MENEHUNE BEACH STORE 店主のブログ
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プロフィール
HN:
menehune
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
サーフショップやってます
趣味:
ランニング、作文、お絵かき、料理、丸太切り、丸太割り、波乗り
自己紹介:
2001年のオープン以来、ロングボードをベースに、フィッシュ、ボンザー、シングルフィン、ニーボード、パイポとさまざまな種類のサーフボードを作り、試してきました。
 気が付けば還暦が近づいてきていますが、浮力を頼りにしながら、カラダもキープして、人生の荒波にチャージしていきたいと思っています。
 2006年に始めたこのブログ、サーフィンの他にランニングなどのフィットネスや食べ物、フツーの普段の生活のことなども綴っていきたいと思います。
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LET IT ROLL demo from mo3store on Vimeo.



活さんの古い動画です。個人的にはつい最近のように思えてしまいますが、もう15年以上も前のことなのは、それこそ夢みたい 笑。

私も良く知っている、逗子や鎌倉のリーフから、後半の大きな波はフランス バスクです。PARLEMENTIA、パレメンティア、ギタリーなどと呼ばれている大きな波が立つポイントです。




乗っているのは、8’4”のトライフィン。OKIDOKIの元になったシェイプです。やっぱり、8’4”という感じでもありますが、まだプリモというモデルはありません。2004年です。


昨夜、久しぶりにこの動画を見返しました。10数年経って改めて思ったのは、サーフボードが波の上をよく走っているということです。

活さんのボードに乗っておられる方なら、うなずいていただけると思います。波の上を滑るスピードやスムースさは特別なものがあります。風で面が荒れ気味の波でも、とにかくスムースで速い。

シェイプのときに一番気にかけているのは、そこです。ボトムのどこを削って、どこを残すか。活さんの眼にはきっと、ボトムのラインに沿って流れていく水流が見えているに違いありません。

スポーツは何でもそうですがスピードって大事です。技術や経験などをスピードがあることで乗り超えてしまうことってあります。サーフィンも同じだと思います。

だから活さんのシェイプ、ハマるのです 笑。


動画の中の光景、今はもう見られません。ビーチの砂がたっぷりあって、植物も生えています。ビーチと石造りの擁壁がうまく溶け合っているように感じます。この後に作られた擁壁は何か無機質な感じで、海と陸の境目で、陸が海を拒絶しているように見えてしまいます。







ユーズドボードのページに、9’0のロングボードをアップしました。MENEHUNE BEACH STORE

見てもらいたいのは仕上げです。私たちは、研ぎ止めと呼んでおります。言葉が内容をそのまま表している、とても良い呼び方だと思います。英語だと、サンディンググロスフィニッシュということになるんでしょうか。画像を見てください。ツヤ消し仕上げですが、光沢を感じる表面には周囲の物が写り込んでいます。


サンディンググロスは、フィッシュやミッドレングスなど昨今のいわゆるオルタナティブボードの仕上げによく使われます。それでも上の画像のように、周囲の物が写り込んでしまう、このボードの仕上げとはちょっと違うと思います。

ツヤ消しの仕上げでも光沢を感じるのは、このロングボードののラミネートの工程が、ポリッシュしてピカピカに仕上げるのとほぼ同じだからです。

シェイプされた状態のサーフボードは、ガラスクロスに樹脂をしみ込ませラミネートされて固まります。そこからサンディングできるようにホットコートをかけてサンディングされます。

ピカピカのバフ仕上げにするときは、そのサンディングされた状態からさらにもう一度ツヤ出し用にホットコートを乗せてから磨いていって、最終的に鏡面のようにピカピカに仕上げます。

このロングボードはその最終的な仕上げをピカピカではなく、目が細かいサンドペーパーで研いで仕上げます。なので、ツヤ消しだけれど深みがあってツヤを感じる仕上がりになってきます。同じサンディンググロスでも違うのです。

