ。

ムネはまだ少し白く残ってますが、その下の股の部分はきれいに真っ黒になってます。画像より実物はもっときれいに真っ黒です。

これは効果ありと言っていいんじゃないかと思います。

肩口です。ログに乗っている人ならお分かりいただけると思います。持ち運びで肩にかついだときに付いたワックスです。フラップ側は洗いましたが、肩先の方は洗い忘れました。洗ったところはきれいになっているのが分かると思います。


洗剤はドラッグストアで400円くらいです。使ったのはフタのキャップに二杯でした。残りはもちろん普通の洗濯に使えます。

洗剤は界面活性剤で汚れ(この場合はワックス)を浮かせて(親水性を高め、落としやすい状態にして)除去するのが理屈なので、もしかすると洗剤液を塗ったあとに五分~十分くらい時間を置いてもみもみするといいのかもしれません。

このままでも十分きれいになっていますが、ムネと脇の部分をもう一回洗濯して、確かめてみようかと思ってます。

柔軟剤なるものも存在はします。ジャージ面や起毛の肌触りが良くなるのかなあとも想像いたしますが香りが結構あります。私はあの香りケミカルちっくで大抵は苦手です。海の上ではいろいろとナチュラルな方が良いかと思うので柔軟剤は止めときました。

浴室の床とすすぎに使ったバスタブには、ワックスのくずみたいなものが残るので、奥さまに怒られないようにきれいに掃除するのも忘れないようにしてください。

ついでに風呂掃除しておけば喜ばれることと思います。

それと、柔らかい冬用のワックスは落としておくのも忘れずに。気温があがるとベタベタです。


AXXE CLASSIC オートジップシステム オール2mmのサンプルスーツが出来上がりました。オートジップシステムというのは、背中のジッパーの上げ下げとインナーバリアが連動していて、従来のものよりもスムースに着脱ができるしくみです。

ジッパーコードは赤いボタンで半分に折りたためるようになっています。ジッパーの上げ下げと一緒に動くインナーバリアを見ていると、アイデアの斬新さとそれをカタチにしてしまう技術力に、あらためて驚かされます。


オートジップシステムは手放しにすごいと思います。でも、もっと大きな可能性がごく普通のバックジップスタイルのこのフルスーツに秘められているように思います。

まず、この首回りです。普通のウェットのネック部分と変わりはない見た目です。写真で表現するのはとても難しいのです。文章でご説明するしかありません。


お伝えしたいのはそのフィット感です。こればっかりは、実際に着用して体感してみないと分からないことです。目に見えて分かる違いではありませんが、大事なところです。

バックジップタイプの首回りは、かぶるだけのジッパーレスタイプと違って左右のパーツを首回りで重ね合わせてフィットさせる必要があります。それをマジックテープで固定するのですが、生地が重なるので首への負担が(ジッパーレスと比べると)増えてしまいます。

そして、重ねた部分にはどうしても隙間ができてしまって水が入ってきやすくなってしまうという点で、ジッパーレスと比べて首回りの防水性で劣るというのがこれまでのバックジップのウェットでした。(ジッパーレスというのは、ロングチェストジップやネックインスーツなど背中にジッパーが無いスーツの意味です)

このバックジップモデルでは、この二つがほぼ解消されているように思います。

実際に着てみると首回りのフィット感は、まるでつなぎ目が無い、かぶりタイプのジッパーレスのウェットを着ているように感じます。

首の後部への圧迫感もジッパーレスタイプと同等のストレスの無さです。

試着だけで、まだ実際に海で波をかぶってはいませんがこのフィット感、首回りの防水性はジッパーレスタイプと同じくらいに高そうな感触です。首回りに隙間ができないのです。

バックジップのウェットスーツを着ている感じがしないというのが大きな感想のひとつです。

そして背中のジッパーです。比較しやすいように従来の3mmフルスーツと並べてみました。


左が今回の新しいジップシステムです。従来のものに比べて作りが格段にシンプルなのが分かります。

背中が軽くなるということは、イコール、その分パドルが軽くなるということです。加えて、新しいジップシステムに使われているジッパーには、多少の伸縮性があり、柔軟性はかなりあります。(従来のジッパーの伸縮性はゼロです)

動きやすさにおいても、さらにノンジップタイプに近づいているということです。

この二つのことは、ジッパーレススーツのように動きやすく、防水性が高い暖かいウェットスーツをバックジップスタイルで実現できる可能性があることを示していると思います。


背中が大きく開くので脱ぐのも着るのも簡単。身体をスーツに滑り込ませて背中のジッパーを上げて首を留めてしまえば、ジッパーレスタイプと同様の動きやすさと防水性を持つバックジップスーツ。

