MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
ショップのオープンは2001年。それ以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 還暦を過ぎて、BASIピラティスのマットインストラクターの資格を取得。年齢に関係なく調子良く動けるカラダ目指しています。
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お知らせ:12月12日(火)はお休みいたします。よろしくお願いいたします。営業カレンダー

これから明日にかけて低気圧が通過していきます。風は終日オフショアの予想で、明日は波良さそうです。


朝のうちは大雨の予報ですので、海までの運転はお気を付けください。何時ごろから波が良くなってくるか?というのが一番気になるところです。

潮は大潮回りですが冬の潮なので大きくは引きません。引きの時間は江の島で10時10分 92cmとなっています。

おそらくは朝早い時間はまだうねりが入らないと思います。外れたらゴメンナサイですが、いままでの経験から考えると波が上がり始めるのは、おそらく雨が上がるタイミングじゃないかと思います。それが何時なのかは予報がそれぞれ違っています(1~2時間の差ですが)。

私だったら干潮の時間の少し前あたりに海に到着するように出かけます。冬の大雨の中の波乗りはあまり楽しいもんじゃありませんし、波はおそらく一日続きそうです。雨が止みそうな時間と干潮からの上げ潮でうねりの反応が良くなるんじゃないかと思います。

当たるかどうか明日が楽しみです 笑。


などと他人様(ひとさま)に言っときながら私は行けなさそう。体調最悪ですもん。インフルとかじゃありませんが、のべつ幕なしに身体を使い続けたツケが出ているみたいです。良く分からないけど身体がヤバイ感じです。

久しぶりに海に浸かりたいのは山々なのですが、今週末の土日は大事な最後の授業が控えています。先送りは出来ません。もし何かあったら、これまでの積み重ねが全て初めからやり直しになってしまいます。それは絶対に避けたいです。

今週末をクリアすれば、あとは融通が効くようになると思うので明日は我慢します。一か月前には全く出来なかったことが出来るようになっていたりと、自分の身体が進歩しているという実感が多いにあります。

同期生を見ても年齢的には最高齢です(しかも倍くらいの 笑)。大いなるチャレンジですが、もっと先を見てみたいです。



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ZERO ウェットスーツ、STEAMERウェットスーツ、AIDENTIFYウェットスーツ、オーダー料無料にてお作りします。
AXXE CLASSIC フルスーツをオーダーいただいた方に、もれなくウェット専用ハンガープレゼント!



オーダーいただいたウェットスーツが出来上がってきております。まずは極暖ブーツ一体型のU-ZIP。首回りのインナーにもうひとつインナーネックが付いてU型のジッパーにもフラップ、手首も防水仕様で完全装備で怖いもの無しです。


もうひとつはバックジップ。オートジップです。今季はバックジップのオーダーを結構いただいています。私が目指すクラシックスタイルの進化と回帰です…なんちゃって 笑。


クラシック(バックジップ)の進化と、U-ZIPという新しいスタイルを生み出したのは、ストレッチファスナーというパーツに拠るところが大きいと思います。柔軟性があるファスナーという新しい素材と、それをU字型に使うというAXXE CLASSICさんの着眼点と開発力から生まれた素晴らしいウェットだと思います。

同じストレッチファスナーを使った、STEAMERさんのバックジップも今季はかなりご好評いただいております。

今日は昼前頃から少しサイズが上がってきました。長めの板で楽しめたんじゃないでしょうか。今日は日差しがありましたが、朝や曇りの日にはもうセミドライで良さそうです。AXXE CLASSICの年内納めは今日あたりまでですが、年明け早々には出来上がってきます。他のZERO、STEAMERはまだぎりぎり大丈夫ですので、新しいウェットをお考えの方はご相談ください。

明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。


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とても良いコンディションのユーズドボードが入荷しました。カツカワミナミサーフボードのTIKIモデル。レングスは7’2”。サイドフィンが付いたミッドレングスボードです。

シングルフィンのボードに乗っていると、ここでもう少しだけ波を縦に上がって、あのリップに当て込んでみたいとか、もっと思い切り戻って肩越しに見えているスープに思い切り飛び込むようなカットバックをしたい、などと思ってしまう場面に出会うことってありませんか。

