MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
2 4 6
9 11
16 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
無題(返信済)
(04/05)
無題(返信済)
(04/04)
(03/17)
プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
バーコード
カウンター
[1] [2] [3] [4] [5] [6]

そろそろ新しいボードを作りたいなあと企んでいます。欲しいなあと思っているのはトライフィンとニーボード。ニーボードはクアッドを作ったばかりなのでひとまずはお預けですが、2+1のフィンでロッカーを気持ち強くしてボリュームをもう少し落としたようなのがいいと思っています。

そしてトライフィンです。最近、シングル、シングル言ってますがトライフィンです。

シングルフィンでボトムターンしているときに、トライフィンだったらここでサイドフィンが効いてもっと軽く波の上へと向かっていってくれるのかな~とか、ブギーでカットバックしているときに、トライフィンだったらここでもう少しテールが粘ってくれてもっとドライブして回ってくれるのかな~などと考えていたらなんだか乗ってみたくなりました。

シングルフィン、フィッシュはそれぞれに特長があります。クセもあります。個性が強くてその個性を楽しむようなイメージです。一方、トライフィンはいうことを良く聞いてくれる優等生のイメージ。フィッシュやシングルフィのように個性は強くはないけれど、いろいろな個性を平均して持っていてオールラウンドに乗り手を楽しませてくれるイメージです。

トライフィンに乗ってる人には当たり前です。世界標準ですから。私がただのあまのじゃくです。でも最近、あまのじゃくはシングルともフィッシュのように個性が強くなくても、それとは違う面白さと楽しみ方がトライフィンにはありそうだと思うようになってきました。

それで上の画像です。エッグかイーグルノーズのダイアモンドテール。どっちのアウトラインにする?

やっぱりエッグかな~。

外見のイメージはばっちり出来ています。色はクリアでサンディングフィニッシュ。ロゴマークは小さく目立たないように入れて、フィンはプライウッドをフォイルして木製のフィンを作ってもらってグラスオンにします。クリアにウッドフィンだけをアクセントにしたごくシンプルな外見にしたいです。

まずはシェイパーさんに相談ですね。

ALAIANさんのブログを見ていたらこんな素敵な動画がありました。

シングルフィンってまさにこんな感じです。




ずっと不思議に思っていたことがありました。

上の写真は昨日です。予想していた以上に波が上がってびっくり。写真の潮が多い時間帯でもセットでアタマくらい。引いてくるとさらに大きくなって思わぬプレゼントでした。

ボードは6.2のシングルフィンです。前回よりフィンを少し後へずらして試してみました。

不思議に思っていたのはこのフィンのことです。60年代の終わりごろから70年代、シングルフィンの時代のサーフムービが好きでよく見るのですが、よく見ると二種類の違うタイプのフィンが付いているのです。

ひとつはレイクが弱くも高さもあまりない三角形のフィン。イメージ的にはこんな感じ。最初に使っていたフィンです。


もうひとつは、おそらくジョージ・グリノウのフィンがもとになっていると思われる、細長くてレイクが入っているフィン。最近、試しているフィンのような形状です。


以下、細長いタイプと三角形のタイプと呼ぶことにします。

細長いタイプはナット・ヤングが1967年に世界チャンピオンになったころから使われていたと思われます(ロングボードの時代です)三角形のタイプが付いたロングボードは見たことが無いので、細長いタイプの方がおそらく古いデザインだと思われます。

二つのタイプが違うフィンがどうして存在したのか?どちらかが性能的に優れていれば、サーフボードのデザインが洗練されていく過程で優れている方が残っていくのが自然な流れじゃないかというのが大いなるギモンでした。

実はそんなことを考えて、それならば自分で試してみようとまずはこの細長いフィンを使い始めました。そして昨日。フィンを試すには絶好の機会でした。

細長いフィンは三角形のフィンよりもレイクがある分だと思いますがテールが粘ります。カットバックはよりドライブしてくれるように感じます。

何本か乗ってみて、こっちの方(細長いフィン)がいいんじゃないの?と思いました(実はそういう先入観があったので、この6.2のボードにはあえて試すつもりで三角形のタイプを最初に付けてみたのです)

そしてまたテイクオフ。いい所から乗れたようで前方は波の壁(最高の光景でしょ)

よーしとばかりにデッキを踏み込んでレールを入れ、ボードが波の上に上がっていくタイミングを見計らって、レールを抜き気味にしてボトムを波の斜面に合わせるように、かっこつけたポーズで滑り降りようとします。一番スムースさを感じられるような気がして好きな瞬間です。でも…。

あれ?