ピカピカのポリッシュ仕上げと同じ手間がかかっています。ですので、カツカワミナミサーフボードはピカピカ仕上げも、ツヤ消しの「研ぎ止め」(サンディンググロス)も同じ価格になります。

二回目のホットコートを使わずにサンディンググロスで同じようにつるりと仕上げることもできます。工程が減る分、価格は安くなります。同じようにつるりと仕上がっていても、見ると違いは分かります(重量や強度も)。

意図的に重量を付けることが多い、カツカワミナミサーフボードのラインアップには、やっぱり「研ぎ止め」のサンディンググロスがしっくりくるように思います。何より仕上がりがきれいです。

マンゴーイエローのロングボード、見に来てください。きれいですよ。





ウェブサイトの活さんのページ、いろいろといじっている最中です。ロングフィッシュとダイアモンドテールのシングルフィンのカテゴリーを新設しました。今まで、サイトには掲載していなかった長いフィッシュの画像を載せましたのでチェックしてください。

ダイアモンドテールのシングルフィン、これまではホットマンゴーのシングルフィン版という扱いでした(使う定規が同じなので)が、ロッカーもボリュームのバランスもホットマンゴーとは違うものなので、LAVEE同様にシングルフィンのモデルとして独立させました。

ダイアモンドシングル、素敵なシェイプです。このボトム、見に来てください。


ノーズからテールまでのコンケーブとレール、そしてエッジが絶妙にブレンドされたボトムです。いろんな意味で、70年代から現代までの長い時間が積み重なった集大成的なシングルフィンだと思います。

ずいぶん昔から乗ってきて、いままでクローズアップしてこなかったのが不思議なくらいです(他にいろいろあったんです。ブギーとか…)最初は9年前です。6’2”のグリーンティントのダイアモンドテール。このボードは最高でした。(オンショアでも遊べるのです。)

それから、このカタチのままボンザーにするのも良いので、ボンザーバージョンも同じダイアモンドシングルのページに載せております。以前に乗っていたのは6’3”のマンゴーイエロー。3フィン、5フィン、どちらでもOKです。

ロングフィッシュは、これまでもたくさん書いてきていますので、調子いいのはお分かりだと思います。ロングフィッシュ、まあ言ってみればミッドレングスのフィッシュです。フィッシュテールでツインフィンなので「フィッシュ」と言ってはおりますが、短いフィッシュ、かっこつけてサンディエゴフィッシュなどと呼んでいるものとは別のものです。(でもフィッシュですが)

ミッドレングスというとプリモに代表されるようにシングルフィンが思い浮かびますが、それと同様に楽しめて、シングルとはまた違う感触でマニューバを楽しめるボードと思ってもらって間違いありません。フレンドリーで面白いのはシングルと同じです。

ということで、ダイアモンドシングルとロングフィッシュのページを新しく作りましたので、MENEHUNEウェブサイト、チェックしてください。

MENEHUNE BEACH STORE ウェブサイト


昨日は車のバッテリーを交換してきました。エンジン始動のスターターの感じがなんとなく変わってきたようなので、改めてバッテリーの日付を見たら2012年(今のカングーに乗り始めたのは、2018年)。こりゃダメでしょうと、エンジンがかけらなくなる前に交換してきました。

右のグリーンのが今のカングーです。昔乗っていたイエローは、16万キロほど走っておりましたが、いつも修理してもらっているこの整備工場で代車としてまだ走り回っております。


帰る途中に、ご近所のハワイで昼飯を食べてきました 笑。ロゴマークとグラフィックが懐かしいブルーハワイです。







ダイアモンドテールのシングルフィンが出来上がりました。ストックボードとして作ってもらったボードです。見て下さい、このラミネートの仕上がりの美しさ。


フィンはWAHOOです。シングルフィンできれいにスムースにマニューバしてくださいというセッティングです。ベストのポジションにマーキングしました(もちろん個人差あります)。