そんなときに、ボードの動きをサポートしてくれるのがレールの横に付いている小さなサイドフィンです。レールをキープして、ボードが旋回し続けるのをサポートしてくれます。トライフィンのサイドフィンほどは大きくありませんので、シングルフィンのスムースさは残しつつ、小さくてもサイドフィンの威力は大きいです。

TIKIのボトムはプリモと同じトライプレーンコンボボトムです。コンケーブとレールエッジのコンビネーションがプリモのあのスピードとマニューバを生み出しているのですが、サイドフィンが付いているTIKIではそこにマニューバのための要素がプラスされます。



ストレートなプリモのテールに比べて、TIKIのテールにはサイドフィンの作用を活かすためのVEEとテールロッカーが付けられています。このテールボトムのラインは、サイドフィンがキープするボード前方からの流れを邪魔せずにテールエンドへと流していきます。

ミッドレングスのスムースなマニューバを多いに楽しんで欲しいのが、このTIKIモデルです。でも、軽く動くからといって身体からバタバタやってしまうとあんまりかっこよくありません。シングルフィンの延長にいるくらいの気持ちで大きなラインで、ここぞというセクションでより深くテールをコントロールしながら、どこまでもスムースに…です。しっかりと付けられた重さもスムースさを助けてくれると思います。



ユーズドTIKIは、MENEHUNEウェブサイトをご覧ください。


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長年履き込まれ、いい感じに色落ちしたNALUTOトランクスのTHE BANDです。裾の縫い目に入り込んだ砂を出して、破れたところを修理して、新しく同じ形の色違いでオーダーいただいたTHE BANDと一緒にお送りします。

擦れて破れたところを丁寧に繕って、補強も入れてくれています(三角形の縫い目)。


気に入って長く履いていただいている方と、一枚一枚のトランクスを心を込めて縫っている職人さんのそれぞれの思いをつなぐ仕事ができたような気がして嬉しく思います。

NALUTOトランクスは使用環境によっては、裾の縫い目に砂が入り込んで溜ってしまうことがあります。溜った砂は裾をほどいて出すことが出来ます。初回は無料で行っています。画像のように修理も可能です。(砂出しは無料ですが送料はご負担願います。修理は有償になります。)

履き込んで身体に馴染んだトランクスをできるだけ長く使えるようお手助けいたします。


みんなお上手です 笑。自分の感性に合うサーファーを見つけてお手本にしましょう。真似をすることも大事です。そこから自分なりのスタイルを見つけるんです。




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ある方からロングボンザーのお問い合わせをいただいて、自分で乗っていた9フィートのボンザーのことを(自分のことですが)調べていました。作ったのは2007年で、もう16年前のことです。私のところで作った活さんのボードは、そのほとんどの画像データをモデル別に分けて保存しています。

9フィートのボンザー、これです。幅は23インチ。アウトラインはガンのアウトラインを使い、幅を広くして作っています。


ボトムはノーズから緩いシングルコンケーブで入って、センターの少し前くらいからフラット。そこからテールにかけて緩いVEEと書かれています。レールは最近また盛り上がっているダウンレール。同じ形のロングボンザーをオーダーいただいて数本作っています。


2007年の夏から4年ほど乗ってユーズドで販売しました。2007年夏というと、2005年の年末にクラークフォームが突然シャットダウンして一年ちょっとしか経っていない時期です。青天の霹靂(せいてんのへきれき)とでも言える出来事でした。なんてったって、サーフボードのコアの部分が急に無くなってしまったんですから。

そんな時期だったので、私のチョー調子が良かったロングボンザーのフォームはメイド・イン・チャイナ。活さん曰く、クラークに無かったロッカーが面白くて、発泡のクオリティも悪くないですと言うことでした。

でも、怪我の功名とは良く言ったもので、活さんのモデルのラインアップのバリエーションが増えるきっかけでもあったのです。チャイナメイドは私のロングボンザーだけでしたが、クラークには無かったブランクスのデザインが活さんの創造力を多いに刺激したのです。