いまいちボードが降りてくれない…

もう一度。

やっぱり、なんか違う感じ。

(まだ波は続いていたので)もう二回ほど繰り返すことができましたが、やっぱり同じ感じでした。

もしかして、細長いフィンはダウンザラインが遅い?でもマニューバは細長い方がいい感じです。

~*~*~*~*~*~

たっぷり波乗りした後はカツさんのシェイプルームにお邪魔していつものミーティングです。(昨日はカツさんはBOOOGIEで一緒に波乗りしました。)

早速、フィンのことをカツさんに聞いてみると、間違ってはいないようでした。フィンを削って高さをどんどん低くしていったことがあったそうです。ダウンザラインでボードが波を降りて行きやすくしてより速くしようとしていたそうです。

もちろんサーフボードのアウトラインやシェイプとのバランスもあると思います。でも少しだけ、疑問に感じていたことに近づいたように思いました。

三角形のタイプでも、もっとレールをうまく使えればもっとドライブさせられるんだと思います。細長いフィンの方がいいという先入観は正しくないようです。

こんのくらいでシングルフィンは…などと語るつもりは全然ありません。ようやく入り口が見えてきた気持ちです。

なんだかシングルフィン、さらに面白くなってきました。いろいろとフィンを手に入れて試してみたいと思います。とりあえずは今の細長いやつです。次は少し前方へと移動して試してみようと思います。フィンの前後でもボードの反応は変わります。次が楽しみです。

シングルフィン、面白いでしょ。

こちらも面白いニーボード。Nさんのオーダー、パッドも貼ってばっちりです。


そういえば、昨日は海でニーボーダーを二人も見かけました。やっぱりニーロもかっこいい。


またまた、シリーズシングルフィンです。興味ない方にはどうもすいません。でも興味持ってください、シングルフィン(笑)

先週のブログでフィンを換えて乗ってみたらずいぶん感じが変わったと書きました。フィンが1本しかないのですから、その影響は多いです。フィンの形状とフィンの位置(前か後か)で変わってきます。

使用した二つのフィンを比べてみました。

左側がいままで使っていたフィン、右が新しく使ってみたフィンと同じ形状のフィンです。


重ねるとこんな感じです。

ベースはほぼ同じ。高さは新しく変えた方が高く、高さの分だけレイクが強めになっています。

最初に使っていたフィン(小さい方)は、なんとなくいかにも70年代風というイメージです。高さの分だけレイクが少ないせいか、ボードがくるりと回ってしまう感じで何か物足りないものを感じていたのですが、細長いフィンにして後方にフィンが1インチ程度伸びただけで、ターンしている間ずっとホールドしてくれている感覚がありました。(追記:それぞれのフィンに長所と短所があります。後のブログで解説しています。ちなみに最終的に使っているのは(小さい方)でした)

風が入って波はよくなかったので、これでコンディションが良かったらと思うとかなり期待できそうな感じです。フィンの位置をもう少しだけ後にしたほうがいいかもしれません。


楽しみです。


FIN

残念ながら予想はハズレ。風は北に回りませんでした。東寄りのサイドオンです。サイズはムネ~カタくらいですが、いまいちまとまらず、どうしようかと考えましたが、しばらく見ているとなんとなくレギュラー側へ走れそうなところがあったので、そこでやってみようと入水してみました。