アウトラインにホットマンゴーを使っているので、これまではホットマンゴーのシングルフィンとしておりましたが、今後は「DIAMOND SINGLE」(ダイアモンドシングル)というモデルにしようと思います。

というのは、テンプレットはホットマンゴーを使っていますが、ブランクスは全く違うものを使い、シェイプのコンセプトも違い過ぎるからです。

ロッカーやボリュームのバランスは使用するブランクスでほぼ決まってきますが、このダイアモンドテールに使っているブランクスは国内では活さんしか使っていないものです。供給元は、活さんのためにだけこの品番のブランクスを輸入してくれています。

6’4”が推奨のサイズで、6’2”~6’6”で作ることができます。このサイズのシングルフィンを作るのに、そのブランクスのロッカーやボリューム配分が最高なのだそうです。シングルフィンの時代にリアルタイムで活躍されていた活さんの経験あってのことだと思います。

材料が違えば似たようなものは存在しても、同じものは他にはありません。そういう意味では、このダイアモンドテールのシングルフィンは、まさに他に同じものが絶対に無い「唯一無二」の存在だと言うことができます。

ボードの性能は実証済です。外観はクラシックでもボトムはモダンなコンケーブボトムです。今まで抜けられなかったセクションも抜けられるスピードと、70年代よりもマニューバが容易に楽しめるシェイプです。

ちょっと前にブログで紹介した、デイブ・パーメンターのウィドウメーカー、覚えていますか?


比べてみましたがアウトライン、ボリュームの配分など驚くほど似ています。活さんはもちろん、このボード見ていません。ブランクスは違うと思われます(ウィドウメーカーに使っているのもクラシックなボード用のブランクスです。)

このダイアモンドシングルも、ステファニー・ギルモアに乗ってもらいたい 笑。

ダイアモンドシングル、まさにレジェンドのシングルフィンという風格です。書いていて鳥肌立ってます。


ショップにありますので、見に来てください。サイトには後ほどアップロードします。

それから、こちらもやっぱり唯一無二。BOOGIEのユーズドボードが入荷しました。


MENEHUNE BEACH STORE ウェブサイトご覧ください。






長いフィッシュが人気です。どんなもんだろうと関心を持っておられる方が多いみたいです。長さで言うと、6’8”や6’10”というようなサイズから7フィート代、長いのは8フィートまで。(今のところ、一番長くて8フィートまでになります。)

長いフィッシュと言っても、BONITAやKK FISHをそのまま長くしたものではありません。どちらかというと、シングルフィンのプリモのテールをフィッシュにして、キールフィンを付けたという方が正しいかもしれません。(テールエンドのコンケーブの入り方が違いますが…)

プリモのあの走り(滑り)でフィッシュになったというなら…とプリモに乗られている方からのオーダーも多くあります。プリモ大好きなんで、このフィッシュもお願いします!なんていう感じです。

最初は私のほんの思い付き。最初の一本です。オーダーシートに8.0BONITAって書いてありますね。今、思うと思いついてすぐ作れるこの頃がうらやましい(どういうことかは後ほど)。

長いフィッシュ、プリモと同様に、もしかしたらそれ以上に良く走ります。フィッシュというデザインの特長でもあります。シングルのプリモよりも細かい動きをしてくれます。カットバックのような大きなしっかりしたターンであったり、スープの下のわずかに残った斜面でのターンであったり、シングルとは違う軽さがあります。走り過ぎて、波の先まで出てしまってもそこから結構な勢いで戻る(カットバック)ことができます。

私はバックサイドで滑るときの独特の浮遊感が気に入っています。プルアウトはテールをポンと軽く蹴ってあげれば波の裏側へ飛び出していきます。シングル好きなだけに、シングルと違う点が面白い。