バックジップは何より着脱が簡単です。寒い冬場の着替えはできるだけ簡単でシンプルなのが一番です。

脱ぎ着がより簡単で防水性が高く、スタイルは昔から一番なじみ深いバックジップ。形はおなじみでも、これまでのバックジップの概念を変える、そんなところにウェットスーツの新しい可能性を多いに感じてしまうのが今回のオートジップシステムなのです。

実際に触ってみるのが一番です。触っていただいて、ウェットの写真を指定のハッシュタグをつけてSNSへアップしていただくと、キーホルダーをプレゼントいたします(無料です)。SNSやってない方は私が代行いたします。オーダーいただけた方にはさらにAXXE CLASSIC特製シートをプレゼントいたします。



最初のバックジップタイプが第一世代、ジッパーレスが第二世代、ジッパーレスがさらに進化したネックインやロングチェストジップが第三世代とすると、これは第四世代のウェットスーツになるかもしれません。

これからが楽しみにです。

明日は、新しく出来上がった滑走のための道具のお話です。




先日、さわりのところだけお知らせしたAXXE CLASSICのオートジップシステムの続報です。

オートジップシステムというのは、インナーフラップが背中のジッパーの上げ下げと連動して上下することで着脱時の邪魔にならず、着替える際のストレスが軽減されるしくみです。

こんな作りになっています。

インナーフラップが背中のジッパーを上げ下げするヒモとつながっているので、フラップの上端が内側へ入り込んで行方不明になるストレスが解消されています。

ジッパーはロングチェストジップで使っているのと同じ、伸縮性があるジッパーでとても軽く上下して開閉してくれます。

ロングチェストジップをお使いの方はよくわかると思いますが、これが胸に横一直線に付いていてもパドリングを含めて身体の動きの妨げになることは全くありません。着用しているときにジッパーの存在を感じることは無いと思います。

そんなストレスフリーのジッパーを背中に使っています。

そして画像を見ていただくと分かると思いますが、ジッパーを取り付ける縫い目がありません。接着のみで十分な強度が得られるので、ジッパー以外の背中にかかるストレスがなくなっています。

インナーフラップが連動するのも画期的だと思いますが、このジッパーを使っているということの方が個人的にはバックジップスタイルのウェットスーツにとってはもっと大きな意味があることのように感じます。

それくらい柔軟性があるジッパーです。

それから、もうひとつ画期的だと思う点は首回りです。従来のバックジップの首回り(同じAXXE CLASSICです)はこんな感じです。


そしてオートジップシステムの首回り。


ふたつの違い、判りますか?

オートジップシステムの首回りは、首の後ろで重なっている部分のパーツが無くなっています。首の後ろがラバー1枚になっています。


首のパーツが少しだけ前傾した姿勢、ちょうどドルフィンをするときの姿勢にフィットするような角度で取り付けられています。

ですのでより首を起こす姿勢のとき、たとえば気を付けの姿勢や、パドリングで胸をそらす姿勢では首の後ろにぴったりとフィットします。それでも柔らかいラバーが1枚だけなので、首の後部へのストレスがありません。

実際に着用してみましたが、首が楽です。バックジップのウェットで波乗りをすると首の後ろに疲労感が残りますが、このネックだとノンジップタイプと同じように首への負担が少なくなると思います。

首にフィットするので、防水性も高くなります。

個人的にはこの首回りが一番重要ポイントではないかと思っています。今回はこのウェットスーツは、まだオール2ミリのフルスーツのみの展開です(保温性が欲しい方は、2ミリの裏起毛タイプがあります。)

この首回りで、ぜひ作って欲しいウェットがふたつあります。

ひとつは、オール2ミリのロングスプリングです。私はロングスプリングという概念があまり一般的でなかった時代から、ショップでお願いして作ってもらっていました。

当時はオール3ミリか、3/2ミリで作ってもらって重宝していた記憶がある(湘南、千葉南です)のですが、最近思うことは、3ミリだと「暑い」ということです。このオートジップシステムと首回りのオール2ミリのロンスプがあれば、かなり重宝するのではないかと思います。

首が楽で動きやすい、2ミリのロンスプ、ぜひお願いします。

もうひとつは真冬用です。

現在、冬のウェットでアドバンスドバックジップというモデルがあります。ロングチェストジップと同様に防水性が高く、動きやすいバックジップスタイルのウェットです。

本当はバックジップスタイルが好きなので、それを冬も着たいと思うのですが、ネックインタイプのネックベルトでも首がダメだった私は、アドバンスドバックジップのインナーの低いネックでも、アウターネックがプラスされたらたぶん無理。