駐車場から見ているとなんだか最悪のコンディションでしたが、入ってみれば意外と面白い(笑)やっぱり、オンショアだなんだと文句言わずにやらなくちゃいけませんね。

ボードは6.2のシングルフィン。どうしてシングルフィンが好きなのか?というよりは、どうしてこんなときにやってるのか?という感じでしたが新しいフィン、かなり良い感じです。

新しいフィンはホームページにも出ていますがスキップ・フライの8.5インチ(グリーンの8.5は私が使っちゃったのでSOLDです)。ベースはいままで使っていたものと同じですが形が全体的に細長く高く(深く)なってます。


ちょっとフレックスしているのを感じますが、オンショアの落ち着かない波でもスピードを付けやすくて、ボトムターンやカットバックもよりドライブしてくれそうな感じです。コンディションが整ったときが楽しみです。

全然良くない波でしたが、なんだかフィンの感触が良くて結局2時間も入ってました。サーフボードはフィンでずいぶん変わるのを再認識しました。

気がつけば、サイドオンが真南のどオンショアに変わって、波もジャンクになり始めたし、なんだか船酔いみたいに気持ち悪くなってきたので終了。

このダイアモンドテールのシングルフィン、いいです。カツさんモデル化しましょう。




6’2”のシングルフィンの冬用の柔らかいワックスを落として、夏用のワックスに衣更えです。昨年から結構使っているボードですが、まったく凹んでません。厚めのクロスに補強のパッチも入れているせいもありますが、やっぱり凹まさない私です。

ずっと、70年代風の三角形っぽい形をしたフィンをつけて使っていたので、レイクが効いた少し細身で長いものと換えて乗ってみようと思います。

フィンの位置はレイクが入った分、たぶん前方へずらしたほうが良さそうな感じです。今度波が立ったらこのシングルフィンで行こうと思ってます。



このシングルフィンは、カツさんが70年代のシングルフィンの時代に乗っていて一番調子良かったというボードを再現してもらって作ったボードです。

厚いダウンレールや、70年代のボードそのままのボリュームバランスはまさに70年代の匂いがプンプンです。海でそのボード、ヴィンテージですか?と聞かれたこともあります。

デッキは胸を着けるあたりがほんの少しだけコンケーブデッキになっていますが、基本はフラットデッキ。ボトムはごく浅いシングルコンケーブからフィンBOXの前方からVEEになっていて、VEEのパネルにはそれぞれに浅くコンケーブが入っています。シンプルなシェイプです。

シングルフィンの面白さは、なめらかでスムースな滑走感とルースさです。ノーズ寄りの厚いダウンレールを見ていると、デッキを踏み込んだときのこのレールの感触を思い出します。厚いノーズから薄めのテールへ移行していくボリュームのバランスはとてもきれいで、見るからにスムースにターンしてくれそうです。

新しいフィンは高さがあってさらに踏み込んでいけそうです。どんな反応をしてくれるのか楽しみです。

このシングルフィンでのサーフィンのイメージはこんな感じです(あくまでイメージです)


みなさんもっとシングルフィンに乗りましょう。


最初に、AXXE CLASSICのネックインフルスーツとフラップドライスーツを使われている方にお知らせです。インナーネック、4/3ミリネックインウェットスーツのスーツ内の空気、ドライスーツの首回りのことなど、店頭、ホームページ上できちんとご説明できていないことがありましたので「快適使用のヒント」としてまとめてみました。ホームページのトップとAXXE CLASSICのページにリンク貼っていますのでご覧いただいて、ご不明な点はお気軽にお尋ねください。MENEHUNE BEACH STOREホームページ


さて、先日カツさんのシェイプルームにお邪魔したときに今考えていることをいろいろとご相談させていただきました。ひとつは上の写真のグリーンのシングルフィンをボンザーにしてみようということです。

考えているのは5フィンではなくて、クラシックな3フィンのボンザーです。ボンザーフィンを新しく作ってシングルフィンのボトムにグラスオンしてしまおうという考えです。それでカツさんにサイドにつけるウィングのサイズと取り付ける位置や角度を教えてもらいました。