その結果が今のモデルのラインアップの面々です。

今回のコロナ禍で、ブランクスの供給が滞ったときも同様のことが起きたのも面白い話です。私がニーボードを二本とも(スワローテールとラウンドピンです)作り換えたのも、新しく使い始めたブランクスのロッカーが良かったからです。TOTOもそこから生まれてきたと言っても良いと思います。

情勢や物事が変化したときこそ、新しいモノや価値観を生み出すチャンスでもあるんでしょうね。サーフボードに限らず、見慣れたものばかりでなく、今まで目を向けてこなかったものや、良く見ていなかったものを改めて良く見て考えてみるということで新しい発見があったり、今まで気が付かなった所に気付くことができるんだと思います。

なんだか教訓めいた話になっちゃいましたが、そう言えばそんなこともあったなあ、というお話なのでした。

上のボンザーと同時期に作っていた、7’11”のダイアモンドテールボンザーです。ブランクスはどこのものを使ってるんでしょうね。面白いので調べてみます。




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他の事を書くつもりだったのですが、この映像にすっかりやられてしまいました。カーディフリーフでのジョエル・チューダーです。

ボードはHANSENのヴィンテージ、マイクドイルモデル。このボード、以前所有していましたが他のヴィンテージに比べてもかなり重量がありました。

ボードの個体差なのかもしれませんが、スピードを好んだというマイクドイルが意図的に重量を付けたのかなあなどと、ヴィンテージボードならではのお楽しみの妄想が膨らむボードでもありました。フラットで丸いシェイプに、立ち気味の四角い尾翼みたいなフィンが付いていて、ピンストライプがフィンまでつながって入っているお洒落なボードでした。

他にもビンテージボードに乗っている映像がありましたが、ジョエル・チューダーが60年代のログに乗ると彼のサーフィンの優雅さが自然と引き出されて、より際立ってくるように思います。

スムースな流れるようなラインのサーフィンですが、彼の体幹や足腰のパワーはどれだけ凄いんでしょう。

やっぱりロングボードはいいなあ~、としみじみ(笑)思います。

今年のクリスマスソングはこれかな。R.I.P.シェインさん


この曲は、SURFER’S THE MOVIE(1990)で使われていたので、もしかしたら耳にしたことがあるかもしれません。


SURFER'S THE MOVIE、VHSならまだ持ってるんですがデッキがありません。後世に残すべき作品だと思います。デジタル化して欲しいものです。

Surfers: The Movie Teaser from Surfline on Vimeo.





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BREAKFAST / SURFSLOW from YR on Vimeo.



波とサーフボードが柔らかく調和した、素晴らしいサーフィンだと思います。下の記事で難しいと書いてはいますが、丸みを持ったボトムとレールのログでのサーフィンの気持ち良さが伝わってくる映像です。

波にレールエッジやフィンを食い込ませ、大きくスプレーを飛ばしながらターンを繰り返すようなサーフィンを”shredding(切り刻む)”と表現することがありますが、それとは逆のサーフィンです。

エッジが無い柔らかい形にシェイプされたロングボードはとてもスムースです。抵抗が少ない柔らかなボトムとレールはその大きな浮力と重量と相まって、小さな緩やかな波の斜面から推進力を引き出します。

全てにおいて、スムースさが一番の身上なのです。以前乗っていたPIGです。


TOTOのボトムはフラットで、レールにエッジも付いています。でもそれを使ったとしても、アタマの中にいつもあるのは”スムース”です。プリモも同じです。ノーズからテールまでコンケーブが通ってエッジがパキパキでも、それは波を切り刻むためではなく、スムースに波を滑るための補助みたいなものです(杖かな?笑)

最初の動画を見て思ったのは、自分はやっぱりあんな感じのサーフィンが好きなんだなあということです。TOTOがお気に入りなのは、エッジやVEE、柔らかめのダウンレールに助けてもらって重たいログの三分の二くらいのチカラでスムースに波を滑って楽しむことができるからだと思います。