私の8フィートは最初の一本で、その後にいろいろなアイデアも出てきているので二号機をそろそろ作りたいのですが、ブランクスがなかなか来ない。

入荷してきたとしても、お待ちいただいている方のシェイプに先に使う予定です。私のはしばらくお預け。今の8フィートにもっと乗れということですね(ニーボードも…)。

カリフォルニアはワクチン接種が進んで、コロナ前に戻りつつあるようなので、期待したいと思います。いやしかし、クラークフォームが無くなってしまったのは2005年、もう16年前のことですが、あのときはサーフボードが無くなってしまうと、カリフォルニアやハワイではサーフボードの値上げや買い占めが起こったりもした大変な出来事でした。

あとで考えると、そんなに慌てなくても…というところにそれほど時間もかからずに落ち着いたのです。原因は違えど、今はまたそういう時なんだと思います。

平時よりも少なくはありますが、ブランクスは定期的に入荷してきています。お待ちいただいている方々にはいつもより時間がかかってしまって申し訳ありません。でも待たなきゃ出来上がりません。いい板作りますので、楽しみに首を長~くしてお待ちください。


昨日は海へ行きたいのはやまやまでしたが、波が言うことを聞いてくれなさそうなので近所のトレイルを走っておりました。晴れ間が出れば、気持ちいい季節です。


細いトレイルにはコジュケイの親子が…。


そんなんで、身体をいじめすぎて今日はちょっとスローです。

AXXE CLASSICのサーフ用Tシャツ入荷しました。しっかりした生地です。夏の波乗りの日焼け予防、擦れ防止にお使いください。ランニングにも使えます。

サイトのAXXE CLASSICのページをご覧ください。





オフショア、ヒザ波。たまにハラくらいのセットも来ますが、ショートボードには厳しいパワーレスな波です。

こんなコンディションを待っていました笑。ログへのカムバックにばっちりです。丸いレールで大きいフィンの長くて重たいボードに乗るの久しぶりなんです。乗り方忘れてないか?股関節とか腰とか痛くならないか?心配なのです 笑。

海に持っていって広いところで改めてみると、いい形だと再認識します。アウトラインきれいです。ボトムはノーズからテールエンドまでひたすらスムース。ロッカーは自然に入っています。


フィンはグラスオン。ロービングで滑らかに固定されています。


ずっと細身のPIGに乗っていたので、23インチ幅はかなり幅広の印象あります。動くんですか?これ?という感じです。最初の赤いログと同じ形です。七年前と同じ気持ちで海に浮かべてみました。

いまさらですが、浮力は凄いものがあります。大きな浮力体の上に乗ってパドルで進める感じ、ひとかきでスッと大きく進んで行ってくれます。そうですコレです。この感じが良いのです。腹ばいでも、ニーパドルでも気持ち良く進んでいきます。

テイクオフはやっぱりグライダー。ノーズとテールがとんがっているから、グライダーという訳じゃありません。重要なのはやっぱり浮力とスムースなボトムだと思います。11フィートあればいいですが、9’6”だったらラウンドノーズと幅広のスクエアテールの方が浮力はあります。見た目じゃないのです。

とにかくテイクオフが気持ちが良い、緩い波をフワッと持ち上げられたと思ったら、スルスルと滑り出します。

最初のうちはコントロールに戸惑いましたが、常にボードにしっかり体重を乗せておくこと、ターンはまっすぐ体重を乗せること。いくつか思い出せば、あとはロックンロールです 笑。

トリミングしながら緩い波を乗り継いで、インサイドまで行ければ成功。活さん、いい板作ってくれました。ありがとうございます。


先日入荷した、このストックのログも基本的には同じシェイプなのですが、改めてチェックしていたら、フィンの先からセンターの少し先くらいまで(つまりボードの真ん中あたり)のボトムに、活さんが面白そうなパートをプラスしていることに気が付きました。こいつもよく滑ってくれそうです。