ボンザーフィンはサイドフィンのようですが、シングルスタビライザーとは違った感覚になります。シングルフィンに乗っているときにはレールを意識して乗っていますが、ボンザーフィンが付くとそのレールがよりがっちりと波に食いつくような感覚で、スピードは確実にアップしていると感じるしターンも伸びます。

いいことたくさんでボンザー大好きなのです。

…が、カツさんのお言葉、「良くなるところもあるけど、失われる部分もあります。」

ボンザーを否定しているわけではありません。でもそのとおりだと思いました。ボンザーはシングルフィンの欠点を補うように作られてきましたが、もしかするとその欠点が面白いところかもしれません。

ひとつは、ダウンザラインでボードが横方向へスライドする感覚。ボンザーフィンが付けばスライドは無くなってその分のエネルギーは前へ進む力になります(きっとそんなリクツ)

トライフィンが登場してきた時代、トライフィンに慣れてくるとカットバックができるということを実感するようになったそうです。シングルフィンでもできていたはずなのに、トライフィンになったことでフィンを使ってターンをしている感覚が強まったせいじゃないかと、カツさん。

サーフィンを始めた最初からマルチフィンが当たり前にあった世代には思いもつかないことですが、そう言われてみると「なるほど」とみょうに納得しました。

シングルフィンしか無かった時代を考えるとボンザーは大きな進歩で、トライフィンは革命的な技術だったと思います。

今はシングルフィン以上に性能がいいフィンシステムがいくらでもあります。そこであえて70年代のボードを真似てシングルフィンを作って乗っているのですから、ボンザーへ進歩させなくてもいいのかもしれません。

シングルフィンのスライドをもっと意識して乗ってみたいと思うようになりました。逆にスライドを上手くコントロールできるようになったら、きっとボンザーは別のボードとして欲しくなるんじゃないかと思います。



そんなことを考えていて、今日は6.2のシングルで突っ込んでみようと思っていたのですが、朝目覚ましがなって起き上がろうとしたら腰がイテテ。波は小さくないだろうし、布団の中でしばらく考えて今日は養生することにしてまた寝ました。

波乗りレポート楽しみにしていた方、どうもすいません。次はシングルフィンでスライド(笑)してきます。





朝はまだ潮が多くてバックウォッシュとの戦い。まとまらない波でしたが、ときおり入ってくる台風らしいセットをうまくつかめばやっぱりいい波。潮が引いてくる時間まで体力を温存しつつウォーミングアップです。

のんびり入っていると引き潮に近づいて水が少なくなって、波がまとまりはじめ、セットがコンスタントに入るようになったら、本番スタートです。

相棒はこいつ。カツカワミナミサーフボードのレトロシングル。ダイアモンドテールの6’2”です。高さがあるきわどいドロップでも、何の問題もなくあたりまえのように安定して滑り降りてくれる頼もしいやつです。

波のフェイスではひたすら速いダウンザライン。リップはアタマの上の方ですが、ボードのおかげで波の上ですっかりリラックスしちゃって最高に気持ちよかったです。

岸まで乗ってプルアウトすれば隣のポイントとのチャネル。波が高いときには駐車場のコンクリートの壁に波が直接砕けるところで、インサイドはちょっとヤバイですがここまで乗ってこれるときはここのポイント本領発揮に近い、いい波。

このシングルフィン、オンショアのヒザ波でも楽しめるし、昨日みたいな台風の波でも楽しめます。カツさんのボードのポテンシャルに改めてリスペクトです。

3時間ほどやってひと休みしたら今度はニーボード。もっと突っ込めちゃう道具です。

センターフィンにナブスターフィンを付けていたのを元のツインスタビの小さめのフィンに変えてやりました。ナブスターフィンってなんだか不思議で、小さいけれど意外に抵抗が大きくて直進性とスピードは出るもののなんとなく動きにくい感じがします。通常の2+1のセッティングの方が動かしやすいように思うのですがどうなんでしょう。