明朝、オフに変わるようならロングボードを持って久しぶりに波を滑ってみようと思っていましたが、また西風が吹いてしまいそうです。

どうせ吹くなら、ドン吹きに吹いてビーチの砂を運んで来てくれたらいいのにと思います。


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土、日はレッスンでたっぷり身体を使い、今朝も朝からピラティスです。スタジオの窓から青空を見上げながら頭の隅で、風が変わって波乗り出来てそうだなあと考えながら背骨を思い切り伸展させておりました。

そんな訳ですっかり身体は怠惰な月曜日ですが、身体のことばかり考えて、波乗りを忘れた訳じゃありません。年寄りには画面が小さすぎるディバイス(老眼でスマホという意味 笑)でも、ひと目でわかるのはこの方のサーフィンです。



もっともっとピラティスを深めていったら、せめてカットバックだけでもこんな身体の使い方ができるんじゃないかと考えています。TOTOはとても反応が良くて、身体に動きにボードが素直について来てくれるロングボードです。

波の高い所へ上がりつつ、骨盤を立て、腹筋群、脊柱起立筋群を使って脊柱を回旋させつつ頭の方向へ伸ばし、後ろ足の内転筋を使ってテール加重でカットバック(笑)

…などと、訳のわからないことを書きはじめるかもしれませんが、そんなことをTOTOで試してみたいのです。

こんなことをやっちょります。

脚はこのまま、上体だけを持ち上げるエクササイズ(のための準備練習)です。


いわゆる「腹筋」だけでは持ち上がりません。背中を伸ばすのが最終の姿勢です。ちなみに呼吸は、息を「吸いながら」上がってこなければいけません。ここからさらに難しいのが待っています。


私は胸部の脊柱(胸椎)を反らすのが苦手だったようです。腰は腹筋を使って反りすぎないように守っています。パドルで腰と首が痛くなっていたのは、胸椎が硬い分のしわ寄せが、腰と首に代償として出てしまっていたのだと思います。(今は胸を使えるので痛くならなくなりました。)


上の姿勢をキープしながら動くエクササイズです。床にヒジを付けるところまで下げるので最終的には足がもう少し上ります。ピラティスを始める前は腰が恐ろしくて、絶対にできなかった姿勢です(平気で出来るようになったのは腰を守れるようになったからです)。こちらもこの後、さらに難易度が上がってきます。


コースが進むにつれて、難易度が高くなり「果たしてこれ出来るのか?」と若干憂鬱な月曜日でもありますが、手掛かりを探しながら少しずつ登っていこうと思います。そしてある程度の高さまで行けたら、波の上では最初に書いたようなことができるようになっている…はずです。


先週は風邪でダウンして、シェイプルームへ行けなかったので(活さんに染したくないですし)、明日行ってこようと思ってます。


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11月7日(火)はお休みいたします。ナルトトランクスの展示会などなど、東京へ行ってきます(町田も東京都ですが)。ナルトトランクス、今なら早い出来上がりでお届けできます。暖かくなると時間がかかります。来年のトランクスの準備は今のうちにどーぞ。

時間が無くって、お知らせだけですいません。明日は南風が強くなりそうです。明後日、水曜は朝からオフショアですがサイズダウンも早そう。朝は潮が少ないので、ロングボードで楽しめそうです。


AXXE CLASSIC オーダーフェア第二弾 開催中!!11月12日まで。
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11月12日まで、AXXE CLASSICオーダーフェア開催中です。SURF GRIPのウェットハンガーをプレゼントします。

活さんが「覚えてますか?」と送ってくれた上の写真。稲村のレストランで、何の集まりだったかは忘れましたが、レジェンダリーな方々とご一緒させていただいたときの写真です。スタジャン着たぎりぎり30代の私と女房が端の方に写ってます。

このときに、今ではインターナショナル・フォトグラファーの竹井達夫氏が作ったウディ・アレン調のサーフフィルムも上映されました(自宅のどこかにVHSビデオで残ってるはずです)。このときの竹井氏のアウトフィットは、まるでアメリカン・グラフィティのテリー。60年代からタイムスリップしてきた人かと思いました。

あの頃、自分は何をやっていたのかと当時定期的に発行していたメルマガで、このパーティのころに書いたと思われる文章を読み直してみました。まだこのブログを始める前のことです。