今回のこの首まわりは防水性が高そうなので、この楽そうな首回りをなんとか応用できないものかと、かなり強い期待を抱いております。そっちの方もぜひお願いします。

と、いろいろな可能性を大いに期待させるオートジップシステムのオーダーキャンペーンを開催するそうです。


まずは、2月の末ごろにこのウェットスーツのサンプルが私のところに到着します。

そしたら皆さま、店頭にチェックしにいらしてください。

そこでウェットの写真を撮影していただいて、所定のハッシュタグを付けてSNS(フェイスブック、インスタなど)にアップしていたければ、その時点でAXXE CLASSICのキーホルダーをプレゼントします。(ベルトにつけられます)お金は町田への交通費のみ。


「SNSなんてやってないもん」という方も大丈夫です。私の携帯で撮影して私のアカウントでアップさせてもらってもOKだそうです(もちろん、お顔は出しません)

そして、オーダーいただけた方には着替えや車のシートに敷いて使える、マルチパーパスシートをプレゼントいたします。ぼんやりした画像ですいません。こんなんです。


もちろんオーダー料はいただきません。



今回、オートジップシステムはオール2ミリのフルスーツオンリーです。2ミリのフルスーツの使用する時期は、これまでの3ミリのフルスーツを少し前倒しした時期とお考えください。

シーガルのシーズンくらいから使い始めます。そもそもはシーガルの代わりという位置づけが強いです。そして袖がついている分、シーガルよりも長く引っ張れます。湘南だと11月いっぱいくらいかな。

ウェットの下にエアスキンのインナーを着れば、12月も行けると思います。利点としては、3ミリよりも動きやすいところ。そのスタイルで寒くなったらセミドライです。インナーは冬も使えますので無駄はありません。

3ミリと同じように使えるのが欲しいという方には、2ミリの裏起毛タイプがあります。それなら、3フルと同じ感覚で使えます。

そんな感じで考えていますが、まずはサンプルスーツの出来上がりを待つことにいたします。キャンペーンスタートはそこから。届いたら、このブログでお知らせいたします。


AXXE CLASSICの新製品、AUTO ZIP SYSTEM(AZS)のご紹介動画です。オートジップシステム、クルマのオートマウィンドウみたいに背中のジッパーがボタン一つで自動的に上がり下がりするのか?と思っていましたが、そんな訳はありません。

背中のジッパーの内側には、ジッパーから浸みてきた海水を背中に直接触れさせないように、インナーバリアが付いていますが、そのインナーバリアがジッパーと連動するしくみです。

これまでのインナーバリアは、背中のジッパーを閉める前にインナーバリアの端を首に通すしくみになっていました。首で固定することで、ウェットの中のインナーバリアの生地が折れ曲がらないような作りになっていました。

実はこれ嫌いだったんです。だって、首に通す部分が内側に入ってしまって、あとはジッパーを上げるだけの状態になっているウェットの背中のジッパーのあいだから手を入れて引っ張り出すのがひと苦労…。おまけに、首まわりが苦しいのは苦手です。

何度、この首回りの部分だけ切ってしまおうと考えたことか(でも、切ると今度はインナーバリアがウェットの中できれいに広がらないのです)

このしくみなら、首回りの部分は不要ですし、インナーバリアがジッパーと一緒に下がってくれるので、ウェットの開口部が広がって、脱ぎ着も楽です。

ちょっとしたことですが、ずいぶん快適になると思います。冬場はチェストジップですが、春秋はバックジップ派(やっぱりバックジップがかっこいい…)の私には嬉しい「AZS」です

これからサンプルスーツを作っていただいて、皆さまのオーダー受付は2月末ごろからの予定です。首回りのストレス大幅軽減ということ、使用するラバーがオール2ミリで、伸縮性があるストレッチジッパー使用というところにも、いろいろと秘密がありそうで、ウェットマニアの私としては楽しみなところです。

オーダーフェアでは、いろいろとプレゼントも用意されているみたいですので、どうぞお楽しみに。

ウェットの詳細はまたのちほどご報告いたします。



長いプリモのブランクスができあがっているみたいです。8’4”がお気に入りですが、今度は8フィートジャストで作ってみようと思います。この方のボードは、7’10”だそうです。

DEEPEST FACES from Michael H. Kew on Vimeo.



7フィート前後のミッドレングス、9フィート以上のロングボード、どちらも海ではよく見かけるサイズですが、そのあいだの8フィート代のボードは意外と少ないように思います。ロングボードともミッドレングスとも違う感覚で面白いんですけどね、8フィート。


朝、クルマのフロントガラスに付いた霜を溶かそうとかけたお湯が、流れ落ちたコンクリートの上でそのまま凍り付いていました。おとといから二十四節季の寒の入りで、今が一年で一番寒い時期です。寒さは本番ですが、冬の波乗りもこれからが本番です。

明日の午前8時の風向と風速の予想図。明け方よりも北寄りが強まりそうですが、なんとか残るか?