昨日は真木蔵人氏がニーボードで入っていました。やる人は少ないニーボードですが、他の人がやっているのを見ていてもやっぱりニーボードってク-ルだと思います。かっこ良くて刺激になりました。

台風は通過してしまったみたいですが、今日も波はいいみたい。私はゆっくり起きて身体が覚えている昨日の波の余韻を楽しんでいます。

さて、次の波に乗るために身体を整えていきましょう。






ニューボードは7’3”のPRIMOモデルに決めました。どこから7’3”という数字が出てきたかというと、ブランクスのサイズに合わせたらこの長さになりました。

ブランクスというのはシェイプする前の白いウレタンフォームの塊りのことです。もちろんただの塊りではありません。それぞれのブランクスは著名なシェイパーによってデザインされていて、長さや幅、厚み、ロッカーの違いでたくさんの種類があります。

シェイパーはその中から自分が欲しいサイズやロッカーの数値をもとに選んでサーフボードを作ります。

それで、6フィート代後半から7フィート代前半のPRIMOモデルにカツさんが強力オススメなブランクスのサイズが7’3”なのです。

7’2”でも7’0でもいいのですが、カツさんがいいよと勧めてくれたブランクスのロッカーをこの際、端から端まできっちり使ってみることにしました。

素材にあわせた結果の長さが7’3”です。

それに加えて、もう一つの理由があります。

それはロングボードのFLOWが欲しかったからです。

FLOWというのはサーフィンで言うと、波の上でのよどみの無い一連の動きのような意味です。7’3”の長さでシングルフィンなら必然的にロングボードに近い身体の使い方になると思いますが、ボードは断然軽くなります。

カツさんの6’2”のシングルフィンとこないだ乗ったクリステンソンの9’4”のシングルフィンが気づかせてくれました。この2本のボードで乗った波のことを思い出すと楽しくて仕方ないのです。根がロングの私はそういうサーフィンが好きみたいです。

クリスの9.4は、動きが軽快で波のきわどいところに楽にボードを持っていけて、小波でもかなりスリリングに楽しめました。7’3”だったら、さらにきわどさの奥へ行けそうですし、波のサイズがもう少し上がったら…と想像するとワクワクします。だから、7’3”なのです。

そんなサーフィンを自分の中心にして、フィッシュやハルやニーボードに乗って行きたいと思ってます。

これは私のじゃありませんが、こんな感じになります。PRIMOは2本目ですが、トライプレーン・ハルコンボボトムでよく滑って、動いてくれるオススメのミッドレングスです。長さは6フィート代から8フィート代で作っています。

いまから出来上がりが楽しみです。カツさんよろしくお願いします。

こんな感じで乗れたらサイコウ!の二つの動画。ONE CALIFORNIA DAYのデヴォン・ハワード。赤いボードはクリステンソンのC-BUCKETです。


もうひとつはレジェンド!7’6”だそうです。


アイデンティファイの波乗りTシャツ再入荷しました。少量なのでお早めに!




昨日の定休日。朝は結構サイズがありましたが、潮が動いてくると落ち着いてきてコンスタントにムネサイズのファンウェイブ。ゆるく吹いていたオンショアが止んでツルリとした面に変わって復帰戦にはいいコンディションでした。


ボードはカツカワミナミサーフボードの6.2のシングルフィンと自分でリシェイプしたパイポ。


いやー、このシングルフィン最高です。

ちょっとレイト気味に波を滑り降りて、少し溜め気味に軽く体重をかけると恐ろしく滑らかに波のボトムでターンしていました。ダウンザラインはひたすら滑らかで速くて、崩れそうになる波のリップを見ながら追いかけっこです。