ちょうど20年間の2003年11月、こんなことを書いていました。


冬の朝

1964年生まれの私にとって、今年は30代最後の1年間でした。新しい年がはじまり、春夏秋冬と季節はめぐって(松山千春みたいだ)また冬を迎えようとしています。ちょっと前までは、朝だか夜中だかわからない時間に家を出て約一時間のドライブ。三浦半島の方角が明るくなり始めるころに、海に到着。真冬のキーンと澄んだ空気の中、白い息をはきながらウェットスーツに着替えていると、東の空が真っ赤に染まり、冬特有の美しい朝焼けを見ながらポイントに一番乗りでパドルアウトして、しばらくの間はゆっくりとエンプティウェイブを楽しむというスタイルでした。

きれいな朝焼けを見れるのと、海が空いているという理由からそんなことをしていました。潮の時間はあまり気にしていなかったと言うか、波がすこしでもあれば干潮から満潮までずっと、オンショアが吹き始める昼ごろまで入っいてたわけですから、波の潮位による変化などは身をもって感じていました。最近よく朝一番で入っているヘンなヤツということで地元の人たちに自然と顔を覚えられ、沖のラインアップで彼らに混じって波待ちできるようになるなど、副産物的に良いこともあったのかもしれません。

最近は人も増えて平日の早朝に海に行っても、もう何人ものサーファーが入っていたりします。(最初の話がほんの7~8年前の話ですから、すごい変化です。)すでに何人かが波待ちしているポイントブレイクのポイントに、ちょこっと遠慮気味にパドルアウトして行くと、大抵そこにいる人たちは、ガツガツせず、それぞれのペースで早朝の時間を楽しんでいるのが感じられることが多いのは私だけでしょうか?「たぶんこの人たちも、自分と同じような物を求めているんだろうな…」と感じます。

夏の海は、ビーチも海の中も人がたくさんいて賑やかで楽しい雰囲気です。海に入っていても自分が外に向かって開いて行くのが感じられます。(湘南の夏特有の楽しい(?)オンショアの波が頭の中に浮かんでくるようです。)冬の早朝の海は、乾いて硬い感じのする冷たい外気、海底のリーフまできれいに透す、冷たく澄んだ海水、北風に整えられたきれいな波のフェイス、冷たい風を顔に感じながら、脇の下に手のひらを挟んでグレイの水平線を見つめていると、落ち着いた静かな気持ちになっていきます。

冬はあらためて、自分の波乗りを見つめ直す季節でもあります。寒さはまた違った楽しみを波乗りに与えてくれるものです。


その他には、クリス・クリステンソンのフィッシュ5.10と6.0が入荷します!というお知らせ。それにクーパー・フィッシュが価格改定(値下げ!)

ウェットスーツは、STEAMERの裏起毛とZEROのジッパーレスのお知らせ(AXXE CLASSICはまだブランドがスタートする前)裏起毛のウェットを着始めたのもこの頃くらいからでした。

それに、今は故人になってしまったジョン・セバーソンのサーフアート入荷のお知らせです。

ブランクスはまだ、クラークフォームの時代です。

20年後の今、真冬の早朝でも波があれば海はたくさんのサーファーでにぎわっています。誰でも簡単に波予想や波情報が手に入るようになったこと、ウェットスーツの進化など、真冬でもサーファーが増えた理由はいろいろあると思いますが何より一番の理由は、サーファーのライフスタイルが広く受け入れられ、定着したからだと思います。

時が過ぎるのは早いものと良く言いますが、私にはそうは思えません。経過した時間をしっかり感じる20年間でしたし、今は今で面白い時代です。サーファーは増えましたが、海にはまだまだ自分が乗れる波は残されています(と、いつも言ってます)。

歳を取るのもなかなか、悪くはないもんです。

明日は定休日です。シェイプルームへ行ってきます。


STEAMERサーフスーツ オーダーフェア開催中 10月31日(火)まで 5/3ミリ、3/3ミリ セミドライスーツ 10%OFFでお作りします。
AXXE CLASSIC オーダーフェア第二弾 10月28日から 事前ご相談承ります。
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