グラスオンにしなかったのは、違うフィンでも試せるようにと考えたからです。プリモフィンでも面白そうです。


ログ、またまた楽しくなってきました。次はしっかりした波でやりたいです。

ウェットはオール2ミリのフルスーツ。AXXE CLASSICのオートジップでちょうどいい感じでした。私にとってはシーガルの代わりです。


早朝や昨日みたいな曇りの日なら、シーガルか薄いフルスーツ(オートジップだけでなく、ZEROのコブラもオススメです)か、人によってはスプリング。天気が良い日中なら、ショートジョン(若者はトランクスでも大丈夫です)、もうそんな季節です。

曇りの日でも紫外線は強いので、テレワークの画面に真っ黒い顔を出したくなければ日焼け止めはきちんと塗りましょう。

やっぱり波乗りは楽しいです 笑。

しかし、小波と言えども重たいログをコントロールするのは、かなり足腰使います。いい波できっちり波乗りした後と同じような疲労感が残ってます。





お知らせ:6月7日(月)はお休みいたします。よろしくお願いします。


ひょんなことから私のところにこいつがやってきました。MINI 5、MINIモデルのボンザーモデルです。個性的なボードが多い、活さんのラインアップの中でもかなり個性的なカタチをしています。

アウトラインはワイディストポイントが前寄りにある、しゃもじみたいなアウトラインです。どのくらい前寄りなのかというと、ノーズに「KATSU」のロゴマークが見えますが、そのちょうど「U」のあたりにワイデストポイントがあります。

こんな感じです。


KK FISHも同様ですが、他にはあんまり無いカタチだと思います 笑。

でもこれが調子いいのです。以前、乗っていたことがありますが、何度もいい思いをさせてもらっています。広い丸いノーズでワイデストポイントが前寄りにあると、テイクオフのときに前方へ体重を乗せていけるので、アドバンテージがあります。それでいて立ち上がるとノーズの幅は感じない動きの軽さです。

MINI5に似ているアウトラインがニーボードにあります。70年代に作られていたツインフィンのニーボードです。

当時はマニューバの過激さでは、スタンディングのサーフィンはニーボードにかなわなかったはずです。そのニーボードのデザインとして使われているのですから、理にかなっている形なんだと思います。

MINI5のプロトタイプの写真があります。日付は2007年5月になっています。初代カングーがまだピカピカです。

これが最初の一本だったと記憶しています。今よりも普通です。ここから始まって試行錯誤をした結果、ノーズがより広く、テールはより細くなり、今の個性的な形が生まれたのです。上のニーボードも同じようにして作られたのかもしれません。(KK FISHもそうやって生まれました)


私が入るリーフのポイントに多い、マッシーな波からもスピードを引き出してくれるのがこのボンザーフィンです。ボンザー自体、見た目からして個性的なフィンシステムですので、いろいろと誤解されがちですが普通に使えます。サイドフィンというよりは、シングルフィンの性能をアップさせてくれるように機能します。シングル好きなら気に入ると思います。

ワイドノーズと幅、厚みがあるので6フィート前後のサイズでも、じじいにも安心なのです(これ、大事です)。MINI 5(ミニファイブ)、楽しみがまたひとつ増えました。




波が上がりそうな予想なので、リペア工場とシェイプルームの移動のあいだに入水しようと、ウェットとボードを積み込んでいつもより早めに出発しました。途中、リペア職人から連絡が入り、波があるので海で会いましょうということに。

波はコシ・ハラ。風が入ってますが波乗りするのには影響ありません。しかも、このあと潮が動いてもう少しアップしてきました。


腰痛、肉離れ、腰痛再発と経て(笑)ひと月ぶりの入水です。嬉しくてたまりませんが、果たして身体、動くのかいな?