少し広めのダイヤモンドテールですが全く関係なく軽く動きます。フィンの位置も前回より少しだけ後ろ目で大正解です。違うフィンでも試してみます。

欲しかったイメージどおりのボードです。あとはイメージに自分を近づけていくばかりです。カツさんどうもありがとうございます。

3時間ほどシングルフィンに乗って、今度はパイポにチェンジ。自分でリシェイプしたやつです。身体にも浮力が欲しいのでトランクスからショートジョンに着替えました(話はそれますが、以前ご紹介したほどけないチョウ結びの結び方。このやり方でナルトトランクスのコシが強くてほどけやすいヒモも3時間ノープロブレムでした。お試しください。)

足ヒレをつけて、沖へ。このパイポは、もう1本持っているパイポよりも2インチ短くしましたが厚みのおかげでかなり浮力を感じます。パドルアウトも楽です。

しかしいつも感じる、この板切れを持って海に出たときの開放感はいったいどこからくるのでしょう。

サーフィンはナチュラルなスポーツだと思いますが、ウレタンとグラスファイバーでできたサーフボードを手放すと、さらにナチュラルな気持ちになれます。

セットのサイズがある波をボトムめがけてストンと落下するようなテイクオフは最高に楽しくて思わず笑いがでます。

何本か乗って気が付きましたが、カツさんが削ったもう1本のパイポの方が調子いい(あたりまえです)。比べてみて、リシェイプパイポの改良すべき点を見つけました。

きちんとフィードバックして、パイポのオーダーをいただいている方たちのシェイプに生かしたいと思います。楽しみにお待ちください。

フィッシュテールのリシェイプパイポはもう少し削り込んでみます。

さんざんバタ足でパドルアウトして疲れたので、もう上がろうかとクルマへ戻って海を見ていたらまだまだいい波が入ってくるので、やっぱりもう少し、とまたシングルフィンを抱えてもう1ラウンドすることに。

2ラウンドめのシングルフィンはムネを付く位置も確実に把握できて、どんどん波を捕まえられて昨日はもう最高の波乗り復帰デーでした。

腰は少し痛いですが、これまでのトレイルを長時間走った後と同じような感覚なのできっと大丈夫だと思います。

いやー、パイポとシングルフィン最高です。







カツさんにシェイプしていただいた一番新しいボードはシングルフィンです。出来上がったばかりのこのボード、早速ワックスアップして海に浮かんでみました。

ボードのバランスをパドルしつつ探りながら沖へ向かっていると、心の準備もできていないのにいきなり目の前に絶好のタイミングで波が盛り上がります。見逃すことも無いのでボードの向きをくるりと変えて岸へ向かってパドルを始めるとすぐにテールが持ち上げられてボードが滑り出します。広めに取ってもらったテールのおかげで波のキャッチはイメージどおりです。

ツインとは違う、久しぶりのシングルフィンのレールを意識しながらの波乗り。抵抗が無くスムースで速い。ショルダーが無くなりそうになったのでボトムからボードを波の上方へ上げつつカットバックの体制に入ります。

ちょっと引っ掛かり気味だったのはフィンの位置のせいかと思いながらも一発目からいい感触です。シングルフィンではベースがしっかりしていて、先端にかけて細身の高さがあるフィンを好む私ですが今回はあえて小さめでレイクが少ないクラシックなタイプを選んでみました。フィンの位置はテールから手の平で測ったいつもと同じ位置。ちょっとひっかかり気味でしたが今日はこのまま変えずに使ってみることにします。


(家に戻ってフィンの位置を1インチほど後方へずらした写真です)

そもそも突然にこのサイズのシングルフィンを作ろうと思い立った理由は、以前もブログで書いたと思いますが自分の波乗りのスタイルを見直してみようと考えたからです。




この続きはメルマガとして配信させていただきました。メネフネニュースレターを登録されている方にはメールをお送りしました。登録されていない方は左のリンクからご登録いただくか、バックナンバーをクリックしてご覧ください(バックナンバーに反映されるのに多少時間が掛かる場合があります)