海へ行ってみようかと思っていますが、冬場つらいのは朝の四時に暖かい寝床から出るときと、オフショア(北風)に吹かれながらウェットに着替えるとき。そこをクリアすればOKです。

海の中では寒くもなーんともありません 笑。真冬の海での強い味方のおかげです。

ゼロのエアドームと、昨年、ネックインスーツに続くモデルとして人気が高いAXXE CLASSICのロングチェストジップです。

ゼロは裏起毛無しのオール3ミリですが、冬場はSURFGRIPのエアスキンインナーを中に着ていれば大丈夫です。


このインナーの特徴は素材(右側の画像)にあります。おもて側は滑りが良く、ウェットの着脱がしやすいラッシュガードと同じナイロン素材ですが、裏面はクロロプレンラバーになっています。

ラバー面は熱反射コーティングされていて、断熱性と保温性に優れています。当然のようにラバーは、水も風も通しません。ウェットの内部に海水が入ったとしても、このインナー上への浸水ならそれが肌に直接触れることはありません。(上の画像で水が表面に水滴になっているのが分かると思います)

風を通さないので、海からあがって着替えるときのあの寒さはかなり軽減されます。起毛だけのインナーよりもはるかに楽です。

厚みは、0.5ミリでウェットの下に着用しても気にならない薄さですが、その薄さでも破たりしません。ここ数年、私がインナーに着用しているのはご存知だと思いますが、破れもヘタリもありません。

普段の取り扱いは画像のショートジョンタイプになります。半袖や長袖の袖付き(パンツは別になります)は、2~3日でお取り寄せできますのでお申しつけください。

寒い日に、長袖(ロンTタイプ)のインナーで、春秋用の3ミリのジャーフルを着て実験をしたことがあります(プラス、ブーツとグローブ着用)。3フルだけでは確実に寒くて入っていられないような日でしたが、若干ひんやりはしたものの波乗りできました。(この日です。2014年12月のブログ。)

今の季節ジャーフルで入ろうという人はあまりいないと思いますが、通常のセミドライタイプでしたら、ショートジョンで十分だと思います。

ブーツやグローブを感覚が変わるといって嫌う向きもありますが、これは慣れの問題です。先ほどの3フルとインナーの実験で海に入っていられたのは、ブーツとグローブの威力です。

ブーツを嫌いな方、今のブーツ進化してますので。

立ち上がるときに、引っ掛かりません。足袋みたいな着用感なのですが、簡単に裏返せるのもその証拠(いつまでも乾かずにクサクなったりしないという利点もあり)。足首バンドを使えば浸水は大幅に軽減されます。

自分もそうですが、腰痛が気になる人はブーツが大切です。足冷やすと腰にきます。

それから、グローブです。

グローブすると顔を触れなくなりますが、寒さに対してはかなり強い味方です。水をかぶったり、落っこちて水の中から出てくると、手で顔の水を払いたくなりますがそれはほんの少しのあいだです。数秒のあいだ触りたいのを我慢すれば水は勝手に流れていってくれます。

手が寒いと肩にきます。肩こりの原因です。手がかじかんでドルフィンのときにボードを離してしまうこともありません。

メイドインジャパンで縫製しているのでグローブ、安くありません。でも長く使えます。自分で今使っているグローブ、ブログをさかのぼってみたら2010年頃から使ってます。縫い目から水が浸みてきますがグローブは手先だけのせいか、それはあんまり関係ないみたいです。それを冷たいと感じたことありません。

ブーツ、グローブに加えてこれもあります。ここまでやれば完全防備のフードです。


ブーツ、グローブ、フードの完全装備なら、風が吹いても水が冷たくても関係ありません。風も寒さも外の世界のことになります。寒くないというよりは、わかんないという感じです 笑。よく、海から上がって歩いていると、これから入ろうという人に「水冷たいですか?」なんて尋ねられたりしますが、そう聞かれて初めて「あれ?冷たかったっけか?」となって「よくわかんない」と答えたりするのです。

かぶっていると風も感じないので「外の世界とシャットアウトされている」という感覚が一番近いと思います。首回りを覆うので、マフラーのようになるし、ウェットスーツのネック部分からの浸水が気になるときにも有効です。サーファーズイヤーの予防にもなります。

商品名「ストレスフリーフード」のとおり、かぶったときのストレスはほとんどありません。かぶりものが嫌いな私でも平気ですから。

ブーツ、グローブ、フードに関しては、メーカーのストックは主要サイズはほぼ品切れ状態ですので、店頭にあるものが無くなったら終了です(インナーは大丈夫です)。

腰痛、肩こり、サーファーズイヤー予防などなど、寒さによるダメージを少しでも軽減するには装備が重要です。
BEACH STORE SURF GRIP ブーツ&グローブ


Visitor Map
Create your own visitor map!