ボードはこれ。大好きなプリモ 8’4”です。いろんな意味で、身体への負担が一番小さいボードとも言えます。つまりリハビリには最適。



天気が良くて日差しが強くて暑いのですが、水はひんやりしていて気持ちがいい。ウェットは、2/1ミリの水が良く入る夏用のロンスプで入りましたが、日差しの下ではもう暑い。天気が良ければショートジョンでも大丈夫そうです。

沖へ出た途端に入ったセットを捕まえて乗ってみて、すぐに分かりました。身体、全然動きます。パドルは問題ないし、足腰、体幹なんてしっかりしたもんです。日頃、やっていることは間違えていなかったと実感しました。

8フィートのフィッシュばかりに乗っていたので、8フィート4インチのプリモは久しぶり。でもやっぱりこのボード、最高です。

滑り出しが速いのはもちろんです。最高なのは滑りのなめらかさと、そのスピードです。ミッドレングスから、ロングボードのサイズまで作っているプリモの人気の理由です。

ボードコントロールにはレールエッジが効いています。コンケーブとレール、そしてエッジでターンをしっかり支えて、シングルですがしっかりとドライブしてくれます。シングル以上に動きますと良く言うのは、そういうことです。

面白いくらいに走ってくれます。活さんマジックです。とにかく波の上を滑らせるのが面白くて気持ちがいい。

何本も乗って、1時間半ほどですっかり満足して上がりましたが、思ったのは結局のところいちばん大事なのは波を滑る性能じゃないかということ。プリモとロングフィッシュ、スピードではいい勝負です。走るラインも違います。そしてどちらも、ただシンプルに波を滑ることが楽しい。

ターンではそれぞれの性格が強く出てきます。フィンの違いです。そこはそれぞれに楽しむところですが、やっぱり大事なのは波をまっすぐ滑っているときのスピードと滑らかさ。そこの性能がしっかりと備わっていることが大切です。

波を滑ってあんな気持ちにさせてくれるんだったら、フィッシュでもシングルでも何でもいいじゃんって、突き抜けてしまうくらい昨日は面白かったです。

やっぱり活さんすごいです。なので、新しいロングフィッシュ、早く作ってください 笑。もちろん8’4”のプリモも手放せません。


海から上がって最高の気分でシェイプルームへ行ったら、活さんがちょうどプリモをシェイプされていました。このボトムとレールが気持ち良いのです(正確には、ロッカーとボリュームがそこに加わります)。


昔のシングルフィンではスライドしてスピードをロスしてしまったところを、このレールとボトムがホールドしてスピードに乗せてくれます。シングルフィンの時代からサーファー/シェイパーとして活躍している活さんならではの現代のシングルフィンのシェイプだと思います。

いろいろな状況が重なって、ブランクスの入荷が遅くなっているため出来上がりまで時間がかかってしまっておりますが活さんは気力充実、やる気たっぷりです。時間がかかる分、じっくりシェイプしてるみたいです(と、話していて感じました)。

波を気持ちよく滑る道具(特に小波を)が出来上がりました。私のと同じシェイプ。ノーズコンケーブ無しのタンカースライダー。ボランクロスでラミネートしました。レングスは9’6”。ストックボードです。今日は強風なので、後ほどアップいたします。


波乗りがこんなに楽しいのは、活さんのおかげです。



お知らせ:6月1日(火)はお休みいたします。よろしくお願いします。

長いフィッシュが人気です。8’0、7’10”、7’8”、6’10”、6’8”と皆さんそれぞれに思い思いのサイズでオーダーいただいております。


フィッシュというと活さんのラインアップには、いくつかのモデルが存在しています。一番古いのはKK FISH、そしてBONITA FISH、BOOGIEはフィッシュと呼べるかどうか微妙なところですが、それぞれが個性を持っているモデルです。

ロングフィッシュはそれらのサイズをただ長くしたということではありません。KK FISHは長くは出来ません。どうしても長くしてみたいという方には、BOOGIEをお勧めしますがBOOGIEは6フィート限定です。(本当は7’2”を作ったことがあります…秘密にしてました 笑。でも、長いBOOGIEどうですか?一度乗らせてください。)