<現在、メルマガの配信サービスは休止中のため以下へメルマガの内容を記載いたしました。>

シングルフィンのスタイル

カツさんにシェイプしていただいた一番新しいボードはシングルフィンです。出来上がったばかりのこのボード、早速ワックスアップして海に浮かんでみました。

ボードのバランスをパドルしつつ探りながら沖へ向かっていると、心の準備もできていないのにいきなり目の前に絶好のタイミングで波が盛り上がります。見逃すことも無いのでボードの向きをくるりと変えて岸へ向かってパドルを始めるとすぐにテールが持ち上げられてボードが滑り出します。広めに取ってもらったテールのおかげで波のキャッチはイメージどおりの速さです。

ツインとは違う、久しぶりのシングルフィンのレールを意識しながらの波乗り。抵抗が無くスムースで速い。ショルダーが無くなりそうになったのでボトムからボードを波の上方へ上げつつカットバックの体勢に入ります。

ちょっと引っ掛かり気味だったのはフィンの位置のせいかと思いながらも一発目からいい感触です。シングルフィンではベースがしっかりしていて、先端にかけて細身の高さがあるフィンを好む私ですが今回はあえて小さめでレイクが少ない三角形をしたクラシックなタイプを選んでみました。フィンの位置はテールから手の平で測ったいつもと同じ位置。ちょっとひっかかり気味でしたが今日はこのまま変えずに使ってみることにしましょう。

そもそも突然にこのサイズのシングルフィンを作ろうと思い立った理由は、自分の波乗りのスタイルを見直してみようと考えたからです。ご存知のとおり私はログのスタイルにあこがれてロングボードで波乗りをはじめました。ロングボードからクラシックつながりでトランジションタイプのボードに興味を持ち乗り始めたのは2001年ごろからです。

ロングボードはずっとやってきて一応、スタイルみたいなのは固まっているのですが、短いボードはVEEボトム、フィッシュ、ハルなどいろんなボードに乗ったせいか一貫したスタイルが無いなあと最近思っていました。そこでいろいろと考え、自分の中で確立したいスタイルとしてイメージしたのがシングルフィンでした。

レールと1本のフィンを使ってロングボードに乗っているイメージを持って、ロングボードのような身体の使い方で波に乗ってみようと考えました。そこで選んでみたのがシングルフィンのショートボードでした。シングルフィンの流れるようなスムースなサーフィンがイメージです。

それにはどんなボードを作るか?まずはシェイパーの川南活さんと相談です。話しをしながらブランクスを見て、ロッカー、レール、ボトム、全体のサイズなどボードのイメージを作っていきます。

波のサイズは私がよく入るポイントに多いモモ・コシサイズから上はアタマちょっとくらいまでを想定しました。イメージするスタイルには小さい波でもボードの浮力で走ることができるくらいの浮力が必要だと考えました。

そうやって出来上がったのが、長さ6′2″、幅21″、厚さ2″5/8のダイアモンドテールのシングルフィンボードです。波のキャッチングが楽でたくさん波に乗れ、小さな波でもボードの上で軽くヒザをまげてレールを入れてあげれば、何もしなくても横に走ってくれる浮力をキープしています。全体的にボリューム感があるのでドルフィンスルーが少し心配でしたが、特に問題なく沈めて波の下をくぐることができました。

初入水はすぐに風が入ってきて、波の面をだいなしにしてしまったので数本だけでしたがどうやらイメージしていたとおりのボードが出来上がった手ごたえ充分です。

ダウンレールをしっかりと波に食い込ませたときのスピードは真面目に身体が置いていかれるようです。このシングルフィンに乗り込んでいってフィッシュも同じスタイルで乗れるようになりたいと考えています。

カットバックでちょっとひっかり気味だったのはレイクが無いフィンを前に付けすぎだったと考えています。おそらくいつも使っているフィンよりもレイクが少ないのでもう少し後方に取り付けていいのかもしれません。フィンはとても重要な要素です。今回はあえていままで使ったことが無いタイプをチョイスしましたが、使い慣れた形のフィンやハルで使うボランのフレックスで試してみようと思っています。

なんにしても。いいボードが出来上がりました。カツさんいつもありがとうございます。

2012年5月26日
Visitor Map
Create your own visitor map!