話がそれましたが、ロングフィッシュとクロスオーバーしてくるのは、BONITA FISHです。サイズ的には6フィート代です。今まで私がビッグフィッシュと呼んで、いくつか乗っていたフィッシュのことですが、ロングフィッシュはそれとはまた違うものです。

コンケーブとレールがプリモと同じなので、プリモフィッシュとも呼ばれています。私はビッグフィッシュよりも長いので、最初に作ったときにロングフィッシュと呼んだのをそのまま使っているだけで、どちらも同じものです。たくさんの方に興味を持っていただいているので、きちんと名前を決めなくちゃいけませんね。

ビッグフィッシュは6フィート代後半のサイズで作ったクラシックフィッシュをコンセプトにしたフィッシュを、そう呼んできました。

ロングフィッシュはそれとは違います。ロングフィッシュの6フィート代(なんか変…)は、BONITA FISHを長くしたものじゃなくて、ロングフィッシュを短くしたものなのです(やっぱり名前決めなくちゃ)。

ですのでサイズが同じ6’8”でもBONITAとは別のものなのです。

ロングフィッシュ、面白いです。スピードはおそらく今までのモデルの中ではピカイチ。ターンは結構ルース(BONITAと違うところです)。それをコントロールするのが面白いのです。


クラシックなフィッシュだと、シングル、ダブルフォイルに関わらずフィンがきっちり効いてくる感じですが、ロングフィッシュはそのつもりでターンさせようとするとクルっと回り過ぎてしまいます。

それじゃあ難しいのか、と言うとそうでも無いみたいで、皆さんうまくコントロールして楽しんでおられるようです。フィッシュよりもツインフィンに近いんでしょうね。乗り慣れると手放し難くなるのはアレ、8’4”のプリモと同じです。

そんなのがロングフィッシュです。今は出来上がりまでいつもより少しお時間をいただいておりますが、楽しみにお待ちください。








ブランクスがやっと届いて、ダイアモンドテールのシングルフィンのシェイプが始まりました。ショップのストックボードです。

シングルフィン専用とも言える、ロッカーとボリュームバランスのブランクスを使っています。シングルフィンはシンプルなだけに、まずはしっかりしたベースが必要です。


ブログをずっと読んでいただいている方ならご存知だと思いますが、6~7年前にトライフィンに乗ろうとしていた時期があります。オキドキやホットマンゴーなんかでトライフィン作りました。

もちろんそれまではシングルフィン(もしくはフィッシュ)ばかりで、トライフィンは本当に久しぶりだったのです。そうしたら、久しぶりのトライフィンに始めは苦戦しました。性能的には優れているはずのトライフィンなのに曲がらない。

シングルフィンの乗り方ではトライフィンは動かないのです。フィンによる違いを多いに体感したのですが、それならば当然シェイプも違うはず…ということで、同時にシングルとトライの違いを勉強いたしました。

ミッドレングスやオルタナ系のボードの人気が高まったせいか以前と比べると、シングルフィンはかなりポピュラーになって多くのサーファーに受け入れられるようになったと思います。ちょっと前まで「シングルフィン」と言うと、興味が無いか拒否反応まで示す人がほとんどだったことを考えると、シングル好きには嬉しい状況です。

活さんのシングルフィン、クラシックなもの、モダンなものといろいろありますが、どれも調子いいです。シングルフィンの時代をリアルタイムで経験してきたサーファー・シェイパーだからこその強みがあります。

シングル好きは試さない手は無いと思います。


サーファーズジャーナルを購読されている方は、日本版25.1のデイブ・パーメンターの記事、読み直してみてください。映像がこれですが、ここでは再生できないのでクリックしてVIMEOで見てみてください。興味があれば、こちらもあわせてご覧ください、過去のブログのシングルフィンカテゴリーの記事です。

must we burn the single blade from The Surfer's Journal on Vimeo.




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